ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- モノクロⅡ 完結
- 日時: 2010/08/28 09:04
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
.
未熟者です(-_-)
お客様
白兎様 ミコト様 神無月様
くろうさぎ様 風水様 スペシャル様
出雲様
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- Re: モノクロⅡ ( No.41 )
- 日時: 2010/08/10 08:58
- 名前: ミコト (ID: 8hgpVngW)
トルバート家は女が強いですね〜!!
しれっと「同室がいいわ」ってw
予想おーおーあーたーりー★(笑)
キャッホーイ!!
モーゼス一人何が起きたか分かってないww
- Re: モノクロⅡ ( No.42 )
- 日時: 2010/08/10 12:31
- 名前: 神無月 (ID: XOYU4uQv)
同じ部屋・・・おなじ・・・くっ、羨ましい!!←ぇ
一気にモーゼスさんのファンになりました。
付き合ってくだ(黙
- Re: モノクロⅡ ( No.43 )
- 日時: 2010/08/11 07:56
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
ですよね、モーゼス固まっちゃいましたよ。
なんだありゃって笑
>風水さん
タメはあまり使いません。 すんません(+_+)
自分は多分私立の方に行きますね、勉強できないから
>くろうさぎさん
というか、男がもう諦めてんだと思います。長年の付き合いだから笑。
予想ピンポンおめでとです(^<^)
>ミコトさん
モーゼスさん、ファンができたようです。
付き合っちゃいなさい!!笑
>神無月さん
- Re: モノクロⅡ ( No.44 )
- 日時: 2010/08/11 08:13
- 名前: ミコト (ID: 8hgpVngW)
モーゼスさんいいなら私にシロを下さいよっ!
つき合わせて下さいよっ!
(えっ・・・女同士で!?)
こんなの差別だぁぁぁぁぁ!!!
(荒らした訳では無いので通報は勘弁して下さい)
- Re: モノクロⅡ ( No.45 )
- 日時: 2010/08/11 08:19
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
.
黒髪に、金色の瞳。 右目は失われているのが、眼帯がつけられている。
執事用のタキシードに身を包み、モーゼスはリアナイト家の地下室に足を運ぼうとしていた。
(結界の色が濃いな……)
進んでいくうちに濃淡になる、結界の魔法。
思わず顔をしかめてしまう。
地下につながる扉を開けようとした時。
「待ちなよ」
可愛らしい声に、その手を止める。
振り向かなくても、相手は分かっていた。
「どこに行くのさ。 そっちは何もないよ」
「……ご冗談を」
モーゼスは軽く微笑み、振り返る。
そこには、少女がいた。
限界まで短い髪は、青みがかった蒼白。 パッと見ると少年のようにも見えるが、きている黒いワンピースによって、性別が女だという事がわかる。
「ここには、我が主がいるのでしょう?」
愛しそうに、扉を撫でる。
「ねえ、ロゼ。 黙ってないで答えてくださいヨ」
ロゼと呼ばれた少女は、どこか哀れげに扉を見つめた。
「可哀想な子……。 リアナイトの魔物にその体を器にされるなんてね……」
「この結界は、あなたの魔法でしょう。 “蒼の魔術師様”」
通り名を呼ばれ、ロゼは少し不機嫌顔になる。
見た目は若いが、これは魔法によって姿を変えているだけ。 実年齢ははるかに、モーゼスの何倍も生きる魔術師。
「トルバートの子らが来たんでしょお? それ、奥さまにちゃんと言ってよねぇ」
「分かってますよ。 “黒の魔術師様” もいましたネ」
話を変え、ロゼは何とか彼を扉から遠ざけようとする。
この地下にいる魔物。 闇の王。
ロゼの結界魔法で何とか、その溢れる彼の魔力を抑えているというものの、この力は絶大だった。
「明日の継承式、僕は一時的に魔法を解く。 その時は」
「その時は、私が責任もって時期リアナイトの当主をお守りしますヨ」
モーゼスが恭しく頭を垂れる。
うさんくさい。
ロゼは直感的に感じていた。
モーゼスがリアナイト家に来てから何年経つだろう。
彼もまた、ロゼと同様姿が老いていない。 魔法のせいかと思ったが、その気配もない。
(この坊や……何か変だ……)
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