二次創作小説(紙ほか)
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- FAIRYTAIL 君との思い出日記 .+*煌めく星々*+.
- 日時: 2020/06/29 12:15
- 名前: ドロップ ◆5/7K.VcEo2 (ID: s9PJfNZh)
初めまして
ドロップと申します
フェアリーテイルの小説を書くのは初めてです!
なので、キャラが崩壊するかもです
この小説では、ナツル—を中心に恋愛系になる予定です
では、よろしくお願いします
※題名少し変更しました!
.+*お客様*+.
みすず様
黒陽様
りんごあめ様
紫苑有栖様
マリネ様
きょん様
明瑠海様
.+*番外編*+.
ジェラエル
「君と一緒にいられるだけで」 >>13
「この想いが罪だとしても」 >>73
ガジレビ
「あなたのために強くなる」 >>48 >>49
グレジュビ
「いつだって、あなたのそばに」 >>95
ナツルー
「君の触れたものすべて」 >>116
- Re: フェアリーテイル 君との思い出日記 〜ルーシィに眠る力〜 ( No.58 )
- 日時: 2014/09/22 19:07
- 名前: ドロップ ◆5/7K.VcEo2 (ID: UcGDDbHP)
改めて自分の姿を確認。
鏡で全身をチェックし、ゆっくり頷いた。
そして、鞄を手にとり軽やかな足取りで家を出た。
「お、ルーシィちゃん。デートかい?」
いつものおじさんにそう言われ、ルーシィはグラリ、と体が傾く。
「わっ……と、っと」
なんとか体制を整え、おじさんを恨めしそうに見る。
せっかくおしゃれをしたのに、濡れてしまっては意味がない。
すると、おじさんはルーシィを見てクスクス笑った。
「もう。失礼ねっ」
ぷう、と軽く怒りながらも駅前へと進んだ。
初デートに、遅れたくない。
絶対、楽しい思い出にしたいから。
「……ちょっと、速かったかな」
時刻を見ると、予定より十分以上前だ。
ナツが、そんな速く来るとは思えない。
………しかし。
「よお、ルーシィ」
「……ナツ!」
桜色のつんつん頭に白のマフラー。
そこは、いつもと変わらない。
しかし、服装は……いつもと違う。
「服……いつもと違うね」
「ハッピーに着させられた」
「いつものもいいけど、こっちも似合ってるよ」
ルーシィが素直に言うと、ナツは少し頬を赤らめた。
- Re: フェアリーテイル 君との思い出日記 〜ルーシィに眠 ( No.59 )
- 日時: 2014/09/22 20:06
- 名前: りんごあめ ◆amuOBZI1yA (ID: BKGAQbzV)
でれナツゥゥゥゥぅぅぅぅ!!!!!!!!!!((
ごほんッ!失礼。
>>56
顔って…分からないけど、私より可愛いor美人だと思うよ?
良い作品を書ける人に悪い人はいない!!(はず
>>58
男子が先に待ってるって好きだな(^^♪
ルーシィ気合い入ってるね!!流石、女子だ☆
- Re: フェアリーテイル 君との思い出日記 〜ルーシィに眠る力〜 ( No.60 )
- 日時: 2014/09/23 13:57
- 名前: ドロップ ◆5/7K.VcEo2 (ID: /yMGlo86)
え?
私は完璧なるブスだよ★←
良い作品……か じゃあ、りんごあめはイイ人だね!!
男子が先に待ってるの私も好き〜♪
なんか嬉しいよね、うん デートしたことないけど
ルーシィは気合い入れるよー
だってさ、何話か忘れたけど、ナツに告られると勘違いしてめっちゃおしゃれしてたし
可愛かったー♪
- Re: フェアリーテイル 君との思い出日記 〜ルーシィに眠る力〜 ( No.61 )
- 日時: 2014/09/26 20:09
- 名前: ドロップ ◆5/7K.VcEo2 (ID: YiZPkx73)
ナツが、照れている。
ナツラブのルーシィにとっては、それが可愛くてたまらない。
しかし、こんなことくらいでキャーキャー言っていたらまるで変人だ。
ルーシィは、必死に耐えた。
「と、ところで、どこ行くの?」
「んぁ? 決まってねーけど。ルーシィが決めていいぞ」
「えぇー? うーん………」
急に言われたルーシィは、首を捻る。
(ナツは乗り物ダメだよね……。遊園地行きたいけど……それに、なるべく近いとこ……)
しばらくうんうん考えていたが、この前雑誌で見た場所を思い出した。
「うん、遊園地行こう! ここから近いし、歩いて行けるし!」
「そんなとこあったか? それに、乗り物は……うぷ」
「乗ってもないのに酔わないの! ま、大丈夫だから。さ、行こ」
ルーシィがあまりにも嬉しそうなので、ナツはしぶしぶ従った。
§§§
「うえ……本当に入んのか?」
「まあまあ。さ、ジェットコースター!」
ずるずるとルーシィに連れていかれるナツ。
まだ乗っていないのに、顔が真っ青になっている。
「ルーシィ……恨むからな」
「まあまあ」
ギロ、と睨んでくるナツの視線をスルーするルーシィ。
いつもとなんだか違うルーシィに、ナツは首をかしげた。
それと同時にジェットコースターが動き出した。
「……………あ、れ……?」
「ふふ、ビックリした? ここの遊園地は、乗り物酔いをしないように魔法がかけられているのよ」
「マジか! よっしゃー、乗りまくるぞー!」
一気に元気になったナツ。
もちろん、これはルーシィの想定内。
いつも乗り物に乗れないナツのことだから、絶対に喜んでくれると思ったのだ。
楽しそうにジェットコースターに乗るナツを見て、ルーシィは満面の笑みをこぼした。
- Re: フェアリーテイル 君との思い出日記 〜ルーシィに眠る力〜 ( No.62 )
- 日時: 2014/09/29 16:15
- 名前: ドロップ ◆5/7K.VcEo2 (ID: YiZPkx73)
「ふー、楽しかったぁ〜♪」
「だな! また来よーぜ」
にかっ、と笑ったナツに、ルーシィも笑顔になる。
恋人として進展したわけじゃないけど、こうやって笑い合えるのは、とても嬉しいことだ。
「じゃあ、そろそろ帰ろっか」
だいぶ暗くなってきたし……とルーシィが出口へ行こうとしたが、それをナツが止めた。
「最後に、乗りたいところがあるんだけど」
§§§
二人は今、観覧車の中。
夜ということで、綺麗にライトアップされている。
外を見て、ルーシィは目を輝かせた。
「ナツー! 見て見て、スッゴいキレイ!!」
「お、すげぇなー」
「ねー! って、ひゃ……」
ルーシィが振り向くと、すぐそこにナツの顔。
ナツが、後ろから外の景色を覗き込んでいるのだ。
ルーシィは思わず顔を真っ赤にし、下を向いた。
…………ガタンッ!
すると、観覧車が急に揺れた。
そのため、ナツの体が密着する形になる。
「……ルーシィ」
ナツは、ルーシィから離れず、むしろ顔を近づけてきた。
「え、な、何!?」
少し慌てながら言うと、ナツは表情を変えずに聞いてきた。
「……キス、してもいいか?」
真剣な表情で言うナツ。
心臓の音が、この静かな場所で唯一聞こえる音だった。
キスは……ルーシィが寝ぼけていたときに一回だけした。
でも、『恋人』としてのキスは、まだしていない。
「………う…ん。いい……よ」
きゅっ、とナツの手を握り、そう答える。
ここにいるのは、二人だけ………。
誰も、邪魔するものはいない。
二人だけ……二人きり。
ゆっくりと、ナツの顔がルーシィに近づいていく。
それと同時に、ルーシィは目を閉じた。
そして………。
二人の唇が、そっと重なった
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