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Crimson Soldier 【完結】
日時: 2010/04/29 18:59
名前: 嵐猫 (ID: kix7MxaA)

こんにちは、嵐猫です。らんまお、と読みます。
なぜか消えてしまったので、たてなおしました!!

Crimson Soldier=深紅の戦士、という意味です。
ちょっとグロあると思います。

では、どうぞ。

お客さま
・朝倉疾風様
・nanasi様

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Re: Crimson Soldier ( No.64 )
日時: 2010/03/13 20:27
名前: 朝倉疾風 (ID: BLbMqcR3)

こんな人に

『帝国から脱出です、エヘ☆』

なんて言った日にはもう……想像したくない!!

Re: Crimson Soldier ( No.65 )
日時: 2010/03/14 14:58
名前: 羽鳥 (ID: VEcYwvKo)

朝倉疾風さん

言ったら大変ですよっ汗
想像したくないですよね・・・・・・汗

Re: Crimson Soldier ( No.66 )
日時: 2010/03/14 15:32
名前: 羽鳥 (ID: VEcYwvKo)

◆EpisodeXXIII

「同じ帝国でも、やはり違うね。 鳥肌がたつ」
「エル様、あまり見ない方がいいと思いますが・・・・・・」
「へへ、そうだったね。 ウィン」

───本当に女帝なのだろうか、この人は。

ヴィア帝国の空を漂う、2人の人影。
1人は女性だ。
ミリア帝国の女帝、エル・フルール・ミリア。
大赤魔導師である。

もう1人は少年だ。
女帝の召使であり、守護役であるウィン・ラウ。
勇者の少年。

2人ともミリア帝国の者なので、褐色の肌。

「ふふっ、ウィン、気づかれたみたい」
「だからやめましょうって言ったじゃないですか!」
「ヴィア帝国は怖いねぇ〜」

ヴィア帝国に、他の国の者が入ると殺される。
それは、誰であっても。

2人はヴィア帝国の領空にいるのだ。
つまり、殺されてしまう。

ウィンが炎のような深紅の剣を持ち、かまえた瞬間。

パキンッ、パキパキパキパキパキ!!!

ヴィア帝国の城の方から、巨大な氷が飛んできた!
それも、大量に。

「エル様は、下がってくださいっ!」

「ティーニアだな、これは。 ウィン、いい」
「・・・・・・?! 何を言っているんですか!」
「ウィン! わたしは大赤魔導師、エルだッ!」

女帝エルはそう怒鳴った。
そして次の瞬間、エルの右手にはサファイアのような剣が現れた。

「わたしが相手するぞ、ティーニア・ヴィア?」

───これ、戦争になるんじゃ。

「怒りと憎しみ、戦いの象徴を生み出す」

エルはまわりに円を描く。 召喚だ。

「出でよ、紅のように輝く悪魔よ───」


戦いと血の悪魔リアム、召喚!

Re: Crimson Soldier ( No.67 )
日時: 2010/03/14 15:47
名前: 羽鳥 (ID: VEcYwvKo)

◆EpisodeXXIV

炎を身にまとった悪魔、リアムが召喚された。
それは、怒りと憎しみ、戦争を象徴する悪魔。 大悪魔だ!

「炎のブレスで、焼いてしまうぞっ、ティーニア」

───やってみろよ、エル。

そんな声が、聞こえてきたような気がした。

大量の氷は、悪魔の炎のブレスで溶けてなくなった。

僕はエル様の少し後ろで、それを見ていた。
大悪魔を召喚した。 さすがエル様だ。

普通の赤魔導師が大悪魔を召喚すると、命か精神がなくなる。
だが、大赤魔導師だったら? 
何も失うことはない。

目の前では、いろんなものが砕け、壊れている。
もう、何をしに来たんだよ、エル様はっ!!

突然、「ヴィア帝国に行くぞ! 空から訪問だからねっ!」
とか言い出して。
もう、エル様ってば。

ふと、僕は下を見た。
───ふうん、これがヴィア帝国の町並みか。
所々に、血のあと、破壊された建物がある。

───あれ。

4人の少女がいるのを発見した。
しかも、勇者・黒、白、赤魔導師という最高の組み合わせ!!
きっと、最強のメンバーだ。

4人の少女は、後ろの血の海を見ていた。 ただ呆然と。
どうやら、狂っているわけじゃなさそうだ。

「・・・・・・これじゃ戦争になってしまうね」

ポツリとエル様が言った。

「気づくの遅すぎですよッ、エル様ああああ!」
「これで終わりとするね、ティーニア」

いつの間にか、エル様の左手には手紙が握られていた。
それを、ヒュウと飛ばす。 城の方へと。

「帰るよ、ウィン」
「はい」

僕はふと、あの4人の少女たちを思い出した。
───あの子たちも、狂っちゃうのかな。

Re: Crimson Soldier ( No.68 )
日時: 2010/03/14 19:06
名前: nanasi (ID: lerfPl9x)

悪魔って悪魔って悪魔って!!!(デモンの三文字が脳内でぐるぐると回る)


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