BL・GL小説 （オリジナルで全年齢対象のみ）
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- うみねこのなく頃に
- 日時： 2017/09/23 07:02
- 名前： ゼパル （ID: c685aq/o）
嘉音受け小説ならなんでも良い！
皆様もじゃんじゃん書いてくださいね！
リクエストには頑張って答えるつもりです
悪口等は禁止ですよ
- Re: うみねこのなく頃に ( No.92 )
- 日時： 2017/10/11 21:05
- 名前： ゼパル （ID: c685aq/o）
嘉「あれ・・ここは・・」
夏「客間です。」
嘉「姉さんは・・」
夏妃は首を横に振る
嘉「犯人は？」
夏「全く何も・・」
嘉「犯人はマスターキーを持っている人物です。実はまだ僕持ってるんですよ、あれ、ない・・落としたかな？」
夏「マスターキーを持っているのは嘉音を含める使用人だけです」
嘉「南條様、姉さんはいつ？」
南「おそらく午前12時〜6時の間でしょう」
嘉「熊沢さんはその時何を？」
熊「ゲストハウスの掃除をしていました」
嘉「それを証明できる方は？」
戦「俺、熊沢のばあちゃんが掃除してるとこ何度も見たぜ」
黒「掃除じゃなくて、会話ばっかだけどな」
夏「・・・。」
夏妃は呆れ、何か言おうとしたが止めた。
- Re: うみねこのなく頃に ( No.93 )
- 日時： 2017/10/11 21:33
- 名前： ゼパル （ID: c685aq/o）
嘉「では郷田さん、貴方は何を？」
郷「食事の後片づけをしてました、紗音さんと。その後は使用人室で休憩してました。源次さんと一緒に居ましたけど途中で仕事に戻られてましたよ。ね？源次さん」
源「郷田の言うとおりです」
嘉「ふぅん・・」
郷「嘉音さんは何をされてたんです？」
嘉「ゲストハウスでお子様方とウィル様と一緒にいたよ。途中で寝たけど」
戦「黒はずっと熊沢のばっちゃんと話してたよなー。俺はウィルと話してたけど途中で寝ちまったぜ」
ウ「真里亞も寝てたな。俺はそのあと熊沢のばあさんに解放された黒と客間でテレビを見ていた」
秀「ちなみに客間にはわしら大人もおったで」
嘉「朱志香さんと譲冶さんは？」
朱「譲冶兄さんに勉強を教えてもらってたぜ」
嘉「それを証明できる方は？」
譲「何を言い出すんだい嘉音君？」
嘉「僕と真里亞様が寝ているのは戦人様たちは確認しています。戦人様が寝ているところはウィル様が確認しています。ウィル様と黒戦人様が客間に居た事は大人の皆様が確認しています。貴方方が勉強していたという確認は？」
ウ「少なくとも俺らが客間に行く前までは勉強していたぞ」
- Re: うみねこのなく頃に ( No.94 )
- 日時： 2017/10/11 22:06
- 名前： ゼパル （ID: c685aq/o）
嘉「これは後回しにして、源次様、使用人室を出られた後は？」
源「屋敷内に何か不備がないかを確認していました。証明できる方はいません」
嘉「はい。ご苦労様なのです」
※アカノンは親族会議に用があり出席していない
嘉「姉さんを殺害できるのはマスターキーを所持している者。普通に考えれば、源次様が怪しいですよね。でも、僕のマスターキーが消えていた。」
黒「朱志香達が奪ったってか・・」
嘉「さすがですね、やはり、成績全て5だけの実力はあります」
朱「わ、私達そんなことしてねぇよ！」
譲「証拠がないのに・・それは明らかに暴論じゃないかい？」
譲冶は優しく言っているつもりだろうが、怒りが顔と声に表れてしまっている
絵「あんた！！譲冶と朱志香ちゃんを犯人だって言うの！？」
嘉「では僕のマスターキーは？服を全部脱いでポケットというポケットを確かめたし、服を裏返しにしてあるかないか確認しましたよ？勿論靴下も下着も昨日使用した下着も部屋も全て確認しましたよ？」
異常だ。真里亞以外はそう思った。何も服を脱ぐ事も、下着や靴下まで確認する事も、必要ないはずだ。
嘉「誰か朱志香さんと譲冶さんのマスターキーの有無確認してください」
- Re: うみねこのなく頃に ( No.95 )
- 日時： 2017/10/11 22:18
- 名前： ゼパル （ID: c685aq/o）
絵「譲冶は持ってないわよ」
夏「じ、朱志香・・！」
朱「え？」
朱志香のポケットから鍵が見つかる。
夏「源次・・マスターキーを見せてください」
朱志香のポケットから見つかった鍵とマスターキーは
嘉「同じものですね。僕のマスターキーは朱志香さんが奪った。姉さんを殺害したのは貴方です、朱志香さん。」
夏「朱志香はそんなことしませんっ！！あらかた貴方が朱志香を犯人に仕立てあげる為に入れたのでしょう！？」
嘉「そんなの知りませんよ」
朱「私は盗んでねぇよ！！本当だからな！！」
朱志香は泣きそうな顔をしていた
わからない。何がどうなっている・・？
- Re: うみねこのなく頃に ( No.96 )
- 日時： 2017/10/13 17:29
- 名前： ゼパル （ID: c685aq/o）
黒「駄目だな、全然」
夏「黒君？」
夏妃は顔が少し明るくなる
黒が娘の濡れ衣を解いてくれると・・
黒「嘉音が狸寝入りを決め込んでいたって事も否定できねぇだろ？」
嘉「どういう意味でしょう？」
黒「鍵が見つかったのは上着のポケット。朱志香は上着を脱いでたぜ？」
嘉「僕が朱志香さん達が見ていない間に入れた、と？」
黒「あぁ。それに朱志香達は俺が客間でテレビ見てた数時間後にやってきた。つまり、嘉音だって紗音を殺害できる。それに密室だと最初に気づき、俺らに解かせようとした。怪しいのは嘉音、お前の方だぜ。」
嘉「ドアに鍵が掛かってたんですよ？」
黒「窓があるじゃねぇか」
嘉「っ！」
皆が嘉音を睨む。朱志香も怒りが少しはあるようだ
怒りで手が震えている
嘉「お・・っおぉ・・っ」
黒「ぁ？」
嘉「おぉぉぉぉっぉぉぉぉのぉぉぉぉぉぉれぇぇぇぇえぇぇ！！！！！！！！！！！」
いつも寡黙で大きな声をだしたことのない嘉音が怒りを叫び、その場が凍りつく。
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