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作者: ロストメイドウィン&彩都 (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編
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*44*
………
エボルト
「陸人、ちょっとこっちこい」
陸人
「ん?どうした?」
エボルト
「せっかくだからこいつをやろうと思ってな、俺達ブラッド族の3人目の仮面ライダーだ」
エボルトは陸人に禍々しいヒーローソウルを渡す
エボルト
「この星を破壊させるほどの力を持った凄まじいヒーローソウルだ!大事に扱えよ!」
陸人
「それは……果たしてヒーローなのか………」
雪
「さて、今日はどうする?」
柚葉
「何も全員まとめて警備に回ることも無いだろう」
海斗
「しょうがないでしょ、姫のご命令なんだから」
橙
「空ちゃんだけね、うつほ姫のおそばにおられるのは」
雪
「彼女を指定したのだからね………」
エボルト
「しかしアレだな、俺達も忍法覚える必要あるかもな」
雪
「エボルトが忍者とか吹飯ものだわ」
リクヤ
「まぁ焔手裏剣くらいなら俺でも出来そうだな」
橙
「簡単に言わないでよねぇ、簡単な忍法なんてないんだから」
海斗
「でもキルバスはあっさり使ってましたよね?」
エボルト
「あいつのことだ、忍者を消滅させて巻物でも拝借したんだろ」
陸人
「でも焔手裏剣なら余裕だろ、燃やすだけだろ?手裏剣」
海斗
「いや違うよ、油を塗るんでしょ?摩擦熱で燃やすわけだから超高速で手裏剣を投げないといけない、油で滑りやすくなった手裏剣をだ」
海斗
「俺達にも分かるようにいえばプロ野球選手並みのボールを滑りやすい状態で投げるようなものだよ?」
雪
「言葉にしてみると………難しそうに感じるな………」
海斗
「な?後はどんなのがあります?出来れば初心者向けのやつ」
橙
「そうだね………あ、あれとかどうかな?」
橙
「忍法『狐泡薬』の術」
橙は近くの川からシャボン玉を作り出し、丸いものを投げて包み込む
橙
「あれは水に溶ける薬でね、泡と同化させることで普通に飲むより早く効果が出る」
雪
「回復系かぁ………でも場所が限られるな」
陸人
「えー?回復とか俺には合わねぇよ」
エボルト
「今の俺たちビックリするくらい脳筋パだからな」
雪
「すげぇ!回復要因が一人もいねぇ!」
リクヤ
「あの医者さん引っ張り出すべきかなー 」
橙
「冗談抜きで死ぬからやめなさい」
陸人
「気になるのはお前だよお前!柚葉!」
柚葉
「私か?」
陸人
「お前………強いのか?」