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作者: ロストメイドウィン&彩都 (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編
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*92*
陸人
「3号は別格だな」
雪
「でかけりゃいいってもんじゃないですー、いい形が1番なんですー!」
海斗
「そういう雪さんはどれくらいなんです?」
雪
「‥‥‥ひゃ、ひゃくいちくらい」
陸人
「人のこと言えた大きさかよー!おい!」
雪
「ちちしりふともも!母さんが喜んでくれるなら何にでもなるもん!」プイッ
海斗
(前に会った時より色々大きくなってると思ったら‥‥‥)
リクヤ
「ソラミの気配がまた止まなくなってきた」
雪
「リクヤもリクヤで、あまりそういうこと考えないようにすること、あの嫁さん居るなら尚更ね」
リクヤ
「そうだな」
空姫
「何の話ですか?」
陸人
「女の武器の話だよ」
海斗
「誤解を産むような言い方はやめなさい」
陸人
「いやでも、事実だろ?忍者はそういうのを武器にするって漫画にもあったし」
海斗
「あっ一周回ってピュアだこの子」
雪
「それで、あなたは一体?」
「千本桜(せんぼんざくら)花丸(はなまる)」
陸人
「花丸?女なのにか?」
雪
「僕だって今は女だけど、名前のひとつに【太郎】があるよ」
海斗
「てか、失礼でしょ開幕早々」
陸人
「いやまぁ、そうだけどさぁ」
スッ
花丸は大きな剣を陸人に向ける
空姫
「ほら怒ってますよ」
陸人
「まー気にすんなって、男なのに女みたいな名前してる野郎だっているんだか」
突如ゲートから腕が伸び、陸人は殴り飛ばされる
???
「カミーユが男の名前でなんで悪いんだっ!!俺は男だよ!!」
海斗
「あのゲートどうなってるんです?」
雪
「ごめん、自分から見ても訳わかんなくなってきた」
陸人
「ちっと魔改造しすぎたか」
雪
「人のプライベートルームに何してんの!?」
花丸
「‥‥‥‥」
雪
「あっ、すみません個性の塊みたいなグループですので‥‥‥」
陸人
「でもまー、男女以前に、花丸なんて結構聞かないよな、おとこっていうか女っていうか」
陸人
「なんというか中途半端だよな、丸で男っぽいかと思ったら花だよ花、女の子の漢字だよ、なんかもうどっちでもいいやって感じしない?」
雪
「へ、ヘイトスピーチ‥‥‥‥!!」
リクヤ
「ヒーローがそんなのまずいだろ」
陸人
「だって中途半端なもんは中途半端じゃんキッド・アリスって名前の外国人居たら首傾げるだろ?」
花丸
「っ!」ブーン
リクヤ
「剣が!! 」
陸人
「フェーズ1!」