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- 死刑泥サバイバル小説!第3章キタッー!長編スイッチ、ON!
- 日時: 2012/01/04 18:36
- 名前: たむこう (ID: /srgSQSM)
登場人物
斉藤 健:高2、17歳、今作の主人公
鈴木 愛李:高2、17歳、健の同級生
加藤 信彦:高2、17歳、健の大親友、同級生
後藤 守:学校の校長、58歳、弥生高校の校長先生
警察官:ある計画に校長と手を組んでいる。
平井 健太:高3、18歳、健たちの先輩
斉藤 裕子:健の母、病で倒れ、病院に居る。
斉藤 隆義:健の父、お酒好きで、陽気な性格
高校の生徒たち:弥生高校の生徒、1年2年3年まで、学年がある。
福田 正平:高1、16歳、足が速く、争いごとが嫌い。
高橋 瑠美:高3、18歳、おとなしい性格
そのほか、いろいろ
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- 真章!第14章、傷だらけの生徒 ( No.92 )
- 日時: 2011/12/14 21:44
- 名前: たむこう (ID: /srgSQSM)
その頃、健達は埼玉県の近くをうろちょろしていた。
「あと、2時間30分で始まる」
健は腕時計を確かめた。
健のメンバーは、健、愛李、悠美だ。
空は曇り状態。
朝の晴れはどこかえ、消えてしまった。
「ねぇ、光希達、大丈夫かな?」
愛李が口を開く。
健が、立ち止まって、愛李の顔を見た。
「あぁ、あいつは、捕まらない。約束したんだ。絶対捕まらないってね」
健は、微笑んだ。
すると、健の携帯が震えた。
「誰だろう?」
携帯の画面を見る。
メールだ。瑠美からだ。
メール内容は、居場所を確かめる文だった。それと、心配してくれてる。
「今どこにいるの?怪我はない?」
そのメールに、健は返信した。
「埼玉県の近く。怪我はないし、みんな無事」
その文を、返信して携帯をポケットに入れる。
ずっと歩き続ける健達。
風が冷たい。
木々が揺れる。
すると、目の前にフラフラと歩いてくる人を発見。
「あれ、人だよね?」
悠美が指を指した。
「あぁ、人間だな。」
その時!フラフラ歩いてきた人が地面に倒れこんだ。
健達は、急いでその人の近くへ向かう。
生徒だ。
切り傷が2ヶ所。アザが10ヶ所以上。
その生徒は、うぅ〜うぅ〜言っている。
「おい、アンタ!大丈夫か!しっかりしろよ!」
警官にやられたのだろう。
健が何回もその生徒の肩を揺らす。
だが、起き上がる気配はない。
治療をしようと思った。
しかし、救急箱もなにもなく、生徒は、息をしなくなった。
健達は、唇を噛み締めて、その生徒を木の下へ運んだ。
その生徒の顔は青ざめている。
その顔は、風邪を引いた人の顔だ。
けど、もう死んでいる。
健達は、手を合わせ一礼した。
そうしてる間にも、時間は過ぎていく。
4時前、もう少しだ。
あのゲームが始まる。
すると、雨が空から降ってきた・・・
- 真章!第15章、迫る闇 ( No.93 )
- 日時: 2011/12/15 18:13
- 名前: たむこう (ID: /srgSQSM)
雨が降ってきた。
光希達は、準備運動を済ませ、逃げる用意をしている。
「雨だ。風邪引いてしまうなぁ」
光希は、空を見上げた。
真っ暗だ。
雲が1つ1つ大きい。
そして、瞬く間に雨は強くなり光希達はびしょぬれになってしまった。
「あり得ねぇ、雨降るって言って無かったよな・・・天気予報」
光希が苛立ちながら言った。
「うん、言ってなかったね。」
それに、秀太は冷静に答える。
「雨の親父ギャグって、なんだっけ?」
庄司は、悩んでいる。
「もうええわ!」
光希は、庄司の頭を叩いた。
すると、チャイムが響いた。
始まった。デスゲームだ。
しかし、光希達の周りに警官はいない。
4人は、歩き出す。
「まったく、警官の姿見えないね」
美沙が周りを見た。
「そうだな。毎日警官に出くわすとは、限らないから」
歩き続ける。
渋谷近くを歩いてる時、庄司が後ろの気配に気づく。
「なんや?」
庄司は、振り向いた。
赤い目がいくつもある。
チェンソーの音が響く。
通行人が、ビクビク震えている。
軽く数えて6人いる。
やばい・・・
光希達は、ビビりながら、後ろを見る。
悪魔だ。また現れた。
今度は、6人
あり得ない・・・・
4人は、一気に逃げる。
警官は餌を追う獣のように走る。
「マジかよ・・・」
- 真章!第16章、轟く雷鳴 ( No.94 )
- 日時: 2011/12/16 00:24
- 名前: たむこう (ID: /srgSQSM)
その頃、健達はまだ警官に追われていない。
「気をつけて!近くに警官がいるかも」
健は周りを警戒している。
すると、向こうのほうから叫び声が聞こえた。
「誰か!助けて!うわぁぁぁぁぁぁぁ!」
生徒が捕まったのだろう・・・
3人は、恐怖を堪え歩き続ける。
30分後、空に雷が出始めた。
愛李と悠美は、雷を恐れている。
「わぁぁぁ!雷が鳴ってるよ〜」
愛李は、世界で一番嫌いな雷にビビっている。
雨は段々強くなる。
雨の1粒1粒が当たって痛い。
警官の姿は、見えない。
まさか、今日は、警官に出会わずに死刑泥が終わるのか・・・運がいい。
しかし、今の警察人数は、100万人。
1時間の間に必ず2〜3人は、出会うだろう。
だが、油断は禁物だ。
油断した隙に警官は現れる。
「よし!あの公園まで走ろう。」
健達は、公園まで走る。
その頃、光希たちは、まだ警官から逃げてた。
「クソ!まだ追いかけて来るのかよ!いい加減にしろってんだ!」
光希達は、警官からずっと逃げている。
周りの人たちは、ざわめいている。
賑やかな渋谷に入った。
だが、光希たちを見たせいか、静まり返った。
当たり前か?殺される人が街に入って来たら静まり返るのも無理は無いか
「はぁ、はぁ、はぁ・・・・アカン・・・キツイわ・・・」
庄司が、今にでも倒れそうだ。
「お前等は・・・先に行け・・・ワイは、おとりになる・・・」
庄司が立ち止まった。
そして、3人も立ち止まった。
「は?それもジョークか?」
「んな訳無いやろ!早よ行け!全員捕まってしまうやろ!」
「まだ間に合う!さぁ、一緒に!」
秀太が、手を差し出す。
しかし、庄司は、立ち止まったままだ。
「行け!」
警官が迫ってくる。
庄司が、挑発をした。
「おい!こっちや!こっちにこい!」
庄司は、右に曲がった。
警官は、それに釣られ追いかけに行く。
「おい!なんでだよ!なんで、みんな庄司の方に行くんだよ!」
「しょうがないさ・・・彼等はロボット。人間とは違って、ターゲットを変えることが出来ないんだ・・・」
「どういうことだよ!じゃあ、あいつ等が狙ってたのは、庄司だけだってのかよ!」
「あぁ・・・」
あの時、庄司が後ろを振り向いた時だ・・・彼等は、最初に見た顔の人だけを狙う。
「庄司さん・・・もうちょっと話しとけばよかった・・・」
美沙は、崩れ落ちるように座った。
庄司は、警官から逃げ続ける・・・
- 95回送信!!!挨拶。 ( No.95 )
- 日時: 2011/12/16 00:20
- 名前: たむこう (ID: /srgSQSM)
95送信キタッー
どうせなら、100送信で挨拶したかったんですけど・・・
まぁ、そんなことは置いといて!
改めまして!
どうも、この頃、家のお手伝いが大変なたむこうです。
そろそろ2011年も終わりですね・・・昨日まで、1月だったのに!(笑)
大掃除が大変でして、いろいろ送信が遅かったことも・・・申し訳ないです・・・
それでも!僕の小説を見に来てくれて嬉しいです!感謝感謝です!
これからも、この小説をどうかよろしくお願いします!
あの大阪の学生が・・・ああなって、こうなって・・・
大阪の学生なんかかっこいいですね^^
自分で、書いたんですけどメッチャ庄司がかっこよかったと言う・・・
では、挨拶はここまでにして!みなさん、良い夢を!
- 真章!第17章、大阪魂炸裂!? ( No.96 )
- 日時: 2011/12/17 18:24
- 名前: たむこう (ID: /srgSQSM)
健達は、公園で休憩していた。
「警官に出会わないな。」
「そうだね。でも、ラッキーじゃない?警官に出会わないなんて」
光希と愛李が、話してる。
悠美は、眠たそうだ。
「おい、悠美。大丈夫か?」
「えっ・・・、大丈夫大丈夫・・・」
「あと、5分だ。頑張れ。」
残り5分・・
その頃、庄司は・・・
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
庄司は逃げ続ける。
警官は、まだ追いかけてくる。
すると、右側の通路から2体のロボ警官。
「嘘やろ・・・」
合計8体となった。
庄司は粘り横腹を抑え走る。
右へ行き、左へ行き、また右へ行き・・・これをくり返し逃げる。
庄司は、警官から少しだけ遠ざかる。
少し休憩をして、再び走る。
走ること、4分。
あと1分だ。
その時!
1体のロボ警官が物凄い速さで庄司に近づいてくる。
「なんや!あれ!」
心の中で思った。
庄司の肩に手が当たりそうになった。
次の瞬間!
庄司は、フェイントをして、家の柵を飛び越えた。
ロボ警官は、立ってる赤ちゃんがこける様にこけた。
庄司は、そのまま走り、隣町へ逃げた。
そして、死刑泥の終わりのチャイムが響く。
「助かったで。3人とも・・・」
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