ダーク・ファンタジー小説
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- TIME LAG
- 日時: 2013/02/26 15:36
- 名前: カルメン (ID: UTKb4FuQ)
少女に自由はなく。
少女の未来という未来はどろどろだった。
少女の前にはアシアトがあり。
やむを得ず少女は、足を重ねた。
プロローグ 完
- Re: タイムs ( No.67 )
- 日時: 2012/09/29 00:04
- 名前: 白石 侑 (ID: Qq197K.f)
- 参照: http://ameblo.jp/zenzai-yuu/
そういえばー!
言うの忘れてたが、自分用のサイト作ったの!
夢小説っていうんだけど・・・知ってる?
テニスの王子様の夢小説を書いてるんだけど、そこは自分が物語の中の一人になるの!
それを書いてます!
ブログも書いてます!
ブログのURL貼っとくね!
ブログに夢小説のURL載ってるからさ!
お互い頑張ろうね!
- Re: タイムs ( No.68 )
- 日時: 2012/10/09 17:41
- 名前: カルメン (ID: OCiCgrL3)
未知の家は大きな病院であった「experiment time病院」と書かれてるのは分かったが、実際、後半の”時間”しか解釈することはできない、残念なことにあたしの脳はまだ中学1年生なのだ。
病院に着くまで、未知は何一つ言語を発しなかった、ただ一つ「時代って言うの、あたしの名前は。」と言ったら、「時代?」と聞き返された。そこまでだった、重苦しい空気があたし達を包んだ。
白衣に診察ボード、それからナースの様な女の人を一人連れてる、どうやらあの方が未知のお父さん。
病院の中に入り、未知はあたしを置いてその人に駆け寄った、なにやら話してるようだったが、そのうち二人が帰ってきた。
「初めまして、未知の父です。過去から来たんだってね?タイムsなんだね、疲れたでしょう?下で休んでてください。未知お客だ。」
「その前に皐(さつき)に挨拶に行かせる、今日はこいつ泊まりそうだから」
未知のお父さんは一瞬二ヤけた、とても裏がありそうな表情だった。
お父さんは下と言っていたが、エレベーターに乗って向かったのは一番上の階の12階だった。
「で、うち等の糞医者は何だって?」
一番奥の部屋、入ってすぐに女性のシルエットが浮かんだ。
この人が、タイムsで未知の姉…皐。
- Re: タイムs ( No.69 )
- 日時: 2012/10/26 17:09
- 名前: カルメン (ID: H5up09UV)
まるでこの世の全てを手にした女のような厳しいオーラがする。
「初めまして、中学1年、時代と申します。あなたの事は未知さんから聞いています。過去から来たんですけど。状況がまだつかめなくて、助けていただけるのですか?」
すると皐さんは、
「だとすると、そうねぇ…状況は把握したわ。時代、貴方に関してあたしが特に知りたい事はないし、正直貴方が状況を把握する時間が無駄だとあたしは考えてるの。あたしは今あたしの事だけで精いっぱいってゆうことを知った上でまたあたしに助けてほしいと縋りつくなら、考えない事もないわ…またはあたしが貴方を助けられる保証も確実なものではないけど。」
こ、こいつ…あたしが下から出てたのが悪いのか。
「姉ちゃん、話が絡まりすぎ、彼女今危険だってことは姉ちゃんが良く知ってるだろう?一肌脱いでくれよ」
言ってる意味がわからない、しかし未知という少年はよくタイムsについて詳しいな。
「当り前よ、こんなのお口の準備体操。」
「じゃあ早めに説明。」
「はいはい、焦らないの、時代実はこの病院…
- Re: タイムs ( No.70 )
- 日時: 2012/10/29 09:56
- 名前: カルメン (ID: H5up09UV)
experiment time病院、別名”対タイムs実験施設”…」
淡々と口にしているが、時代には一切理解できなかった。
「時代が居た時代から急激に”今”と言う空間は進化してしまってる。時代が混乱してしまうのはわかってる、時間は迫ってきてるが、ちゃんと話そう。」
さっきは「理解する時間が無駄」って言ってたのに…。でも理解させてもらえるなら大助かりだ。
「2012年〜2017年の間に”時代革命”が起こった。正確な日時は2017年10月30日土曜日午後9時23分。東京の都市中の都市で大爆発が起きた、その他のにも直下地震、大雨、土砂崩れ、津波…沢山の災害は一気に都市を破壊した。そんな中で最初に爆発が起きた瓦礫の中から無傷で立ち上がりこの災害は私のせいで起きたと、告白した少女が居た。その少女の顔立ちや服装、更に演説内容はメモした警察官や記者が奇跡的におらず、少女の事は私も分からない、その少女がタイムsである事を除いてな。未知があたしとあの糞医者の前でこの子はタイムsだって言ったから。糞医者は世界中探をして、タイムsを見つける度に実験を繰り返し殺して行った。しかし、一番近くに居るタイムsに気付かなかった
、あたしさ。奴が研究を始めて一カ月、表は病院、裏はタイムsの実験施設であるexperiment time病院が完成した。研究はどんどん進み。世間に知れ渡った。タイムsはますます生きずらくなっていったんだ。
タイムsを中心に世界が回るようになってきた。それが”時代革命”」
長々と話してくれた、あたしはただ頷いて聞いていた。
10月30日って、あと2カ月ないのだ。
- Re: タイムs ( No.71 )
- 日時: 2012/12/25 15:55
- 名前: カルメン (ID: H5up09UV)
その頃、現在では大混乱の最中であった。
日臨は、本部である神奈川県の中心に来ていた。中心と言っても、喫茶店など立ち並ぶ影の神奈川の様な感じで、想像と違った。
高い建物は一つもなく、生臭い空気は、好きな人は好きであろう。
周りには日臨の様な少女は見当たらない、当り前だ、周りにはスーツの前をだらしなくオープンしてるサラリーマンだらけだった。正直、何時変なおじさんに絡まれても不思議じゃないし、逃げ込むに適した場所も助けてくれそうな人も居ない。
長いスカートにしてふわふわの上着やブーツを履いてるが、店の間から流れ込む風に流され、日臨の長い髪は白いうなじに風を吸い込ませた。
「寒い…」
段々と人気のない道に入って行く。
本部に電話して、要件を話すと相手は少し焦ったように「詳しく聞きたいので本社に来てください。」と言う。
ここで行かないとすれば、きっと信じてもらえないのだろう。
「ここか…」
目の前に喫茶店に似た建物があった、会社というような雰囲気は十分にあるのだが、看板や表示、張り紙はなく、透明なガラスのドアが日臨自身を映し出していた。
風が強く吹いた、軽いドアはすぐに音を立てて揺れた。
10分ぐらい前、世見に”詳しく話してほしいらしいんで、本部に行ってきます。”とメールを入れ、今返信が来た。
”困ったことがあったら、僕に電話してきてください”
何時でも世見は優しさの詰まった返信をしてくれる。
後押しされるように、扉を開けた。
目がくらむような、世界だった。
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