コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- その死に様を覚えてますか?【三人目】【参照数1000突破】
- 日時: 2013/08/13 19:33
- 名前: ベルクロア (ID: /gDURow.)
はじめまして……
初めてだからどうして良いか解らないけど、がんばって書いていくね……
ライト、コメディだけどソレっぽく無かったらごめんね……
コメント貰えないと思うけど何かしらの指導が貰えれ嬉しい……
楽しんでもらえたら幸いわい……
では、お話しの始まり始まり……
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
アンケート
物語の進行方向を少し決めあぐねてる……
だからアンケートを取ってこれからの作品の参考にしたいです……
項目も少ないし興味があるならやってみてね……
【1】
アナタが死ぬまでにしたいことは?
【回答:】
【2】
アナタが命を懸けて助けるなら誰?
【回答:】
【3】
もし、死神クイズの回答権を持っていたらどう使用する?
【回答:】
【4】
この作品の何に惹かれて見に来ましたか?
【回答:】
以上、お疲れさまでした……
引き続き、その死に様を覚えてますか?をお楽しみください……
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- Re: その死に様を覚えてますか?【二人目突入】 ( No.136 )
- 日時: 2013/07/09 19:29
- 名前: ベルクロア (ID: /gDURow.)
コレで何度目だろうねぇ?
幾度目かの譲渡を果たし、またボクは同じ病室を訪れた。
目の前にはベッドに横たわる少女の姿があった。
ボクはいつも通りの決まった台詞を吐く。
「おめでとうございます!!」
すると、少女は何事かとボクの方に顔を向ける。
「どなたですか?」
少女が怯えているのは声で解る。
ボクは少女の質問には応えず得意の決まり文句を列べて誤魔化す。
「ボクはアナタを迎えに参りましたぁ」
「私を迎えに?」
意味が解らないと言った風に少女は首を傾げて見せる。
ボクは音を立てないように少女に歩み寄り頭に巻かれた無粋な包帯に手を伸ばした。
「そんなの頭に巻いてどうしたのさぁ、もうコレ取っちゃっても良いよねぇ♪」
「きゃっ!?」
驚いた少女がボクを突き飛ばそうと両手を前に突き出すがボクには当たらずに空をきる。
- Re: その死に様を覚えてますか?【二人目突入】 ( No.137 )
- 日時: 2013/07/12 02:00
- 名前: ベルクロア (ID: wGslLelu)
「はい、おっしまぁい、こっちの方が似合ってるよぉ♪」
包帯を取り去り何度も見た少女の驚いた顔をまた見る。
「アレっ!?アレっ!?」
少女は驚いた様子で辺りを見回す。
そりゃあそうだろうボクが覚えていても少女は何も覚えていないのだから。
彼女は弟君に回答権の譲渡を行ったが、弟君もまた姉である彼女を助ける為に回答権の譲渡及び放棄を選んだのだ。
ボクはソレを何度も何度も見続けている。
多少の差違はあっても結末は変わらない、この愛とも絆とも言う硬い鎖が二人をこの現世でもあの世でも無い世界に縛り付けて居るのだろう。
ただ、ボクは結果をし知りたかった。
ボクはどの道を選択すれば良いのか、その答えが知りたくて……
彼女は何度も悩んで同じ答えを導き出し、何度も恋をしてその思いをボクに打ち明けるだろう。
そして、最期には虹を見ながら消えていく、ただそれを繰り返すだけ。
どちらかがその因果を断ち切らなければ先に進めない。
「ちょっと、ボーッとしちゃってどうしたんですか!?」
少女がボクの顔の前で手を振っている。
「あぁ、ゴメンねぇ少し考え事をしてたんだよぉ♪」
因みに今回は修道女の衣装でバッチリ決めてみましたぁ♪
「もう一度聴きますけど貴方は一体誰なんですか?」
「ボクゥ?」
言って自分を指差して見せる。
少女は小さく首を縦に振った。
「ボクは……」
ボクはいったい、誰なんだろう?
その答えを見つけるために……
- Re: その死に様を覚えてますか?【二人目終了】 ( No.138 )
- 日時: 2013/07/11 17:03
- 名前: YuU【ゆう】 (ID: Pmy7uzC3)
私の気持ちぃぃぃっ\(゜ロ\)(/ロ゜)/笑
って…まさかの無限ループ!?
あああ><こういうのも、大好きです〜〜ッ!!
あぁ…だから、気持ちを知ってたのかぁ・・・
じゃあ、私のは分らないねぇぇぇぇ…(泣)
修道女www
『「ボクは……」
ボクはいったい、誰なんだろう?
その答えを見つけるために……』
…もう、ここのところ、何回も読み返してます>////<
- Re: その死に様を覚えてますか?【二人目終了】 ( No.139 )
- 日時: 2013/07/11 22:27
- 名前: ベルクロア (ID: 8S3KaQGB)
YuUさぁんうわぁぁありがとおおぉぉぉ!!
こほん……
少し取り乱した……
死神は衣装持ちのコスプレ好き何だそうですよ……
実は少女の着てた服も死神の私物だったり……
物語は二人目を終えて更に進みます、死神の言葉の真意とは?女死神の正体とは?
そして、次の死者はどんな人なのか?
謎という謎もなく物語は中盤戦に突入します。
果たしてどんな最期が待ち受けているのか?
続きは劇場で(嘘)!!
乞うご期待……
- Re: その死に様を覚えてますか?【二人目終了】 ( No.140 )
- 日時: 2013/07/12 02:17
- 名前: ベルクロア (ID: y68rktPl)
小さい頃からそうだった。
母親は知らない男との間に僕を産んで僕が産まれるとすぐ、僕を父親の所に置いて家を出て行ってしまった。
そんな環境で僕が覚えたのは、悲しみや憎しみ、毎日のように傷は癒えず。
父親からは疎まれ学校にも僕の居場所は無かった。
そんな僕の唯一の心の休まる場所は山や自然に囲まれた場所に行くこと。
父親に内緒で始めた新聞配達のアルバイトで少しずつお金を貯めて登山用の装備や山迄の交通費や食料費に使った。
何で山や自然に囲まれた場所なのかって?
ある本で見た昔ながらの民話や寓話の類で山や自然に囲まれた場所には死者の通る道がある。
なんて事を高校生にも成って信じた結果、興味本位で色んな場所に行っている内に、ある山で遭難してしまった。
コンパスも動かずに途方に暮れていたとき、ふと空を見上げると、ソコには今までに観たことも無いような景色が広がっていた。
煌めく色とりどりの星々が真っ黒な夜空のキャンバスに散りばめられ、ソレらは僕の心の中の何かを一つ残らず消してくれるような気がして、光の一粒一粒が僕の目から脳裏に焼き付いた。
ソレ以来僕は山や自然に囲まれた場所で夜を迎えて星を見ていた。
因みに遭難した日は持っていたサバイバル指南書に書いていた簡易式のホロスコープで方角を調べて山を出ることが出来た。
こんな僕の命まで救ってくれた星のことが僕好きになっていて、本当の僕になれる気がして……
でも、そんな日々は長くは続かなかった。
父親に隠していた登山道具やバイト代が見つかってしまったのだ。
いつも以上の容赦ない責め苦が始まり父親は登山道具を窓から投げ捨てて僕に更なる罵声を浴びせた。
僕の中で何か大切なモノが奪われた気がして、気が付けば僕は残り少なくなったお金を握り締め、外に飛び出していた。
血で塗れた我が家を残して……
電車やバスを使って始めて星を観た山を目指した。
途中、お金が足りなくなり何駅か歩いて山に辿り着いたが、お金も登山道具も持っていない僕が遭難までした山に装備も食料も持たずに挑むのは無謀なんてもんじゃすまないような危険な行為だった。しかし、それ以上に父親に奪われた何かを少しでも早く取り戻したかった。
やがて、僕は山で遭難しさまよい、星を観た場所を見つけた。
急ぐあまり迂回するのも忘れて僕は走った暗闇の中を少しでも早くと……
しかし、急ぐあまり僕は崖を見落とし勢いよく落ちる。
背中が熱くなり全身が痛んだがそんな事は気にならなかった。
やっと着いた……
仰向けに倒れ、夜空を見渡す。
最期に観た景色は初めて観たときよりも少しだけ濁った。それでも綺麗に輝き続ける満点の星空だった。
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