ダーク・ファンタジー小説

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TIME LAG
日時: 2013/02/26 15:36
名前: カルメン (ID: UTKb4FuQ)

少女に自由はなく。

少女の未来という未来はどろどろだった。

少女の前にはアシアトがあり。

やむを得ず少女は、足を重ねた。



         プロローグ 完

Re: タイムs ( No.22 )
日時: 2013/06/19 11:23
名前: カルメン (ID: mk2uRK9M)

息が苦しい。変に疲れてくる。

(やめて…)

心では何回も繰り返し言ってきたこの言葉。
強気でいなきゃ…なめられる、怖くても…強気で、強気で、強気で…

「うっぜーんだよ!あぁ?なめてんのか?喧嘩売ってきたのそっちだろ?なんか言えよ!!」

相手は頭に血が上っている。何も反応しないわたしにさらに怒る。いい気味だ。
このの光景を時代は見てないだろうか?それが心配だ。
”ゴッ”

「あぅっ」

私は倒れた。足が痺れ、燃えるように熱い。
右の足のももに蹴りが入った。
麻痺状態の足を抱え、壁に寄り掛かった。
橘はさらに調子に乗ったらしく、2発目の蹴りの支度をしてる。

(もうだめだ。)

どういう駄目、なのかは自分でもわからない
時代のことはあれを最後に頭から消えた。
代わりと言ってはなんだが、男の声が耳に入った。

「初めまして、新月です。」

Re: タイムs ( No.23 )
日時: 2013/06/19 11:25
名前: カルメン (ID: mk2uRK9M)

この挨拶が私宛ではないことはすぐに分かった。
なぜならば前にも会ったことのある人物だからである。初めましてはあり得ない。

”バシンッ!ドンッ バンッ”

「痛ってぇ!」

流れ作業のように橘が後ずさりながらフラフラになっていく。
新月は半歩半歩、ジリジリと足を運び橘の身体の急所にパンチを入れてく。

「うぅぅ…」

橘は机の上に手を付き、唸り、足元から倒れた。
それを確認した新月は私に近づき、耳元で短く声をかけた。

「廊下に時代と日臨がいる。僕がそこまで君をおぶって運んでく。少し強引かもしれないけど、それでいい?」

時代は居たのか。
私は黙って頷いた。

Re: タイムs ( No.24 )
日時: 2012/06/16 18:14
名前: 日吉 侑 (ID: r5VGwxxq)

ややこしくなってきたぁー(○‾ 〜 ‾○;)ウーン・・・
カルの小説やっぱおもろいわー
さすがうちの彼((殴

・・・てへっ☆(汗)

じゃああとでね〜.....((((((○゜ε゜○)ノ~~   |出口|

Re: タイムs ( No.25 )
日時: 2012/06/16 18:49
名前: 日吉 侑 (ID: r5VGwxxq)

連コメ失礼!!

題名を「狂時計掲示板」から「my life 180°回転」に変えました!w
これでやっと題名が言える!ww

っつーことでばいちゃ!

Re: タイムs ( No.26 )
日時: 2013/06/19 11:27
名前: カルメン (ID: mk2uRK9M)

凄いものを見てしまった…
日臨がドアを開けると同時に世見が今々を抱えて教室から出てきた。

「歩けないみたいだな。」
「えーっと、氷とシップ?」
「包帯も。」

世見と日臨は落ち着いた口調で話していた。初めてみる”勇敢な人”に時代は胸が温かくなった。
しかし、どうしたのだろう?
教室では何故か、橘が倒れてる。動かないし。死んでる…?
そんな表情をしたあたしに気付いたのか、世見が話しかけてきた。

「時代久しぶり。あいつ?大丈夫だよ。少し歩けないようにしただけだから。」

あたしは、教室でピクリとも動かない橘に哀れみの目を向け、同時に後輩に容赦をしない先輩というものに恐怖というものができた。

そして日臨は保健室に応急手当を取りに行き、今々を抱えてる世見、それとあたしは、校舎から逃げるかのように中庭に急いだ。


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