ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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 マイナス  ちょっとした番外編
日時: 2010/06/28 15:53
名前: アキラ (ID: PA3b2Hh4)

.



まだまだ未熟者ですが、頑張ります。

登場人物>>2


お客様リスト

     ユエ様  白兎様  神無月様  風水様
    くれは様  結羽様  月兎様

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Re:  マイナス  ( No.39 )
日時: 2010/06/06 16:59
名前: つづみ ◆8ll0DtPXyM (ID: DBM1eX7d)

emiri2007/10/8 15:03> わたしは下のおまじないでGETしました!
> ぜったいききますよーすごくかんたんです。
> (1)お願い事を3回心の中で唱えてください。
> (2)その次に自分が一番可愛い顔をしてください。
> (3)このカキコを全部で3回コピーしてほかの掲示板に書いて下さい。3番が一番重要ですので必ずして下さい。そうしないと好きな人と、両思いになれませんよ。必ずゆっくり実行して下さい。
> (4)夜に寝る時彼のことを思いながら一夜過ごしてください。
> ちなみにこのレスはウソではないよ!
> 信じる信じないは人の勝手です。
これを3つのレスに貼ると10日内に好きな人
から告白されるよ!信じないとか思ってると損するって!!!
私も最初は信じなかったけれど私も一応と思ってやったら
1週間で告白されちゃった

Re:  マイナス  ( No.40 )
日時: 2010/06/06 17:02
名前: 結羽 (ID: o14VJDmT)

イイ感じですょ!!
ファィと**

Re:  マイナス  ( No.41 )
日時: 2010/06/07 15:50
名前: アキラ (ID: PA3b2Hh4)

今年、虐待事件が多発しているので、それを考えて
これを作りました。
本当に虐待嫌です。 オカンでよかった(^^)/
>くれはさん


犯した。 それについてはまた後に、夕衣の回想で
出てくると思いますm(__)m
>風水さん


コメ、ありがとうございます(@_@)
頑張ります!
>結羽さん

Re:  マイナス  ( No.42 )
日時: 2010/06/07 17:52
名前: アキラ (ID: PA3b2Hh4)

.




       
         第3章
      普通と変人との合点さ





          ⅴ




蛍が殺された。
蛍が殺された。
蛍が殺された。

「※※※※※ッ!! ××××、▽▽▽☆☆!!」

何か、叫んでる。
人間とは思えない声。

「ゆーちゃ……」 初めて呼ばれた、ぼくの愛称。

いろはが、手を伸ばしてぼくを頼ってきた。
大好きなお兄ちゃんが殺されて、哀しいんだよねー。
なでなで。

頭をなでて、いろはを宥める。

もう、いっか。 
もう、どうでもいい。




          ⅴ





起きると、いろはがぼくの頬を抓っていた。 だから痛かったのか。

「夕衣、起きて」 「……今日何曜日?」 「土曜日だから、ガッコーは無いよ。 というか、何で夕衣が私の布団で寝てるの」

昨日の態度とは全く違ういろは。 記憶も途切れ、何も覚えてないんだな。
便利な頭。

「ぼくが一緒に寝たかったから」
「……スケベッ」
「下心はないよ」

ぼくを男と認識していないいろはは、些細な冗談を笑って言える。 
これが本当に男だったら、切り刻まれるだろうな。 いや、ぼくも男なんだけど。

「夕衣、今日は一日家でゴロゴロするの?」
「……しちゃおっか」

ごろーんと。

「お昼、何食べたい?」 「ラーメン」 「インスタント?」 「嫌だ」

一から作れってか?

「うーん……ラーメン屋さん?」
「でも、いろは、あまり外出るの嫌だからなぁ」

いろはは学校以外で外に出ない。 そのせいか、やけに肌が白いな。
中学の頃から、プールの授業にも出てないから。

「ラーメンラーメンラーラーメーン」

ラーメンの歌(作詞作曲いろはさん)を歌い終わり、いろはがニヒヒと笑う。

「いろはさん、ご機嫌だね」
「ガッコー休みだからねぇ」
「だねー」

頷くと、突然チャイムが鳴った。 古いアパートのせいか、耳に響いて鬱陶しいな。

「はい、どちらさまですか?」
「……私だけど」

その声に、驚き、固まる。

「……待って下さい」

鍵は掛けてなかったから、ドアノブを捻って開けた。
声の主と、3年ぶりの面会をする。

「お久しぶりです」
「電話で声は聞いたけど……へぇ。 髪、伸びたわねぇ」

叔母が、ぼくの長めの髪を引っ張る。

「で、用は?」
「あの子の進路を聞こうと思って。 高校ラストだし。 まあ、大学には行かないと思うけど」
「ああ、本人は何も考えていませんよ」

少しだけ、叔母が表情を曇らせる。 この人は感情が顔に出やすいから、楽だ。

「だから、あなたに聞いてるの。 ここに残るの? お金の事は心配しないで」
「いろはは、ここに残りたいと思います」
「……アンタ、いろはいろはって、自分の事は考えないんだ」

そりゃあ、もちろん。 「ぼく、いろは命ですから」 いろはが大切ですから。 ただの、独り言。

叔母は面白く無さそうに、

「ふうん。 ──ここに残るのね。 働きもせずに」
「社会復帰には、まだまだ時間がかかるので」
「よく言う。 あなた、昔から」  

「誰が来てるの?」

振り返る。 いろはが居た。
………おい。 何してんの。
包丁持って。

ひっ、と叔母が小さく悲鳴を上げるのが聞こえた。

「なんで、ここに居るの?」
「こ、高校の進路……あなたの進路を聞きに来たのよ……っ。 もう帰るわ」
「少なくとも、アンタの家には戻らない。 気持ち悪い、吐き気がする」

3年前、いろはを馬鹿にした叔母は、逆上したいろはに襲われた。 それと止めた、その時14歳の従弟も怪我をして、ぼくらは家を追い出された。
因縁、といった仲になっている。

「そ、そうよね。 ごめんなさい、もう帰るわ」
「…………」

叔母はぼくを睨みつけ、アパートの階段を急ぎ足で降りる。
いろはは持っていた包丁を床に投げ捨てて、

「不用心だよ、ゆーちゃん!」

鍵をガチャリと掛けた。 ぼくを、その真っ黒な目で見つめて、

「あんな奴を家に入れちゃダメ。 馬鹿馬鹿ってすぐに聞こえるから!」
「ごめんね」
「あの家には、戻らないよ」

分かってるよ。 戻れるわけないじゃないか。

「いろはは、夕衣と居るのが落ち着く」
「ありがとう」

素直に、お礼を言う。 いろはは笑い、

「なはははっ」

部屋の布団にダイブした。


Re:  マイナス  ( No.43 )
日時: 2010/06/07 18:40
名前: 白兎 (ID: BtjLrvhc)

久しぶりに見てみたらすごい進んでてビックリ;

この家族には何があったのでしょうか。気になりますね(´・ω・`)

虐待かぁ。 何なんでしょうね、あれ。
ニュースとかで見てても、意味が分からないです。 そんなことするぐらいなら産むなよって怒りたくなる(-゛-;)

続き気になります★これからも頑張ってねぇ〜!!


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