二次創作小説(新・総合)

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スーパーダメタル英雄嘆(完結)
日時: 2018/10/05 09:44
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: XGjQjN8n)

「原作の魅力を出すためにヒーロー編、悪堕ち編と2バージョン式にしようと思うんだ」

「たくっちスノーの奴が過労死するからやめなさい」

【俺はお前なんかのオモチャじゃない】

どうもロストメイドウィンです

今回は最近ハマったフリーゲームに好みを混ぜ合わせた物を作っていきます



【注意】
『ダメタル英雄嘆』の一部ストーリーのネタバレ
独自解釈
イクサーとか誰が知ってんねん
パロディネタ
好みが混ざってる
もちろんマガイモノ


「鉄の刑法の名の元にお前を逮捕する!」

キリマ(シャドー様)>>22
リューウェン(Mirura@様) >>28
チヒロ(桜木 霊歌様) >>38
ウールヴィア(ルルミー様)>>39

目次 >>146

Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.69 )
日時: 2018/05/21 18:55
名前: mirura@ (ID: PrIvPbQU)

ミルラ「人間はワガママ・・・ですか。
     まぁ、人間=欲望の塊ですからね」

ミラ「自分も?」

ミルラ「一応人間ですから!」

こんにちは!
子供って言うのはオモチャの保存方法なんて知らず、遊ぶだけですから、
すぐ壊して、新しいのを欲しがるんですよねぇ・・・・・

逆に、人気の無いオモチャも扱われる事無く捨てられる・・・
人間の行動を考えさせられる発言ですね・・・・

わー、頭痛い。←本日体調不良


一体どうなるんでしょうかね!
更新、頑張ってください!



さて、私も更新するとしますか・・・・

Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.70 )
日時: 2018/05/21 21:25
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

Miruraさん

たくっちスノー
「ダメタル英雄嘆のあるルートは『売り上げ至上なオモチャ世界を正すために革命を起こす』って内容があったりと、ダメタルは皮肉的なエピソードが多いんですよね、オモチャ故の悩み的な」(ファットマンは原作にも登場する箱庭の革命軍四天王)

ロストメイドウィン
「だが、ダメタル世界とありとあらゆる不条理は、元はといえば全て人間のせいだ」

たくっちスノー
「もし、オモチャが人間に復讐する機会が与えられたら...この小説はそういう話になっております」

コメント感謝だよ!

Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.71 )
日時: 2018/05/21 22:01
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ファットマン
「うおああああああああ!!!」

ファットマンはその巨体で大量のゴミを持ち上げ、そのまま投げつける!


「そんな攻撃が効くものか」

カァオッ!

ファットマン
「ぐうう」

ザンシャイン
「いくぞ!シャイニーナックル!」

ザンシャインは光を込めた鉄拳をファットマンに浴びせる


ファットマン
「ぐっ...嫌い、お前達オモチャも嫌い!!」

ザンシャイン
「ファットマン...君が人間を恨む理由は分かるものがある、だが何故!!オモチャまで恨むんだ!!」

ファットマン
「お前 言っても分からない!!」


ファットマン
「何言っても 俺信じない!!信じられる人間、支配人だけ!信じられるオモチャ、一人だけ!」

ウールヴィア
「信じられるオモチャ...それって一体」

ファットマン
「言わない!!言ったらお前 倒しにいく!!」

ファットマンはやたらめったらに暴れまわり、壊れたオモチャを飛ばす

ダメタル
「くっ...なんて暴れん坊だ」

菖蒲
「こっちの話は通じそうにねーな」


「ひとまず彼を落ち着かせましょう、皆さん...手加減しつつ攻撃しましょう」

サビィ
「ファイアっ!!」

ファットマン
「う、うああああ!!熱い熱い!!」

たくっちスノー
「ファットマン...ファットマン落ち着け!!」

ファットマン
「俺負けない!!オモチャのためにも...俺の為にも...!!」


「面倒だ...私がKARASAWAで吹き飛ばす、それまでの隙を作ってくれ」

ダメタル
「ああ...こっちだ!」

ファットマン
「うおおおおおおおお!!」

ファットマンの攻撃を避けながら、ダメタルは詰め寄る


ダメタル
「何故だ...何故、お前はオモチャを憎む?」

ダメタル
「オモチャがお前に何をしたんだ?オモチャがお前に...何を言ったんだ?」

ファットマン
「...あいつら、俺を、俺を.....」


「フルチャージ完了、かわせメタル」

ダメタル
「...くっ!!」


「発射!」

カァオッ!

KARASAWAの最大出力を浴びたファットマンの体は粉々に吹き飛ぶ

ファットマン
「ヲアアアアーーーーーッ!!!」



「...や、やったのか?」


「なんとかな」


「は、はははは....ざまーみろバケモノめ!」

たくっちスノー
「...ファットマンの事は惜しいけど、とりあえず先に進むしか」

イクサー3
「進むってどうやって?ここ結構深かったよ?」

たくっちスノー
「それは...」


「俺...違う...」

ダメタル
「ん?」

「俺...バケモノ...違ああああああうッ!!!」


その瞬間であった、今ダメタル達の床にもなっているガラクタが集まり、巨人を産み出した


チヒロ
「な、何これ...!?」

リューウェン
「これがファットマンの...本当の姿...?」

Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.72 )
日時: 2018/05/21 22:32
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ファットマン
【俺、怪人じゃない、オモチャじゃない...】

ファットマン
【沢山のゴミ 黒い液体かけられて形になった それが俺...】

たくっちスノー
「...マガイモノ玩具!」

ファットマン
【俺、オモチャじゃない、ぐちゃぐちゃの見た目 皆バケモノ言った...】

ファットマン
【バケモノじゃない 俺ファットマン!!】

ファットマン
【俺、あるオモチャに拾われるまでずっと一人だった...そいつ、優しかった、名前くれた、だからそいつ信用できる!】

ファットマン
【支配人も!俺や不人気のオモチャでも目立てる場所作ってくれた!】

ファットマン
【オモチャをいじめる人間!!俺をいじめるオモチャ!!どっちも許せない!!】


ファットマンの元に次々とガラクタがくっついていく

ゾンビ娘
「あんなデカブツどうしろって言うんだよ!」

black
「たくっちスノー、ヘルアンドヘブンは」

たくっちスノー
「...ダメだよ、対象がでかすぎてマガイモノ成分まで届かない!」

ガング
「おっとと...このままじゃ僕らの居る場所まで吸収されちゃう」

ダメタル
「...奴をどうにか出来ないものか」

ザンシャイン
「ファットマン!ヒーロー連盟としてオモチャに代表して君への無礼を謝罪する!申し訳なかった!」

ファットマン
【もう遅い!!皆、消える!!】

ファットマンが巨大な腕を降り下ろそうとした、その時...

イクサー3
「待って!!」

ファットマン
【....なんだ、お前。】

イクサー3
「あたしはイクサー3!見ての通り人間じゃないし、オモチャじゃないよ!」

イクサー3
「あたしはさっきみたいなクトゥルフの一人なの!」

ファットマン
【.....そうなの?】

イクサー3
「うん、そうだよ!」


ダメタル
「...イクサー3、何をするつもりだ?」


イクサー3
「ファットマンは寂しかったんだよね?化け物って言われて、遠ざかれて、すっごい傷付いたんだよね?」

ファットマン
【...ああ、人間もオモチャも意地悪だ、だからきらい】

イクサー3
「でも、あたしはそんな意地悪は言わないよ!だって人間でもオモチャでも無いから!」


イクサー3
「ね?」

ファットマン
【...じゃあ】



ファットマン
【俺と 友達...なれるか?】

イクサー3
「もちろん、いいよ!」


ファットマン
【ほんとか.....?】

イクサー3
「ほんと!」

ファットマン
【俺の友達...これで、二人目...!!】


巨大ファットマンの体は崩れ、先程の体が構成されていった

サビィ
「す、凄いっす...ファットマンを説得した...」

black
「イクサー3が...幼いからこそ出来た説得だな」

たくっちスノー
「イクサー1さん、今回ばかりはあなたらの種族に感謝しますよ」

Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.73 )
日時: 2018/05/21 23:09
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

そして...

ファットマン
「ごめんなさい...」

ザンシャイン
「いや...謝るのはこっちだ」

ガング
「オモチャ職人として、君みたいな子を見ると泣けてくるよ...」

亜区里
「うむ、オモチャ会社として玩具の扱い方を指導しなくてはな」

たくっちスノー
「こんな壊れたオモチャの山をまた築きあげないためにも...僕らが出来ることをやらなくちゃ」

ファットマン
「不思議、皆優しい、オモチャなのに、人間なのに...」

たくっちスノー
「良いところも悪いところもない生き物なんて存在しないんだ、卑屈になることはない」

ファットマン
「...でも俺、アグリー十元倶なのに人間と仲良くなっちゃった」

サビィ
「アグリー十元倶ってなんすか?」

ファットマン
「10人の生き物集めた、それがアグリー十元倶、普段試練やるけど、こうやって戦ったりもする」

たくっちスノー
「四天王みたいなものか...」

ファットマン
「俺に『ファットマン』って名前くれたオモチャ、エストパルク...彼も十元倶」

ザンシャイン
「なんだって、エストパルク!?」

ダメタル
「エストパルクがここに居るのか!?」

ウールヴィア
「なんだい、エストパルクって」

ダメタル
「...後で話す、エストパルクに会いたいのだが、どうやって戻ればいいんだ?」

ファットマン
「あのはしご、ゾンビエリア通じてる、エストパルク居るレジェンドエリアその近く!」

亜区里
「ふむ...それならさっさとおさらばしよう、ワシもエストパルクに会ってみたいものでな」

ファットマン
「俺も行く!エストパルクに新しい友達出来たって伝える!」

たくっちスノー
「出来ることなら、その人もこちら側に引き入れたいところだが...」

...

たくっちスノー達がはしごを上ると、その途中にスピーカーが

「おーいおいおいファットマン!!これは一体どういうことだ?」

ファットマン
「あ、支配人...」

「ゴミの塊だったお前に肉体を形成してやったのは誰だと思っている!?」

「紛い物が...マガイモノメイカーである俺に反抗するつもりか!?」

たくっちスノー
「黙れ!マガイモノは生きてるんだ!メイカーに好き放題出来る道具じゃない!」

「いいや道具だっ!!道具だからゴミのファットマンに目を付けたんだ!!ゴミならいくらでも用意出来るからなっ!!」

「だがゴミで出来たマガイモノは心までゴミだっ!!おとなしく俺の言うことを聞いてればいいものを...!!」

イクサー3
「ひどいよ!!なんでそこまで言えるの!?ファットマンは言ってたんだよ!人間で唯一信用できるのは支配人って!それなのにお前はファットマンを裏切るの!?」

「先に裏切ったのはこいつだクトゥルフの小娘!!...くそっ、こうなったら目にもの見せてくれる!!」

配管から、茶色い液体が流れ込んでくる


亜区里
「...ガソリン!?貴様、ここを消し飛ばすつもりか!」

「ゴミの処分に困っていたところだったからな!一緒に消せてちょうどいいさ!」

ファットマン
「支配人...なんで...!?」


「なんでだと?お前は単純だったからな!!」


「最後に言っておく、お前の代わりはあと9人も居るんだ、さよならガラクタ」

プツン

放送が終わると同時に、真下が赤く燃え上がる

ゾンビ娘
「あの野郎...!!」

たくっちスノー
「一刻も早くここから出るぞ!」

ダメタル
「ああ...あいつをぶん殴るためにな!!」

ウールヴィア
「...社長!何か穴が見えてきた、もうすぐだよ!」

亜区里
「よくやった!さぁ進め進め!」

イクサー3
「...」

たくっちスノー達は大急ぎで梯子を昇る...しかし、あまりにも急いでたもので、イクサー3は横から生えてきた丸ノコギリに気づかず...

ファットマン
「あっ、危ない!!」ドンッ

イクサー3
「も、もう!押さなくたっていいじゃ...」


ザンッ


イクサー1
「...!!」

イクサー3
「...え?」

ファットマン
「ああ...」

ファットマンはイクサー3を、押し...丸ノコギリに斬られ真っ二つになる


ダメタル
「...ファットマン?ファットマン!!?」

イクサー3
「ファットマン、大丈夫!?」

ファットマン
「ああ...危なかった、友達守れた」

ファットマン
「俺の体、もう無理...下半身落ちてもう焼かれた、俺の体、もうもたない」

ファットマンの上半身が、下からポロポロと崩れていく

ダメタル
「何を言っている!諦めるな!!」

ファットマン
「ね、ねぇ...クトゥルフ、名前、聞いてなかったよね...名前、何」

イクサー3
「イクサー、3。」

ファットマン
「...そっか...いい、名前だね」


ファットマンが梯子から手を...


イクサー3
「...!!」




ファットマン
「ありがとうエストパルク、俺に名前 くれて」


ファットマン
「俺と...友達になってくれて...ありがとう、イクサー3....」


そのまま、ファットマンは下へと...


たくっちスノー
「ファットマン...おい、ファットマン!!」

イクサー3
「そんな...せっかく友達になれたのに!!」

イクサー1
「...行きましょう、イクサー3」

イクサー3
「でも、ファットマンがぁ!」


イクサー1
「...振り向いている暇はありません、倒すべき相手の方を向きなさい」



イクサー1
「消えていった戦士の為にも、私たちは戦うのです」


たくっちスノー
「...」


その後、ダメタル達と人間は梯子からゾンビエリアへと戻ってきた...


ゴミの溜まり場があった所に、たくっちスノーは自身の右腕を落とす

マガイモノの再生の力を、信じてみたくなって。

【アグリー十元倶 残り9名】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【次回予告】

たくっちスノー
「ここがレジェンドエリア...ここにエストパルクが居るんだな」

ザンシャイン
「凄い...歴代のヒーローフィギュアが全部揃ってる!」

black
「おい、エストパルクとはこれじゃないのか?」


「そのヒーローが...気になるのかな」


次回、スーパーダメタル英雄嘆
【報われない正義、消えない悪】


エストパルク
「私がレジェンドエリアのエストパルクだ」


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