二次創作小説(新・総合)

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スーパーダメタル英雄嘆(完結)
日時: 2018/10/05 09:44
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: XGjQjN8n)

「原作の魅力を出すためにヒーロー編、悪堕ち編と2バージョン式にしようと思うんだ」

「たくっちスノーの奴が過労死するからやめなさい」

【俺はお前なんかのオモチャじゃない】

どうもロストメイドウィンです

今回は最近ハマったフリーゲームに好みを混ぜ合わせた物を作っていきます



【注意】
『ダメタル英雄嘆』の一部ストーリーのネタバレ
独自解釈
イクサーとか誰が知ってんねん
パロディネタ
好みが混ざってる
もちろんマガイモノ


「鉄の刑法の名の元にお前を逮捕する!」

キリマ(シャドー様)>>22
リューウェン(Mirura@様) >>28
チヒロ(桜木 霊歌様) >>38
ウールヴィア(ルルミー様)>>39

目次 >>146

Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.104 )
日時: 2018/05/24 23:08
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

イクサー3
「...な、何をーっ!!」

エボルから放たれるプレッシャーをはねのけ、イクサー3がエボルに迫る!

エボル
『ほう、お前...マガイモノキラーに覚醒しているのか』

イクサー3
「そう!お前のようなマガイモノが恐れてる種族なんだから!イクサーラリアート!」

エボル
『甘い』シュンッ

イクサー3の攻撃を、エボルは瞬間移動で回避する

イクサー3
「何を~!!イクサー魔神風車固め!!」

エボル
『絞め技なんてなぁ、捕まらなければ無意味なんだ!』ドンッ!!

エボルのキックで、イクサー3は大きく吹き飛ばされる


ダメタル
「イクサー3!!」

イクサー3
「だ、大丈夫...ちょっと痛いけどなんともないよ!」

エボル
『マガイモノ特有の再生能力か...だがしかし!』

イクサー3
「とりゃー!」

エボル
『慢心!』ビュンッ!!

イクサー3
「このー!」

エボル
『未熟!』ビュンッ!!

イクサー3
「当たれーーっ!!」

エボル
『幼稚!』


エボル
『お前では俺には勝てない!!』チャーチャーチャーチャー


エボル
『はんっ!!』

【ready go‼エボルテックフィニッシュ!!】

イクサー3
「うわっ!!」

【チャオ!!】

エボルは銀河級の一撃をイクサー3に放ち、吹き飛ばす

ズガガガガガッ!!

その重たい一撃は、ステーションの壁を何重にも突き抜ける

ザンシャイン
「イクサー3!!」

エボル
『力はあるが本当にそれだけ...戦うことの重要さを分かっていない、良くも悪くも子供...と言ったところか』


エボル
『さぁ、次は誰がやる?俺はアグリー十元倶で一番強いって言い切れるぜ?』

ダメタル
「くっ...」

たくっちスノー
「...石動、何故スポンサーになった、僕に対する復讐か?」

エボル
『復讐?俺がお前にたった一回殺されただけで復讐するような短気な男に見えるか?』

たくっちスノー
「それもそうだ...あんたがそんな軽率な行動をとるわけがない」

エボル
『よく分かってるじゃないの、はっきりとは言えないが、少しヒントをやろう』

エボル
『俺はゲームメーカーだ、誰にも指図されず、俺が計画を決め駒を動かす...』

たくっちスノー
「...?」

クリスポリタン
「お前、何を言って...」

エボル
『あっ、そういや俺別のエリア任されてるんだった...ま、暇潰しにはなったか』


エボル
『あの銀髪のマガイモノキラー...イクサー3と言ったか、奴は万丈と同じで素質がある...扱いには気を付けろよ?』

イクサー1
「えっ?」

エボル
『後は頼むぜクリスポリタン!チャオ!』

ゾンビ娘
「待て、まだ話は終わっていな...!!」

エボルはスチームガンで煙を巻き、姿を消す

その後、穴の空いた壁からイクサー3が顔を出す


イクサー3
「さっきのは!?」

ダメタル
「俺たちをおとちょくって逃げた...いや、遊ばれた、といったほうが正しいか」

イクサー3
「ちっしょー!!」

black
「女の子がそんな汚い言葉使うんじゃありません」

イクサー1
(...)

『奴は素質がある』

イクサー1
(イクサー3の覚醒が、何か関係している...?)

Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.105 )
日時: 2018/05/24 23:26
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

亜区里
「...というか、奴、今」

サビィ
「クリスポリタンに...後はよろしくって...まさか!!」

クリスポリタン
「氷晶剣!」

ウールヴィア
「危ない!!」

クリスポリタンの氷の剣を、ウールヴィアが翼でガードする

亜区里
「ウールヴィア!」

ウールヴィア
「大丈夫...翼は後三個あるから...」


「エストパルクとファットマンとの繋がりの時点で察していたが...やはりこいつもアグリー十元倶だったか」

ダメタル
「クリス!お前どうして...!!」

クリスポリタン
「どうして...そうだな、人間が嫌いだからだ」

クリスポリタン
「僕はね、旅をしていてオモチャの世界の歪みを見てしまった、終わらない怪人差別、尽きないオモチャのトラブル」

クリスポリタン
「それらを引き起こしたのは誰だ?人間さ」

ダメタル
「それは...」

クリスポリタン
「エストパルクもファットマンも人間に恨みを持っている、だから彼らに協力しているんだ」


クリスポリタン
「不思議だよね?何故目覚めたときには人間が沢山いたのに、ここまで静かになったのか」

たくっちスノー
「...まさか!」

クリスポリタン
「アグリー十元倶を束ねる支配人はオモチャ職人でね...人間をオモチャにする技術を持っている!」

ザンシャイン
「人間をオモチャにするだと!?」

クリスポリタン
「そうさ...メタルステーションにあるこれも、あれも、どれも!皆人間のなれの果てさ」

たくっちスノー
「なんて事を...!!」

クリスポリタン
「...これしか、方法がなかったのさ」

リューウェン
「正義の味方が、落ちぶれたものだ」

クリスポリタン
「石動さんは言いました、正義とは自分が正しいと思ったことだと」

クリスポリタン
「今、僕が正しいと思えるのは...エストパルクだけなんだ!」

たくっちスノー
「...くそっ、やるしかないのか」

ダメタル
「待ってくれ、皆...まだやらないでくれ、俺が...やる、ポリタンチームのリーダーとして、俺がけじめをつける」

ザンシャイン
「メタルポリタン...」

ダメタルは皆を後に送らせ、クリスの近くまで歩く

ダメタル
「剣を下ろしてくれクリス、ファットマンもエストパルクも...戦う意思はない」

クリスポリタン
「君の頼みでもそれは出来ない」

ダメタル
「頼む...俺は、お前を殺すのは嫌だ」

クリスポリタン
「本気を出したくないって?なら、本気にさせてあげるよ...『鉄男』」

ダメタル
「...!!」

たくっちスノー
「いかん、あいつメタルのNGワードを...」


「なんなんだ鉄男って」

クリスポリタン
「鉄男...たしか、変身前の君の名前だったよねぇ?」

ダメタル
「...お前、俺を...その名前で、呼んだな」

クリスポリタン
「...本気でかかってこいよ!!鉄男ーーっ!!」

ダメタル
「....蒼次郎ーーーーーっ!!」

ダメタルとクリスポリタンは同時に剣を取りだし...一騎討ちが始まる!!

【水晶刑事 クリスポリタン】

Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.106 )
日時: 2018/05/25 10:44
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: KDFj2HVO)

ダメタル
「だあああああああっ!!!」

クリスポリタン
「うおおおおおおおっ!!!」

二つの剣がぶつかりあい、火花を散らす

たくっちスノー
「くそっ...自分らが介入する暇がない!」

ザンシャイン
「メタルポリタンを止めないと!」

ザンシャインの肩を黒が掴み、引き留める


「待て...奴にやらせろ」

ザンシャイン
「しかし!」

black
「ザンシャイン、これは彼等の戦いだ...私たちが水を指すのも悪いじゃないか」

ダメタル
「クリスっ!俺は...っ俺は信じていたのに!!」

クリスポリタン
「僕だって...武力は使いたくなかったんだ!!」

クリスポリタン
「でも、オモチャの世界を失った僕らにはもう選択権がない 」

ダメタル
「だから支配人の飼い犬となったのか?」

クリスポリタン
「...なら、僕にどうしろと言うんだ!!人間を野放しにしたら、僕たちオモチャの未来は」

ダメタル
「その未来は一体どこにあるんだ?」

クリスポリタン
「...」

ダメタル
「もう、お前の考える未来なんてどこにもない」

クリスポリタン
「...」

ダメタル
「聞けクリス、あの支配人は自分勝手だ、思い通りにならない奴はすぐに切り捨てる...お前もいずれ切り捨てられる!!」

クリスポリタン
「そんなこと...!!」

ダメタル
「エストパルクやファットマンがそうなった!!俺達が関わってしまった故に...」

クリスポリタン
「ならどうすればいいんだ!僕たちはもう...後戻り出来ないんだ!」

ダメタル
「戻らなくていい!...俺たちはポリタンチームだ、お前が迷っているのなら俺が導く!!」

ダメタル
「俺と一緒に来い...クリスっ!!」キンッ!

ダメタルの剣がクリスの剣を弾き飛ばす


クリスポリタン
「あっ...」

ダメタル
「俺の勝ちだ、クリスポリタン」

クリスポリタン
「メタル、僕は...」

ダメタル
「...やり直すチャンス、変われるチャンスはいくらでもある、一度道を誤っても、また正しい所に戻ることが出来る」

ダメタル
「俺がそうだったように...」

クリスポリタン
「メタル...」

ダメタル
「さぁ、手を...」

ダメタルとクリスが手を取り合おうとした、その時...



「...メタルさん!天井に何か反応が!」

ダメタル
「何!?」クルッ


「死ねぇ!メタルポリタン!!」ピシュ

天井から光る何かから、弾丸が発射される

クリスポリタン
「メタル、危ない!!」

ドスッ


ダメタル
「!」

たくっちスノー
「ああ...」

クリスは咄嗟にダメタルを庇い、弾丸をくらう...

Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.107 )
日時: 2018/05/25 17:26
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

クリスポリタン
「うっ...ぐっ」

ダメタル
「クリス!!」

「ちっ...クリスの奴め、メタルの方に付いたか」

「まあいい、裏切り者には消えてもらおう、じゃあなポンコツ」

ダメタル
「待て、貴様っ...!!」

たくっちスノー
「システマー、奴のデータを追跡しろ!」

システマー
【了解!】

クリスポリタン
「う...大丈夫か、メタル...」

ダメタル
「クリス...クリス!しっかりしろ、クリス!!」

クリスポリタン
「やっぱり...僕は、ポリタンチームを...裏切ることは...出来なかったよ 」

ダメタル
「クリス...お前...!!」

クリスポリタン
「聞いてくれメタル...ここの支配人は...亜久里逆間という男を...憎んでいる...」

ウールヴィア
「亜久里逆間って...」

亜区里
「ワシの事だ」

チヒロ
「支配人は社長と繋がりが...?」

亜区里
(そうか、やはり支配人の正体は...)

クリスポリタン
「メタル...君はやり直すチャンスはいくらでもあるって言ってくれたけど...僕はちょっと、遅かったのかな...」

クリスポリタン
「...メタルの、新しい仲間の皆、僕が動かなくなった後の...」



「メタルの事を、よろしく頼みます...」


ダメタル
「...!!」

black
「...」

イクサー1
「...」

そして、クリスポリタンは現実世界と同じ...物言わぬフィギュアに戻った


「クリスポリタンの生命反応...停止しました」

チヒロ
「そ、そんな...」

たくっちスノー
「...っ!!」

ダメタル
「うあああああああああああああああああ!!!!」

ダメタル
「ちくしょう...許してくれ、非力な俺を許してくれ、クリス...!!」


...メタルステーションの天井から、スピーカーが飛び出す

「ごきげんよう、これでアグリー十元倶を半分くらい知ったかな?」

ダメタル
「支配人...どこに...どこにクリスを殺す理由があった!!」

「理由?商品価値のないオモチャを切り捨てて何が悪いんだ」

ダメタル
「...貴様だけは絶対に許さん!!」


亜区里
「フン、貴様...何年たっても進歩しないな」

たくっちスノー
「え?」

「...」

亜区里
「目先の金の事しか考えられないから、貴様はいつまでたっても半人前以下のヘボ職人なんだ...富男!!」

「う、うるさい...お前なんかに俺の苦しみが...わかってたまるものか!!」

「マイスマイル社の椅子を奪われた恨み...絶対に晴らす!!」

亜区里
「フン!とんだ逆恨みだな...そんなにワシを殺したいのなら直接来るんだな、ヘボ職人」

「亜久里逆間ああああああああ!!!」プツッ

何者かに切られたのか、支配人の叫びの途中でスピーカーが切れる

亜区里
「全く奴は...」

ダメタル
「...おい、社長、知っているのか?支配人の事を」

亜区里
「ああ、エストパルクの時の飽きっぽさと、ワシへの恨みでピンと来た」

サビィ
「本当っすか!?そいつは一体...」

亜区里
「あいつの名は、亜久里富男あぐりとみお...ワシのせがれだ!」

【アグリー十元倶 残り6人】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【次回予告】

石動
「不死身の穴を付かない限り、たくっちスノー達マガイモノを倒すことは出来ないぜ?」

「クックック、俺にいい作戦がある」

石動
「おー!それならいけるぜ、あいつ結構そういうのに弱いからなぁ」

「....」

石動
「心配いらないって支配人、一応計画通りに進んでるだから」

石動
「計画通りに...な」

次回、スーパーダメタル英雄嘆
【アグリーヒーロー】

「雪...さん。」

たくっちスノー
「そんな...どうして君が...!!」

Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.108 )
日時: 2018/05/25 13:12
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【第十八話】
『アグリーヒーロー』

...アグリー美術館のどこか、支配人の居るところ

支配人...亜久里富男がうずくまる近くで、石動は優雅にコーヒーを作っていた

富男
「ハァッハァッ...」

石動
「ははは!ついにバレちまったなぁ」

富男
「亜久里逆間...何故、俺からマイスマイル社の社長の椅子を奪った、俺は...売れるオモチャを何度も考えたのに!!」

石動
「でもヘッポコ職人は事実だろ?俺だってガキの頃は竹トンボとか風車とか作ってたけど、あんたって折り紙だってまともに出来ないじゃないか」

富男
「ぐっ...いいからさっさと奴らを倒せ!!」

石動
「いくら俺でも、完璧に倒すことは出来ない」

石動
「あんたもよく分かってると思うがマガイモノは不死身だ、体を木っ端微塵にされても、肉眼では見えないほどの黒い液体が瞬く間に体を再生させる」

石動
「0.00000000000000001ミリも残さずに消し飛ばすなんて、普通の生き物では到底不可能だ」

富男
「それが出来るのがマガイモノキラー...なら!!」

石動
「無理無理、俺マガイモノキラーじゃないし...俺も人工の奴を作ろうとしたけど、上手くいかなかった」

富男
「それでもアグリー十元倶か!?」

石動
「俺だって出来ないことくらいあるよ、生き物なんだから」

富男
「くっ...なら野放しにしろと?」

石動
「殺す以外に方法はあるだろ...なぁ?ゼットエンド」

「ああ...」

ゼットエンドと呼ばれたフィギュアはニヤリと笑い、富男の肩を叩く

ゼットエンド
「俺は試してみたいんだよ...不死身の生き物は、はたして心まで不死身なのかを」

富男
「...?」

石動
「期待してるぞ?ほら、仕事疲れの一杯」

ゼットエンド
「お前のコーヒーなんかいるか、ブレンドの勉強してろ」

ゼットエンドはエレベーターのボタンを押し、エリアへと向かった

石動
「うーん、今回は豆にも拘ったのにな...」ズズス

石動
「そりゃ、俺の淹れるコーヒーが不味いことぐらい分かってるけど、今はある程度マシに...」ズズス

富男
「惣一」

石動
「はいはい?」


富男
「奴は何をするつもりなんだ?」

石動
「さぁ?」

富男
「えっ?」

石動
「俺はゼットエンドにあいつらの設定を見せただけだ」


石動
「...これは面白いことになりそうだ」


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