二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 薄桜鬼×緋色の欠片
- 日時: 2012/09/26 13:48
- 名前: さくら (ID: cPNADBfY)
はい。
初めましてな方もそいうでない方もこんにちは。
またさくらが何か始めたで。と思っている方もいると思いますが
薄桜鬼、緋色の欠片好きの方には読んで頂きたいです
二つの有名な乙女ゲームですね
遊び感覚で書いていくので「なんやねん、これ」な心構えで読んでもらえると嬉しいです←ここ重要
二つの時代がコラボする感じです
あたたかい目で見守ってやって下さい
それではのんびり屋のさくらがお送りします^^
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29
- Re: 薄桜鬼×緋色の欠片 ( No.37 )
- 日時: 2013/01/31 18:08
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
久しぶりだね、さくら!!
最近更新してるね、続きが楽しみだよ!!
私の方もよければ見に来てね♪
- Re: 薄桜鬼×緋色の欠片 ( No.38 )
- 日時: 2013/02/05 16:48
- 名前: アゲハ (ID: db3Hcctt)
わ〜!!
めっちゃ面白い!
あっ!自己紹介がおくれました。
はじめまして!アゲハデス^^
ところで、これめっちゃおもしろいですね^^
早く、続きが、読みたいデス!!
更新がんばってください!
- Re: 薄桜鬼×緋色の欠片 ( No.39 )
- 日時: 2013/02/07 18:05
- 名前: さくら (ID: hRUsQYie)
桜舞姫ちゃん
久しぶりだねぇ^^
読んでくれてありがとう
桜舞姫ちゃんはいっぱい書いててすごいね
今度また見に行きます
アゲハさん
はじめまして
読んでくださってありがとうございます
もったいない言葉です
嬉しいです
頑張って更新するのであったかい目で見てやって下さい
ではでは
- Re: 薄桜鬼×緋色の欠片 ( No.40 )
- 日時: 2013/02/07 19:44
- 名前: さくら (ID: hRUsQYie)
着物の買出し終え、一行が屯所に戻った頃には日が傾きかけていた。
夕食の当番があると千鶴は厨に向かい、残された三人は夕食まで原田のある提案に乗ることにした。
「稽古なんざ見に行かなくても良いのによぉ」
「先輩、そう言わずにせっかくだから見に行きましょうよ」
原田の提案というのは稽古中の隊士の見学だった。
真弘はそういったことにあまり興味が無いのか、唇を尖らせて渋々ついてきた様子だ。拓磨と珠紀は特にやることもないのですんなりと賛成した。
「巡回や仕事がないときはほとんどの奴等がここで汗を流してるな。興味あったら稽古に混じってきてもいいぜ」
原田が道場の近くまで来ると、三人を振り返って言った。
剣術に無縁の珠紀と真弘は首を横に振ったが、拓磨は少し興味があるらしい。道場の引き戸が開かれたとき、目を見開いた。
「わぁ…凄い熱気…」
珠紀をはじめ、三人は感嘆した。
広い道場には所狭しと隊士がひしめき合い、木刀で素振りを行う者、竹刀を手に練習試合を行う者がいた。
汗を飛ばし、飛び交う怒号と溢れる熱気が道場に木霊して三人を圧倒する。
「よぉ、左之。お前今日どこにいたんだよ」
「ちょっと千鶴に付き合って買い物に行ってたんだよ」
隊士達に稽古をつけていた男が原田に気付き駆け寄ってきた。
その男の骨格と肉体に珠紀は目が離せなかった。
身長もそこそこ、露出した腕や胸には無駄なくしっかりと筋肉がついていて、小麦色に焼けた肌がこの人物がいかに健康体であるかを物語っている。
原田の背後から熱い視線を感じて永倉は目を瞬いた。
「誰だよ、こいつ等」
「あぁ、お前朝は広間に居なかったんだっけか。新入りだよ。こいつは俺の隊に配属された…珠紀だ。こっち二人はまだ配属は未定だが、明日から隊士として働く、拓磨と真弘」
ふぅんと珠紀、拓磨、真弘の順に一瞥していく。何かを見定めているのか三人を一瞥した後にも一度珠紀に視線を戻して心配そうに声をかけた。
「お前、やけに細いな。ちゃんと飯食ってんのか?」
「えっ、私ですか!?ちゃんと食べてますけど…」
「新八。お前と他人を比べるなっていつも言ってるだろ。悪いな。この筋肉馬鹿は永倉新八。二番組組長だ」
馬鹿と紹介されても怒ることなく、むしろ自慢げに筋肉をこれ見よがしに見せつけながら永倉は笑った。
「よろしくな。よーし入隊祝いに俺が剣の手合わせしてやる。三人のうち誰ででもいいぞ」
持っていた竹刀を肩に担ぎ、挑戦的な視線を三人に送る。
三人は顔を見合わせて結論はあっさりと選出された。
「拓磨行ってきてよ。私剣道とかやったことないし」
「珠紀に同意だな。お前一回やってみろよ」
「ちょ、二人とも何言ってんだよ、俺だって剣道なんてやったこと———」
「よし、お前だな。よろしく、拓磨」
拓磨の首根っこを掴んでずるずると練習試合が繰り広げられているところまで引っ張って行く。
拓磨も相当の怪力であるが、新八の強力に抵抗できなかった。
言われるがまま竹刀を手渡され、ルールも知らずに新八と向かい合う。
原田は困惑する拓磨に駆け寄りそっと耳打ちした。
「あいつは素人だろうと手加減ってのを知らないからな。いつでも全力だ。危ないと思ったら降参しろよ」
助け舟を出してもらったが、それは今の状況を救ってくれる助言ではない。拓磨は原田の言葉にとりあえずは頷いたが、内心は慄いていた。
剣術などやったことがない。鬼斬丸を封印するためにその刀を握ったことはあったが、それは我流で技や型を使用したものではなかった。
目の前に爛々と目をたぎらせ構えを取る新八に「辞退」を言い出せる空気でもない。
拓磨は腹をくくって竹刀を両手で握った。
「では、始めっ!!」
審判を買って出た原田が掛け声とともに振り上げた手を振り下ろした。
「でやあああぁぁぁっ!!」
永倉が竹刀を振り上げてすり足で前進する。その速さに驚いて拓磨は間一髪のところでそれをかわした。
だが素人の拓磨はただ避けただけで、永倉の次の流れる攻撃に防御の構えをとれなかった。そのままの勢いで拓磨の胴を狙って横薙ぎが繰り出された。
洞察力は常人より秀でている拓磨はそれも何とか見切って素早く後退する。
永倉に圧されるかたちで始まった試合に、珠紀は心配そうに見守る。
「拓磨、圧されてる…」
「あいつだって素人だしな。そりゃそうだろうよ」
「だが素人にしては中々だな。新八の剣劇を避けるのも難しいもんだぜ?よくやってはいるが、攻撃に転じなけりゃ負けるな」
「拓磨ーっ!!避けてばっかりじゃだめだって!!」
珠紀の呼びかけを聞いた拓磨は顔をしかめた。
「っやりたくてもできねぇって!!!」
目にも止まらぬ速さで繰り出される永倉の猛撃に切り返す余地もない。
かわすだけで精一杯だ。
「おらおらっ!いつまで避けてるつもりだ!?かかって来いよっ」
再び振り下ろされた竹刀を拓磨は何とか受け止めた。その重い一撃に腕が痺れる。竹刀を取り落とすまいとぎゅっと柄を握るが、受け止めるのがやっとで攻撃に転じることができない。
弦競り合いが続き、拓磨は奥歯を噛み締めた。両足に体重を落として、腕に余力を注ぐ。
「お?」
涼しい顔で戦功していた永倉の顔色が変わる。
圧している。拓磨が永倉を。更に腕に力を込め、拓磨は弦を滑らせた。
「っらぁあああぁあっ!!」
そのまま永倉を圧し切り、ほんの一瞬生じた永倉の隙を見逃さずに突きを見舞った。
だが、永倉は拓磨の攻撃を先読みし、その突きを払いのけると頭目掛けて竹刀を振り下ろした。
「あっ!!」
バシイィンと竹刀の弦が鳴った。
拓磨は攻撃に専念したあまり、永倉の一撃を素手で受け止めてしまった。
「勝負あり。それまで」
原田は号令をかけると永倉は竹刀を下げ、痛みに耐えていた拓磨に手を差し伸べた。
「まだまだ駄目だな。けど、最後の一撃は良かったぜ。学ぶことはまだたくさんあるがな」
「うっす…」
琢磨を立ち上がらせると永倉はふと原田を見た。
「なぁ左之。こいつまだどこの隊か決まってねぇんだよな。だったら俺の所に入れちゃ駄目か?筋は悪くねぇし俺がこれから鍛えて———」
「算段しているところ悪いが、そいつは無理だ。永倉」
いつからそこにいたのか土方は道場の入り口に立っていた。
隊士達が土方の存在に気づき、一斉に頭を下げる。
「今伊東さんと審議した上、こいつらの組の入隊が決定した。残念ながらお前の組にこいつらは入らねぇ」
土方の後ろを見て、拓磨は首を傾げた。
「あの人って、誰ですか?」
「あ、あぁ。朝にいなかったからな。あの人は伊東甲子太郎さん。参謀っていう役職だよ」
土方の後ろについて来た伊東はうっそりと微笑んだ。
「はじめまして、お三方」
- Re: 薄桜鬼×緋色の欠片 ( No.41 )
- 日時: 2013/02/08 21:23
- 名前: アゲハ (ID: db3Hcctt)
あっ!
続きが出来てる!!
さくらさんの話、やっぱりおもしろいですね^^
珠紀が他の隊士に女だってばれないかハラハラドキドキですね^^
続きがチョー気になる(>▽<)
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29
この掲示板は過去ログ化されています。