二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【復活しました!】わたしとあなた【ポケスペ】
日時: 2011/09/23 11:14
名前: 大庭 (ID: fa55u0nR)

おひさしぶりです大庭です。
はじめましての方、はじめまして!
以前ここで筆記していた大庭と申します。今後ともよろしくお願いします。
前にここで筆記をしていたのですが、スレが恐ろしい程何回も消えてしまう事件があり、しばらくは別の場所にいました。

えーと、それでは……ッ
クリックありがとうございます(`・ω・´)きりりっ

前回や、前々では
ポケノベでは1万HIT、カキコでも2万HIT本当にありがとうございます^^


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最低限のルールを守ってくれればいいです
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Re: ポケスペ わたしとあなた 修正中のためコメは控えてください; ( No.35 )
日時: 2011/04/07 19:36
名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)

第139話 寒くて、冷たい
 ※URLは下書きに近い挿絵←

「さむ〜」

リューくん特製の簡易氷橋を渡り、ほんの少し歩くとついた場所
‘チョウジタウン‘

ゲートをぬけると、ひゅう。と冷たい風が頬をかすった
突然の寒さに身小さくする、半そでのパーカを残念に思う

「わあっ……!!」

両手をクロスさせる感じで二の腕を囲んでいた手が自然と緩む
ゲート付近においてあったもの、それは氷でできた物体
どうりで寒いわけだ。と理解すると、近くまで寄っていき、そっと触ってみる

「つめた……」

ちょん、と右手の人差し指で触る…がすぐに離す
そのまま強がって触っていたらペッタリと付いてしまいそうな冷たさ
なんか怖い冷たさ。なんて思っているのか左手で触った右手を包み込むようにして置物を見ている

「こん?」
「わ! び、びっくりした……キューくん急に出てきたらビックリするよ〜」

見たまま動かなくなった主人を心配してかボールから出てきたのだ
ちら、と他の子たちを見ると心配そうに見上げていた
「だいじょーぶだよ」とニッコリ笑ってみせると、あちらも笑った

「こんこん!」
「え? あー、そうそう。この先だよね」

目的を忘れそうだったのをギリギリの地点で思い出させると満足したかのようにボールの中に入っていった
出ててくれてもいーのに。唇を尖らせながら入っていったボールを見る
こん?と業とらしく首をかしげる。むー、と内心思いながらも可愛いなあ、と思ってしまう


「えーと、この先のゲートを先に行く……か」

ライバル組と同じようにゲート付近に置いてあった掲示板をみる
赤い字を理解しなかったのも同じ

「よーし! 行くぞー」

周りの目なんて気にせずに声を張り上げるとそのままゲートの‘中‘に入っていった
特に周りを気にすることなく抜けようとした、その時

「———っ!」
「ちょっと待つんだ」

不意にパーカのフードをつかまれた。本日二度目のパーカ残念日
急に掴まれて、進むべき方向の反対に進むのだから流石のマイでも声を漏らす
しかも、聞いたことのない低く、太い声

昔の恐怖が————蘇る

(怖い、嫌だ、やめて、近寄らないで、触らないで、離して)

Re: ポケスペ わたしとあなた 修正中のためコメは控えてください; ( No.36 )
日時: 2011/04/07 19:36
名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)

第140話 少女革命 その1

「何黙り込んでんだ?」
「…………」

パーカを掴まれ身動きが取れなくなったせいと恐怖心に近い何かがマイを黙らせた
流石に不思議に思ったのか、パーカから手を離しマイを地面に落とした
その際に小さく声が漏れたが、顔を下げていて表情が見えなかった
落とされたために手が後ろにいっている。

(ボール、落ちた。あの音は……ピーくん)
「おいおい、何黙ってんだよ?」

Rの服を着た男がマイの顔を覗き込んでいるので作業に気づいていない
まさにチャンス到来
そして、ビックチャンスが来た。男がマイのあごに手を当てる

「顔あげ「ピーくん、ロケット頭突き」……」

その声の低さは普段からは想像もできないくらい静かで、凛としていた
しかし、裏腹に表情は笑っていた。とても愉しそうに

逆に男はというと顔面にくらって気絶をしていた
攻撃した本人のピカチュウは顔の上に乗っており、マイの方をくるりと向き
いたずらっ子の笑みを見せた

「だまされてやんのー! これはソラ兄ちゃん教えの技なんだからね!」
「ぴかぴー!」

聞こえてないからこそ言える言葉で珍しくマイが軽く罵倒を浴びせた
そんなマイが頼もしいとでもいうのか、今度はピカチュウ、マイにかけより肩に乗っかり頬ずりをしている

「えへへー言ってみたかったの」

それを言うとボールに戻しゲートを抜ける
そしてマイにとっては重い扉を開け、目の前の風景に目を開かせる






「——なにこれ」

一目両面、人々が逃げている
何から? 碧いギャラドスから

「あか、い?」

目だけはいいマイ。蒼の中にひとつの紅を見つける
きっと見間違いだろうな。と眉にしわをよせ目を細め紅を見つめる

「ふにゃ!」

逃げ惑う人々の中、立ち止まり様子を見ていたから人にぶつかった
転ぶ、まではいかなかったもののよろけた
体勢をたちなおすと見覚えのある紅の髪を見つめる

(……シルバーさん!)
(——マイ!)

Re: ポケスペ わたしとあなた 修正中のためコメは控えてください; ( No.37 )
日時: 2011/04/07 19:37
名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)

——期待しなくてよかったかも

第141話 久しぶりの再開。早5分


「シルバーさん、久しぶりです!」
「ああ、というよりお前のペースは相変わらずだな」
「? そーですか?」

出口に逃げる人々の間を小さな身体を生かして間をすりぬけていく
そしてたどり着くのは懐かしい友人の下

「というより、こんな状況でマイ、ひとりだけか?」
「うん……あ、はい」

思わず敬語を忘れてしまい慌てて修正をするのが可愛く思えたのか
あのシルバーの口元があがり、頭をなでる
目がパチパチと音がするくらい瞬きをし驚きを示すが、目がとろんと眠くなる



のもつかの間

「マイ、お前ポケモン持ってるよな。あっちで‘アヤノ‘がいるから助太刀してこい」
「…………え?」

マイの苦手な人ランキング一位のアヤノの名前
そして‘助太刀‘の二文字が頭をよぎる

「あ、あの甘ーい時間とかそうゆう「あるわけないだろう。この状況で」そうですよね! じゃ、わたし行ってきます!!」

間髪いれずに放った台詞はある意味マイに勇気を与える
少々涙が出てきた気もするが、走りながら涙がゆれ、はじけとんだ


(ぜんぜん感動しない涙だ——!!)






そんなことを思いながら走っていると見つけてしまった
二つの影、そしてまぶしい稲光が水面へと消えては現れたのが見えた


「周りの人もいなくなってきたわね」
「ああ、この調子で「二人ともー!」なんだあいつ」
「久しぶりの再会にそれはないでしょ」

どうやらマイはこの二人の目の前にするとどうもキャラが違くなり自分でもあせる
だから、苦手なんだよね。と心の中で苦笑い

「モココ、次はあのギャラドスよ! それで貴方、電気ポケモンは持ってるの!?」
「持ってるよ! まったくもう、うるさ「黙って出すの!」あーはいはい!」

アヤノは的確な指示で次々とギャラドスを気絶させていくのに対しマイはというと
トロトロとした対応でボールをとりピカチュウを出した
ピカチュウを出す際にコウと背中同士でぶつかってしまうが、今の状況で流石のコウも怒涛は発しなかった

「ピカチュウか(可愛いな)……ブラッキー! ‘かみつく‘だ!」
「うん、かわいーでしょ。ピーくん‘電気ショック‘!!」
(フィー!!)

腰についているエーフィが動き出した
自分の弟——ブラッキーを見て自我を軽く忘れかけている
珍しいことに勝手にボールから出てきた

「ふぃっフィーちゃん!? え、えと!! ‘サイケ光線‘!!
ピーくんは‘雷‘!!」

初めて二匹同時の指示に混乱するが二人が見ている
格好が悪いことはしたくないから冷静な態度を見せる(つもりであるが)



(フィー!)
(いつも以上にやる気だね! よーしコウアヤに負けないぞー!)
(( コウアヤ!? ))

Re: ポケスペ わたしとあなた 修正中のためコメは控えてください; ( No.38 )
日時: 2011/04/07 19:37
名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)

第142話 眠りから覚めたのは

マイたちが地道にギャラドスを気絶(倒してはいない)させている時
シルバーはというと———

(クリスが言ってた紅いギャラドス、気になるな。
ここはマイたちに任せて、紅いギャラドスでも探すかな)

とシルバーにしては珍しい考えだった
否マイたちを信頼しているとでも云える考えでもあった

湖の真ん中に真っ赤な影が揺れている
——あれか……。案外分かりやすいな。しかしどうする……

「アリゲイツ、氷の槍。作れるか?」

ボールの中にいる仲間に声をかけ、指示に従ってくれた
ぽんっと軽い音がして外に出すと早速大きな口から氷の息を出し、先がとがった槍を作り上げた
アリゲイツをしまい、今度はリングマを出す。何をする気だろうか

「この槍をあの紅いポイントに投げ込むんだ」

こくり、と首を立てにかしげズンズンと湖のギリギリまで寄り、投げた

氷の空気を裂く音がした、すこし耳が痛い感じまでする
まあ任務が成功すれば良いことだから我慢をした

———ぷすん
巨大風船にミツバチが針を刺したような音がした
ん。と身構えるシルバーの目の前に現れたのは———

「出たな! 紅いギャラドス!!」





◆◆◆

シルバーが少し展開した頃のマイたちは……

「ちょっとマイはあっち狙いなさいよ!」
「えー嫌だよ! わたし、こっちの方がやりやすい!」
「オレだってこっちがいい! アヤノ変わってくれよ!」

喧嘩をしていた。かなり幼稚な
どうやらギャラドスがかなりいるので三方向に分かれて攻撃しようという作戦らしいが途中から狂っているようだ
当たり前だと思う、三人ともあっちこっち動き回っているのだから

「んもー! ピーくん‘雷‘ フィーちゃん‘スピードスター‘!!」
「あ! オレ狙ってたのに……」
「そこでがっかりするの!? ねえ、コウちゃんライバルだよね!? そうだよね!?」

コウが狙っていた獲物をマイが攻撃して気絶をさせてしまったことに大きな後悔を見せている
そんな姿にアヤは呆れるしかなかった


ようやく3人まとまって攻撃をしている時
湖とは反対方向の茂みから何かが出てきた、黒くて闇に近い何かが

(コウちゃん、アヤノ! なんヤバいよ!!)
(え? なに——!!)
(あ…………)

Re: ポケスペ わたしとあなた 修正中のためコメは控えてください; ( No.39 )
日時: 2011/04/07 19:38
名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)

第143話 弟想いの姉

後ろから迫る影にいち早く気づきコールを出したのはマイのポケモン、エーフィだった
その察知をコウとアヤに知らせる時には遅く

「……な、んだよ! この、影……!!」
「なんだか私……眠くなって、き——」

一番始めに気づいたマイを除く二人は影に身体を縛り付けられるような姿になり宙に浮かんでいた
マイはというとエーフィ(フィーちゃん)のバリアにより逃れていた
バリアと言ってもただのバリアではなく、マイと自分自身を囲むような円柱の中に入っているような感じだ

(なんで急に……!! 急展開すぎるよ!!)

しかし、その無敵ともいえようバリアが、なんとエーフィによって解かれてしまった
理由は簡単だ。自分の弟のブラッキーがあの影に捕らわれているのだから
バリアから抜け出し、効果が切れた。
そして、エーフィまでも簡単に掴まってしまったのだ

マイが逃げようとしても影の方が断然スピードが速く、あっという間に掴まってしまう
そして二人同様に眠くなる、がちらり。と影の正体を見るとなんともこの世の姿とは思えない生物から出ているではないか
闇にも近いような影の隙間から見えたひとつの金<きん>

(ごーる、ど?)

掠れいく意識の中で見たのは金の瞳
しかし。

(ゴールドじゃない……!! あのひ、とは)

影の小さな隙間から見えただけなのに分かってしまうのは付き合いの年数のせい
そんなくだらないことを考えているうちにだんだんと意識はかすれ

「こうちゃ、ん……あや、の……」

名前を告げると、すう。と眠りにつく—————と、思ったのに





ビュンッ!!
投げ出される圧力によりみな目が覚める



(え、投げ飛ばされてる? うっうそ!! 目の前水の中じゃん……!!)
(嘘だろ!! オレおよげねぇぇぇぇえええええええええ!!)
(ちょっと待ちなさいって! 無理よ無理! 水はやめて……!!)

三人の想いもむなしく、ばしゃん!!と大きな水しぶきと共に沈んでいった





◆◆◆

「……捕獲、完了」

シルバーが紅いギャラドスをいとも簡単に捕まえ終わる頃
ようやく気づいた。周りの状況に

「なんだあのデカ物!!」

シルバーが叫ぶと同時に三人が落ちていく
そして運命というかなんというか、なぜかゴールドが息を切らしてこちらに走ってくるのが見えた

「ゴールド! お前、どうしてここに!」
「それはオレが知りてぇよ! なんだよあの黒いの!」

今度はシルバーが同じ発言をした
本当にこの二人は仲がいいのか悪いのか……

「取りあえず、今の状況は?」
「マイとアヤとコウとかいうやつが沈んでいった」

は? と豆鉄砲をくらったような顔になる
当然と云えばそうだが




((( おぼれる……!! )))


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