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作者: ロストメイドウィン&彩都 (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編
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*7*
「お前たちは何者だ………特にそこの大人、訳の分からない術を使っていたが」
雪
「しまった、見られてた………」
陸人
「ウニあげるから見逃してくんない?」
雪
「それさっき僕に刺さってたやつ!!」
リクヤ
「いや、えーと!俺たち怪しいものじゃ………」
雪
「……………」
リクヤ
「一応、怪しいものではないんです」
雪
「一応!?」ガビーン
男は小刀を構え、じっと雪達を見つめる
雪
(あまり刺激しないで)
陸人
(ごめん)
雪
「え、えーと………まず、貴方は一体何者なんです?僕達、状況が微塵も理解出来てないのですが……」
雪
「せめて、名前だけでも………」
「分かった………」
「一(にのまえ)主水(もんど)………そう、呼ばれている」
雪
「で、えーと…………この状況って多分………」
主水
「お前を殺す」
主水の周りから大量の手裏剣が飛んでくるが、雪の英雄工房で形成した盾が全て受け止める
雪
「待って!!まだ死にたくない!!罪を償いきれてないのに!!」
陸人
「ほんとこの人情けないな!咄嗟にやってる事凄いのに!」
海斗
「なるほど雪さんからマガイモノとしての全てを除くとポンコツ属性が残るのか」
陸人
「てか、やるか?俺としても新しいヒーローソウルのチェックしてみたいし」
リクヤ
「ま、待って! 」
リクヤ
「お………俺達、貴方達と敵対するつもりはありません!」
主水
「…………」
リクヤ
「ほら、しまってしまって、両手上げて」
陸人
「分かった」
主水
「ソレに関してはどう説明する」
リクヤ
「あ、この人は敵対したところでどうしようもないので大丈夫です」
雪
「その言い方は無いんじゃないかなぁ!?実際そうだけどさ!」
陸人
「この人に至っては言われる前から手上げてるしな」
主水
「………」
雪
「お願いします、どうか………」
海斗
「こんな情けない雪さん初めて見た」
雪
「ほら、僕体はいい女ですよ!出来る限りなんでもしますから!」
主水
「…………」
陸人
(むっちゃ神妙な目でこっち見てる)
主水
「分かった」
主水
「全員まとめて拘束しろ」