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作者: ロストメイドウィン&彩都 (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編
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*54*
空姫
「さて、そろそろ晩御飯のキノコを探しますか」
陸人
「うげげ」
海斗
「俺も手伝うよ」
リクヤ
「俺も手伝う」
柚葉
「私は食う」
……
陸人
「た、助けてくれよぉ!!俺、ぜーったいキノコだけは食わんぞ!!」
雪
「…………ねぇ、そういえば君、ゲートにはカップ麺と缶詰しか無かったって言ってたよね?」
陸人
「ああ、でも缶切りなんてないし、お湯なんて………」
雪
「大丈夫、時空監理局のカップ麺なめんな!」
…………
海斗
「そういや俺、毒キノコとかそういうの分かんないな」
リクヤ
「えっ、キノコって毒あるの!?」
海斗
「ありますよ、キノコによって症状は異なりますが、最悪死に至るものまで…………」
リクヤ
「うっわ………怖いな」
空姫
「大丈夫です!どれが食べられるキノコなのか大爺様にしっかり叩き込まれましたので!」
リクヤ
「そ、そうか………なら、空姫が取ったやつと同じキノコを探せばいいな」
海斗
「頑張りましょう!」
………
雪はゲートに顔を突っ込み、食料を探していた
雪
「えーとえーと…………カップ麺ってどこら辺?」
陸人
「知らん!適当に手をまさぐったら出てくるんだ!」
雪
「危なくない!?ウニとか刃物とかあるんだよ!?」
陸人
「へーきへーき!」
雪
「あっ………あった!!」
雪はありったけのカップ麺を取り出して地面に置く
陸人
「で?これをどうやって食べるんだ?」
雪
「ふっふっふー、ここは自分に任せな、陸人君はおかずを出すんだ!軽くつまめるものね!」
陸人
「おう!コーラも用意してやる!」
…………
空姫
「見つかりませんねぇ………」
海斗
「こんなことあるんです?」
空姫
「いいえ、かならず一本や二本はあるんですが」
「ハッハッハッハッハ!!」
リクヤ
「あっ」
海斗
「この声は…………」
木の上から、籠を背負ったエボルトが現れる
エボルト
「お前らが探してるのはコレだろ?」
海斗
「お前の仕業かー!!」
エボルト
「ほら、やるよ」
リクヤ
「…………これ、毒とか大丈夫?」
エボルト
「さあ?毒味すればいいんじゃないか?」
柚葉
「……………」
柚葉
「なぜ私の方を見る」