コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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その死に様を覚えてますか?【三人目】【参照数1000突破】
日時: 2013/08/13 19:33
名前: ベルクロア (ID: /gDURow.)

はじめまして……

初めてだからどうして良いか解らないけど、がんばって書いていくね……

ライト、コメディだけどソレっぽく無かったらごめんね……

コメント貰えないと思うけど何かしらの指導が貰えれ嬉しい……

楽しんでもらえたら幸いわい……

では、お話しの始まり始まり……

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


アンケート

物語の進行方向を少し決めあぐねてる……

だからアンケートを取ってこれからの作品の参考にしたいです……

項目も少ないし興味があるならやってみてね……


【1】
アナタが死ぬまでにしたいことは?
【回答:】


【2】
アナタが命を懸けて助けるなら誰?
【回答:】

【3】
もし、死神クイズの回答権を持っていたらどう使用する?
【回答:】


【4】
この作品の何に惹かれて見に来ましたか?
【回答:】



以上、お疲れさまでした……

引き続き、その死に様を覚えてますか?をお楽しみください……

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Re: その死に様を覚えてますか?【二人目突入】 ( No.95 )
日時: 2013/06/26 21:44
名前: ベルクロア (ID: mGXNpy6x)



「眩しいです」

崩れ落ちた風景の下から現れたのは同じ病室だった。

ただし、時間帯は夕方頃から朝に変わり、カーテンの開けられた窓からは陽光が痛いほどにさしこんでいる。

普段は目が閉ざされていたせいで気が付かなかったが、こうして目が見えるようになってみると眩い程の光を毎朝浴びていたのだと実感できて嬉しくなって来た。

「おはよう起きてる?体温計りますね」

入口が開き看護士さんが入ってくる。

いつも検温に来てくれてる看護士さんだったが、いつも頭の中で想像するだけの看護士さんの顔を直に観ながら、こんな顔だったのかと新鮮な気持ちに心が躍る。


Re: その死に様を覚えてますか?【二人目突入】 ( No.96 )
日時: 2013/06/28 00:02
名前: ベルクロア (ID: w4lZuq26)



「おはようございます、今日はいい天気ですね」

看護士さんに挨拶するが、私に気が付かないのか看護士さんは目も会わせずに私の横を通りすぎてしまった。

「えっ……」

自分が死んでるのを再確認する私の肩を死神が叩く。

「まぁ気を落とさないでさぁ、
折角死んだんだし楽しもうよぉ♪幸い生きてるキミは昼過ぎまで何処にも行かない事だしねぇ♪」

「あっちょっと!?」

死神が窓をすり抜けて外へと出ていく。恐る恐る窓に触れると確かに軽い感触はあったが水に触れているような感じが面白かった。

「ホラホラ、早くおいでよぉ♪」

「でも私、貴方みたいに飛べませんし少し怖いです……」

外では死神が急かすが、この部屋は病院の五階に位置していて、死んでいるとわかっていても、いきなり飛び出すのには躊躇われた。

「大丈夫だよぉ簡単だから飛び出してごらんって、どうせ落ちても痛くないからぁ♪」

他人事だからこその余裕を満面に浮かべながら死神が言う。

「解りました。やってみます!!」

私は数歩、後に下がり助走をつけて窓から外に飛び出した。

しかし、上手く行かずに地面に向かって落ちそうになる。

「きゃあ〜!?」

思わず悲鳴をあげてしまう、痛くないとしても、やっぱり落ちるのは怖いのだ。

私は地面に向かって真っ逆さまに急降下していた。





Re: その死に様を覚えてますか?【二人目突入】 ( No.97 )
日時: 2013/06/29 22:39
名前: ベルクロア (ID: kcj49vWg)

「大丈夫ぅ?」

「アレ?」

落ちた先はアスファルトではなく死神の胸の中だった。

私は慌てて離れようとしたが死神の手が私の腕を掴んで離さない。

「また、落ちちゃうよぉ?」

からかうように死神は悪戯っぽい笑みを浮かべる。

「わっ!?ごめんなさい」

恥ずかしくなって顔を伏せる。

「さぁ、コツを掴むまではボクが手を引いてあげるよぉ♪落ちないようにしっかりとお掴まり下さぁい♪」

死神はそう言うと私の手を引いて空高く飛ぶ。

風が心地良く、まるで自分が鳥になったような錯覚さえ起こすほど空の旅は楽しかった。

「お客さぁん、どこか行きたい場所はあるかぁい?」

唐突に死神が私に聞いた。

「じゃあ……」

私は少し考えてから幼い頃に連れて行って貰った思い出の場所を口にした。

「かしこまりぃ♪」と死神は答えると遠く離れたその場所へとと私を連れて飛んでいった。


「さぁ、とぉ着ぅ〜♪」

下に降りると死神は私の手をゆっくりと離して一礼する。

「本日は死神特別割り入館無料水族館にようこそおいでくださいました。」

「死神特別割りなんてあるんてすか?」

驚いて私が聞くと、死神は「無いよぉ♪」と答える。、

私はソレがおかしくて思わず笑ってしまった。

入院してから笑う回数がだんだん減って、それこそ最近ては心から笑ったのなんていつ以来だろうか?

考えている私に死神が急かすように手招きをする。

「ホラホラ早く早くぅ、ボク水族館って初めてなんだぁ♪」

私よりも嬉しそうにしている死神に「ハイハイ」と返事して私達は水族館へと入った。

青い薄暗い照明がガラス越しの魚達をキラキラと輝かせその光景の美しさに私は胸を踊らせる。

死神はと言うと、私の横でガラスに顔を押し付けて「わぁ〜♪」と楽しそうに目で魚を追いかけていた。

「ホントに楽しそうですね」

「うん♪凄く楽しいよぉ♪」

満面の笑みを浮かべる死神を見て、少し胸が熱くなる感覚に私は襲われソレを首を振って追い払う。

「あっそうだ良いこと考えちゃったぁ♪」

私の心中を知ってか知らずか死神は私の手を引いて一番大きな水槽目指して走り出した。






Re: その死に様を覚えてますか?【二人目突入】 ( No.98 )
日時: 2013/06/28 17:32
名前: トマト美味しい (ID: iIvAbzaF)

なぜか懐かしい感覚に襲われてしまった(←高1が何言ってんだ?)心がなぜか温まる気がする 次回で死神がなにをしでかすかわからないけど、期待大!

更新がんばって下さい!

Re: その死に様を覚えてますか?【二人目突入】 ( No.99 )
日時: 2013/06/28 18:28
名前: YuU【ゆう】 (ID: Pmy7uzC3)

死神と少女、最高ぅぅっ////
まさか…まさか…「恋」かぁぁぁっ!?

待ってました、この展開ッ!!(違ったらすいませんwでも、好きですw)


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