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- Crimson Soldier 【完結】
- 日時: 2010/04/29 18:59
- 名前: 嵐猫 (ID: kix7MxaA)
こんにちは、嵐猫です。らんまお、と読みます。
なぜか消えてしまったので、たてなおしました!!
Crimson Soldier=深紅の戦士、という意味です。
ちょっとグロあると思います。
では、どうぞ。
お客さま
・朝倉疾風様
・nanasi様
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- Re: Crimson Soldier ( No.34 )
- 日時: 2010/02/24 20:43
- 名前: 嵐猫 (ID: C0UsoifF)
nanasiさん
こちらこそ、コメありがとうございます。^^
- Re: Crimson Soldier ( No.35 )
- 日時: 2010/02/24 20:59
- 名前: 嵐猫 (ID: C0UsoifF)
◆EpisodeXII
「ね、眠れない。 眠れないぞぉ、魅叉ァア?!」
「うん、そーだね、紅音ェ。 眠れないわぁぁ!」
「アンタら2人、五月蝿いわぁぁあ!」
「ははは、眠れないねぇ〜」
もう、真夜中だった。
存在するのは、満月の光、4人の少女たちの声。
ジャンヌや夜冬、そのほかの子たちは、もう寝ているだろう。
眠れないのは、4人の少女たちだけ。
「・・・・・・、・・・どうするの」
紅音が呟いた。
───脱出するのか、しないのか。 そういう意味だろう。
「ど、どうしよう、ねぇ・・・・・・」
雪は少し、困った顔をした。
訪れたのは、沈黙。
「じゃあさ、明日、こっそり行っちゃおうよ?」
「でも、夜冬とかに何か言われたりしたら・・・・・・?」
「僕ガ何ダッテ?」
ひどく、冷たい声がしたので4人は振り返った!
「なんで夜冬がっ、あなたたちがここに?!」
「僕たちの家だからだよ。 おかしい?」
夜冬の後ろには、癒慧と魁がいた。
そして、3人とも、杖や剣を持っていた!
「脱走するの? この国から?」
4人の少女は誰も答えない。
「ふふ、ははははははは、くくくくく・・・・・・、
無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理ッ!!
殺される殺される殺される殺されるッッ!!!」
まるで、壊れた人形のように夜冬は叫ぶ。
その瞬間に闇夜は、足元に魔法陣を作り出した。
中心から、何か長い物が伸びてきて、闇夜の手におさまる。
───黒魔導師、闇夜の杖だった。
「水の精よッ、水の神よッッ!」
闇夜はそう叫び、杖先を夜冬たちに向ける。
- Re: Crimson Soldier ( No.36 )
- 日時: 2010/02/24 21:03
- 名前: nanasi (ID: XTwzLzPc)
闇夜・・・そんなむやみに魔法使っていいの?
って感じです
実は意外と短気!?
- Re: Crimson Soldier ( No.37 )
- 日時: 2010/02/28 14:16
- 名前: 嵐猫 (ID: cKfO32ZA)
nanasiさん
いいんです。笑
短気、なんでしょうか^^
- Re: Crimson Soldier ( No.38 )
- 日時: 2010/02/28 14:32
- 名前: 嵐猫 (ID: cKfO32ZA)
◆EpisodeXIII
「嫌だなぁ、女の子なのに、怖い怖い・・・・・・」
そう言うと、夜冬は自分の杖を自分の前に置いた。
小さく、何かを呟く。
パァンッ!
闇夜の水魔法が、見えない盾によって壊された。
「お前っ、猫被ってたんでしょう!」
次に攻撃を仕掛けたのは、魅叉だった。
大きな蒼い剣を両手で持ち、夜冬に叫びながら突進する!
次の瞬間、夜冬は刺される・・・・・・。
はずだった。
「無駄!」
夜冬の前に立ちはだかり、魅叉の攻撃を止めたのは、癒慧。
大きな剣で、魅叉の剣を受け止めた。
癒慧はニヤニヤと笑い、魅叉を跳ね返す!!
「ぅあっ!」
「もしかして、初めて? 初心者でしょう?」
「い、痛っ・・・・・・、つぅ、もうッ!」
闇夜は再び、夜冬に攻撃をする。
魅叉も癒慧に立ち向かう。
「雪! 攻撃力あげて、あげてッ!」
「リョーカイ!」
紅音の指令に、雪は了解し、二人の攻撃力をあげる。
雪の杖先から、柔らかな光が出て、二人を包んだ。
これで、二人は少し、パワーアップしたはずだ!
「オレのこと、忘れてただろッ?!」
「がはッ?!」
突然、紅音は突き飛ばされる!
背後には、ニヤニヤと笑う、勇者の魁。
「紅音!」
「雪はそこにいて」
「でも・・・・・・っ」
紅音は無言で白銀の剣を右手に握り、
「西の水、東の緑、豊かな自然を生み出す」
まわりに、大きな円を描く。
「召喚か・・・・・・ッ」
「出でよ、大いなる全てを生み出した母よ───」
女神シルヴァ、召喚!
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