ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 死刑泥サバイバル小説!第3章キタッー!長編スイッチ、ON!
- 日時: 2012/01/04 18:36
- 名前: たむこう (ID: /srgSQSM)
登場人物
斉藤 健:高2、17歳、今作の主人公
鈴木 愛李:高2、17歳、健の同級生
加藤 信彦:高2、17歳、健の大親友、同級生
後藤 守:学校の校長、58歳、弥生高校の校長先生
警察官:ある計画に校長と手を組んでいる。
平井 健太:高3、18歳、健たちの先輩
斉藤 裕子:健の母、病で倒れ、病院に居る。
斉藤 隆義:健の父、お酒好きで、陽気な性格
高校の生徒たち:弥生高校の生徒、1年2年3年まで、学年がある。
福田 正平:高1、16歳、足が速く、争いごとが嫌い。
高橋 瑠美:高3、18歳、おとなしい性格
そのほか、いろいろ
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- Re: 死刑泥 ( No.7 )
- 日時: 2011/11/25 17:03
- 名前: たむこう (ID: /srgSQSM)
菜恵さん、ありがとうございます^^
これから、もっともっと面白くするよう努力しますので、応援よろしくお願いします^^
- 第5章、新たなルール ( No.8 )
- 日時: 2011/11/25 18:36
- 名前: たむこう (ID: /srgSQSM)
放送が流れた。
「え〜、新たなルールを発表します。あなた達の周りには、乗り物1つも動いてないですよね?そう!あなた達のために、刑ドロ中、誰も乗り物に乗れないのです。乗ってる人が居たら直ちに殺しに向かいます。
気をつけてねぇ〜、そして、武器も使えません!これ重要!では、楽しんで、」
放送が切れた。
健たちは、周りを見ながら前へ進んでいた。
「ったく、あのバカ校長は何を考えてるんだか・・・」
信彦がそう言って水を飲んだ。
今日の気温は、28度。こんな暑い日に刑ドロなんて・・・
「でも、警察の姿が見えないよ?なんでだろう?」
愛李は不思議そうに言った。
そうなのだ。周りには警官1人も見えない。
3人は疑問に思っていた。それはそうだろう。必ず警官に出会うとは限らない。
「あぁ、とにかく、気をつけろ。近くに警官が居るかもしれない」
健がそう言って、立ち止まった。
「どうした?健?なんかあったか?」信彦は、前を見た。
そう!警官1人、こっちを見ている。
その瞬間!!
思いっきりこっちに走って来る。
健は、「逃げろ!」そう叫び逃げた。
信彦は、愛李の手を握り、健に着いていく。
「どうしたの?」愛李は、警察の存在にまだ気づいていない。
「後ろ見てみろよ!警察が追いかけてきている。」
信彦が愛李に警察の存在を教えた。
「えっ?あぁ!本当だ!」
気づいたようだ。
警察の足は速く、追いつきそうだ。
健たちは、右へ曲がり、また右へ曲がった。
「あいつ、足速いぞ・・・」
でも、健は、その警官より足が速い。
陸上部で、なんどか優勝している。
そう簡単に捕まるわけが無い。
そして、警官は、ペースが落ち、だんだん遅くなった。
そして、警官の姿は見えなくなった。
- 第6章、1日目終了 ( No.9 )
- 日時: 2011/11/25 20:22
- 名前: たむこう (ID: /srgSQSM)
警察の姿は消え、安心した健達。
「あぁ、あぶねぇ・・・まさか、都合よく警官に出会うなんて・・・」
健は、息が切れている。
「でも、あの警官なんか変だったぞ。」
そう、警官は、黒い服を着てサングラスと帽子を身に着けていた。
まるで、マフィアみたいだ。腰には、拳銃とナイフ。恐ろしい・・・
信彦が、腕時計を見た。
「おい!もう2時だ。」
さっきまで、朝の10時だったのに、もう2時だ。
あと、3時間で終わる。
その頃、校長は、微笑み外を見ていた。
「フン、捕まった奴は、35人か・・・」
牢屋には、35人閉じ込められている。すべて、手錠を付けられている
「予想外の人数だ」校長は、そう言って、牢屋に居る生徒を見つめた。
「哀れ」
そう言って、体育館のステージの上に上がり、椅子に座った。
生き残り生徒レーダーを見て、睨んだ。
「早く捕まえろよ警察・・・」
苛立ちを見せて、本を手にした。
そして、健たちは、残りの時間を歩いて過ごし、4時59分
「もうちょっとだ」
健は、足を止めカウントダウンをした。
「10、9,8、7,6、5,4,3,2、1」
テゥルルルルルルルル
「死刑泥、1日目終了しました。明日も元気に走りましょう」
放送が終わり、そして、1日目が終了した。
- 第7章、新しい朝 ( No.10 )
- 日時: 2011/11/25 20:54
- 名前: たむこう (ID: /srgSQSM)
6時30分、健は、目覚まし時計のベルで目が覚めた。
ベットから降りて、体を伸ばしあくびを1つした。
「はぁ、今日も刑ドロか・・・」
そう言って、階段を下りる。
父親は、顔を赤くして寝ている。
どうせ、昨日も酒を飲んでいたんだろう。
父親の名前は、斉藤隆義。
健は、ため息をして、父親を起した。
「おい!親父!起きろ!朝だぞ!」
すると、「うるせぇなぁ、分かった分かった!起きる起きる」
イライラしながらも、起き上がり新聞を手に取り言った。
「そういや〜、刑ドロしてるそうじゃねぇか!おぉ、楽しそうでいいな」
健が、驚いた。なぜ、親父が刑ドロのことを・・・
「親父!なんで、そのことを知ってんだよ!」
疑問に思った健は力強く言った。
「学校から電話があったんだよ!お前の夏休み前に!刑ドロをするから健達が死ぬかもしれないから、死んだ時はごめんなさいって、」
隆義は、そう語った。
「どういうことだよ!それで、何も言わなかったのか!息子が殺されるんだぞ?否定しなかったのかよ!」
健は、怒鳴った。
すると、隆義が、
「それは、謝る。だが!しょうがなかったんだ!反論したら、俺も殺されるかもしれなかった!2人とも死ぬよりかはマシだろ・・・」
涙声で、言った。
「最悪だな。親として最低だ。もういい・・・俺はココから出て行く。
どうなったって知らねぇからな!」
そう言って、荷物を用意して、家を出た。
「勝手にしろ・・・」
隆義は、その場で、崩れ落ちた。
- 第8章、その速さ、光の如く! ( No.11 )
- 日時: 2011/11/25 21:29
- 名前: たむこう (ID: /srgSQSM)
健は、家を出て、歩いた。
あと、4分で始まる。
すると、後ろから
「お〜い!健!こっちこっち!」
愛李と信彦だ。
2人とも元気そうだ。
「おぉ!愛李、信彦!元気そうで良かった。」
健はそう言って、笑った。
「今日も頑張ろうぜ!」
信彦は、笑顔で言った。
健と愛李は、頷いて歩き出した。
すると、後ろから足音が聞こえる。警察か!そう思った健たちは、振り向いた。しかし、そこに居たのは、高1くらいの少年。
「健先輩に愛李先輩に信彦先輩ですよね!」
元気そうな少年だ。
「そうだけど?」
健達は、そう答えた。
その少年は、目を輝かせて言った。
「やっぱり!あぁ、探してたんすよ!」
3人は、?マークを出した。
信彦は、疑問に思った。
「探してた?」
探してたとは?なんか、知らせたいことがあったのか?
「そうっすよ!一緒に逃げましょう!」
そう言って、少年は、健の隣に来た。
この少年の名前は、福田正平、高校1年で、健達の後輩だ。
「なんか、わかんねぇけど、よろしくな」
健はそう言って、正平の頭を撫でた。
新しい仲間が加わって、にぎやかになった。
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