二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【復活しました!】わたしとあなた【ポケスペ】
- 日時: 2011/09/23 11:14
- 名前: 大庭 (ID: fa55u0nR)
おひさしぶりです大庭です。
はじめましての方、はじめまして!
以前ここで筆記していた大庭と申します。今後ともよろしくお願いします。
前にここで筆記をしていたのですが、スレが恐ろしい程何回も消えてしまう事件があり、しばらくは別の場所にいました。
えーと、それでは……ッ
クリックありがとうございます(`・ω・´)きりりっ
前回や、前々では
ポケノベでは1万HIT、カキコでも2万HIT本当にありがとうございます^^
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最低限のルールを守ってくれればいいです
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第182話 >>81
第183話 >>82
第184話 >>83
第185話 >>84
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第3話 >>92
第4話 >>93
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マイ
>>95 >>96 >>97 >>98 >>99 >>100
ゴールド
>>101
[>登場人物
マイ >>102 コウ >>103 アヤ>>?? ユウユウ>>104
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- Re: ポケスペ わたしとあなた 修正中のためコメは控えてください; ( No.50 )
- 日時: 2011/04/07 19:43
- 名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)
—その頃、あの男は—
「ゾロア……大丈夫か」
『〜!!』
ロケット頭突きを食らったと同時にワープでこちらに戻ってきたゾロア
ニドリーノ自体もゾロアの幻想のようなものだったのだ
玄関で、くたりとしてるゾロアを持ち上げる彼は、やはり悪人とは思えなかった
(ルークと、ナイト…楽しみだ)
第154話 独り占め、したかったのにナ
「さーいきましょうって、引っ張るな引っ張るなぁぁぁあああ!」
「何潔く行こうとしてんのよ、少し話しを聞かせてもらうわ」
先程、なぜ言ってしまったんだろうと軽々しく出た言葉を忘れるように
出発しようとする
オニューのパーカを引っ張られ、身体が進もうとした反対の方向に転びそうになりながら戻る
険しい顔のアヤノがいた
「え、とね。多分だけど」
また、その場に立ち止まり話を始めるマイは、両手の人差し指を何度か当てながら言う
コウはアヤをおんぶしながら、不思議そうな顔をしている
この場の理解が出来ていないのだろう
「昔、ゴールドの家で……DVD見て、それで——」
話はほんの少し前の2年前にさかのぼる
ちょっぴりゴールドに慣れたマイが、ほんの悪戯心で、小さい頃のゴールドを見たい。と言った
恥ずかしがるかな、と思って言ったのにあっさり、いいぜ。と済まされてしまった
「あ、オレの父さん見るか?」
「いいんですか?」
「ああ! オレに似て、ちょ〜イケメンだぜ!」
ソファーに軽く座っているマイにゴールドがDVD片手に笑顔でといてきた
首を傾げながら言うと、また笑顔で答えてくれた
「あ、これこれ! オレが7歳ん時! 父さんはこれ!」
(ゴールドさんの前髪が、爆発してない……!!)
テレビの前に付きっ切りで、指をさし人物を教えていく
これ、これ。と物みたいにいうゴールドは相変わらずといえる
「目の色が、少し似てますね」
「だろ! 笑い方もそっくりなんだぜ」
少しばかり興味を示したマイを嬉しく思いながら説明をする
しかし、その顔はどこか寂しそうだった
「っていうのを思い出して」
「最後の何」
「え?」
「最後の終わり方! ゴールドさん、本当は嫌だったんじゃないの?」
話を一通り終えたマイが、言葉を放った
コウは感動で声が出ていなく、アヤが話した
確かにアヤの言う通りかもしれないな、とコウは思ったが、マイは理解できなかった
「ゴールドさん、あんたの事喜ばせたく……って今言っても意味ないわね」
説教が始まる! と内心苦笑いをしたマイだったが、予想もしない出来事に目がパチパチとなる
コウに負ぶさりながらため息をついた
「ありがと、じゃあ行きましょうってマイ!」
「今度はなに!?」
いい加減進まないといけないと悟ったアヤとコウ
代表して言ったのだが、ひとつの変化に気づいた、後ろにいたマイが半場キレ気味にいう
「リング! 銀のリングを見て!」
「え? あ」
右腕についている細いリングに、ひとつの模様が出来ていた
こんな模様あったけ? と付き合いがまだ長い方のコウにたずねると、しらねえよ、と冷たい返事が返された
「矢印だよね、なんだろ」
「もしかして神さまが、この矢印の方向に行けって事じゃない?」
模様を見ると、天使の羽と矢印が合体したような矢印だった
その理由を知っているアヤが知らない振りをしながら言ってみると
じと目でマイがそうかなあ。という
「というかさ、よくわかったね。目いいの?」
「え? 良くないけれど……あ、いや! いいわよ、すっごくいいの!」
立ち止まっていたマイが駆け寄ってアヤの目をじっと見つめる
本気で疑っているようだ
アヤは手を何度も交差さ焦りを見せる
「へー。まあいっか! とりあえず、この矢印の方向に行ってみよ!」
「そうだな」
本気で疑っていてもマイはマイだ
あの素直で純粋なマイだから、アヤも珍しく信じることにした
それか、本当にそうかも。と内心思っているからかもしれない
——アヤって怖いけど、良い人には違いないし
(なんか銀のリングが光ってきてるような)
(矢印の部分だけ光ってるな)
(きっと何かあるのよ! さ、行きましょう!)
- Re: ポケスペ わたしとあなた 修正中のためコメは控えてください; ( No.51 )
- 日時: 2011/04/07 19:43
- 名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)
- 参照: http://noberu.dee.cc/noberu/gazoutoukou/src/file316.png
155話 おぶじぇ? オブジェ! おぶじぇ! もう、いいわ
「アヤノ、寝ちゃったね」
「ああ。疲れてたみたいだからな」
コウの背中の温度が心地よいのかうたた寝をしてしまったのを見ていう
やっぱり先頭を歩いていたマイが振り返り、眉をハの字にする
「ど、どうしたんだよ」
「べーつにー」
「へんな奴」
困った顔をするもんだから、コウまで困る顔に
マイは口元だけあげて、歩きだす
「光、強くなってんな」
「だね。なにかあるのかなあ」
「お、おい! あれ」
暗い洞窟もリングの淡い青色の光で見やすくなった
案外デコボコが少なく進みやすいのがわかると、気が楽になる
そこで見つけたのは、リングの光より強い、光を放つ
「ガラスのオブジェ?」
「なにそれ」
「お前、知らないのか」
うん、と頷くマイに違った意味で眉を下げる
身体が隠れるくらいの岩を間にオブジェを見て、警戒する
*ここの挿絵です*
「あー!!」
「なっなんだよ」
オブジェを見ていた時に急に声をあげる
その声が大きくて、響くもんだからコウも驚いて声をあげてしまう
「あのオブジェ、見たことある!」
「はあ? どこでだよ」
大事なところを言わないので多少イラつくものの、瞳を輝かしていうもんだから
つい許してしまう(許すとか関係ないし!)
「チョウジタウンで!」
「あー……入り口の」
短い答えだったが、キチンと理解できる
思い出したのか、空を仰ぐ
「お前って何気記憶力いいよな」
「何気は余計だよ! それより、もっと近づこうよ!」
腕を引っ張られ、前に進み出る
岩についていたコケシやらをみて気持ち悪そうな顔をするコウだが、マイも同じだったようだ
(触ってみていいよね)
(冷たそうだな……色的に)
(あー、青いから?)
(うん……)
(なにガッカリしてるの!?)
- Re: ポケスペ わたしとあなた 修正中のためコメは控えてください; ( No.52 )
- 日時: 2011/04/07 19:44
- 名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)
第156話 眠りの少女ってなによ
「また触ったらどこかに飛んじゃうかもね」
「へ、へんな事いうなよ! オレとアヤだけ残っちまったらどうすんだよ!」
冗談だよー、と手を後頭部に当てさする
そう言ってるわりには、ペタペタとなんの抵抗も無く触っている
「つめたーい」
「お前、怖くないのかよ」
「ぜんぜーん、早くこっち来てみてよ! なんか、凄い!」
マイの首の辺りまである背丈の岩
背伸びをして表面を見てみると、ぽっかりと穴が開いていたではないか
中に手を入れて、探ると何か出てきた
「なんだこれ」
「それ、炎の石じゃねーか?」
「`炎の石`?」
片手で持ちながら、開いている片手でそれを触る
名前の通り赤い、しかし熱くはない
「ふーん……もらっていいよね」
「いや、駄目だろ」
冷静なツッコミを入れてもマイには聞こえていないようだった
瞳が輝きに輝いている
「ほら、先行くぞ。お前のリングしか頼りはねぇんだからな」
「わかったってばー!」
先に歩き出したコウの目を盗んで、こっそりズボンのポケットにそれを入れて駆け出した
「アヤノ、起きるかな」
「さあな。寝かせとけばいいだろ」
「そかな」
背中に負ぶさっているアヤを見て、ふとゴールドを思い出したのか
つい皮肉のような言葉を紡いでしまった
「そういやさ、お前。アヤのこと`アヤノ`って呼んで「そうゆうコウちゃんも、わたしのこと`お前`っていうよね」…そういや、そうだな」
その会話から、ちょっとした間があいた
ようやく自分たちの関係を落ち着いて考え始めれる
(オレはマイに図鑑返さなきゃいけない。けど、まだ返せない
アヤには、マイを手放すわけにもいけないし……)
(盗まれた図鑑、どうしよ。コウちゃん悪い人って感じじゃないし
でもなあ、アヤノがいると怖いしなー)
沈黙してから10分は経っただろうか
アヤがようやく目を覚ました
「あれ……私、寝ちゃったのか」
「ぐっすりだったよ! ねー、コウちゃ——眼線が怖い」
馴れ馴れしくされるのをトコトン嫌うコウだけど、マイはめげずに頑張っている
この頑張りは、ゴールドのおかげとでも言うのだろうか
「私、もう歩けると思う……だいぶ痛み無くなってきたし」
「そうか?」
会話なく進んできた中で、また沈黙を破ったのはアヤで
コウは心配しながら下ろした。言葉の通り、普通に歩けているようだ
「あ、出口!!」
「おかしいな、登りなんて無かったのに、光?」
出口を発見して、走り出すマイ
それについて行きながら考えるコウの考えは、悪い方向に的中した
「マイ、待て!」
「ん? なーに……え」
マイの耳元で何かコウが言った
待て! と言って言う通りになるのは、もはや癖に近い
「いいか。三人で手を繋いで出るんだ」
「う、うん」
「わかったわ。マイ、私とコウの手、絶対に離しちゃ駄目よ」
考えをまとめよう
どうやら、リンクしてここに来た。つまり出口もリンクでどこかに出るかもしれない
大勢でいた方が`まだ`安心できる
という考えから、仲良く手を繋いでいるわけなのだが
マイはちょっと嬉しそうな顔で、コウもまた満足した顔だった
「行くよ、みんなで!」
——駆け出した足は、もう止めれない
(図鑑は必ず返す。約束しよう、アヤを引き止めてやる。これで借りは返すからな)
- Re: ポケスペ わたしとあなた 修正中のためコメは控えてください; ( No.53 )
- 日時: 2011/04/07 19:44
- 名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)
第157話 オレらのこと、忘れてないか?
突然響き渡る声はマイの声
「あ、そういえばね」
「ん?」
(表面上)仲良く手を繋いで入り口に向けて走る中
マイがまっすぐ向いたままこういう
「ヒノアラシが進化してた」
『はあ!?』
まさにリンクする瞬間にマイが言う
コウとアヤのかぶさった声によって、光の中に消えて行った
◆
ピンクとスカイブルー……ミュウとスイクンが二人を見守る中
生まれた小さな命が正体不明と成り代わった湖に飛び込む
「おい! まじかよ!」
「アルファ……だな」
策に手を預けるようにダラリとだらしなくしている
そんなゴールドに、小さく声が投げかけられ、その名を呟く
「あるふぁ?」
「ああ、お前が始めて孵化した`アルファ`昔姉さんから聞いたことがある。
小さな戦士が生まれた、その戦士は小さいながらも勇気が人一倍にあったと」
つまり、この`アルファ`という名前にしろ、といいたいのだろう
はあ。とため息をつきながら、わかったよ、と湖を背に振り向き片手をあげた
一体どこまで潜っているのだろう、随分と長い間泳いでいる
「どうやら、オレの助けはいらないみたいだな」
「? は、シルバー」
何かを悟ったのかヤミカラスに掴まりながらワカバの方向に戻っていく
クリスタルにでも報告しに行くのだろうか
◆
ぽかーん、と呆然と立っている時、ゴールドは気づかなかった
湖で、少しの変化があることを
《ねえ、スイクン》
《ん》
《あの子……アルファをマイちゃんの元にやったの、そうだよね》
じっと見ていたミュウから視線を逸らすと、自分と同じくらいの蒼の空に視線を仰いだ
《セレビィも、そうかもしれんな》
《——セレビィね》
ヒントを与えると満足そうに笑う
もう、と息をつくとミュウは空に混じるように消えて行った
《アイツも、ツンツンしてるな》
◆
「水の中でもしゃべれるんだね!」
「こら! はしゃがない!」
「アヤの拳を水の中「水中」……水中でも早い!」
マイがリンク中の変化に色々気づいてアヤの言葉を借りるとしると
はしゃいでいる
洞窟に来る時は、気絶していたからだったそうなるわけだが
コウの言葉に、珍しくムッとしながら先ほどの約束を思い出すと
にやけてしまう
(なんか、ポケモンみたいなのがこっちに来るよ!)
(リンク成功?)
(あれは……ラプラス!)
- Re: ポケスペ わたしとあなた 修正中のためコメは控えてください; ( No.54 )
- 日時: 2011/04/07 19:45
- 名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)
第158話 ようやく会えた、大切なともだち!
淡い水色に、さらに煌めきが架かった蒼が三人の前に優雅に泳いで近づいてくる
「ラプラスって、可愛いねえ〜」
「お前、手離すなよ」
「分かってるって」
瞳を爛々と輝かせこちらに来るラプラスに感動する
アヤとコウは自然と繋いでいる手を強く握る
「あら?」
「え〜!」
アヤと横を通りすぎてしまい、マイが笑顔のまま絶望と化してしまう
と、思ったのに
「ひゃわう!」
過ぎて行ったと思われたラプラスがマイのフードを掴み三人を持ち上げるようにスイスイと水面に上がっていく
「リンクが終わったのか……」
「でも息は出来るね」
コウが空いている手で口元に手をあてる
一人で納得しているもよう
——っぷは
三人が水面に出てきて、ラプラスは満足そうにしていた
アヤがマイと手を離し何があったのかしらと、考えている時に
耳打ちをコウがしてきた
「マイ、あとはオレに任せてゴールドさんとエンジュにでも行け」
「え?」
「約束しただろ、オレは約束だけは破らない」
不思議そうな顔でラプラスがマイを見つめている
話を終えたマイが視線を合わせてやると、楽しそうな声を上げて背中に乗っけた
「じゃあな」
「ばいばい」
湖のほぼ真ん中に出てきた三人
今回もアヤはマイが途中でいなくなった事に気づかなくてコウになにか言っていた
「ラプラスっていうんだよね。アヤノにバレると面倒だから水ん中進んでって!」
ゲットもしていないポケモン、そして会って間もないのに
言うことを聞いてしまうラプラス、きっと卵の時からマイに撫でられていたからだろうか
(マイは全く気づいていない)
◆
「っぷはー! あ、ゴールド!」
再び水面から顔を出すとゴールドの背中が見えた
なぜ不思議に思わないのだろう、それが不思議だとリューは思う
「マイ!? それにアルファ!?」
「あるふぁ?」
「ああ、オレのポケモン。さっき生まれてよ」
もの凄く久しぶりに会ったと思ったのは、出会ってから
いつも一緒にいたからであって
「ゴールド!」
「心配させんなよ、ばか!」
よいしょ、と策を超えて超えると、そのままの勢いでゴールドの胸の中にダイブする
口調の割りに笑っている
「ゴールド、今すぐエンジュに戻って試合するよ!」
「ああ、わかってるって!」
新しい仲間のアルファをボールに納めながら歩き出す
後ろを振り向くとコウとアヤがようやく陸に上がっている姿が見えた
心の中で、ありがとう。と言う
この二人には、またどこかで会うかもね。と歩きながらいうマイの顔はいつもと違う顔立ちで少し大人びていた
(お前さ、服濡れてないんだな)
(うん、案外ぬれないもんだよ)
(案外って……まあ、いっか)
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