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作者: ロストメイドウィン&彩都 (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編
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*14*
リクヤ
「こういうのってソラミの城と似たようなものなら玄関前は見張りがいるよね!」
陸人
「じゃあ壁から抜けるか!?」
雪
「それは後々面倒になる!正面から抜けるしかない!」
雪
「ただし殺さないようにやってくれ!」
陸人
「………ってことは、毒は使えねぇなぁ」
リクヤ
「俺がなんとかする!雪さんが使えるなら俺も出来るはずだ!」
リクヤ
【メイドウィンブラスト!!】
リクヤは扉の先に大きな穴を作り、見張りを落下させる
リクヤ
「結構大きめの穴を作ったから這い上がるのには時間が掛かるはずだ」
雪
「穴って………まさか、前のメイドウィンの技を………」
リクヤ
「なんか良さそうな技を思いつかなかったんで受け継ぐ事にしたんです」
リクヤ
「あ、大丈夫ですよ、生き物に穴を開けるとかはしないんで」
陸人
「す、すげぇな、メイドウィンって………」
リクヤ
「まぁ、仮にも神様だからね?」
海斗
「皆、扉を開けたら大きく飛ぶよ!」
「「「「せーーーのっ!!」」」」
玄関の扉を開け、4人はジャンプして穴を越えていき………そのまま外へ走り抜けた
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海斗
「で、ここからどうするの?」
陸人
「剣士を探す!ああいうのは愛で動いてくれるからな!」
雪
「いや、それは彼が特別なだけだからね!?」
リクヤ
「マガフォンで誰かに知らせることは出来ますか!?」
雪
「時空監理局が崩壊したから電波が繋がってない、直してもいないからガラクタだよ」
海斗
「くっ………なら外部に連絡することも不可能か!?」
雪
「………メールならオフラインでもできたはず」
陸人
「おお、すげぇ………でも」
雪
「文字打つ暇がなーーーーいっ!」
リクヤ
「逃げるぞ!とにかくどこかへ!なんでもいいから!」
雪
「うん………遠くへ………急がなきゃ」
雪の動きが段々乱れていく
雪
(あれ?)
雪
(おかしいな………なんで足が動かないんだ)
雪
(足がふらつく………ダメだ、もっと頑張らないと、もっと………)
リクヤ
「雪さんの動きが………なんで!?」
海斗
「…………そうか、盲点だった!」
陸人
「何が!?」
海斗
「ほら、陸人は分かるだろ?雪さんは精神的に追い詰められてたから痛みを感じない!」
海斗
「今は人間だから体力も無限じゃないんだ!さらに今は女性だから俺たちと比べて体力も少ない」
海斗
「体が疲れ始めてる事に気付いてないんだ!」