ダーク・ファンタジー小説
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- TIME LAG
- 日時: 2013/02/26 15:36
- 名前: カルメン (ID: UTKb4FuQ)
少女に自由はなく。
少女の未来という未来はどろどろだった。
少女の前にはアシアトがあり。
やむを得ず少女は、足を重ねた。
プロローグ 完
- Re: タイムs ( No.57 )
- 日時: 2012/09/13 10:15
- 名前: カルメン (ID: OCiCgrL3)
「もう一度言う、時代殿。一緒に来てください、これは忠告です。」
「どういうことか、さっぱりだよ。君の目的は信長じゃなくて、時代なのかい?」
「そうです、しかし一つ誤りがありますね、君じゃない、君等だ。」
「どれくらいいるんだ?仲間は。」
「お父さん合わせて、あと二人。」
「時間…会ってみたいかも。世見、わたしお父さんに…その人に捨てられたのだから会って話してみたい。」
「何言ってんだ時代!危険だぞこいつらは敵…」
「そう言っていただけると有難いよ時代、忠告には黙って従うべきだ。ねぇ、新月世見。」
「なんで、俺の名前。」
「調べは付いてるんですよ、火日影日臨はさっきの女ですね。三日月分気はさっきのヘナチョコでしょう?」
「そういえば、分気。」
「外で会ったので、眠っててもらいました。」
「何様のつもりだよ!」
「大丈夫だよ、世見。多分日臨が今診てる。」
時代が他人事のように言う。
「おい、時代。お前ちょっと変だぞ。」
「何が?」
確かにこの反応はいつもと違う。
「どこ見てんだよ、お前。」
時代の目線は今と名乗った少女にも、ましてや僕にも向いてないように見えた。
(こっち向けよ…)
「こ、こんなの、嫌だ。今々を殺すなんて…」
「おい、時代そんなこと誰も…」
時代の頬に大粒の涙がつたった。その水滴は世見の心の中に染みていった。
「泣かないでくれよ。」
「世見。怖いよ来ないで。もう、関わらないで…皆…」
今を追い詰めている白い時代の手が震えてる。
「泣くなって!」
「でも、どうしたら…わたしの過ちは。」
「涙ふけって!」
時代の身体は僕が急に怒鳴ったせいでビクッと震えた。服の肩で涙を拭った時代は一瞬世見に笑顔を向けてくれた。
(よかった…)
「一緒には行けないでも、何時か絶対会いに行くって時間に伝えてもらえますか?」
「その答えは…no…だ。」
- Re: タイムs ( No.58 )
- 日時: 2012/09/16 10:34
- 名前: カルメン (ID: OCiCgrL3)
冷たく突き放すような今の言葉に、時代は表情を示さなかった。
「だろうとは思っていた。まぁ、どっち道、仲間を侮辱したこと。心から謝ってもらおうと思っていたところ、言っとくけどねぇ、時間が作ったあんたたち組織よりもあたしら仲間は何十倍も強いんだからね。」
時代と今が対峙すると、そこにはもう僕の入る隙なんて微塵もなかった。なにはともあれ、時代がこう「仲間、仲間…」連呼してる事に何とも言えない、達成感やら満足感やら、そんな感情の中に少しの違和感を覚える。
「noと言うのは、今来なさいということじゃない。本当にそれでいいんですか?と、投げかけてるんです。」
「なに?なにが言いたいの?」
「あなたのような自分の意見は揺るぎがないひと、時間はそんな人が好きと言ってました。だから、あなたがさっき言ったことが揺るがないよう今日はこれ以上言わずに帰らせてもらいます。まぁ最後に一言と言うなら、御宅がタイムロードに入る時、その時の女の子、あたしです。」
空には少しずつ暗闇ができ始めてた。
- Re: タイムs ( No.59 )
- 日時: 2012/09/16 11:20
- 名前: 茶丸。 (ID: /Je9nGew)
…おもろい!笑
更新楽しみにしてますね☆
私は、始めたばっかですが、ココアと小麦。っていうやつ書いてます。
よかったら、よろしくです!
- Re: タイムs ( No.60 )
- 日時: 2012/09/22 22:10
- 名前: カルメン (ID: OCiCgrL3)
茶丸。ありがとう!
初めてのお客なんで凄くうれしいものですね☆
頑張りますので、これからも宜しくね★
- Re: タイムs ( No.61 )
- 日時: 2012/09/23 13:23
- 名前: 白石 侑 (ID: Saj2gNBi)
久しぶり!!
覚えてるかな?この名前。
つい最近メールしたばっかだから忘れられてたら悲しいな〜(笑)
宿題が多くてなかなかパソコンいじれないけど、時々顔だしてみるね!
それから誤字脱字のやつ、直してなくてごめん!
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