ダーク・ファンタジー小説

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TIME LAG
日時: 2013/02/26 15:36
名前: カルメン (ID: UTKb4FuQ)

少女に自由はなく。

少女の未来という未来はどろどろだった。

少女の前にはアシアトがあり。

やむを得ず少女は、足を重ねた。



         プロローグ 完

タイムs ( No.37 )
日時: 2012/07/16 17:43
名前: 白石 侑 (ID: r5VGwxxq)

まあ増やす予定だったキャラのセリフや行動を今いるキャラにさせちゃえば?

まだまだ終わるのは先なんだし、ゴロっと内容変えてもいいわけだし←

楽しみにしてまーす!

Re: タイムs ( No.38 )
日時: 2012/07/22 17:32
名前: カルメン (ID: r5VGwxxq)

夜中だが関係ない。お構いなしに電話を鳴らす。
相手は…
「分気?勉強中?申し訳ないけどシャーペン置いて頂戴。仕事よ」
「ふぁあ、シャーペン?持ってないよ。枕なら抱えて…」
「馬鹿。勉強しろよ」
「……」
「まぁいいわ。学校の裏に来て。早くしないとタイムワープの入り口がなくなるわよ」
タイムワープの入り口=タイムロード。
周りから見れば、黒い渦である。
三時間に一度、ある場所は変わるが、これから仕事をすると連絡がきたタイムs達には、ある場所も仕事の内容と一緒に知ることができる。

Re: タイムs ( No.39 )
日時: 2012/09/29 00:01
名前: カルメン (ID: Qq197K.f)

分気には連絡をとった。来る来ないはあいつ次第だ。

「世見、起きてる?場所は学校の裏!歩並さん起こさないようにね」
「今家…あ、ごめん兄ちゃん、…え?いや、そうだけど…いいよ、寝てて。」
「起こしたの?もう、馬鹿!睡眠不足って言ってたわよ、少しは気を使いなさいよね」
「はぁぁぁぁい」

気の抜けた返事を最後に電話を切った。あたしは夜道を一人歩き、学校にへ向かっている。
「もしもし。日臨です」
「…こんばんは。今々です…」
消え入りそうな声。
今々の家は、幼い頃に今々が誘拐された事で親が過剰なほどに、外出を控えさせてるようだ。
「ごめんね、抜け出して来てくれる?学校の裏よ。」
「はい…慣れてますから、大丈夫です。」

あたしはバスに乗った。
「もしもし?日臨です。」
「すみません、集合場所はどこですか?」
「え?もう家出たの?」
「はい。」
「行動が早いんだね、学校の裏だよ。ゆっくりでいいよ。」
「了解。」

全員に連絡を終え、携帯を閉じた日臨は目の前の校門を身軽に飛び越えた。

Re: タイムs ( No.40 )
日時: 2012/09/29 00:08
名前: カルメン (ID: Qq197K.f)

「全員そろったわね。」

やっとのことで、20分後に集合が完了した。
皆が来るのを待ってる最中は、今にもタイムロードが消えてしまうのではないかと気が気でなかった。

「早めに行っちゃいましょう」
「待て。なんか来るぞ。」
世見がメンバーを止めた。
世見の視線の先にはタイムロードがあり、あたし=今々は世見の肩越しに中を見た。

向こうは暗闇でよく見えないが、じっと見ていた。
「こっちに来てるね。おい、人じゃないか」
あたしたちに向かって、来てるというより跳んできてるようなそんな感じだ。
確かに人だ、2人…少し小さめな身体をしている。

「受け止めろ!」

分気がいつになく大きな声を出した。
あたしは初めての事に棒立ち状態だ。
他の4人が敏速に行動できたのがよかった。

”ドン”

軽い衝撃音がして、我に返った。
あれ…

この子、赤ちゃんだ。

Re: タイムs ( No.41 )
日時: 2012/09/29 00:11
名前: カルメン (ID: Qq197K.f)

この日の出来事は全て自分自身に問題があった。
あたし=今々はそう思う。

そもそもあたしが仲間に初めて嘘をついた事が原因だ。

「あたしが見とく。昨日未来sの仕事があって、ちょっと疲れちゃったから休みたい…」と。

タイムロードから飛んできたのはやっぱり二人の赤ちゃんだった。
2・3年生を中心に少し話し合った。
「本社に連れてくべきだ。」
「それなんだけど、5人全員で行くべきだと思うわ。」
「どちらにしても今日はこの二人を見ておく係が必要になる。」
「誰か現在に残るのね。」
「そうだ。」
そこであたしは上記の嘘をついた。
何よりあたしは面倒なことは避けたいタイプだ。このここで避けないでどうする。
「…わかった、申し訳ないけどお願いできる?」
まんまとあたしに騙されてしまった日臨は、掌を合わせてお願いしてきた。
罪悪感はあったが、今更冗談だなんて言えない。

「全然平気よ。」

あたしは答えた。


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