ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 未来が俺たちにくれた物
- 日時: 2011/12/14 22:58
- 名前: ケンチン (ID: r1bsVuJn)
どうも、ケンチンです。
前作で知っている人もいるかと思います。
今回は「未来が俺たちにくれた物」という題名で作っていきたいと思います。題名に特に意味はないんですがね。
よかったら1作目のDifferent Worldsも見てくれるとうれしいです。
といっても、まだ完結してないんですがね。執筆中ですが、ほぼ終わりに近づいています。no=16760だったかな。
さて、本作では3つの架空の国が登場します。
アリビオ
マタン
クルトゥス
スペイン語、フランス語、ラテン語からとりました。
メインはアリビオという国で、この中で主人公や他の登場人物があれこれやります。
位置は南ヨーロッパ、ギリシャあたりだと思ってください。
それではよろしくお願いします。
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- Re: 未来が俺たちにくれた物 ( No.47 )
- 日時: 2012/06/21 16:56
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)
久しぶりに凄い小説読んだ・・・ってか、戦争みたいな感じのストーリーかな?
私の小説にも遊びにいらしてくださいな♪
タイトルからして、俺たちにくれた物って何だろう?
こんなに面白い小説を読んだの初めてだぜ!
なんていうかさ、ハラハラドキドキしちゃうんだなー♪
楽しみにしてるよ!
- Re: 未来が俺たちにくれた物 ( No.48 )
- 日時: 2012/06/21 18:15
- 名前: ケンチン (ID: lmeOXcX7)
そうですか、ありがとうございます。
期待にお応えできるようがんばります。
一応シナリオは完結まで出来ています。
今後も「なんだってー!?」的な展開が
いくつかあるのでお楽しみにww
最初は単純にパニック系?なのですが、
これからはクルトゥス軍という敵が増えるので
戦争的な世界観になるとおもいます。
空いてる時間にそちらの方も読まさせていただきます。
- Re: 未来が俺たちにくれた物 ( No.49 )
- 日時: 2012/06/21 18:22
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)
確かにパニック系だね、この小説(笑)
なんだってー!?
と、とんでもない出来事が起こるとか!?
ほぉ・・・こいつは楽しみだ♪
戦争的な展開・・・いや、物凄いオリジナルストーリーになりそうだねぇー(苦笑)
さすがにクルトゥス軍が出たら・・・これはヤバいよねー(汗)
OK、待ってるよ♪
- 第28話:DLS ( No.50 )
- 日時: 2012/06/21 21:57
- 名前: ケンチン (ID: lmeOXcX7)
「シュタール、まだか?」
「いまいきます」
他の皆は俺たちが戻るのを待っていてくれていた。
正直、もう先に行ってしまったと思っていたので、少しほっとする。
俺は弾薬が入っているベストをつけ、ライフルをかつぎ
水や止血剤など必要最低限のものをバックにまとめ準備した。
戻ってから10分後、拠点としていたオフィスビルを後にする。
デュラントが先頭、その後ろに俺がつく。
「これからどこにいくんですか?」
黙々と進むデュラントに問いかける
「さーな。なるべくここから遠くまで離れることしか考えていない。」
「この様子だと、まだ来てないようですね」
「気を抜くなよ。もしかしたら俺たちすでに監視されているかもしれん」
「そうですね。でもUCSの数は減りましたよね」
初日と比べると、UCSの数が減っている。
「まあな。燃料や弾薬を補給しにいったんじゃないのか?」
「ああ、エクステンダーですか?」
「そうだ。そいつらも動いてたからな」
厄介な話だ。普通はUCSの弾や燃料が尽きてしまえばそれまでだ。
しかしUCSの中には補給専用の無人機が存在する。
エクステンダーと呼ばれるUCSだ。
無人空中空輸機や地上UCS燃料補給用車両、または弾薬補給用のものまである。
そいつらが攻撃型のUCSにいろいろ補充する。
「だから燃料切れで勝手に止まるのを待っているのは、無駄なんだよ」
UCSはもともと人間がいなくても長期間行動できるように設計されている。
DLSもその一つで、例えばある1機が燃料不足になった場合、近くのUCSに
その情報を送信する。受信したUCSがその場に駆け付け、燃料不足の機体は
いったん後退する。補給後、元の持ち場へと戻り、代わりをしていた機体と
交代する。この一連の処理をすべて無人機が行っているのだ。
それを可能としているのが無人警戒管制システム、通称W&CS(warning and control system)だ。
全てのUCSの現在位置や役割などを把握しており、状況によって最適な指示をだす。
スーパーコンピュータを搭載しており、その判断能力や処理速度は人間とはけた違いだ。
そのためすばやくUCSを最適な場所へ動かすことができる。
周りの地上または航空UCSと情報をやり取りすることで、長時間その場を
監視することも可能というわけだ。
DLSの通信方法は大きく分けて二つある。
一つはさっき述べたホスト通信方式。データはすべて空中管制機または地上管制システム
へと送信され、その情報を受信したスーパーコンピュータが最適な指示をだす。
UCSの間ではこの方式が一般的だ。
二つ目はPtoP方式。これはW&CSを通さずに、直接特定のUCSにデータを送信
する方式である。一つ目のホスト通信方式だと、W&CSにデータを渡さなければならない。
しかし、近くのW&CSが破壊された場合、DLSが使えなくなる。
そのため、ホスト通信方式だと通信できない場合にのみ使用される。
直接データを送信し、受信した側は自分で考え行動するのだ。
「厄介ですね、ほんと・・・」
「ああ」
しばらく歩いていると後ろから
「あーあ、ほんと誰かさんのせいでこんなことに」
聞きたくないショーンの声が飛んでくる。
まだ言ってやがる、あの野郎
「うるせえぞ、テメー」
「だってそうだろ。全部あいつのせいだ。死んだあとでもムカつくぜ」
「黙れって言ってんだろ!!」
再びショーンと睨みあいになる
「うるせえぞお前ら!!」
デュラントの一喝で俺たちは黙った。
「もう終わったことだ。いまさらグダグダ言ってんじゃねえ」
その後は誰も喋らず、ただひたすら進んだ。
- Re: 未来が俺たちにくれた物 ( No.51 )
- 日時: 2012/06/23 19:14
- 名前: ケンチン (ID: lmeOXcX7)
今日ファミ通を読んだら、コールオブデューティー:ブラックオプス2(今年末に発売予定のFPSゲームです)のストーリーと本小説の内容が酷似していてびっくりしましたww この小説の書き始めた時期を見てもらえればわかると思いますが、コールオブデューティー:ブラックオプス2が発表されるかなり前に書き始めています。ですので、ゲームのストーリーをぱくった、または参考にしたということはまったくありません。ていうか無理ですよね。公表すらされていないのですから。一応念のために書いておきます。
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