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- 死刑泥サバイバル小説!第3章キタッー!長編スイッチ、ON!
- 日時: 2012/01/04 18:36
- 名前: たむこう (ID: /srgSQSM)
登場人物
斉藤 健:高2、17歳、今作の主人公
鈴木 愛李:高2、17歳、健の同級生
加藤 信彦:高2、17歳、健の大親友、同級生
後藤 守:学校の校長、58歳、弥生高校の校長先生
警察官:ある計画に校長と手を組んでいる。
平井 健太:高3、18歳、健たちの先輩
斉藤 裕子:健の母、病で倒れ、病院に居る。
斉藤 隆義:健の父、お酒好きで、陽気な性格
高校の生徒たち:弥生高校の生徒、1年2年3年まで、学年がある。
福田 正平:高1、16歳、足が速く、争いごとが嫌い。
高橋 瑠美:高3、18歳、おとなしい性格
そのほか、いろいろ
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- 第1章、謎の計画 ( No.2 )
- 日時: 2011/11/25 01:59
- 名前: たむこう (ID: /srgSQSM)
弥生高校の夏、俺たちは、いつも通りで、暇な日常を送っていた。
「あぁ〜、アッチィ〜、誰か〜うちわ持ってない?」
少年の名前は、斉藤健
弥生高校2年生だ。
「持ってな〜い。もうちょっとで、夏休みじゃん」
この子の名前は、鈴木愛李
弥生高校2年生、健と同い年。
「まぁまぁ、そんな暑がらずに!どうせ冬になったら寒くなるだろう」
この子の名前は、加藤 信彦
こいつも、弥生高校2年
「まぁ、そうだけどさぁ」
健は、とても暑そうだ。それはそうだろう。何せ、今日の温度は、34度。
「ねぇ!夏休み何処か行かない?」
愛李は、そう言って、健の机に手を乗せた。
「あぁ!いいねぇ!カラオケとか!」
健は、2人の元気さについていけない。
そして、時は流れ・・・
夏休みの前の前の日、ポストにある手紙が送られていた。
そこに書かれていたのは、「殺人」
訳の分からないまま、夏休み前日。
全校集会があった。なにやら、あの手紙が必要ならしい。
そして、みんなの耳に、謎の計画が知らされた・・・
- 第2章、死刑泥計画 ( No.3 )
- 日時: 2011/11/25 02:24
- 名前: たむこう (ID: /srgSQSM)
その計画とは、「死刑泥計画」
「おい!なんだよ!それ!意味わかんねぇよ!」
男子生徒が言った。
「意味が分からないなら、これから、話すルールを聞いとけ!」
校長が厳しく言う。
確かに、訳が分からない・・・死刑泥とは?なぜ、こんなことを?
「ルール説明をしよう。まず〜・・・・」
また同じ男子生徒が口を出した。
「おい!何でこんなことしないといけないんだよ!」
校長は、ムカつき腰にある拳銃をその男子生徒に向けた。
「うるさい奴は、消えてもらいます。」
銃の音が体育館に響く。
体育館の中は、パニックになった。
男子生徒の頭に弾が当たったのだ・・・
血は、流れていく。
泣き出す者も居た。
「静粛に!ルールを説明します。」
一瞬で静かになった。
男子生徒の死体は、警官に運ばれ捨てられた。
「まず、明日、8時30分にサイレンを鳴らす。そのサイレンが鳴ったら、警察官を一斉に出動する。」
みんなは、状況をまだ理解できていない。
「そして、夕方の5時に一日は終了します。
死刑泥は、夏休み終わりまで、行います。」
みんなは、震えながらも、「楽しそうじゃねぇか!」と和ませていた。
「そして、みなさんに配ったその手紙。なんて書いてありますか?
斉藤健くん」
みんなは健に視線を当てる。
「えっ、えっと〜、殺人って書いてあります。」
校長先生は悲しそうに言った。
「あぁ〜、なんてことだ!健君みたいないい子が、殺人なんて〜」
みんなが、?マークを浮かべている。
「手紙に殺人と言う文字がある人は、その場で殺されます。」
みんなが、驚き、ざわめきが起きた。
健は、足が震えてきた。
「じゃっ、じゃあ、殺人以外の奴は、どうなるんですか?」
女子生徒が聞いた。
「おぉ!いい質問だね。それ以外の人は、牢屋に入れられ、牢屋で生活してもらいます。
「では、死ぬ気で逃げて!生き残って!いい大人になりましょう!」
と、言って、みんなの前から校長は消えた。
- 第3章、開会式 ( No.4 )
- 日時: 2011/11/25 02:41
- 名前: たむこう (ID: /srgSQSM)
次の朝、7:30分
今日は学校で、死刑泥の開会式があるらしい。
健は、ジャージに着替え、学校へ向かった。
8:30:開会式
みんなは、体育館に集まり、大人しく体育座りをしている。
開会式が始まった。
「どうも、グッドモーニング!いや〜、刑ドロ日和ですね〜」
温度差がハンパない・・・
「ラジオ体操をしましょう。みんな、立ちましょう。」
こんなときに、ラジオ体操・・・ありえない。
「よし!では、初日なので、10時からはじめます!
どこでもいいから逃げてください!日本の中ならどこでも!」
そう言って、校長は、立ち去った。
そして、みんなは、解散し、警察が居ないところへ逃げた。
愛李と信彦は、俺と一緒に行動する。
なんか、変な感じだ。あと1時間で、俺等の命が狙われるなんて・・・
準備運動をして、今回は、広島県の千代田市に行こう。
ココからは、30kmはある。
とにかく、ココから離れよう。
スタートまで、あと45分・・・・
- Re: 死刑泥 ( No.5 )
- 日時: 2011/11/25 14:28
- 名前: 菜恵 (ID: xJkvVriN)
こんにちは、菜恵と言います。
とても面白いストーリーですね。
今後の展開がとても気になります。
次の更新、楽しみにしています。
- 第4章、絶望のチャイム ( No.6 )
- 日時: 2011/11/25 17:00
- 名前: たむこう (ID: /srgSQSM)
健たちは、大朝市に居た。
刑ドロまで、あと20分。
愛李たちは、とても恐がっていた。
「ねぇ、捕まったらどうしよう・・・」
「う〜ん、まぁ、大丈夫!俺等が居るし、心配ないでしょ。」
愛李と信彦が口を開いた。
「お前等、手紙に書いてあったの何?」
健が、2人に聞いた。自分のは、「殺人」捕まれば、即殺される。
「えっ、私は、万引き」
愛李は、答えた。
「お、俺は、痴漢」
2人とも殺される心配は無いらしい。
「そうか・・・もし、お前等が捕まったら、俺が助けに行く」
健は、2人に約束した。
「約束だ。出来るかぎり、捕まった人を俺は助ける。」
2人は、健のたくましい背中を眺めていた。
「ありがとう」
2人はそう言って、歩き出す。前へ前へ
その頃、学校では、大きなシステムの準備中であった。
「ふぅ、今頃、楽しそうに遠くへ逃げてるんだろうなぁ」
校長はのんきに言った。
あの子達は、死ぬ気で、逃げていると言うのに・・・
残り、10分
校長先生は、ウキウキしながら、コーヒーを一口飲む。
「校長!システムの用意が出来ました。」
教頭が言った。
「そうか!出来たか!いよいよだぞ!」
残り5分
健たちは、千代田市に到着した。
「あと、5分・・・」
愛李が悲しそうに言う。
「あぁ、頑張ろうぜ!」信彦は元気を取り戻した。
健は、チャイムが鳴るのを待っていた。
残り1分・・・あと、1分で、569人の生徒の命が狙われる。
健は、強く拳を握り、歩いた。
5・・・4・・・3・・・2・・・1・・
ピーンポーンパーンポーン・・・・
チャイムだ!いよいよ始まった。
だが、周りは、普通どおりだ、警官も居ない。
すると、放送が流れた。
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