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Crimson Soldier 【完結】
日時: 2010/04/29 18:59
名前: 嵐猫 (ID: kix7MxaA)

こんにちは、嵐猫です。らんまお、と読みます。
なぜか消えてしまったので、たてなおしました!!

Crimson Soldier=深紅の戦士、という意味です。
ちょっとグロあると思います。

では、どうぞ。

お客さま
・朝倉疾風様
・nanasi様

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Re: Crimson Soldier ( No.59 )
日時: 2010/03/13 19:51
名前: 羽鳥 (ID: m7RL/.Cf)

朝倉疾風さん

ありがとうございます^^ 嬉しいですっ。
誰も地図持っていないという・・・汗
何が弾けたのでしょうか。

nanasiさん

大分進みました^^
頑張ります!

Re: Crimson Soldier ( No.60 )
日時: 2010/03/13 20:10
名前: 羽鳥 (ID: m7RL/.Cf)

◆EpisodeXXI

「な、何が弾けたの・・・・・・ッ?!」

雪が驚き、あたりを見回す。
そして次の瞬間、突然闇夜が雪と魅叉の頭を押さえた。
それから地面に跪くような格好をする。 もちろん紅音も。

4人の少女は何かに跪いていた。
だが、魅叉と雪は何に跪いているのか分からない。

「ヴィア帝国皇妃、大黒魔導師のティーニア・ヴィア様だっ」

そんな2人に、闇夜が小さな声で言った。




「ほぉ、礼儀はしっかりしているのだな。 少女ども」
「はい、大黒魔導師さま。 皇妃さま。 ティーニア・ヴィア様」
「・・・・・・ふ。 顔を上げよ」

その呼びかけに、4人は恐る恐る顔を上げる。

狂った帝国の皇妃、ティーニア・ヴィア。
大黒魔導師であり、別名「破壊の女王」。

なぜ「破壊の女王」なのか、って?

ティーニアには生まれつき、物を破壊することができる能力がある。
それも、念じるだけで破壊できる、という能力。

そんな能力のせいで、皇妃になったのか。

「今、何が弾けたか、分かる者はいるか」
「・・・・・・・・・」
「ほぅ、分からぬか。 教えてやろうぞよ」

ニィイ、と不気味に笑う皇妃。 腰までの長い黒髪に、紫の瞳。

「───人間だよ」
「え・・・・・・っ??」
「もう一回言うぞ、少女たち? 人間だよ」

4人の少女たちの顔は、青ざめていく。

「後ろを振り向いてみよ? 破裂した人間がおるぞ」
「・・・・・・っ、・・・・・・・・・っ」

4人は振り向かない。

「まぁ、無理もないの。 まだ少女だからの」
「・・・・・・ごめんなさい、皇妃さま」
「よいよい、気にするな。 クスクス、クスクス。



 あッははははははははははははははははははははは!
 きひひひひひッ、きひッ、くははははは!!!!」

Re: Crimson Soldier ( No.61 )
日時: 2010/03/13 20:20
名前: nanasi (ID: lerfPl9x)

破壊の女王

めっちゃ怖いのきちゃったじゃん(壊れかけてるし)

Re: Crimson Soldier ( No.62 )
日時: 2010/03/13 20:21
名前: 羽鳥 (ID: m7RL/.Cf)

◆EpisodeXXII

さすが狂った帝国だ・・・・・・っ。

「破壊の女王」が人間を破壊したぞ。
なのに笑っている。 見ろと言う。 

「ふははは・・・・・・っ。 ・・・・・・・・・。
 すまなかったの、つい、笑ってしまった」

ニヤリと笑う皇妃。
どこも、笑えない───。

「少女たちは、ここで何をしている?」
「・・・・・・さ、散歩です」

魅叉が咄嗟に嘘を言った。
『帝国から脱出です、エヘ☆』なんて言えないので。

「同じだな、少女たち。 わたしもだ」

ようやく、皇妃は優しく笑った。

「これから城に戻るとする。 では、な」
「さようなら、皇妃さま」

再び頭を下げる。




「・・・・・・ッ!」

気を緩めてしまったようだ。
皇妃がいなくなったので、少女たちは後ろを見てしまったのだ。

血ノ海ダッタ。

真っ赤で、深紅が広がる。 そう、まるで海。
きっと5人くらい犠牲になったんだろう。

本当に狂ってる。

Re: Crimson Soldier ( No.63 )
日時: 2010/03/13 20:23
名前: 羽鳥 (ID: m7RL/.Cf)

nanasiさん

すごく怖いの来ました。
もう壊れてる・・・・・・汗
怖いです。


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