複雑・ファジー小説
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- 絶望色のPartyNight(参照1300突破!)
- 日時: 2014/08/13 13:20
- 名前: 深玖 (ID: Hyf7mfn5)
こんにちゎ!
これから、小説書ぃてぃこぅと思ぃまーす☆
初めてなのでお見苦しぃ部分も多ぃかと思ぃますが、
応援して下さぃ(はぁと)
ちなみに、用語解説はリア友の緋賀アリスちゃんに書いてもらいましたー☆
マジ感謝です。
追記・ちょっと見てない間に参照数がとんでもないことに……
>>03 プロローグ
>>36 登場人物紹介
>>38 用語解説
>>10 第1章
>>42 第2章
>>78 第3章・プロローグ
>>79 第3章 アイとミク〜その青春〜(読み飛ばしOK)
>>105第3章 あとがき
>>107最終章 第1節 桃果と私
>>115 第2節 突撃!聖マリアン女学院
>>120 第3節 微笑みの貴公子と爆弾
- Re: 絶望色のPartyNight(コメント下さい!絶対返します) ( No.52 )
- 日時: 2012/06/18 00:48
- 名前: 深玖 (ID: Pi8kpTE6)
話し合いが進んでいくうち、ふとゴルゴ先生がこんなことを言い出した。
「そうだ、壬生はいつ委員会に復帰できそうか?」
「マイケルですか?……たぶん来週には戻れると思います。」
でも、もうマイケルは……。
「そうか、分かった。……あれ?お前は壬生と付き合ってるんじゃなかったのか?何か表情が暗いぞ?」
ゴルゴ先生にそんなことを真顔で言われ、私は顔が真っ赤になった。
「えっ……。先生、知ってたんですか!?」
「知ってるも何も、お前らの様子を見てればすぐ分かるさ。」
「……そうですか……。でも、もうマイケルとは別れたんです。」
「そうなのか?まあ、あんな事件もあったしな……。」
ゴルゴ先生が遠い目をしてそう言う。……マイケル、また会いたいよ……。
「マイケル……。」
「おい、お前大丈夫か!?」
気がつくと、私はゴルゴ先生の腕の中で泣いてしまっていた。
「落ち着くまで、そうしてていいぞ。」
そう優しく言うゴルゴ先生の声は、とても温かかった。
「ゴルゴ先生……ごめんなさい……。」
「いいんだよ。生徒を気遣うのは教師の仕事だからな。でも、ミク……。俺、お前を女としても好きになってしまいそうだ……。」
「えっ……?でも、先生には奥さんも子供も……。」
「そんなの、今は関係ない。ミク……。」
「俺と一緒に、サーティーンしないか……?」
- Re: 絶望色のPartyNight(コメント下さい!絶対返します) ( No.53 )
- 日時: 2013/06/30 16:59
- 名前: 緋賀アリス (ID: C5PYK3fB)
- 参照: http://IMG_001610.jpg
おいwwwサーティーンwww
用語解説更新しなくちゃww
ルパンルパーンwwだだっだァ!!
- Re: 絶望色のPartyNight(コメント下さい!絶対返します) ( No.54 )
- 日時: 2012/06/20 16:07
- 名前: 深玖 (ID: XlQIdkGw)
>>緋賀アリスさん
ルパンルパーん♪
- Re: 絶望色のPartyNight(コメント下さい!絶対返します) ( No.55 )
- 日時: 2012/06/20 16:16
- 名前: 深玖 (ID: XlQIdkGw)
同日 PM4:10
「はぁ……。」
アタシは校舎の中を不機嫌丸出しで歩く。
やっとあのゴルゴとかいうキモい教師の説教から解放された。その説教のせいで今日のアタシは最悪の気分だ。
帰りにアイスでも食べようかと考えていると、たまたま通った害虫駆除委員会の教室の光が点いているのに気がついた。まったく、こんな時間まで御苦労なことだ。
アタシが何気なく教室の中を見てみると———
さっきまでアタシに散々説教していた教師が、ミクとカーテンに隠れてそっと交わっていた。
「……………。」
そう、それは8日前とほとんど変わらない光景だった。でも、その時とは違い、アタシの中に怒りは湧いてこなかった。なぜなら……呆れの方が遥かに強かったからだ。
確かに、ミクは昔から尻が軽かった。それは、アタシもよく知っている。でも、そこまで頻繁に相手が変わってはいなかった。
だって、たしかにあの女はほんの1時間前までフラれた彼氏のことで落ち込んでいた。それなのに、たった10分で心変わりできるものなのだろうか?
———もう、園部さんに報告するのもめんどい……。
———でも、しょうがないか……。
アタシはアイスに未練を残しながらも、ヒロキの家に向かった。
- Re: 絶望色のPartyNight(コメント下さい!絶対返します) ( No.56 )
- 日時: 2012/07/23 14:04
- 名前: 深玖 (ID: 4kTDCa8M)
同日 PM4:30
アタシがヒロキの家のインターホンを押すと、中からはなぜか園部さんが出てきた。
「あれ……?園部さん、なんでいるんですか?」
「実はヒロキとちょっとした話し合いをしてたんだが、ヒロキがゲートボール(笑)をしにいくそうだからヒロキが帰ってくるまで待ってたんだ。ヒロキに何か用か?」
「えぇ、ちょっと。」
そしてアタシは園部さんにさっき見た衝撃の出来事について話した。
「………そうか。じゃあ、そのゴルゴとかいう怪しい家庭科教師にも犠牲になってもらうか……。でも、少し間を空けないと警察に怪しまれる。実行するのは1週間くらい先だな。」
「あ、そうだ。ヒロキに相談しに行きません?」
「そうだな。じゃあ、ゲートボール場に行ってみるか。」
PM4:50 ゲートボール場
「あれ?小太郎さん、またゲートボール上手くなったっすねwww」
「ヒロキくんは……年寄り思いで良い子じゃのぅ……」
「しかも男前だしねぇ……氷川○よしにそっくり!孫にしたいよ……」
「そんなことないっすよwww静江さんマジパネェっすwww」
ヒロキはゲートボール場で老人達と戯れていた。
なんなんだあいつは。
「ヒロキくんは本当にゲートボールが上手いねぇ…」
「ありがとうございますww春子さんwwww……あれ、ちょっと友達が呼んでるんで、今日は帰りまーす。」
ヒロキは老人達の輪の中から抜け出してきた。
「あれ?アイ、何の用?」
「実はね……」
私はさっきの出来事について説明した。
「そっか……ミクちゃんは相当なビ○チだね……」
「俺はレイプを実行するのは1週間ほど後がいいと思うんだけど、ヒロキはどう思う?」
「俺もそう思うなー。なんか最近、恋桜高校の近くの警察署に、凄腕の女刑事が入ったって聞いたし……」
ヒロキはそんなどこから聞いたのか分からない情報を呟いていたが、決心したようにこう言った。
「じゃあ、実行は8日後の5月26日だ!それでいい?」
「俺はいいぞ。」
「アタシもー」
「それじゃあ解散!」
そう宣言するとヒロキはゲートボール場の室内練習場に入って行った。まだ練習するのか。
するとヒロキは新技の練習を始めた。
「ヒロキホームラン!」
ただの素振りなのにホームランって……。
「それじゃあ、実行の日が近づいたら連絡する。俺は仕事があるから今日は帰る。」
園部さんはそう言うと、帰って行った。そういえば園部さんは何の仕事をしてるんだろう。
気になったが答えてくれそうにないので、聞くのはやめた。
そしてアタシはゲートボール場から出ると、のどかなゲートボールの雰囲気には似合わない凶悪な笑みを浮かべ、こう思った。
———ミク……。
———今度こそ、貴女にとどめを刺してあげる……。
———どこまでも堕ちるがいいわ……。
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