完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

シノビ~空姫忍法帖~(完結)
作者: ロストメイドウィン&彩都  (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~

*25*

海斗
「ただいまー」

リクヤ
「とりあえず風呂の準備は出来た」

陸人
「おかえりー!」

空姫
「ありがとうございます、すぐに晩御飯の準備します」

陸人
「へへへ大量大漁!!」

海斗
「なにしてんの?」


「ゲートから食材を引っ張り出してきたらしい」

リクヤ
「ええ………そんな勝手にメニュー変えるようなことを」

空姫
「あっ、大丈夫です今晩はキノコ鍋ですので」

陸人
「キノコ鍋からなんでも鍋になるだけだ!」

リクヤ
「おいおい」

………

5人は湯だった鍋の周りに座り暖を取る


「………で、君何を取ってきたの?」

陸人
「はいこれ!冷蔵庫!」

海斗
「何いきなり時代設定ぶち壊すもの用意してんの!?」

陸人
「いいじゃん別に、ほら瓶コーラ入ってたよ5人分」

リクヤ
「………雪さん、これ飲んで大丈夫な奴ですか?賞味期限とか」


「ゲートに入ってたやつなら1万年は持つから大丈夫だと思うけど………」

空姫
「あの………これは?茶色い水のようですが、薬ですか?」

陸人
「まぁ飲んでみればわかるって、次は食材!」


空姫
「あ、具を入れますね、今日はシメジ、エノキ、シイタケ、モエギタケ、クリタケの5種類です」

空姫は籠からキノコを取り出して鍋の中へほうりこんでいく

陸人
「よし、俺からはコレ、冷凍餃子」


「よくそんなのあったな………」

陸人
「あっ、あとラーメン!締めに入れると上手いって聞くけど、俺はもう入れちゃう!」

陸人
「たこ焼きと唐揚げも入れとけ!」

陸人は手当り次第食材を鍋へ注ぎ込んでいく

海斗
「もう滅茶苦茶だよ」

リクヤ
「闇鍋やってるんじゃないんだからさぁ」


「………まぁ、いいじゃないか」

陸人
「火が通るまでどれくらいかかる?」

空姫
「あまりかかりませんよ」

陸人
「そっか、じゃあ俺漫画でも読むか」

陸人はゲートに手を伸ばして漫画本を抜く


「……………陸人君、うちのプライベートルームを見事に使いこなしちゃったよ」

海斗
「もう封印してくださいよ、あれ」


「ごめん、ゲート開く権限も彼に取られた………」

リクヤ
「実質財産取られてるのと同じじゃないか………」

陸人
「おっ、湯だった湯だった!食べようぜ!」

空姫
「はい!」

「いただきます」

24 < 25 > 26