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作者: ロストメイドウィン&彩都 (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編
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………
リクヤ
「ふん!!」ズドーン
リクヤ
「はっ!!」ズドーン
リクヤは壁に向かって何度も穴を開けるが、あまり成長しない
リクヤ
「やっぱダメか………この能力のことさっぱりなんだよな、もっとこう、応用をきかせるにはどうしたらいいんだ?」
リクヤ
「良くも悪くも穴を開けるだけだからな………もっと、すごい穴を開けてやりたいな」
リクヤ
「こうでもしないとDには勝てない」
リクヤ
「たとえば………エボルトみたいにブラックホールを作るとか?」
リクヤ
「それとも逆にホワイトホールでも作るか?」
リクヤ
「アリジゴクトラップも良さそうだな………」
リクヤ
「…………」
リクヤ
「独り言は虚しいからやめとこう」
リクヤは何も言わず、メイドウィンブラスの練習を続けた………
………
そして、空姫はたった1人で忍法の練習をしていた
あの巻物には忍術、禁術を除いた全てが載っていたが、1つ覚えるのも一苦労であった
Dが乗り移ってた時ほどではないが。
空姫
「に、忍法…………焔手裏剣!!」サクッ
空姫
「上手くいかない………もう一度!」
空姫
「焔手裏剣」ボッ
空姫
「あ、点いた!!」
猛獣
「アツゥイ!」
空姫
「あっ」
…………
雪達が修行をしていくうちに、太陽は沈んでいき月が真上に出てきた。
雪
「あれ、もう夜か………登るのにも結構時間かかったしなぁ」
雪
「戻ろう、とりあえず晩ご飯は捕まえたし………」
………
海斗
「あ、おかえりなさい」
リクヤ
「ああ、そっちはどうだ?」
海斗
「手応えは感じましたが、まだまだです」
陸人
「聞いてくれよ、こいつ地蔵か?ってくらい動かないんだよ」
海斗
「死んでるのかと疑われてめっちゃ揺らされたよ」
リクヤ
「しかし、晩御飯はどうする?」
海斗
「猛獣を捕まえて食う予定だったけど、この辺りに獣の気配が………」
雪
「お、重っ………ご、ごめんおくれてー!」
海斗
「雪さん!?なんでイノシシなんて背負ってんの!?」
雪
「筋トレついでに晩御飯にしようと思って…………」