二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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キミに追いつくまで——あと何メートル?【デュラララ】
日時: 2011/08/28 21:34
名前: ヒナコ&絆(ほだす) (ID: 4NzAaWKB)

はい、スレたてました^^(タイトルは仮です。)
真面目に更新すんでしょうね〜?

これは、念願の——ヒナコ×ほだの小説なのですが……。
勝手にスレたてて、良かったかに?
デュラでおkっすかね?

まあ、そんな感じのテキトーなほだすsが勝手にたてたスレですけどね(^_^;)
まあ、読んでくださる方(いるのか?)は、まあ、テキトーぶりに呆れつつもテキトーに読んでくださいな。

注意:なんか、書き方的にヒナコもテキトーみたいな書き方ですけど、悪魔でもテキトーなのは、ほだすsです☆

でわでわw

tk、話考えてねーよ……。どーしよ。

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Re: キミに追いつくまで——あと何メートル?【デュラララ】 ( No.15 )
日時: 2011/08/30 18:18
名前: 絆(ほだす) ◆w6bR1QqEtU (ID: 4NzAaWKB)

【怖。恐。強。——コワイ——。】

『戦うしかない』
——そんなこと思うのは初めてだった。

だって、ずっとそんなの……阿呆らしい。呆れた——そう、思ってたから。

でも……違う。今は、違う。
私の中に、今までなかったような感情が込み上げてきていた。

——その感情に戸惑いながら、私は独り——また一人と、黄巾賊の輩を片付けていく。
倒されていく一人ひとりから発せられる言葉——。

「こいつ、本当に女なのかッ?!」
「なんなんだコイツ——」
「おぼえとけよ!!」
「黙ってれば可愛いのに……」
「ガキのくせに生意気な!!」


………………。


なんとも表すことのできない不思議な感情に支配され、15人目を倒したとき——。
……何故か私は、震えていた。

ナニコレ————?

「私……どうしちゃったの?」

その時——。
ふと、そんな『自分』に戸惑う私の耳に聞き覚えのある拍手が聞こえてくる。

パチパチパチ……。

「いや〜、実にお見事」

デジャヴ?——前にもこんな光景、あったような……。

「折原さ——ん?」
「久しぶりだね、紗羽ちゃん」

震えている私とは対照的に、余裕に満ちた笑みをこぼす——折原臨也。
そして私は……悟った。

「貴方だったんですね。黄巾賊の奴らにあんなことを言ったのは」

噂では聞いていた。——人間が好き、だと。
暴力団やカラーギャングの裏で手を回して、自分の趣味のために人を利用するのだと。

「いやぁ、ご名答。勘がいいね、君は」
「何が目的です、私を襲わせて——」

「ただ、君という人間に興味を持っただけさ。
それでちょっと彼らの力を借りて君の能力を調べさせてもらったというわけ。
君もすごいけど。……暴力を商売の道具にしている人間が、ただの女の子にやられちゃうなんて情けないよねー本当」

そう語る、彼の表情からは、また違った——これもまた感じたことのなかった類の『恐怖』を感じた。

「見事に彼らを倒した君だけど……。
——紗羽ちゃん。君も、震えてるね?怖かった?」

もちろん、そう気遣う彼の顔からは本心、というのは見て取れないが。

「わかりません。……自分でもなんか感じたことない、変な気持ちになって……」

自分でも不思議だった。
普通の人間ならここは怒りを顕にするところであろうが、今の私は『黄巾賊を倒した』という妙な安堵感で怒る気にもなれなかった。


ただ————……。



「怖い思いさせちゃって、ごめんね」



自分でも分からない気持ちなのに、なぜ彼は『恐怖』と断言してしまうのか?

やっぱり、今の自分には自分がよく——わからなかった。




「それじゃ、私帰ります。さよなら」



モヤモヤとした気分のなか。
今日ははっきりと、彼の顔を見て別れを告げた。








そう言って彼に背を向けた自分の肩は——まだ、震えていた。






















Re: キミに追いつくまで——あと何メートル?【デュラララ】 ( No.16 )
日時: 2011/08/30 23:20
名前: ヒナコ (ID: kY71cFa4)

あーーリレー小説なんだから話の流れはほだが考えてもいいから^0^

なんとなーーくでいこうぜw

Re: キミに追いつくまで——あと何メートル?【デュラララ】 ( No.17 )
日時: 2011/08/31 23:37
名前: ヒナコ (ID: kY71cFa4)

【次の観察対象は、私。】





「待ちなよ。」


帰ろうと振り向いた矢先、折原臨也の声に引き止められる。




—私は、引き止めることなんてできなかったのに—・・・。





「・・・・・何ですか?」


首だけ振り返り、思い切り嫌そうな顔で睨む。

・・・けれど、折原臨也は相変わらずの歪んだ笑顔。


「君、さっきの戦いでなんだかんだで傷ついてるでしょ?そんな格好で帰ったら、また襲われるよ?別の意味で。」

「・・・・。」


その通りだ。

流石に1対15で、ましてや相手は刃物を持っていた。

圧勝だったが、一斉に攻撃されて全部は避けることは出来なかった。
着ていた制服はところどころ破けて肌が見え、腕からは血も出ていた。

でも・・・・。



「あなたがこうなるようにしたんですからね。そりゃそうですよ。・・・あなたが仕組んでおいて、なんでそんな心配するんです?」

「まぁいいじゃないか。さっきも謝ったけど、俺も反省してるって。いくら君の力を確かめる為だとはいえ、女の子に乱暴するように頼むなんてさ。」




そんなの・・・・!



「そんなの、今更・・・・!」



手に力がこもる。


「だからさ、お詫びとしては何だけど・・俺の知り合いの医者の所に連れってあげるよ。」


医者・・・・?


「・・・いいです。病院くらい自分で行きます。・・・・それに、あなたの紹介する医者なんて信用できませんから。」

「ひどいなぁ。凄腕の医者だと思うんだけど・・・・。多分、君の肌には一切傷跡が残らないようになると思うよ?」

「別に、そんなこと望んでません。・・・もうこれ以上私に構わないで下さい。じゃぁ。」


私は前を向き直り、再び去ろうとする。

だが、腕を掴まれてまたひきとめられる。



「残念だけど・・・そういうわけにはいかなくなっちゃったんだよね。
・・・・・だって君に、ものすごく興味が湧いたから♪」

「!!・・・きゃッ・・・!?」


そう言って、軽々と折原臨也に抱え上げられた。


Re: キミに追いつくまで——あと何メートル?【デュラララ】 ( No.18 )
日時: 2011/08/31 17:34
名前: 絆(ほだす) ◆w6bR1QqEtU (ID: 4NzAaWKB)

そうかね……。

まあ、なんとなーくでやってく☆

Re: キミに追いつくまで——あと何メートル?【デュラララ】 ( No.19 )
日時: 2011/09/01 21:13
名前: 絆(ほだす) ◆w6bR1QqEtU (ID: 4NzAaWKB)

【呆首無乗馬。——アキレルクビナシライダー——】

私はなぜか、高級そうなマンションの一室の前に居た。

えーっと……今までの行動をおさらいすると……?
黄巾賊のバカどもに襲われる。→実は折原臨也の差金。→帰ろうとした私を引き止める。→性に合わない心配をする。→私を抱えて医者の元へ連れて行く。(少女を誘拐する。)
……医者んとこ連れてかれるんじゃなかったっけなぁ?

に、しても……。
——やっぱ、この人も男の人だし……力、強いんだ。

って、そうじゃなくて……!!

「お、折原さんッ、降ろして下さい!!恥ずかしいです!!」
「恥ずかしい?いやぁ〜、恥ずかしがる君も可愛い」
「可愛い、じゃないです!!うわああ……降ろせー降ろせー変態ーーー」
「うっわ酷。俺怒ったもんね〜。もう降ろしてあーげない」
「自力で降りるも——」

その時——。
カタカタカタ……。
画面か何かを叩く音がした。

『家の前で何やってる?』

——彼女の持ったPDAにはそう、書かれていた。

……彼女?

「えッ?!首なしライダー!!!?」

そう。私たちの目の前には都市伝説の首なしライダーが立っていたのだ。
——家の前?ここ、首なしライダーの家?てことは、首なしライダー=医者?
うわわわわあわああ……。

「いやぁ、優秀な運び屋さん。奇遇だねぇ。
……というか、ここは君の家でもあるのか。ははは」

『それで、その子は誰なんだ?
随分ひどい格好をしているじゃないか』

——わ、私のこと聞かれてるよ……どうしよう……。

「俺の彼女、かな……?怪我しちゃったから、新羅のところ連れていこうと思って」

ブチッ。
折原臨也のその言葉を聞いて、私の中のどこかの神経が切れた……気がした。

「私はアンタの彼女じゃない!!しかも怪我しちゃっただとぉ?アンタが仕組んだんでしょ?ふざけないでよ!!」

「おぉ怖い怖い^^」

「怖い怖いじゃなあああい!!」



——お取り込み中の二人を、呆れ顔で見守る首なしライダー。




きっと彼女の顔も、どこかで呆れ顔をしていることであろう。





















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