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シノビ~空姫忍法帖~(完結)
作者: ロストメイドウィン&彩都  (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編 
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海斗
「ふん!ほい!ほっ!」

リクヤ
「すごいあの子ホイホイと壁を昇ってる」

陸人
「速すぎて逆に気持ち悪い」


「マリオパーティのミニゲームみたいな動きしてんな」

リクヤ
「大丈夫かー?たくっちスノー?」


「う、うん、ちょっとしんどいけどどうにか……………」

陸人
「くそ、めんどくせぇ!!」



陸人
「ソウルチェンジ!」

【ブラッド!ブルァブルァブルァブルァブルァブルァブラッド!!】

ブラッドソウル
「へん!空を飛んじゃいけないなんてルールはシャンデリゼェ!!」キーン

リクヤ
「あ、ズルいぞ!なら俺も…………メイドウィンブラスト!」


リクヤは山に穴を開けて指を入れ混む


「急にVS嵐の企画みたいなことするのやめなよ!ありがたいけど!」

空姫
「ま、待ってください〜、走るのは得意ですが登るのは苦手で〜!」

ブラッドソウル
「大丈夫か?手貸そうか?」

海斗
「手を貸す前に壁に手をつけてよ」

空姫
「だ、大丈夫です!私も頑張れますので!」


「僕も頑張らないと………と、早く、早く地面を見たい………」

海斗
「あ、ありましたよ雪さん!そこからあと数十メートルくらいです!」


リクヤ
「数十メートル………どんくらいだっけ?」


「さあ、こんな状況じゃ頭も回らないよ」


ブラッドソウル
「やべー、あの人山に昇った上でストレッチしてるぞ、バケモンかよ」

海斗
「ほら、陸人はさっさとヒーローソウル外して」

陸人
「へいへい」


…………



「ぶるぶるぶるぶる」

海斗
「どうしたんですか?雪さん」

リクヤ
「登ってる途中で地面見ちゃったらしい」


「僕がいま男だったらタマヒュンしてた」ブルブル

陸人
「情けないなぁ」


「こればかりは勘弁してくれ」

空姫
「ここが………雪空山………」

海斗
「俺たちはこれから………ここで暮らすんだ………」


陸人
「………マジでやんのかよ」

海斗
「今更引き返すのか?」

陸人
「やだ、あれじゃあ帰るのも一苦労だ」

リクヤ
「………ただ、さ、ここってやばいやつとか居ないよな?やばい猛獣とか」

空姫
「猛獣………はいませんけど鬼はいます」

陸人
「鬼いんの!?」


「大丈夫君らも鬼みたいなもんだし」

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