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作者: ロストメイドウィン&彩都 (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編
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『第3巻』
【盗んだ小娘で走り出す】
雪
「えーと、すみませんでした、ちょっと急いでて………」
「あっ、お気になさらず」
海斗
「あっ、そうだ!ついでに聞いておきたいんですが、この辺りに休める場所ないですか?」
陸人
「出来れば俺達が向いてる方の方角で頼む」
「え?でもこの先に里がありますのに」
リクヤ
「里だけは無理なんです!」
「いたぞー!!」
リクヤ
【メイドウィンブラストーー!!!】
後ろから見えてきた追っ手の真下に穴を作り、追いかけてきた者を下に落とす
雪
「しまった、もう近づいてきた!?」
リクヤ
「このままじゃどんどんここに近づいてくるな………穴を開けたからあそこには戻れないし………」
「はわわ………」
海斗
「ど、どうするんですか? 」
リクヤ
「………う、迷っててもしょうがない!このまま前へ突っ切るぞ!」 ガッ
「えっ」
雪
「ちょ、ちょっと!?」
海斗
「ストップ!ちょっとストップだよリクヤさん!」
陸人
「幼女誘拐は犯罪だぞー!」
雪
「そうじゃなくて!なんで手繋いで走っちゃってるんですか、もうー!」
…………
熊
「ルルルルルァ!!」
狼
「オオン!!」
蛇
「シャーーー!!」
陸人
「やっべ、野生動物だ!」
リクヤ
「忍者じゃないなら楽な相手だ!追い払うぞ!」
陸人
「ブレン毒霧!」ブシー
海斗
「メテオストームパニッシャー!!」
雪
「パッチワーク・ブレイブキャラバン!」
雪
「龍剣アルバトリオン!!」
猛獣
「「「グワーーーーッ!!」」」
4人はそれぞれの力を駆使して襲い掛かる獣を薙ぎ払う
リクヤ
「あっ!あれ!」
走っている最中、リクヤは少し穴の空いた小屋を見つける
リクヤ
「ひとまずあそこに!」
海斗
「分かった!」
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小屋に入った後、リクヤは玄関前に落とし穴を作り、海斗は雪を床に寝かせた
雪
「べ、別に寝る程でもないよ」
海斗
「そんなことありませんよ、今の貴方は脆いんですから」
雪
「脆い、かぁ………」
「…………」
陸人
「まぁ、それはそうとさリクヤさんよ」
リクヤ
「………ああ、そうだね」
リクヤ
「ノリと勢いで女の子まで連れてきてしまった…………」