二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【復活しました!】わたしとあなた【ポケスペ】
- 日時: 2011/09/23 11:14
- 名前: 大庭 (ID: fa55u0nR)
おひさしぶりです大庭です。
はじめましての方、はじめまして!
以前ここで筆記していた大庭と申します。今後ともよろしくお願いします。
前にここで筆記をしていたのですが、スレが恐ろしい程何回も消えてしまう事件があり、しばらくは別の場所にいました。
えーと、それでは……ッ
クリックありがとうございます(`・ω・´)きりりっ
前回や、前々では
ポケノベでは1万HIT、カキコでも2万HIT本当にありがとうございます^^
[>始めての方
最低限のルールを守ってくれればいいです
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- Re: ポケスペ わたしとあなた 修正中のためコメは控えてください; ( No.90 )
- 日時: 2011/04/07 20:08
- 名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)
開かれた未来
この物語りは、歯車がそれぞれの場所で動いていた物語り——
「なぁ、マイそれ何だ?」
「あのねっわたしが考えたポケモン」
「へぇ……名前は?」
——えっとねぇ……"スイクン"!!
サニー地方とは、名前の通り"太陽"の国。
「禁忌子!? この子を処分するんだ!!」
太陽のように光り輝く瞳は、禁忌の印。
輝いてよいのは太陽だけなのだから——
「待って! この子を殺すなんて、そんなの出来ない!」
今まで生まれてきた子供は殺されるか、どこかへ流されるかで、
生き残っている生存者は少ない。
「ごめんね、ごめんね。あなたが"ソウルシティ"で生まれなければ……」
マイの住んでいたシティ……ソウルシティは"魂が呼びかう"街
ソウルは他のシティと違い、独特の宗教があった。
「金晴眼<きんめ>の子が生まれただと!?」
瞳の色が"金晴"だけで、恐れられてしまう。
だが、それはソウルシティだけで。他の地方では普通の子として扱われる。
「あなたは希望に溢れる子でこのシティで育って欲しかった
たとえ禁忌の子であっても、"希"に生まれる子でいても、ひとからは頼られる、"依"存だってされてしまう子になってね——さようなら"マイ"」
ソウルシティから近いこのシティの寺院にマイは——置かれた。
「マイか——あふれる希望の"希"に、天の声を聞くという意味の"依"……ってか?」
このマイがソウルの歴史をかえるとは、まだ誰も知らない。
「ははっ。可愛いねぇ、食べちゃいたいくらいだ——」
そう言って、彼はマイのデコに軽く唇を落とし、微笑んだ。
寺院、一角の部屋の闇で、金色<こんじき>に輝く瞳が"2つ"
(さあ、マイちゃん。しばらくは退屈させないでくれよ?)
- Re: ポケスペ わたしとあなた 修正中のためコメは控えてください; ( No.91 )
- 日時: 2011/04/07 20:08
- 名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)
涙だけの世界
「ママ! ママぁ! しんじゃいやだよぉ!」
「よせよ、コウ。母さんが可哀想だろ」
嫌な夢を見て起き上がる。ごろ寝をしてしまったようだ。
汗ばんだシャツを脱ぎ捨て、そのまま床に寝転ぶ。
「おいおいコウ? いつからそんな趣味に走ったんだ?」
半裸でフローリングの床に寝転ぶ弟を見て笑う兄は、取り込んできた洗濯物を床に一旦置き、引き戸を開けて、また持ち上げて部屋に入ってきた。
「兄ちゃんには関係ないだろ? つか、趣味じゃねーしっ」
「恥ずかしがるなって! 可愛いなぁ、お前!」
ぐしゃぐしゃっと髪を乱暴に触る兄の顔は嬉しそうで、悲しそうな。
「なあ、兄ちゃん。兄ちゃんの体調がよくなるまで、オレが父さんを探すよ」
「いや、いいよ。結構面倒なんだぜ?」
10歳児をなめんな! と勢いよく立ち上がり、汗で滲んだシャツを洗濯籠に穂織り込む。
「あ! 折角洗った中に汚いもんいれんなッ」
「汚くねーよ! オレ、今から旅に出るから!」
部屋から勢いよく出たと思ったら、すぐに戻ってきた。
何事かと思ったら、外が寒かったらしい。
「ジャケットとーあ、あとその赤いシャツでいいや。これ、もってくな」
「あー? ん」
「さんきゅ」
コウのシャツを洗濯籠から出した兄は、違った洗い立てのシャツをコウと手渡し、着終わるとジャケットを手渡した。
「テキトーにリュック持ってくなー」
「はいはい……ってまじで旅にで——いないし」
振り向くとコウの姿はなかった。
まだこの時、兄は知らない。盗みを働くコウのことを。
(さぁてと! ジョウト地方にでも行くか!)
- Re: ポケスペ わたしとあなた 修正中のためコメは控えてください; ( No.92 )
- 日時: 2011/04/07 20:09
- 名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)
パンドラの箱を開けて
もうずっと前のお話を、また夢見てる——
「おはよう」
「おはようございます、お母様」
寺院の朝は早い。
太陽が昇ると共にスタートをするようなものでいて、幼いアヤノにはキツいものがあった。
「今日もたくさん愛をささげましょうね」
「はい。愛を……」
この家族は何故だか"愛"につよいものを感じる。
家族愛、友達愛、恋人愛……それは個人に送られるものの愛。
しかし、この家族はすべてに愛をささげようとしている。
(私だけには、向けれられない愛)
小さな頃から全てのものを愛すると誓わされ、個人に対しての愛を要求するなんて許されなかった。
(誰でもいいから、私だけを愛してほしいわね)
望みを聞いてほしい、かなえて欲しい。
もちろん、家族はアヤノを愛している。平等に。他人とも平等に。
それは屈辱的なものも感じられるかもしれない。
だから、こそアヤノは抜け出したかった。
「やっぱり二次元よね……はあ」
なんとも悲しいことにアヤノは二次元という世界にはまってしまった。
この世界だけなら、私だけを見てくれる。なんて勘違いをしている。
女の子同士の友情は素晴らしい。男の子同士の熱い友情も素晴らしい。
私もいつか、この女の子たちのような素敵な——
ここでアヤノは決定的に道を踏み違えてしまう。
(素敵な恋がしたいわ——女の子と)
誰にも告げずに、とはいかずにアヤノは二次元のように自分を好きでいてくれるひとを探したいと言った。
もちろん嘘を言えるわけのないアヤノの目は真っ直ぐで、反対をしようとした両親も
「これは、一種の愛なんだね。それなら我たちも見直さないとな」
「アヤノが決意を示したのは初めてで母さん嬉しいわ。行きなさい、アヤノ」
そう言って、アヤノは家を出た。暖かい家族の愛を背負って。
二次元にはまってしまう前からジョウト地方で凄腕のボランティアさんがいるという話を聞いた。
これも愛なのかな? と興味で見ていたアヤノは、男女問わずに関りももつ、凄腕——クリスタルに憧れを抱いた。
なんとも忙しいひとである。
(まずはクリスさまに弟子入りを、それから私をすきでいてくれる……)
- Re: ポケスペ わたしとあなた 修正中のためコメは控えてください; ( No.93 )
- 日時: 2011/04/07 20:09
- 名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)
短くまとめたわたしのしんかろん
「はい……はい。なるほどね。わかりました、責任持って引き取りますね」
今、わたしはどんな顔をしているんだろう
かんじょうっていうんだっけ? こうゆうモヤモヤした感じ。
「マイちゃん? あなたはこのお家で暮らすことになるからね」
だれ、このひと。
あの変なぼうずのひとに連れてこられた場所は、わたしがもともと来なくちゃいけない場所らしくて
「それじゃあ、よろしくお願いしますね〜」
「はーい。マイちゃん、バイバイはいいの?」
あのぼうずには嫌な思い出があるといえばないし
いい思い出があるといえばな……ある
「ばいばい」
「おいおい、それだけか〜? まあ、お前らしいがな! 可愛い子になれよ〜?」
「さよなら、ばいばい」
「か〜可愛くねえなあ。まあ、お前もいつかは彼氏でも持つような子になるって信じてっからさ! あばよ!」
振り向かずもしないで、おうまさんに乗ってお寺に帰るあのぼうず。
なんか、さみしい。
「マイちゃんは身体が弱いのみたいねえ。それじゃ、別室の方がいいかな?」
だから、だれ。
「みんな〜新しい子よ、あいさつしてね」
たくさんいる。同じくらいの子は……いない?
「お前、名前なんつーの?」
(だれ)
「オレはソラ! お前ちっせーな」
(だれ)
「ソラ! マイちゃんは驚いてるのよ?」
ソラっていうんだ。なんだっけ、ふれんどりー?ってかんじな子
子って失礼?
「一通りあいさつは済んだわね? それじゃあ、マイちゃんは事務室にきてもらおうかな」
きょひけんはあるんですか。
「不思議な子ね。目の色が綺麗なのに、暗そうな顔したらもったいないわよ」
「……そうですか」
はじめて褒められた。
この目にほこりを持ってもいいんだ。
「これが書類ね……ソウル出身から——寺院……え? ソウル!?」
このおばさん、たしか園長せんせ。は驚いて目を丸くしたから、わたしも驚いたよ……
「私もソウル出身なのよ! すごいわね。ソウル……ソウル」
「目の色——」
「ああ! 気にしないのよ、私そうゆうの! だからマイちゃんも、その目に誇りを持っちゃいなさいな」
「はい……!」
嬉しそうに笑う園長せんせはしょるいとかいうものに目を通してる
「3歳、ね。はいはい、はいはい」
はいはい。が口癖? なのかな。面白いひと
「マーイーいるかー?」
「そあにいちゃん!」
ソラってひとと仲良くなった。
口でいうのは難しい……どうしてもソラって言えない。
「この部屋でひとりだもんなあ。辛いか?」
「そうでもないよ。なれっこ!」
ここにきて何年目かな、もう結構たつのかな?
「マイが来て3年目か〜」
「こころよんだ?」
「どっちでしょーか?」
うーん。いまいちソラにいちゃんはわかんないや。
でも、かんじょうは豊かになったねーってせんせーに言われた。うれしい。
「……あ、あのな」
いいにくそうなソラ兄ちゃん。
こんな悲しい表情はあんまり知らない。
「オレ、今度引き取られるンだ! なんでもシンオウとかいいえらーいひとの」
「えらーいひと?」
ひきとら? え? それって、考える前に違うこと言ったから
あとからいいにくい……
「そ! えっらーいひとの!」
「どっか行くの?」
「——まあ、そうなるな」
そっか。そうなんだ。
でも、そうだよね。引き取られるためにここにいるんだもん。
「そうなんだあ。ばいばいだね」
「ごめんな。オレがもうちょっといれたら、お前も楽になれたかもしれないのに」
そんな会話で一日が終わった。
やっぱりソラにいちゃんは難しいひとです。
前にばいばいした時とは違う。悲しみが生まれて、涙が止まらなかった。
「それじゃ、オレいきます。今までありがとうございました」
「……そあにいちゃっ」
やっぱりいやだよう……!
抱きついたソラにいちゃんは暖かい。
「ごめんなあ。ごめんなあ」
「泣いちゃ、だめ。だよ」
「お前も、だろ?」
真っ黒な車、長い。あれはなに?りむじんっていう車?
ほんとうにえらいひとなんだ……
困ってる。だけど、優しそうなおじいさんとおばあさんだなあ
「そあにいちゃん。ありがと」
「なにいまさら……ありがとうな。あ、これ。渡そうと思ってた」
そういったソラにいちゃんは手首にしてあった金色と銀色のリングをくれた。
前から大事そうにつけてた——
「これ、大事な……!?」
「これは大事なもんだ。だから、こそマイにあげるよ」
あ。
ソラにいちゃん車に行こうとする。
だけど。
とめたらソラにいちゃんの人生をまた狂わせる——
「それは、マイの大事なひとに譲ってやってもいいから!」
「わかったよー!」
車に乗ったソラにいちゃんは窓から顔を出してそういった。
やっぱり、難しいひと!
「いつか会おう! あ、やっぱりそれまで譲るな! 目印だから! じゃーな!」
「わかった! またね! "ソラ"にいちゃん!」
「!! おまっいまさら——」
会話はそこまでしか聞き取れなかった。
けど、いいや!
「マイちゃん?」
「……うっふえ……やっぱり、よくないよお!」
よくないって! 最後の最後で! ばかあ!
「マイちゃん……また昔みたいに——」
「……」
なんか抜けた感じ。
また戻った感じじゃない、だって、ほら
「ここにいるもん!」
太陽とリングは光ってまぶしい!
けど、ソラにいちゃんっぽいじゃん!
わたしの運命を変えるまであと一年——
- Re: ポケスペ わたしとあなた 修正中のためコメは控えてください; ( No.94 )
- 日時: 2011/04/07 20:09
- 名前: 大庭 (ID: BkSc4LvP)
チクタクちくたく
「ポケモンをつくる?」
薄暗い寺院を照らす満月は、いつもより明るい気がした。
雲ひとつない夜空にぽっかり浮かぶ、満月の下でふたつの影。
「正式にはつくれるかも、だけどさ」
「でも、言い方悪くないですか?」
寝床につくわけでもなく、マイとその金目の男は真っ直ぐと満月を立ったまま見上げて話している。
互いに顔を合わせるわけでもなく。
「まあね。でも生み出す、だと御幣が生じるだろう?」
「ごへい? よくわかんないけど……それで、なんですか?」
「この話を知ってるかい? ポケモンをつくりだすって」
「はい。前にお兄ちゃんから聞きました。あ、お兄ちゃんってほんとのお兄ちゃんじゃないんですけどね」
「ああ。あのソラって子だろ? 知ってるなら話が早い」
これだけ話してもふたりは視線を合わせない。
けして互いに嫌い合っている仲ではなく、己の瞳と同じ輝きを放つそれに惹かれているだけであって。
金目の男はマイに名前を教えてない。だからマイはそれ以来「おじさん」と呼んでいる。
このおじさん、住職のくせに坊主ではない。特に気にしていないが。
それよりこのおじさんは情報網がやたらと広い。今だってソラのことを知っていた。
特別マイも驚いた様子はない。
「ポケモンとは、心の支えだと。そう思っているんだってな」
「……」
「私もそう思うよ。ポケモンは素晴らしい。差別というものをしない否知らない。私はポケモンがだいすきだ」
ここでようやく満月から目を離しておじさんは未だ満月を見ているマイを見る。
マイは無視することはないが言葉数が少ない。首を縦に振るか横に振るかで大体は終わる。このおじさんは除いて。
「私もジョウト地方に息子がいてな」
「むす、こ?」
「ああ。元気だと、そう聞いて安心した。職業柄なかなか家に戻れないんだ」
「おじさん、サニーにおうちないの?」
「私の本当の戻る場所はジョウトにあるんだ」
急に話しをかえるおじさんを不思議に思ったが、聞き返すのも面倒なのかマイはそれでよしとした。
「その息子はな、私を嫌ってはいないらしい。それは嬉しいことだ。まあ、この一人称もあっちに行けば俺になるんだけどな」
「ふーん」
「ああ、話がずれたな。ポケモンをつくりだすには、条件とかはないんだ。心のどこかにつくるんだ。これがミュウというポケモンに伝わるときに新たなポケモンが出来るらしい」
だんだん話しが難しくなり嫌になったのか満月を見上げるのをやめて、寝床に戻ろうとするマイ。
おじさんも、やっぱりな、と苦笑いで寝床に戻るマイの後を追った。
「おじさん」
「ん? どうした」
先に歩いていたマイは不意に振り返った。
「わたしね"スイクン"ってポケモンつくったよ。せいぎのポケモン。こまってるひとを助けてくれる。せいぎのみかた!」
「そうか"スイクン"な——」
「ピンクのポケモンが、わたしに話を掛けてくれたの。可愛かったよ」
せいぎのポケモン。本来"正義"というものは存在しない。
正義の反対は、反対の正義。本当の悪は存在しないのだから。
それでもマイは、自分にまっすぐな"正義"を持っている。だから、マイの正義は正義で正しいのだ。
「ミュウか——」
「みゅう? それでね、みゅうってポケモンが"はやく捕まえてあげてね"って。だから、わたししょうらい大きくなったらポケモンとれーなーになって、スイクンを捕まえるの!」
「そうかそうか」
——純粋な涙に正義が混じる。この正義の涙は世界を救う。どんなに汚れていても綺麗に浄化するポケモン。それがスイクンか。
「おじさん、おやすみなさい」
「おやすみ」
寝床に着くとすぐに眠りについてしまった。
おじさんとマイの部屋は隣通しだから、何かあったらすぐに駆けつけることが出来る。
ピンクのポケモンのミュウが、マイのところに訪れたのはマイがポケモンをつくりたいから、なんて思ったからではない。
彼女の正義が、いつの間にかミュウを呼び起こしていたからだ。
そんな彼女が今——自分の世界を動かしているのは、果てしてなんなのやら。
(おじさん、おはよーございま、す)
(私は一応、20代なんだけどな……おはよう)
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