複雑・ファジー小説
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 絶望色のPartyNight(参照1300突破!)
- 日時: 2014/08/13 13:20
- 名前: 深玖 (ID: Hyf7mfn5)
こんにちゎ!
これから、小説書ぃてぃこぅと思ぃまーす☆
初めてなのでお見苦しぃ部分も多ぃかと思ぃますが、
応援して下さぃ(はぁと)
ちなみに、用語解説はリア友の緋賀アリスちゃんに書いてもらいましたー☆
マジ感謝です。
追記・ちょっと見てない間に参照数がとんでもないことに……
>>03 プロローグ
>>36 登場人物紹介
>>38 用語解説
>>10 第1章
>>42 第2章
>>78 第3章・プロローグ
>>79 第3章 アイとミク〜その青春〜(読み飛ばしOK)
>>105第3章 あとがき
>>107最終章 第1節 桃果と私
>>115 第2節 突撃!聖マリアン女学院
>>120 第3節 微笑みの貴公子と爆弾
- Re: 絶望色のPartyNight(コメント下さい!絶対返します) ( No.7 )
- 日時: 2012/05/17 00:59
- 名前: かりかり (ID: 35AN48Qe)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode
なにこれwwwカオスwww
- Re: 絶望色のPartyNight(コメント下さい!絶対返します) ( No.8 )
- 日時: 2012/05/17 08:19
- 名前: 黒雪 (ID: FHdUl2HC)
こんにちわ♪
興味深いストーリーですね。これからどうなるのか楽しみです。
ひょっとして、登場人物の『ミク』と作者さんの『深玖』で掛けてますか? 違ったら申し訳ない。
更新がんばってください!
- Re: 絶望色のPartyNight(コメント下さい!絶対返します) ( No.9 )
- 日時: 2012/05/17 13:47
- 名前: 深玖 (ID: xy6oYM/9)
>>かりかりさん
カオスですよね。
反省も後悔もしてません。
>>黒雪さん
ありがとうございます♪
はい、掛けてます(笑)
応援よろしくお願いします。
- 絶望色のPartyNight(コメント下さい!絶対返します) ( No.10 )
- 日時: 2012/05/17 14:10
- 名前: 深玖 (ID: xy6oYM/9)
〜第1章〜
一番の親友だと思っている少女に深い怨嗟の念を向けられているとも知らぬまま、ミクはいつもの日常を謳歌していた。
しかし、彼女がアイの言うように「恵まれてばかりの人間」だと断言できるかどうかは、、、ミク本人にしか分からないのだろう。
「行ってきます!」
私は家族に挨拶すると、少し古びた一軒家を出た。
私はミク。…特に運動や勉強ができるわけでも、ましてや家がお金持ちなわけでもない、普通の高校2年生だ。
私は今、恋桜高校に通っている。まぁいわゆる———底辺校だ。女子も男子も非行に走っていたり、髪を染めていたり…援交なんて噂も聞いている。当然、決して頭の良い学校ではない。私は真面目に学校生活を送っているが、先輩に絡まれることもしばしばだ。
私は決してそんな学校にしか行けないほど学力が低いというわけではない。ただ、この学校に行かなければならない理由があるのだ。
私は10分ほど歩き、最寄駅に到着した。この辺りはあまり開発も進んでおらず、寂れた商店街といった感じだ。賑わってるのはファストフード店くらいか。ただ、この駅は特急の停車駅な上にバスも通っているので、通勤に使う人達は多い。
私は電車には乗らず、いつものように改札を抜けたところである人を待った。それは———
「おはようミク!」
「あ、おはよう、マイケル!」
私の恋人である舞蹴(マイケル)だ。「マイケル」といっても別にハーフでも外国人でもなく、ただ西洋かぶれの両親に名づけられただけらしい。実際、彼は黒髪の短髪で、いかにも「純日本人」といった感じだ。
まあ、正真正銘純日本人なのだから当然だが。
私たちは、去年の文化祭で害虫駆除委員会としてたこ焼きの模擬店に発生した実に500匹ものゴキブリを駆除したことで、絆が深まった。それをきっかけに付き合い始め、もうすぐ7カ月になる。マイケルもミクも気軽に話せるような異性が学校にいなかったということからか、二人の関係はとても親密になり、特に大きな喧嘩もなく現在に至る。
- Re: 絶望色のPartyNight(コメント下さい!絶対返します) ( No.11 )
- 日時: 2012/05/21 16:55
- 名前: 深玖 (ID: JPqqqGLU)
私達は他愛もない世間話をしながら電車に乗り込み、7駅離れた恋桜高校を目指す。やがて、学校の最寄り駅に到着した。この辺りはビルが立ち並び、私の地元とは違って結構都会だ。そのビルの合間の大きな空き地に恋桜高校は立っている。なんでも昔はテーマパークがあったらしいが、かなり前につぶれてしまい、その土地の一部に高校を建てたらしい。
校門に入るなり、2人組の不良が声をかけてきた。
「なあ姉ちゃん?俺らと遊ばね?」
私はシカトしようとしたが、
「俺の彼女に手ェ出してんじゃねえぞっ!喰らえ!完璧殺虫!」
突然、マイケルが鞄の中の殺虫剤を不良にぶちまけた。
「…おい…あいつマイケルじゃね…?うわあああああああ!」
不良達はマイケルの顔と殺虫剤を見るなりものすごい勢いで逃げて行った。
それを見て、私は疑問に思う。
「…確かに殺虫剤は吸い込むと良くないけど、一目散に逃げるほどじゃ…」
すると、マイケルが先ほどとは打って変わって笑顔で答えた。
「あぁ。あの殺虫剤には結構ヤバい毒が入ってて…。よくあれで不良を粉砕してるよ。」
「そんなもん学校に持ってくんな!…じゃあこの辺の空気吸ったらヤバいんじゃ…」
「ヤバいね。」
「先に言えよ!」
私は慌てて口を押さえて校舎の中に避難した。彼によると、この殺虫剤ならぬ殺人剤の効果はすぐに消えるらしいが…
———これ、警察に見つかったらヤバいよね…
それ以前に教師に見つかれば退学だろう。だがマイケルには危機感というものがないのか、
「ミクの為ならなんでもするよ!」
なんて言っている。
———そんなトコもスキだな。テヘッ(笑)
そんなことを思いながら、私は教室に入った。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25