コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

その死に様を覚えてますか?【三人目】【参照数1000突破】
日時: 2013/08/13 19:33
名前: ベルクロア (ID: /gDURow.)

はじめまして……

初めてだからどうして良いか解らないけど、がんばって書いていくね……

ライト、コメディだけどソレっぽく無かったらごめんね……

コメント貰えないと思うけど何かしらの指導が貰えれ嬉しい……

楽しんでもらえたら幸いわい……

では、お話しの始まり始まり……

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


アンケート

物語の進行方向を少し決めあぐねてる……

だからアンケートを取ってこれからの作品の参考にしたいです……

項目も少ないし興味があるならやってみてね……


【1】
アナタが死ぬまでにしたいことは?
【回答:】


【2】
アナタが命を懸けて助けるなら誰?
【回答:】

【3】
もし、死神クイズの回答権を持っていたらどう使用する?
【回答:】


【4】
この作品の何に惹かれて見に来ましたか?
【回答:】



以上、お疲れさまでした……

引き続き、その死に様を覚えてますか?をお楽しみください……

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40



Re: その死に様を覚えてますか? ( No.30 )
日時: 2013/06/16 21:22
名前: ベルクロア (ID: k7pNoPCO)


「大丈夫かい主任!?」

工場長が駆け寄ってくる。

お孫さんの方は何があったのか解らないと言った表情で俺を観ていたが、俺が倒れているのを観て泣き出してしまった。

「だ、大丈夫ですか!?」

車から運転手が降りて来てあたふたしながら警察か救急かどちらに電話するか迷っているようだった。

「コレで解った……俺はお孫さんを助ける為に車に弾かれて死んだんだろ?」

「ホントにホントにソレで良いのぉ?ファイナルアンダスタン?」

解答権は後一回残ってるからファイナルじゃないし、何故アンダスタンなのか意味が解らなかったが、俺は「あぁ……」っと小さく頷いた。

すると、死神は俺の顔を見ながら真剣な表情や嬉しそうな表情等をしてからニコッと笑って言う。

「ざぁんねんでしたぁー♪」

「はぁ?」

どっからどう観てもコレが原因としか思えない中、死神は嬉しそうに「やぁいやぁい、間違ってやんのぉ〜♪」と小躍りしていた。

Re: その死に様を覚えてますか? ( No.31 )
日時: 2013/06/16 20:58
名前: YuU【ゆう】 (ID: Pmy7uzC3)

えええぇ!?

死なないの!?

す、すごい生命力だぜ…主任(^◇^)

Re: その死に様を覚えてますか? ( No.32 )
日時: 2013/06/16 21:19
名前: ベルクロア (ID: k7pNoPCO)


ひよこさんこんばんは……

オチも良質なのを用意した……

予想外の展開で行ければいいんだけどね……


YuUさん毎度お世話に成ってる……

主任は果たしてクイズに正解出来るのか……?

その結末を是非死神と共に見届けて欲しい……


トマト美味しいさんお久しぶり……?

全然遅くない……

コメントを頂けるだけで有り難いです……

Re: その死に様を覚えてますか? ( No.33 )
日時: 2013/06/16 22:18
名前: ベルクロア (ID: FvI/oER9)



「ってぇ……」

俺が起き上がった様だ。

「……いきなり、っ飛び出しちゃ危ないよ……」

お孫さんの頭を撫でて慰める。

あの時、とっさに身体が動き、お孫さんと車の間に何とか滑り込んだ俺だったが、お孫さんを引っ張り出した迄は予定通りだったのだが残念なことに足を滑らせてしまったのだ。

幸いな事にスピードも出ておらず。バンパーがクッション代わりに成った御陰で車も俺も無傷ですんだらしかった。

「ごめんなさい、しゅにぃん、らいじょおぶ?」

お孫さんが心配そうに俺を観ている。

「うん……このくらい平気だよ」

心配させないように俺は言う。

「本当に大丈夫かい?病院に行った方が……」

「ホントに大丈夫ですから、ホラ」

俺は力こぶを作るまねをする。

「車すみませんでした大丈夫でしたか?」

俺は運転手に向き直り言う。

「車は無傷でしたが、むしろアナタの方が心配ですよ」

「いえ、ホントに俺は大丈夫ですから」

「しかし……」と渋る運転手を何とか納得させて帰ってもらう。とは言え、連絡先だけは無理矢理渡されてしまった訳だが。

「本当に今日はすまなかったねぇ」

「いえ、俺の方こそ残業手伝っていただいてありがとうございました。お陰で予定よりも長く眠れそうですよ」

「少しでも力に成れたみたいで嬉しいよ」

「ではまた月曜日に、オニギリご馳走様でしたって奥さんに伝えておいて下さい」

「ああ、家のも喜ぶよじゃあまた月曜に」

「ばいばいしゅにぃん」

小さくなっていく二人の背中に手を振る。

「痛ってぇ……」

ホントはさっきの事故で足を捻ってしまったのだが、心配を掛けるわけにはのでいかないので二人が帰って少しホッとした。

「さぁて、残りの仕事を片付けますか」

一人になった俺が工場に向かって帰って行く。

俺達も後に続いた。

「しかし、ゴキブリ並のシブトさだねぇ♪もぉ最後の解答権は殺虫剤にしときなよぉ、多分九十九割の確率で正解だよぉ♪」

「ハズレる方がだろ。大体99%の間違いだろ」

しょうもないやりとりとは裏腹に一回に減ってしまった解答権の事を考えて俺は不安感に包まれていた。

Re: その死に様を覚えてますか? ( No.34 )
日時: 2013/06/17 13:56
名前: ベルクロア (ID: Z6QTFmvl)



「ずっと、仕事してるねぇ……」

「あぁ、そうだな……」

工場に戻った俺は何事も無かったように残業を再開し、時間は既に零時を回ってしまっていた。

死神はゲームにも飽きたらしく。また俺にチャチャを入れている。

「このまま、何も起こらずに朝になりそうだな……」

俺が言った時だった。

事務所のドアを何者かが叩く。

「はい、どちら様ですか?」

俺がドアを開けると、予想しなかった来訪者がそこに立って居た。

「私……朝会いに行くって言ったでしょ」

俺の彼女だ。

「何のようだ、職場には来る成ってアレ程……とにかく入れよ寒いだろ?」

彼女の手を引いて休憩室迄連れて行く。

「コーヒーで良いか?」

「うん……」

俺はコーヒーをいれながら、彼女の方を見ずに言った。

「こんな時間にわざわざ、何しに来たんだよ?」

「ねぇ、仕事が大事なのは解るけど、いつもいつも私はほったらかしじゃない、私と仕事いったい、どっちが大事なのよ!?」

彼女が俺に飛び付く。

「思い出した……」

そう、思い出した。俺が……

「俺が死んだのは事故だ……」

死神がさっきと同じ嬉しそうな顔をして笑った。


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40



この掲示板は過去ログ化されています。