二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

Hunter×Hunter 【ゾルディック家編】
日時: 2010/11/07 20:07
名前: 颯 ◆Qvzaeu.IrQ (ID: TUeqjs.K)

ハジメマシテノノ
颯—HAYATE—と申しまふ(・ω・)ゞ
とにかく馬鹿な野郎です、ボクは←
ハンター×ハンター・・・知ってますか??

    $$ルール$$

◆荒らし、チェンメ、パクリ、中傷はやめてくださいノノ
◆オリキャラでるよ??
◆アニメ原作沿いb92話くらいあったっけ・・・
◆シリアス気味!
◆キャラ崩壊はきっと激しい・・・!


これはルールなのか?ってやつもあるけど右から左に流して下さい←
ちなみにボクはリボーンや鋼錬、学アリとか銀魂とかも大好きなので、ぜひ相手してやってくださいv
んでわノノ


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46



Re: Hunter×Hunter 【4次試験編】 ( No.156 )
日時: 2010/10/24 20:17
名前: びたみん (ID: sz87LS1t)

おもしろいの?マジで( ゜Д゜)ハァ?
そう言ってもらえると書く甲斐があるよね(´・ω・`)

試合負けちったか〜(´・ω・`)
でも勝つより負けるほうが得るものがあると言いますものね!!
颯が楽しかったって思えるなら、それでよかったんだぉ( ´艸`)★。、

文章はね、本能に従って書くこと!!!wwwww

何かいっつも参照数は颯に言われて気付くなぁw
300突破かぁ…
うーん、500の時にまた何かしよう∑d(゜∀゜d)
え?手抜き(o・ω・o)?違う違うww

更新待ってるぉ( ´艸`)★。、

Re: Hunter×Hunter 【4次試験編】 ( No.157 )
日時: 2010/10/24 20:42
名前: 颯 ◆Qvzaeu.IrQ (ID: w.lvB214)
参照: http://アビス様へのコメント返しは下です

       ¨§ 第31話 §¨

「ギャァ!ギャァ!」

無気味な声をカラスはあげ、飛び立っていく。
それも全て、ある場所から出されている不穏で危険なオーラのせいである。

瞳が朱色のリュカが、ゆっくりと歩いている。
体からはコントロールできていないと思えるオーラが、体から出ている。
だが、普通のオーラではない。不穏で暗く、危険すぎるオーラ。

例えかなりレベルの高い念能力者でも、失神したり震えあがったりするであろう。

「・・・マダラ・・・」


ザッ、と、風が強くふいた。リュカの視線の先にはマダラがいる。
マダラはゆっくりとリュカを見る。

「やっと来た・・・」

無表情のままリュカを見つめる。
冷たい瞳にも、リュカは動じない。マダラはリュカの能力の高さにかなり驚いた。

(もしかすると——俺の目の前にいるのは、化け物なのかもしれない。こいつ・・・俺より・・・)

マダラの思考はそこで途切れる。リュカが自分の名を呼んだからだ。


「なんで・・・なんでアルエリのプレートを持ってたんだ・・・。なんでアルエリをッッ!!それに!!何で俺のプレートをとり返したッッ!!」

朱色の瞳のリュカは、片手に自分のプレートとマダラのプレートを持ちながら叫ぶ。


「・・・じゃあ、1個ずつ答えて行く」

マダラは冷静な口調で言う。リュカはマダラを睨みつけた。


「アルエリって言う子を殺した理由。・・・あいつは俺のターゲットだったんだ。で・・・プレートもらおうとしたら、抵抗されたから」

リュカは見た。その時の、マダラの微笑みを。

残忍で、残酷すぎる彼の笑み。


「じゃあ・・・なんで俺のプレートを取り返したんだよ・・・」

リュカは真剣な瞳でマダラを見つめる。
心臓が凍りつきそうなリュカの瞳に、マダラは内心で驚いた。


「簡単な理由だ・・・お前が失格になれば、俺も、ヒソカもつまらなくなる。それ以外に理由はない」
「・・・いらない。返す!!」

リュカは自分のプレートとマダラのプレートを投げ捨てる。
マダラはため息をつくと、リュカに歩み寄って行く。


「そんな勝手な事は・・・許さない」

そして、リュカの肩をつかむ。リュカはマダラを睨みつけたまま動かない。
マダラはリュカの目をまっすぐに見つめた。その鮮やかな朱色の目は、何かに変化しようとしている。


「・・・何?」
「何でもない・・・。が・・・プレートは受け取れ。俺も人を殺したくなってきたからな・・・」

マダラは踵を返すと歩み出す。リュカは慌てた。
まずい、と、直感的に感じたのだ。

リュカが一歩踏み出そうとした瞬間、マダラがくるりと振り返った。
その手には笛が握られている。刹那、マダラは笛を吹き始めた。


「な・・・っ・・・」

瞬間、リュカの頭がボーッとしてくる。目がかすみ始めた。
マダラは笛を吹くのをやめ、リュカに再び近づく。

リュカは足を動かそうとするが、どう言う訳か動かない。
マダラはほくそ笑んだ。


「この笛は少し特殊でな・・・。この笛の音色を聞いた者は、俺の言うがままになる。丁寧に言うと、笛を吹きながら俺が内心で願う。すると相手はそのまま動いてくれるって訳だ・・・」

「あた、まが・・・っいた・・・っ」

マダラはリュカの瞳を強制的に閉じさせる。
リュカは驚き、即座に目を開ける。その目はいつも通りの金色だ。マダラは余裕の表情でリュカを見つめている。


「やっと戻った。朱色の瞳の時のお前は・・・俺よりも上の様な気がして・・・。その瞳で見られるのが気持ち悪い」

マダラはリュカの瞳の事を言っているらしい。
リュカは動けない体に驚き、先程まで満ちあふれていた何かが消えた事に驚いた。


「さて、と。俺はさっき・・・願いをかけた。1つ。お前の体の動きを封じる。2つ。お前がプレートを持ち去る事。3つ。お前は・・・気絶する」

その瞬間、リュカの体から急に力が抜けた。
リュカはその場に倒れ込む。


「またお前と闘いたいな。おもしろそうだから。あぁ、あと・・・あの子。アルエリって子。俺に殺される際にこう言ってたよ」
「アル、エリ・・・?」

そこでリュカの意識は途切れる。マダラは踵を返し、歩き始めた。


「きっとリュカがあんたを倒す、ってね」

      $$

一方、イールとライラは共に行動していた。

「・・・で。イールさん。プレートはゲットしたのかな」
「当たり前だ・・・。あの15番のルゼスって奴。もう面倒くさげにしてたから強制的にもらった」

イールはつんとすまして言う。ライラは「あ〜そう」という感じで流した。
ライラもイールもプレートを取れたのだ。余裕の2人組である。


「・・・リュカ」

イールが立ち止っていきなり呟く。ライラも立ち止り、イールを見た。


「リュカ?リュカがどうしたの?」
「このあたりに・・・リュカがいる」

イールはかけだした。

      $$

一方のリュカは、少々気が戻っていた。

「ゴ、ン・・・キルア・・・クラ、ピカ・・・レ、オリオ・・・イール・・・ラ、イラ・・・」

仲間の名前を呟いて行く。涙がこぼれた。
再び雨が降り始めた。つい先ほどまでは止んでいたのだ。


「・・・リュンシェル・・・」

その時、近くの茂みが揺れる。リュカは再び途切れそうな意識の中で、そちらを見つめた。
2つの影が飛び出してくる。そして、1つの影が叫んだ。


「リュカッッ!!どうしたんだよ!!何があった!?」
「リュカッ!?」

「ラ、イラ・・・イール・・・」

リュカは微笑む。そこで意識が途切れた。

     

      ¨

   >> アビス様

ありがとうございます!アビス様達のおかげ様です♪
2000ですか・・・行くと嬉しいですね!!

広いですか?なんか嬉しいですね!!(´∀`●)
リュカ君マジで辛いです。えぇ。まぁ頑張れ〜((←作成者が他人事

コメントありがとうございました!!





Re: Hunter×Hunter 【4次試験編】 ( No.158 )
日時: 2010/10/24 21:10
名前: びたみん (ID: X.h0sN1M)

愛い奴め!!( ´艸`)★。、

BASARAコメありがとうヽ(・∀・ )ノ キャッ キャッ
リク待ってるぉ∑d(゜∀゜d)

ん、描写が細かくなったね( ゜Д゜)
リュカの直向さに心打たれるよ……
うちの主人公にも見習って欲しい(´・ω・`)
マダラ好きだ(。・ω・)ノ

Re: Hunter×Hunter 【4次試験編】 ( No.159 )
日時: 2010/10/25 22:46
名前: びたみん (ID: Qvwcv6K1)

こんばんわ( ´艸`)★。、
眠気に勝てず、更新を放棄したびたみんです∑d(゜∀゜d)

館長は…うーん……
実は館長キーキャラだから、私のとリンクさせようと思ったらちぃと無理かな(´・ω・`)うーん
でもリンクさせなくてもいいんだから、そのままでいいと思うよ(o・ω・o)?

BASARA読んでくれたの( ゜Д゜)
また何かアイディアを…(´・ω・`)

うっだめ、眠い!!
お、おやすみ…

Re: Hunter×Hunter 【4次試験編】 ( No.160 )
日時: 2010/10/26 21:00
名前: 颯 ◆Qvzaeu.IrQ (ID: yxDSzo5A)

あれからすっかり体調も戻り、4次試験も終了した。
移動の飛行船の中をトボトボと歩いているリュカの耳に飛び込んできたのは、ゴンの弱々しい声だった。

       ¨§ 第32話 §¨

ゴンも、ヒソカとぶつかりあい、その後苦しい思いをしたらしい。
涙ながらにクラピカと話している。

「・・・ゴン・・・」

リュカはポソリと呟く。ディールが心配そうにリュカを見守っていた。


「・・・よかったね・・・ゴン」

クラピカによって、ゴンが元気を取り戻したのを見ると、リュカはその場から立ち去った。

     $$

『・・・リュカ』

ディールが心配そうに話しかけてくる。
リュカは肩のディールを見て、「大丈夫だよ」と微笑んだ。

「・・・大丈夫、だから」


リュカはこみ上げてきた物を手でふき取る。
そんな時、自分の後ろに気配が。

「あれ・・・リュカー?」
「何をしているんだ?」


目が腫れているゴンと、いつも通り冷静なクラピカがリュカに近づいてくる。
リュカは慌てて涙をぬぐった。それを見逃さなかったクラピカとゴンは、互いに微笑みあう。

「全く・・・ゴンに続きリュカまでもか・・・本当に・・・似た者同士だな」
「・・・リュカ。どうしたの?」


涙を拭きながら「なんでもない」と首を振り続けるリュカを見て、ディールはゴンの方を見る。
ゴンもディールの方を見た。


『・・・今から、リュカが体験した事全て見せるから・・・』
「あ・・・うん」

ゴンがうなずくのを見ると、ディールは己の力を出しはじめる。


リュカが体験したそれに、ゴンも、クラピカも息をのんだ。


「・・・アルエリ、さんが・・・」
「マダラに・・・」

ゴンとクラピカは蒼白な顔で呟いた。
クラピカはそっと目を閉じると、リュカの肩をたたく。
リュカは顔をあげた。


「・・・リュカ」
「ク、ラピカ・・・ゴン・・・俺っ・・・!!俺ぇッ・・・アルエリの事・・・守、れなかった・・・ッ!!」

大粒の涙を流すリュカに、クラピカは優しく微笑んだ。


「・・・よく、我慢したな」

「・・・っあぁぁぁああっ・・・ごめ・・・ごめんなさいっ・・・」
「・・・リュカ・・・」

ゴンも悲しそうな顔をして呟く。そして、思いっきり微笑んだ。


「大丈夫だよ。俺達・・・リュカの事大好きだから。誰も・・・アルエリさんを守れなかったリュカの事を責めないよ」
「ゴンッ・・・クラピカッ・・・ありがと・・・ッッ!!」

リュカは微笑んだ。これまでにない、笑顔で。

     $$

現在の合格者は、15人だ。
リュカ、ゴン、キルア、クラピカ、レオリオ、ヒソカ、マダラ、ギタラクル、ポドロ、ポックル、ハンゾー、ドルヂェラ、シュド・クルネス、イール、ライラである。
そして、これから面接が行われようとしていた。

受験番号順と言う事だ。最後のリュカの出番になり、指定された部屋に入る。

中には会長のネテロがいた。

「・・・どうも」
「・・・そんなに硬くならんでよい。まぁ、座りなさい」


リュカは座布団が置いてある所に座る。
ネテロは微笑みながら問う。

「まず、なぜハンターになりたいのか聞かせてもらおう」
「俺のお父さんがハンターなんです。俺、お父さんに会いたいから」
「ほほう。・・・そなたの名前は、リュカ・グラーンと言ったかな?」


リュカはこくりとうなずく。ネテロは微笑んだ。

「・・・お主とそっくりな奴がおるわい」
「ホ、ホントですか!?」
「まぁ、その話はまた今度じゃ。では、この中で1番注目しているのは?」


ネテロは受験生14名の写真を並べる。

「良い意味で・・・ゴン、キルア、クラピカ、レオリオ、イール、ライラ」
「多すぎるのぉ・・・まァ良いじゃろう。悪い意味では?」

「・・・ヒソカ、ドルヂェラ、ギタラクル・・・マダラ」

マダラの名を言う時にリュカの顔が歪んだのを見て、ネテロは申し訳なさそうな顔をする。


「・・・では、最後の質問じゃ。この中で1番闘いたくないのは?」
「・・・特に、ゴン、キルア、クラピカ、レオリオ、イール、ライラ」

「多すぎると」
「俺の大切な人は・・・傷つけたくない」

ネテロが言い終わらないうちに言い、リュカは俯く。ネテロは「もう下がって良いぞ」と言ったので、リュカは立ち上がった。
だが、ネテロがリュカを呼びとめる。


「4次試験・・・彼女を守れなくて、すまなかったな」
「・・・いいえ。俺の無力さが招いただけ・・・ですから」

微笑むと、そそくさと部屋を出た。

     $$

飛行船は最終試験の会場にたどり着く。

「・・・さてと。降りよう!リュカッ!」


微笑みかけてきたゴンを見て、リュカは少し驚く。
だが、リュカも笑った。太陽の様に、眩しく。


「うん!!頑張ろう!!」

「——バーカ」

突如耳元で聞こえた声に、リュカは体を硬直させる。

「何が頑張るだよ・・・。俺が・・・お前を落としてやるよ」


憎らしい目で自分を見つめるのは、間違いなくドルヂェラ。
リュカはばっと振り返った。

「嫌いなんだよ。お前なんて」
「・・・お前に好きって言われても・・・吐き気するだけだよ」
「!!」


リュカは笑うと、その場から去った。
1人、ドルヂェラが呟く。

「馬鹿だなホント・・・自分の事も分かってない野郎が、よく言うよ」


ひんやりとした風が、吹き抜けた。 


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46



この掲示板は過去ログ化されています。