二次創作小説(新・総合)

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スーパーダメタル英雄嘆(完結)
日時: 2018/10/05 09:44
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: XGjQjN8n)

「原作の魅力を出すためにヒーロー編、悪堕ち編と2バージョン式にしようと思うんだ」

「たくっちスノーの奴が過労死するからやめなさい」

【俺はお前なんかのオモチャじゃない】

どうもロストメイドウィンです

今回は最近ハマったフリーゲームに好みを混ぜ合わせた物を作っていきます



【注意】
『ダメタル英雄嘆』の一部ストーリーのネタバレ
独自解釈
イクサーとか誰が知ってんねん
パロディネタ
好みが混ざってる
もちろんマガイモノ


「鉄の刑法の名の元にお前を逮捕する!」

キリマ(シャドー様)>>22
リューウェン(Mirura@様) >>28
チヒロ(桜木 霊歌様) >>38
ウールヴィア(ルルミー様)>>39

目次 >>146

Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.99 )
日時: 2018/05/24 12:03
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

メタルステーションの中は、主役メタルポリタンはもちろん、メタルポリタンに登場する様々な小道具や武器、乗り物...怪人のありとあらゆるオモチャが展示されていた

サビィ
「すっご...あ、俺がこんなところに!」

ウールヴィア
「凄いなぁ...綺麗に並んでる」

リューウェン
「..上手く見えんぞ、もう少し持ち上げて」

ガング
「君、結構重いんだよー...ブリキ君がいればなぁ」

black
「指にはめる人形に、手足が動くアクションフィギュア、シールに※装着変身シリーズ...」

ゾンビ娘
「装着変身とか何年前のオモチャだよ」

※変身スーツを鎧のように着せるフィギュア、現実でも主に平成仮面ライダー等で発売されていた

ダメタル
「...オモチャの美術館を名乗るだけはある、ということか」

ザンシャイン
「...メタルポリタン!あそこにあるのはDVD発売記念ポスターじゃないのか?」

ダメタル
「ん?...本当だ、よく残ってたな...」

イクサー3
「あれ?」

チヒロ
「どうかしたの...?」

イクサー3
「ほら見て、メタルにそっくりな人が二人も居るよ!」

記念ポスターには、真ん中に大きくメタルポリタンが写り、左右に青いヒーローと赤いヒーローが映っていた

ダメタル
「ああ、これは俺の仲間だ」

ウールヴィア
「仲間が居たんだね」

ダメタル
「青いのが真面目なクリスポリタン、赤いのが紅一点のルビーポリタンだ」

ダメタル
「番組が終わった後、俺たちは別々の未来を歩んだ...あいつら、どうしてるんだろうな」

ザンシャイン
「.....」

ダメタル
「どうした?」

ザンシャイン
「いや...なんでもない」

菖蒲
「けどこのポスター、誰かが落書きしてるみたいだぞ」

ダメタル
「何?一体どこを...」

菖蒲
「ここだよ、ここ」

菖蒲はキャストの所に指を指す...よく見ると、デザイナーの名前の部分が黒く塗りつぶされていた

ゾンビ娘
「イタズラにしては随分悪質だな」

ガング
「デザイナーさん、恨まれてるの?」

亜区里
「うむ...確か、鋼鉄刑事シリーズのデザイナーは白井翔とかいう人気デザイナーだったか」

ウールヴィア
「一体だれがこんなこと...」

ダメタル
「...くっ、消えん!マジックで書いたな」


「落書きなんてどうでもいいだろ、今までの流れからしてここにもアグリー十元倶はずだ、気を抜くな」

ダメタル
「しかし個人的に...!!」

「...メタル?」

ダメタル
「ん?」

メタルステーションのエレベーターから、ダメタルを呼ぶ声が


ダメタル
「この声は...クリス?」



クリスポリタン
「...メタル!やっぱりメタルだったのか!」

ダメタル
「...クリス!?何故ここに!?」

クリスポリタン
「君こそ、どうして!?」

Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.100 )
日時: 2018/05/24 16:55
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

クリスポリタン
「...そうか、メタルの新しい仲間か」

ダメタル
「ああ、数ヵ月たってもクリスは変わらないな」

クリスポリタン
「君だってそうじゃないか」

black
(そうでもないぞ)

イクサー3
(そうだね)

ガング
「クリスさんって、メタルさんの同僚...なんだよね?」

クリスポリタン
「はい、僕とルビーと、そしてメタル...番組の時と同じで三人一組でヒーローをやっていたんです」

ダメタル
「クリス、番組が終わった後...お前は何をしていたんだ?」

クリスポリタン
「エストパルクと一緒に居たんだ」

サビィ
「エストパルクと!?」

クリスポリタン
「どうかしたの?」

ダメタル
「あ、ああ...さっき、エストパルクに会ったものでな」

クリスポリタン
「彼に会ったのか!?レジェンドエリアが崩れたって言うけど...何か知らないかい?」

イクサー1
「いえ...エストパルクと出会ったのは崩れる直前まででしたから」

システマー
【瓦礫をどかした後がありましたので、生きているとは思いますが...】

クリスポリタン
「ならいいけど...」

リューウェン
「オモチャの世界のことはよく知らぬが...エストパルクは一体どのような人物で?」

クリスポリタン
「...彼は、革命を起こそうとしていました」

ダメタル
「革命?」

クリスポリタン
「ああ、エストパルクは、売り上げ至上主義、怪人差別の蔓延る社会を変えるために仲間を集め...箱庭の革命団というグループを作っていたんだ」

ザンシャイン
「それは...知らなかった」

クリスポリタン
「当然さ、ヒーロー連盟に悟られないように活動していたから」

サビィ
「なんで連盟にバレないようにしたんすか?」

クリスポリタン
「目立ちたくない...ってところかな、変な奴に狙われたくなくて」

チヒロ
「なるほど...」

ゾンビ娘
「その革命団とやらに、ファットマンというオモチャは居たか?」

クリスポリタン
「ああ...ファットマンはエストパルクの右腕のような存在だよ、皆エストパルクを尊敬しているけど、一番は彼だね」

ダメタル
「そうか、何はともあれお前が無事で良かった」

クリスポリタン
「...ああ」

亜区里
「どうだヘボ職人、何かアイデアは浮かんだか?」

ガング
「浮かびすぎて溶けそうです」

black
「そのヘボ職人ってのは何なんだ?彼が聞いたら怒りそうだな」

亜区里
「こいつは文字通りのオモチャバカなんだ、オモチャ作り以外は何の才能もありゃしない、人間としてヘボいからヘボ職人なんだ」

ガング
「チヒロ君にご飯作ってもらってる状態だからしょうがないんだよ~」

クリスポリタン
「ははは...メタル、君の仲間は面白いね」

ダメタル
「...そうだな」





クリスポリタン
「ところでメタル、デパートが燃えたって...本当なのかい?」

ダメタル
「...!」

ザンシャイン
「!!」

Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.101 )
日時: 2018/05/24 18:14
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ダメタル
「...ああ、本当だ」

クリスポリタン
「そんな...!!」

ダメタル
「俺も連盟も、必死に燃え上がる世界を消化したが...デパートの放火には耐えきれなかった」

ザンシャイン
「....」

black
「どうした、ザンシャイン?」

ザンシャイン
「.....」

クリスポリタン
「そうだザンシャイン、ルピーポリタンを知らないか?君が居るのなら彼女も居るんだろう?」

ザンシャイン
「あ、ああ...まだ見つかっていないんだ」

クリスポリタン
「そうか...」

ダメタル
「どういうことだ?」

クリスポリタン
「何言ってるんだ、ルビーは今ヒーロー連盟に所属しているんだよ」

ダメタル
「ルビーが!?」

クリスポリタン
「君だって、ヒーロー連盟に所属しているだろう?」

サビィ
「先輩はとっくに連盟を抜けたっすよ?」

クリスポリタン
「...えっ、そうなの?」

ダメタル
「ああ...今はフリーだ」

クリスポリタン
「そうなんだ...ルビーも無事だといいけど」

ダメタル
「無事に決まっているさ、ルビーなんだからな」

クリスポリタン
「はは、それもそうだ」

イクサー3
「ところで、どうやってこの世界に来たの?」

サビィ
「そうっすよ!時空の旅人に連れられて俺たちはここに来たのに」

クリスポリタン
「こちらにも時空の旅人が居たんだ」

black
「そっちにも...?」


「システマーさんの事でしょうか?」

たくっちスノー
「システマーに大人数を運ぶほどの渦は作れないよ」


「そうですか、では誰が...」




「っていつの間に!?」

たくっちスノー
「や!お待たせ!」

システマー
【ただいま戻りました】

ガング
「ティー君早かったねー!」

イクサー1
「イクサー6は?」

たくっちスノー
「最初に凍らせた一体を除いて全部始末固めておいた、あとは勝手に壊しといて!」

キリマ(マ)
「それで、この方は?」


「ああ、どうやらメタルの旧友らしい」


「エストパルクやファットマンとも繋がりがあるみたい」

たくっちスノー
「へー、流石革命組...」

クリスポリタン
「...貴方は僕のことを知っているのですか?」

たくっちスノー
「まあね」

ダメタル
「それで話を戻すが、お前やエストパルクをこの世界に送った旅人の名前は分かるか?」

クリスポリタン
「ああ、確か人間だよ。えっと、石動惣一って名前だったかなぁ」

たくっちスノー
「石動...惣一...!?」

Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.102 )
日時: 2018/05/25 08:36
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: KDFj2HVO)

たくっちスノー
「な、なぁ...聞き間違いじゃないよな、石動って...!!」

ダメタル
「どうした?知り合いなのか?」

たくっちスノー
「知り合い...なんてものじゃない、彼は...」

black
「あいつは色々とやばいからな」

イクサー1
「??」

たくっちスノー
「ええ...特に自分の知る、時空を越える石動は!!」



「やっぱり居たか、たくっちスノー!」

突然のことだった、ダクトから煙が吹き出し、塊となり、人の形になった

ダメタル
「誰だ!」

クリスポリタン
「...石動!」

たくっちスノー
「やっぱりお前か!」

石動
「よう!生まれ変わったというわりには全然変わらないなぁ!」

石動
「あ、そうそう!本来の俺の世界、随分と面白いことになってるじゃないか!」

石動
「パンドラボックスが開いたり、俺や万丈が人間じゃなかったり、見たこともない兵器を戦兎が開発したりと...泥沼化していくのは見物だねぇ!」

石動
「だから設定集めはやめられない!」

ゾンビ娘
「な、なんだ?...こいつ、ただのキャラクターじゃない」

たくっちスノー
「...彼は人間ではありません、マガイモノです」


たくっちスノー
「それもただのマガイモノではありません、僕の父であり、時空史上最悪の時空犯罪者...名無しの怪物を取り込んでいるんです!」

石動
「ご名答!」

石動の回りの空気が重くなる

イクサー3
「時空犯罪者...!?」

ザンシャイン
「そんな恐ろしい奴が...」

たくっちスノー
「何故お前がここにいる!!」

石動
「なんでって、この美術館のスポンサーになったからだよ」

石動
「ま、俺だって一応喫茶店のマスターだから援助は出来るんだよ」

石動
「これまでの行動から、お前が来ることも分かりきっていた!!」

たくっちスノー
「くっ...!!」

ダメタル
「こいつの気迫...ただものじゃない」

black
「で?そのスポンサーが我々に何の用だ」


石動
「スポンサーとはいえ、俺もアグリー十元倶を任されている...」

石動
「見せてやるよ、俺の新たな力を!」

石動は黒い液体からベルトを作り、装着する!

【エボルドライバー!】

ザンシャイン
「変身ベルト...奴もヒーローか!?」

石動
「良いことを教えてやろう、今時の特撮はな...仮面ライダーだって敵なんだよ!」


【コブラ!ライダーシステム!evolution‼】

【Are you ready?】

石動
「変身」


【コブラ!コブラ!エボルコブラ!!ハッハッハッハッハッ!!!】


石動の体が赤い鎧に包まれる


ダメタル
「これは...!!」




『エボル、フェーズ1』

【禁断兵器 マガイモノライダープロトエボル】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【次回予告】

ダメタル
「なんだこいつは!?俺たちの攻撃がびくともしない...!!」

エボル
『お前達の力を全て貰う!!』

菖蒲
「くそっ、なんて奴だ...これが悪役補正か...」

ザンシャイン
「このままでは...」

クリスポリタン
「メタルをやらせはしない!!」

ダメタル
「クリス!?」

次回、スーパーダメタル英雄嘆
【水晶刑事クリスポリタン】

エボル
「ほう?裏切るつもりか!」

クリスポリタン
「ポリタンチームを裏切るのは...嫌だ!」

Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.103 )
日時: 2018/05/24 22:30
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【第十七話】
『水晶刑事クリスポリタン』

エボル
『エボル、フェーズ1...』

ザンシャイン
「な、なんだこれは...ヒーロー...なのか?」

たくっちスノー
「その姿...仮面ライダーエボル、なんでお前がそれに...」

エボル
『これは別の世界の俺が使用してる力だからな、フィフティ・シリーズとも違う特別なベルトだ』

たくっちスノー
「...設定集めというのは、エボルの力を引き出すためか」

エボル
『正解だ!星狩り族エボルトのいない俺が本家並みの力を得るには、仮面ライダービルドの長所である、多様なボトルを使い分ける無限大の戦法を手に入れるしかない』


エボル
『まず手始めに...お前が持っていたクトゥルフの力を手に入れる、その為に呼ばれたんだ...イクサー1!』

エボルは音速を越えたスピードでイクサー1に迫る!!

イクサー1
「...来る!」

イクサー1もすかさず亜空転移でエボルの攻撃をかわす

エボル
『くっ...流石クトゥルフの王【サー・バイオレット】の分身だ!』

イクサー1
「私の事を知ってて...何が狙いなんです」

エボル
『とぼけるな、お前もよく分かってるだろ?こいつだよ』

エボルは右腕から金色のボトルを形成する

イクサー1
「それはまさか...ビッグゴールド!」

エボル
『そう、サー・バイオレットを洗脳しクトゥルフを戦闘集団に仕立てあげた悪魔、ビッグゴールド』

エボル
『俺はどうしてもこいつの成分が欲しかったが...お前が吸収しちまったんで直接本人を呼び出したわけだ』

【ビッグゴールド!ライダーシステム!evolution‼】

【Are you ready?】

エボル
『エボルアップ!』

エボルの肉体が黄金に包まれ、赤い眼がギラリと輝く

【クトゥルフ!クトゥルフ!エボルゴールド!ハッハッハッハッハッ!!】

エボル
『これでエボルパワーはぴったり5%といったところか』

イクサー1
「ビッグゴールドの力を...複製した...!?」

エボル
『変わったのは...見た目だけじゃないぞ!』

エボルは全身からビーム光線を放射する!

イクサー3
「うわっ!?」

たくっちスノー
「確かにこれはビッグゴールドの技だ...お前...!!」

エボル
『これが究極のマガイモノの力だ!俺はありとあらゆる生命体の力を成分にして、まとめあげることが出来る!』

エボル
『あいつの言葉を借りるとするなら...負ける気がしねぇ!!』

たくっちスノー
「くそっ...!!」


エボル
『ま、今回はウォーミングアップみたいなものだ、手加減してやるよ』


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