二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【復活しました!】わたしとあなた【ポケスペ】
日時: 2011/09/23 11:14
名前: 大庭 (ID: fa55u0nR)

おひさしぶりです大庭です。
はじめましての方、はじめまして!
以前ここで筆記していた大庭と申します。今後ともよろしくお願いします。
前にここで筆記をしていたのですが、スレが恐ろしい程何回も消えてしまう事件があり、しばらくは別の場所にいました。

えーと、それでは……ッ
クリックありがとうございます(`・ω・´)きりりっ

前回や、前々では
ポケノベでは1万HIT、カキコでも2万HIT本当にありがとうございます^^


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Re: ポケスペ わたしとあなた 修正中のためコメは控えてください; ( No.40 )
日時: 2011/04/07 19:38
名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)

第144話 リンク

———おぼれる!
三人の想いが珍しく重なった時にはもう遅くて

(マイ! アヤノ!)

意識を失って目をつぶりながら落ちていくアヤノにマイは苦しそうに目を細めながらこちららに手を振ってきた
コウとアヤノが離れている距離はそう遠くない
ただ、マイと二人の距離が離れている、それに水の中だ視界がゆれ見えにくい

(ギャラドス……!!)

気絶したギャラドスのうちの一匹がコウとアヤノに気づき優雅に泳いでくる
やばい! 水中戦なんてコウはしたこともないし手持ちは出せる状態ではなかった

(アヤノをこっち寄せないと……!!)

足を激しくバタつかせアヤノに近づき、その腕に抱きしめる
が。アヤノを救出したとしてもギャラドスがこちらに来ない。という訳ではない
どんどんと怒りのオーラを放つギャラドスが近寄る

(……!!)

水中の中で大きくギャラドスの尻尾(?)の部分が振り上げられ
もう駄目だ! そう思った時が

———フッ

まるで水の中ではなく空から落とされるような感触がする
細めで周りを見る。やはり落ちている

(ここはどこだ! てか落ちる……!!)

空から落ちた。ではなく‘洞窟‘の中に落ちている
岩石やら土の匂いが落ちながらも分かる、水から地へとリンクしたのだ


「———ッ!!」

堅い地面に落ちた。背中から
ぐっ。と血が口に向かっているのがわかったが、今自分の腹の上には抱きかかえたアヤノがいる
足が地面に投げ出されているが
絶対にしては駄目だ! と苦い血を再び体内の中に

「っおえ」

苦い血が入ってきたことで顔が青く染まる
これじゃマイじゃねえか。とつぶやくと今だに気絶しているアヤノを起こそうとした

(マイはどこだ?)とガラもなく思っている
その時だ



ピ   ピピピ   ピピ   ピピピピ!!
  ピピ    ピピピ   ピピピピピピッ!!
ピピピ  ピピピピピッ ピピピーッ!!


「なんだ!?」

自分の盗んだ図鑑が鳴り出したのだ
これは壊れたってことかよ!嘆くコウだがウイィンと自動で開いたから壊れてはいないようだ

しかし音は鳴り止まない
その音に呼ばれたかのように隣で気絶していたアヤノが小さくうなった

「! アヤノ目ぇ覚ましたか?」
「うん……なにこのフラグ……」
「? ふらぐ?」

まだ目が覚めたばかりで意味不明の言葉を口にしたアヤノ
ハテナマークでコウが問うと「なっなんでもないわ!」と立ち上がろうとした

「———っ!」
「おい、どうした……足、真っ赤だぞ!」

捻挫かしら?と苦笑いするアヤノにコウはちょっとまってろ!とアヤノを待たせる
その間にも図鑑は鳴り止まない

「マイを探してくる! あいつならシップくらい持ってるだろ!」

今この場で鳴っているのは二つ
しかし音は少しずつ違う、全部で三つの音がした。とコウはいう
この音に近づけばマイは必ずいる! と叫び耳はいいコウが走っていった

(コウは、マイのこと……どう思ってるのかしら)
(マーイ! どこだ!)

Re: ポケスペ わたしとあなた 修正中のためコメは控えてください; ( No.41 )
日時: 2011/04/07 19:39
名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)
参照: http://noberu.dee.cc/noberu/gazoutoukou/src/file303.jpg

第145話 扱い注意につき逮捕します

「いてて……」

コウと同様、リンクして洞窟の中にいたマイ
ギャラドスにコウたちが慌てているのを見たのを最後にリンクしたようだ

それにしても、ここ暗いなあ。とのんびり考えている時に
図鑑が鳴り出した

「!? うわ! びっくりしたー!」

思わず図鑑を地面に落っことしてしまうが拾って土ぼこりを払いとる
それでも図鑑は鳴り止まない

「んー? なんでだろ」

図鑑の鳴るおかげというか、緑色の部分がピカピカと光っているので周りの状況が少しわかる。しかし暗い

「困ったなー…「マーイ!! マーイ!! 生きてるかー!」…コウちゃん!」
「はあっはあっ。よかった、お前生きてたんだな」

名前と生きてるのにあまり言われたく無い言葉だけで誰か理解したマイ
ちょっと複雑かも、なんて思っている内に肩で息をするコウが来て、何事もなかったかのように

「こっちにアヤノがいるから、来い」
「えー! おんぶしてー!」
「嫌だよ。ゴールドさんにしてもらえよ!」

※ここの挿絵です※

ぶー。と不貞腐れているが内心少し嬉しい気もした
その雰囲気を壊すといかなにか……図鑑が鳴り止んでいないが

「あ、コウちゃん! いつものジャケットは?」
「暑いからアヤノに持たせておいた」

ふーん。と興味なさそうな返事に飽きれながらもコウがこっちだ。と案内する
マイにはコウが‘ドロボーさん‘には見えなくなっていた

(もしかしてコウちゃん、目的があって?)
(図鑑、返した方がいいのかな……でもオレはまだ)

互いに思いながらもアヤノのいる場所にたどりつく
モココを出してくれていたのですぐにわかった

「あーロコンだー!」
「マイ! 生きてたのね」
「生きてたよ! 酷いなー!」

アヤノが怪我した足元にマイのキューくんと同じポケモンのロコンがいた
もふっもふっと訳のわからない用語を発しながらぎゅーと抱きしめる
普通なら警戒心が強いロコンだがマイの能力というのか安心した顔で抱きしめられている
その間、腰につけているポケモンたちが暴れたのはいうまでもないが

「マイ、シップ持ってるか?」
「ふえ? あーうん。リュックの中に……あ、れ?」

先ほどの緩みきった顔が血の気のない顔に変化する

「リュックが……ない!!」
「はあ!?」

ゴールドのなのにな……と一瞬だけがっかりするが思い出したかのように

「あ、湖近くのゲートに置いてきたんだー!」

何も事情を知らないからこそ。云える言葉だろう
コウの顔が穏やかに笑い、アヤノも笑う

「なに? どったのぉぉぉおおおおお!!」
「期待したオレが馬鹿だったよー!!」

ぎゅー!と首を絞めるコウにマイがバシバシと必死に腕を叩く
すぐに離れたが、けほっと息をひとつ
うー! とにらんでやれば理由を話すコウと先ほどとは明らかに違う苦笑いのアヤノ
マイはごめんね。と謝るが顔は反省の色がない



「ねえ、図鑑の音、消えたよ?」
「あ、本当ね。どうしてかしら?」

まるで三人を揃わせるために鳴った図鑑は使命終えたいつのも無音の図鑑になった
マイがおっかしー! とキャハハと無邪気に笑っているとコウが地面に座っていた腰を上げた

(まあ、仕方ないよな)
「ちょっコウ!?」

よっこらせっと。地面に座っているアヤノを横向きに抱きかかえマイと共に歩いた方向の反対の道を歩き出した

「あー! ずるいー! わたしもー!」
「煩いな。お前は元気だろ」
「コウっ、これは、その……!!」

ぶーぶー!とまたマイが講義するが間髪のないコウの台詞がマイに突き刺さる
この状態にいると好きでもない相手が格好よく見えてしまうのか赤面しながらアヤノがせめておんぶで……。という

(ずるいよ、アヤノー!)
(仕方ないでしょ、捻挫しちゃったんだから!)
(マイ、煩い)

Re: ポケスペ わたしとあなた 修正中のためコメは控えてください; ( No.42 )
日時: 2011/04/07 19:39
名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)
参照: http://noberu.dee.cc/noberu/gazoutoukou/src/file303.jpg

第146話 少しおそろい、だね

「つ、疲れた……」

アヤをおんぶしているコウの腕をぎゅっと握る。死にそうな勢いで
本当に疲れているのか、顔色がさっきより悪くなっているのが暗闇(モココにより明かりは足りている)の中でもわかる

「じゃ、休みましょうか?」
「そうだな」

おんぶされているアヤが珍しく賛成したのはコウに疲れてほしくないからでマイの意見に同意したわけではないと激しく言われた

「よい、しょ」
「あ、ありがとう……」

ここは洞窟だから椅子の代わりになる岩とかが多くて便利といえば便利
だが……一旦広い所にでると岩と岩が重なって崖のような場所もあることをアヤは知っている

「ね、コウちゃんお菓子あ「無い」即答は酷いよー!」
「はあ」
「ため息やめてよ! 二人ともなんで、わたしにはツンツンしてるの!」

ツンツン言うな。アヤの鋭い目つきがマイにそう悟らせた
あんまりだよー! と両腕を上げてブーイングする姿は本当の馬鹿にしか見えなかったらしい
拗ねてしまったのか岩に座っていなかったマイは土を気にせずに体育座りして顔をうずめた

「拗ねるなよ……」

小さな泣き声まで上げてしまったマイを心配したコウが立ち上がりマイの傍により栗色で所々ハネている髪を撫でてやり、耳を見ると真っ赤になっていた
ふう。と心の中でため息をつくとマイが顔を上げ、コウの髪をくしゃ。と掻き揚げた

「てめ」
「コウちゃん、右目隠してると目、悪くなっちゃうよ?」
「はあ?」

先ほど拗ねていたとは思えないほどの回復を見せる
掻き揚げた右目のあたりの髪を片手で持ったまま、空いている左手で自分のパーカーのポケットに手を突っ込み

「はい!」
「な、なにしやがっ…………!」

ニッコリと笑って髪に付けてもらったのに何か分からずにただ怒るしかなかったのだが
アヤに無言で四角形の手鏡を差し出され見ると驚いた

「ぴっぴんっピンク!?」
「可愛いでしょー」

オレこんなの嫌だ! と言ってるわりにはとる仕草をしない
そんなコウにだんだんとマイも心が開いてきたようで、とっちゃダメだよ、あげるね。といわれてしまう

「わ、分かったよ」
「えへへ〜」

目線をそらして小さく礼を言う
図鑑を盗んだことに後悔してきた。なんて思ってきたのかコウが立ち上がった
マイはビックリして思わず体育座りのまま顔をあげる

そして、コウが放った言葉はアヤも驚く言葉だった


(マイ、オレとマジの勝負しようぜ)
(え——!!)
(コウ、なに言って……!?)

Re: ポケスペ わたしとあなた 修正中のためコメは控えてください; ( No.43 )
日時: 2011/04/07 19:40
名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)

第147話 いい加減にしなさい!!

「うん! いいよっやろうやろうばと「やめなさい!」…いひゃい」

まさかのコウからの誘いにマイも驚きながらもバトルは嫌いではないので賛成する
しかし、負ぶってもらっているアヤノが何処から出したのかと言いたいほどの大きなハリセンをマイの頭上に勢いよく落とした

「なんでコウちゃんにはやらないの」
「そ、それは……別にいいでしょ!!」

頭痛が走るのか頭を両手で囲むようにして擦っていて
身長的な問題で上目で見ている

「涙、拭けよ」
「ん……」

自分のせいに気づいていないコウはマイにズボンのポケットからハンドタオルを出して、拭いてやる

「ありがと……でもでもっなんでバトルしちゃ駄目なのー?」
「ここは洞窟よ!? あなたの手持ちを見る限りじゃ大きいのじゃない、崩れてしまうかもしれないのよ……」
「うー……そか」

なんとなく嬉しいことを言われて視線が地面に行くマイ
コウも、仕方ないか。と納得したようで背に負ぶっているアヤノの悪かったなと一礼をした





「つ、つかれた」
「「 まじな声はやめろ 」」
「二人一緒にハモるのもやめて」

あれからしばらく歩いたあと、マイがついに根を上げた
本気の声の疲れた。だんだんと歩みが遅くなってきたのも二人は分かったが
甘くしてしまうとこれからのことが心配なのであえて見ないふりをしてきた
お前らわたしの両親かよ! と突っ込まれたのは言うまでもない

「仕方ないな、休むか」
「ほんと!? やったー!」

アヤノが身を乗り出してコウの顔を見る
少しばかりか疲れが見える(なんか心当たりが……)

「アヤノ、ここに降ろすからな」
「ええ、ありがとう」

少し広い広場、のような場所にきた三人は広場の入り口にあたる部分に一旦一休みすることにした
アヤノが持っている鞄からシートのようなものを取り出して座った

「オレも、失礼するぞ」
「わたしもー!」

足を引きずるように隅により、マイがアヤノの隣に、コウはマイの隣に座った
ふあー。と口を手を当ててマイがあくびをし、ころん、と静かに寝転がった

「寝るなよ」
「うんー」

目をつぶりながマイが答える手はピッタリと体の横につけて
そういいながらコウを首に手を回しながら寝転がる

「二人とも……寝ないでよ」
「アヤノも寝てみなよ〜色んな‘音‘が聞こえるから」

もう、とあきれるアヤノにマイも寝てよー!と誘う
断られるだろ。と内心思うコウだが、アヤノも素直に横になった

「目、つぶってみろよ」
「え、えぇ」

マイはすでに目を瞑っていて聞こえる音を楽しんでいるのか口元が上がっている
戸惑いつつも、そうしてみるとたくさんの音が聞こえた


(洞窟のせいで、音が広がって聞こえたりするんだよ)
(そうなんだー)

Re: ポケスペ わたしとあなた 修正中のためコメは控えてください; ( No.44 )
日時: 2011/04/07 19:40
名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)

第148話 寒くない? え、そうでもないの

「なんか眠くなってきたー」
「……ふわぁ———私も……」

マイの欠伸でアヤノも眠くなってきたのか、目を閉じた
聞こえる音全てが子守唄に聞こえてくるので、アヤノを落ち着かせ眠気を誘う

「コウちゃんは……寝てる」
「……だと」
「ほえ?」
「な、なんでもないわよ!」

むくり、とマイだけ上半身を起こし少し顔を背けているコウの顔を見る
顔に似合わず幼い顔立ちをして寝息を立てていた
アヤノはよく分からないネタを発し、恥ずかしくなったのか、こちらもそっぽを向けて本格的に寝入りに入るらしい

(二人共、寝ちゃ駄目ー。とか言ったのに)

つんつん、と規則正しい寝息を立てるコウの頬に左手の人差し指でつつくと
「うんん」と機嫌が悪そうな声と共に腕がこっちにやってきた

(うわーコウちゃん寝相悪い)

必然といえばそうなるが、マイの遊びをコウが無意識(というか寝相)でやめさせた
むう。と今度はマイが頬を膨らませ体をアヤノの方向へと変え、また遊びだす

「やめなさいって……」
「ご、ごめな……って寝言ですか!」

もう。とコウと同じく腕を使ってマイの指をはじいた
くそー、と完全にふてくされて、少し洞窟を探検することにした

「……むー」

ちら、とシートの上に寝る男女を見て、心配なのか取りあえずマイはこの広場みたいな場所を歩くことにした
しかし、遮るものがないし、マイは目がいいので全て把握できている

「にしても、ここ寒いかも……」

ぶる、とチョウジタウンに来てから何度目かの身震い
寒がりのマイにとっては難易度が高いダンジョンかといえよう
そこで思うこと、といえばただひとつ。
暖かいものを着よう!! と思うのだが、ここは生憎洞窟で、火なんてもの存在しない

「あ。コウちゃんのジャケット……」

にやり。マイの口元が嫌に上がる
目の前には寝ている男。しかも熟睡に近い眠りで、絶好のチャンスといえよう

「ちょーと貸してもらいますよーと」

自分のパーカを脱いで、コウのジャケットを着る
脱がす際に、マイの頬が赤くなったことを書くのを忘れていたなんてことはない

「ふーあったかあったか」

もふもふ、とジャッケトの首まですっぽり被り幸せそうに目を閉じると
コウと……ポケモンたちの匂いがした

(もしかして、この首の後ろの部分にコウちゃんのポケちゃんたちが!)

うわうわ、だったら超可愛いじゃん! と勝手な妄想で一人盛り上がっていると
爪先で勢いよく突いた音が響いた

「!?」

音の方向へ顔を向けると、そこには見たことのない生物が四本足でどうどうと
立ち、こちらを見ていた



(あ、あなたは……なんて名前なの?)
(——————)


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