二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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Hunter×Hunter 【ゾルディック家編】
日時: 2010/11/07 20:07
名前: 颯 ◆Qvzaeu.IrQ (ID: TUeqjs.K)

ハジメマシテノノ
颯—HAYATE—と申しまふ(・ω・)ゞ
とにかく馬鹿な野郎です、ボクは←
ハンター×ハンター・・・知ってますか??

    $$ルール$$

◆荒らし、チェンメ、パクリ、中傷はやめてくださいノノ
◆オリキャラでるよ??
◆アニメ原作沿いb92話くらいあったっけ・・・
◆シリアス気味!
◆キャラ崩壊はきっと激しい・・・!


これはルールなのか?ってやつもあるけど右から左に流して下さい←
ちなみにボクはリボーンや鋼錬、学アリとか銀魂とかも大好きなので、ぜひ相手してやってくださいv
んでわノノ


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Re: Hunter×Hunter 【4次試験編】 ( No.151 )
日時: 2010/10/22 23:23
名前: 颯 ◆Qvzaeu.IrQ (ID: KJrPtGNF)
参照: コメント返し&感謝スレは後にノノお先に更新♪

現在リュカ達はくじを引いている。
そして、このくじによって決定したのは——。

狩る者と、狩られる者

       ¨§ 第29話 §¨

リュカ達は今、船で4次試験会場へと移動している。
そんな時、隣にゴンがやってきた。

「ゴン。何番ひいたの?俺・・・ゴンじゃないよ」
「俺もリュカじゃない。じゃあ、お互い見せあおっか・・・せーの」


リュカの番号は46番。ゴンの番号は、44番。

「「・・・・・」」

お互い無言でプレートを見つめあう。
そう。2人ともやばい連中の番号をひいていたのだ。

リュカはマダラ。ゴンはヒソカ。

「・・・マジかい」
「リュカこそ・・・。お互い・・・頑張ろうね」

「・・・うん!!」

     $$

島につくと、3次試験で下についた順番に船から島に下りる。
4次試験の内容は、ひいた番号のプレートをその相手から奪う事。ただし、自分のプレートも狙われているので注意だ。

自分のプレートと相手のプレートが3点。それ以外の人のプレートが1点。
合計6点のポイントを持っておかなければならない。

「リュカ・・・また、ね」
「うん!ゴンも頑張れ!」


互いに微笑みあって、リュカは船を下りた。

     $$

「さてと・・・どうやってマダラのプレートを取るかなぁ・・・」
『というかリュカもゴンもクジ運悪すぎ』

ディールにつっこまれ、リュカは納得してしまう。
とりあえず、と、立ち上がる。


「とっととマダラのプレートとらなきゃね・・・」
『具現化したらいいじゃん。ジュライでもスペルでもミュアでも』
「ちょっと静かにしててよ。今考えてんだから」
『・・・寝る』


ディールはリュカの肩から下り、芝生に転がって眠る。
リュカはそれを見て、自分の羽織っているコートを脱ぐと、コートを丁寧に畳み、それをそっとディールにかけた。

「・・・念技で使えそうなのが・・・分水ドッペルウォーターと霊鬼巣唸、凅水アイスウォーター・・・。よし、組み立ててみるか・・・」


リュカは念技を組み立てて行き、マダラへの対抗を決める。
組み上がった物はこうだ。

「マダラを見つけ次第気配を消して、茂みにでも隠れる。そこで凅水アイスウォーターを使って、マダラの足元を凍らせる。それに分水ドッペルウォーターを使って数を増やして・・・本物がどれか分からなくさせる。そして本物の俺が・・・速水でマダラの後ろに回り込んで・・・プレートをとる・・・。微妙かも」


リュカは微妙な作戦に嫌気がさした。
しかし、こうとなればやるしかない。決行である。

     $$

リュカは念に集中する。飛んでいる鳥を睨みつけた。
瞬間、鳥の下半身が凍り、動けなくなる。リュカは再び嫌気がさした。

鳥は抵抗するが、人間と対等ではない。よって、マダラの代わりにはならない。
リュカは凅水アイスウォーターを解くと、鳥を逃がした。

「・・・どーするかな〜・・・。あ、そだ」

リュカは少し悩んだような顔を見せる。しかし、決を決めた顔をする。
そしてリュカは静かに念に集中する。そして、静かに唱えた。


「——霊鬼巣唸・・・“スペル”」

瞬間、赤髪の長い髪の青年が出てきた。リュカはほっと力を抜く。


「・・・呼んだか?」
「うん!・・・ちょっと手伝ってほしいんだ」

スペルは「了解」と言う。リュカは微笑むと、スペル相手にマダラへの作戦を決行し始めた。


別れが、近づいていた。“ある人”との。

その悲しき運命は、残忍で、ひどく哀れで。


時間は、止まってくれないのだ。


Re: Hunter×Hunter 【4次試験編】 ( No.152 )
日時: 2010/10/22 23:35
名前: 颯 ◆Qvzaeu.IrQ (ID: KJrPtGNF)

     祝★参照数1000越え!!

・・・かなり驚きました、えぇ。
本当にありがとうございます!!嬉しいです!!

こんな馬鹿なボクの作品を見てくださって本当にありがとうございます★彡
これからもよろしくお願いしますノノ


    >> 魔堂様

Hunter×Hunterいいですよね!!
リュカのキャラがいいですか?嬉しいです!ありがとうございます!

よ、読んで下さったんですか!?あんな駄文読んで視力大丈夫でしょうか・・・;えぇ、マジで。。
2次試験が1番おもしろかったですか!!それはそれは^^
これからも頑張ります!!

コメントありがとうございましたノノ

    >> 戒魔

見に来てくれのかい!!ありがとう!!
更新頑張る!!にしてもお腹痛い・・・。
毎日1回は見てくれてる・・・うぅっ・・・嬉しいよ〜〜〜ノノ

いつもありがとう!!1000越えも戒魔達のおかげ!!
頑張ります!!

Re: Hunter×Hunter 【4次試験編】 ( No.153 )
日時: 2010/10/23 12:06
名前: 颯 ◆Qvzaeu.IrQ (ID: klNaObGQ)
参照: 30話突破・・・何か嬉しいな〜←

        ¨§ 第30話 §¨

「づっ・・・づがれだ・・・」

ヘロヘロになったリュカは、その場に倒れ込んだ。
ずっと念を使っていたので、もう体はぼろぼろである。かなり意識も朦朧もうろうとする。


「・・・大丈夫か?ちょっと待てよ」

スペルは、失った体力を取り戻してくれる力も持っている。
スペルは目を閉じると、リュカの肩に手を置いた。そして、ゆっくりと力を込めて行く。

リュカは徐々に疲れが消えて行くのがわかった。

「あ、ありがとう、スペル!さて、と。もっかいやろうか!」

そんなリュカを見つめる影が1つ。


「・・・ごめん。ごめんね、リュカ」

1人、呟いた。

     $$

いよいよ作戦決行日である。
リュカは絶で自分のオーラを絶ち、気配をも絶たせた。

「・・・よし」

スペルを消し、コートを羽織ったリュカは、マダラを探して歩きだす。
相手が円を張っていない限りはそうそうバレはしない。


「・・・ディール。匂いかいで」
『了解』

肩に乗っているディールに言う。
ディールは匂いを嗅ぎ始めた。

『右・・・に行く。そしたら・・・マダラの匂いが強まってきた・・・』


ディールに言われたとおりに動き、リュカは素早く行動する。
ディールが小刻みに震えはじめる。それを感じたリュカは、立ち止ってディールを見た。

「ディール・・・?」
『ご、ごめんリュカ・・・。マ、ダラの気が・・・ここまで伝わってきて・・・震えが・・・』


ぶるぶると震えるディールは、いわばただのネズミである。
幻覚技も何も使えない只のネズミの様だ。

「・・・大丈夫だよ。安心して」

『う、ん。左方向・・・に行ったらすぐストップして!!』

リュカは左に曲がり、すぐストップする。
茂みに隠れて様子をうかがう。すると。

「・・・いた!!」


マダラが立っていた。長い髪を結っている。
一つに髪をくくったマダラは、気分がよさそうである。

リュカは震える体をおさえ、自分よりもさらに震えているディールをコートのポケットの中にそっと入れた。


「チャンスは・・・1回のみ・・・」

強く、風がふいた。その時。
マダラがその場に寝転ぶ。リュカは息をのんだ。


「チャンス・・・かもしれない」

バクバクと心臓が音を立てる。リュカは絶をゆっくりと解除した。
震える体をおさえて、念技をしようと集中する。


「う・・・」

リュカは大きく深呼吸をする。その時、マダラに襲いかかる人物がいた。
顔は見えないが、マダラに襲いかかるなんて自殺行為である。

マダラは冷たく目を向ける。刹那、蜂がやってきた。

そして、蜂が男を刺そうとする。リュカは飛びだした。


「凅水!!」

リュカはマダラの足元と蜂を凍らす。
そして、リュカは分水を使って自分の見分けがつかないようにする。


「なっ・・・!!」

マダラは目を大きくする。
次々とリュカの分身がマダラに向かって行く。

足元が凅っているマダラは動けない。


「・・・プレートッ・・・!!」

あいにく、マダラはプレートを胸元につけていた。
本物のリュカは後ろに回り込み、プレートをとる。

そして凅水を解くと、すぐさま走り出した。
手には46番のプレートがしっかりと握られている。


「や、った・・・!!」

リュカは木陰に隠れると、震える手をおさえて笑う。
だが——。

「っ!!」

リュカはその場に倒れ込んだ。
首筋の急所に鋭い痛みが走ったのだ。

「ごめん・・・ごめんね、リュカ・・・」


涙ながらに言うのは、アルエリである。
リュカはアルエリを見た。自分を狙っていたのは、アルエリだったのだ。


「アル、エリ・・・」
「マダラの時・・・よく、頑張ったね・・・」

ニッコリと微笑むアルエリの笑顔を最後に、リュカの意識は途切れた。

     $$

「キャアアァァァァアアァッ!!!!」

バチィッ、と、リュカの目が覚めた。
ディールが必死に自分を起こしていた。

リュカは素早く立ち上がる。

自分のリュックの中を見ると・・・ない。プレートが。
マダラのプレートはある。


「プレートが・・・」

『リュカ!!今アルエリの悲鳴が聞こえたよ!?』

「え!?」

歩もうとするが、体がまだふらついて、その場に倒れてしまう。
そんな時。足音が聞こえて、リュカは顔をあげた。

マダラいる。手には血がついている。そして、その手には2枚のプレートが。

「はい」
「!!」

マダラはリュカに406番のプレートを返す。
リュカは目を見開く。


「な、んで・・・アルエリは・・・」
「あぁ、あの子・・・?死んだよ」

リュカは息をのむ。
そして、立ち去ろうとするマダラを呼びとめた。

「なんで・・・なんでアルエリを・・・」
「・・・体力が戻ったら、俺を探せ。そしたら教えてやる」

マダラは去っていく。おそらく、3点分のプレートを稼ぎに行くのだろう。
だがしかし。リュカは目を大きくしていた。



「アルエリが・・・死んだ?」

涙が、あふれる。

「また・・・守れなかった?」

大切な人を。

「・・・んで・・・なんでっ・・・」

雨が降ってきた。リュカはふらふらと立ち上がる。
ディールがリュカを見守っている。


「っ・・・・あぁぁぁぁああぁぁぁああっっ!!!!」

リュカは泣き叫んだ。自分の弱さに、後悔して。
リュンシェルを。アルエリを守れなかった悔しさを、ぶつけた。

「ごめん・・・ごめん・・・ごめん、アルエリ・・・ッ」

雨が、いよいよ本降りになった。

Re: Hunter×Hunter 【4次試験編】 ( No.154 )
日時: 2010/10/23 15:43
名前: びたみん (ID: cetVlQWk)

リュカくん……
アルエリも辛かったろうに…
マダラは何を考えてやがるんじゃろうなぁ(´・ω・`)
リュカくん、頑張って立ち直るんだよ!!!

30話突破おめでとう( ´艸`)★。、

Re: Hunter×Hunter 【4次試験編】 ( No.155 )
日時: 2010/10/24 19:07
名前: アビス (ID: U3CBWc3a)

更新乙です!と、参照1000突破おめです。次の目標は2000ですねw

久しぶりに見に来て、一気に読んでの感想はとにかくリュカの念能力の幅が広いですね〜〜。
改めてそう感じました。それにしても、アルエリ・・・・。
リュカは相当辛いでしょうね。


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