二次創作小説(新・総合)
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- スーパーダメタル英雄嘆(完結)
- 日時: 2018/10/05 09:44
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: XGjQjN8n)
「原作の魅力を出すためにヒーロー編、悪堕ち編と2バージョン式にしようと思うんだ」
「たくっちスノーの奴が過労死するからやめなさい」
【俺はお前なんかのオモチャじゃない】
どうもロストメイドウィンです
今回は最近ハマったフリーゲームに好みを混ぜ合わせた物を作っていきます
【注意】
『ダメタル英雄嘆』の一部ストーリーのネタバレ
独自解釈
イクサーとか誰が知ってんねん
パロディネタ
好みが混ざってる
もちろんマガイモノ
「鉄の刑法の名の元にお前を逮捕する!」
キリマ(シャドー様)>>22
リューウェン(Mirura@様) >>28
チヒロ(桜木 霊歌様) >>38
ウールヴィア(ルルミー様)>>39
目次 >>146
- Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.129 )
- 日時: 2018/05/27 09:40
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
黒金
「メタルダイバーっ!!」
黒金は腕輪のボタンを押し、ベルトを形成する
ダメタル
「なんだそれは...!?」
黒金
「これは人間やオモチャの怨念、無念、恨みをエネルギーに変える特殊な装置だ...このエネルギーで...お前達を倒す!!」
黒金がベルトのスイッチを押すと、黒い液体が飛び出し近くのオモチャに寄生する
黒
「マガイモノを作る装置か...」
たくっちスノー
「あ、あんなに早くマガイモノを作れるなんて...」
ゾンビ娘
「なるほどな、メダベガスの怪盗ボーイを作ったのはお前だったか」
黒金
「その時は寄生まで出来るなんて思わなかったがな...メタルポリタン!この力でお前を寄生させる!」
ダメタル
「乗っ取られてたまるか!」
黒金
「後はお前達だけだ!お前達さえ消えれば...俺の望んだ未来が待っているんだ!!」ポチポチポチ
黒金はスイッチを何回も押し、黒い液体を辺りに振り撒く
菖蒲
「あいつめちゃくちゃやりやがって...」
リューウェン
「もっと丁寧に持たんかい」
亜区里
「ええいヘボ職人め...なんでこんなデカい瓶に作りおった!ボトルシップみたいなのでいいだろうに!」
ガング
「そういうのを作りたい気分だったんだからしょうがないじゃん!」
イクサー1
「はあっ!」ズバッ
イクサー3
「イクサーボム!」
イクサー達は黒い液体をはねのけ、黒金に迫る
黒金
「く、くそっ...近寄るな!こいつら!」ビュンッ!
イクサー1
「遅い!」キンッ!
黒金の剣をイクサー1は容易く弾き飛ばす
ダメタル
「技のキレが前と比べて無くなっている!」
black
「ベルトのエネルギーを黒い液体にして飛ばしたからパワーが弱まっているのか」
ダメタル
「...そうか、よしそれなら」
ザンシャイン
「何か方法が...?」
ダメタル
「たくっちスノー、怪盗ボーイの動きを止めたアレを使うんだ!」
たくっちスノー
「...アレか!時間稼ぎよろしく!!」
ダメタル
「任せろ!」
イクサー3
「え、何?」
黒金
「うおらあああああ!!」ビュンッ!
イクサー3
「おっと、危ない」
ダメタル
「イクサー3、黒金を拘束しろ!」
イクサー3
「分かった!イクサーツイストぉ!!」ガシッ!!
イクサー3はコブラツイストで黒金を締め上げる
黒金
「く、くそっ、離せ!」
ダメタル
「やれるか、たくっちスノー!」
たくっちスノー
「おうとも!」
黒金
「くっ...うおああああああ!!」
黒金はメタルダイバーから黒い液体を振り回し、イクサー3の拘束を解く
たくっちスノー
「やっば!!」
黒金
「ここで終わってたまるものか...俺は!!」
ダメタル
「それは...こちらだって同じだ!!」ガシッ!!
ダメタルはすかさず黒金に掴みかかる
黒金
「なっ...離せ!!この偽物が!!」
ダメタル
「今だ、たくっちスノー!!」
たくっちスノー
「ヘルアンドヘヴン!!」
...!!
- Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.130 )
- 日時: 2018/05/27 10:29
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
...そして
黒金
「体が、重い...スーツってこんなに体が痛くなるんだな」
ダメタル
「全てのエネルギーを失い、ただの人間に戻ったか」
黒金
「ここまで...必死に頑張ってきたのにな...」
たくっちスノー
「黒金...やった行為はともかく、報われない貴方の人生は、同情するよ」
黒金
「同情なんかいるか...神なら、俺を助けてくれたっていいだろ...」
たくっちスノー
「...仕方ないだろ、神は全部知ってるわけじゃない、この世界には何億ものの人間が住んでいる、誰がどんな人生を歩んでるかなんて...いちいち調べられるか」
黒金
「.....」
black
「それで、こいつをどうする?」
ゾンビ娘
「共謀罪で石動や富男共々裁いていいが」
イクサー1
「それは...メタルさん、貴方に任せます」
ダメタル
「俺に...分かった」
ダメタル
「黒金哲、確かにあんたは利用されて、苦しい人生を歩んだのだろう」
ダメタル
「白井翔に代わって俺が謝罪する、本当にすまなかった...」
黒金
「.....」
ダメタル
「1つだけ聞きたい、白井翔は殺したのか」
黒金
「...いや、他の人間達同様、オモチャにされただけだろう、全てが終れば、元に戻る」
ダメタル
「そうか...」
黒金
「実は...俺はまだ、白井を殺すことに躊躇いがある」
黒金
「だって、俺だってデザイナーなんだぜ?出来れば俺だって、純粋に白井とデザインで勝負したかった、それで負けたら、潔く諦めるつもりだった...」
黒金
「でも、俺はもう時を戻せない...いや戻れないんだ、デパートに放火をしたあの時点で...」
黒金
「どんなに時を戻しても、俺の犯した罪は、一生襲い掛かる...」
ダメタル
「...そうか、行こう皆」
黒
「いいのか?こいつを野放しにして」
ダメタル
「デパート放火はリアルワールドの騒動、それを裁くのは俺たちじゃない、リアルワールドの警察だ」
ダメタル
「罪を償え...黒金」
黒金
「...亜区里富男を止めるんだろう?」
たくっちスノー
「ええ」
黒金
「あいつは地下深くに居る...奥にあるエレベーターを使え」
ザンシャイン
「...さよなら、デザイナーさん」
黒金
「ああ、全てが終わったら...また何かデザインでも描いてみようかな...」
ダメタル
「黒金」
黒金
「なんだ...?」
ダメタル
「俺を作ってくれて...ありがとう。」
黒金
「いい顔だ、俺のヒーローと、こんな風に会えるなんてな...」
黒金
「行ってこい...メタルポリタン。」
ダメタル
「...ああ」
メタルポリタン
「俺は全てに決着を付ける」
ヒーロー...メタルポリタンは決意を胸にエレベーターへと進む
「ダメタルポリタン」と呼ばれていた彼の背は...かつての栄光の姿になっていた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【次回予告】
石動
「ありゃ!遂に俺たちだけになったか!」
メタルポリタン
「追い詰めたぞ...支配人!!」
富男
「くっ...オモチャ風情が偉そうに...!!」
亜区里
「フン!2年ぶりだなこのバカ息子が!!」
富男
「親父...なんでお前はっ!!」
石動
「いい面構えになったじゃないか、倒し甲斐がある!」
メタルポリタン
「石動惣一、亜区里富男...お前達を鉄の刑法の名の元に逮捕する!」
次回、スーパーダメタル英雄嘆
【オモチャ作りの心】
亜区里
「ワシと貴様にはオモチャ作りをする上で決定的に違うものがある」
石動
「イクサー1、何故あんたがここに送られたか...知りたいだろう?」
- Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.131 )
- 日時: 2018/05/27 12:54
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第二十二話】
『オモチャ作りの心』
メタルポリタン
「これが地下に通じるエレベーターか...」
メタルポリタン達は奥にある大きなエレベーターへと到着した
ザンシャイン
「この下には、支配人が...!!」
メタルポリタン
「ファットマン...エストパルク...クリス...」
メタルポリタン
「お前達の無念は俺が晴らす!」
たくっちスノー
「...まさか、自分の世界の住民を相手にすることになるなんて」
black
「時空を巡ってればよくあることだ、気にするな」
紺
「そうなんですか?」
black
「時空の旅人としても先輩のようなものだからな...」
キリマ(オ)
「...なんだか、凄いことになったなぁ」
黒
「そういえば結局こいつは何だったんだ」
システマー
【そんなことどうでもいいじゃないですか、今は】
キリマ(マ)
「そうですよ」
イクサー3
「このエレベーター、ボタンが無いよ...どうやって降りればいいの?」
『そいつは遠隔操作式だ!』
たくっちスノー
「...!この声は石動!」
エレベーターの真上のスピーカーから、声がする
石動
『俺と富男以外のアグリー十元倶を倒すなんて流石だな』
メタルポリタン
『石動惣一...亜区里富男...お前達のせいで俺たちの世界は...クリスは...!! 』
石動
『クリスにはちょっと申し訳ないなとは思ったよ、でもまぁ?原作でも死ぬし?』
メタルポリタン
「...ふざけるなっ!!」
石動
『おうおう...その口ぶりだと、覚醒したかメタルポリタン』
左の壁からモニターが飛び出し、石動と富男らしき男が映る
黒
「どんな設計してるんだこの美術館は」
石動
『...ふーん?いいねぇ、主人公らしい面構えになってきたじゃないか』
イクサー1
「あそこにいるのが、亜区里富男...」
亜区里
「フン!2年ぶりだなこのバカ息子が!!」
富男
『親父!!何故だ...何故俺から社長の座を奪った!!』
亜区里
「黙れ、貴様にオモチャを作る資格はない!」
石動
『まぁ落ち着けよ、こんな遠くから立ち話をするのもなんだし...ポチッとな』
石動がボタンを押すと、エレベーターが開く
石動
『降りてこい、こっちに着て話をしようぜ?』
...
石動
「とうとう、ここまで来たか...」
富男
「...」
石動
「何を震えてる?全ては筋書き通りだ、ミスなんてありゃしない」
富男
「...本当か?」
石動
「十元倶がやられることくらい、想定してあるに決まってるじゃないか?」
ピンポーン
石動
「お、来た来た」
たくっちスノー
「...石動」
石動
「また会ったなぁ...あいつの息子」
- Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.132 )
- 日時: 2018/05/27 15:02
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ザンシャイン
「お前が支配人か...」
富男
「お前は...閃光騎士ザンシャインか」
ザンシャイン
「お前達のせいで...私達の世界は、仲間は、友人は...!!」
富男
「ただ数個、オモチャが無くなっただけじゃないか...うん、あそこのオモチャなら6桁で買える」
ザンシャイン
「貴様...!!」
石動
「支配人さん、あまり刺激するのはやめてもらいたいね、話進まないから」
富男
「ちっ...」
石動
「さて、よくここまで来た...そろそろ話してやろうじゃないか、富男の目的を」
亜区里
「はん、どうせ金稼ぎだろう」
石動
「おお、流石親父さん...こいつを見な」
石動はレバーを引きモニターのスイッチを入れる
モニターにはどこかの町が監視カメラのように視点を変えながら映る
システマー
【これは...どこかの世界でしょうか?】
石動
「時空番号64-mgdw、リアルワールドみたいな平凡な世界だ」
石動
「実は、この世界は今人形ブームでねぇ...出来の良い人形が欲しかったんだとよ」
富男
「これだけあれば、お釣りが来るくらい売れるだろう」
石動
「ま、くだらないかもしれないがこれが、リアルワールドを襲撃し人を集めた理由、富男の目的だ」
イクサー3
「本当にくだらないじゃん!」
富男
「くだらないだと...金を集めて何が悪い!売れるものは何でも売るんだ!友達でも親戚でもな!」
亜区里
「この愚か者が!そんなに金が欲しいか間抜けめ!」
富男
「大人になったら遊ぶ暇もないなんてズルいだろ!?20年間、好きなだけ遊べて、それから何十年も疲れることしか出来ないなんて、嫌に決まってるだろう!!」
富男
「だから俺は金がいるんだ!集めて集めて、十年後も二十年後も誰にも邪魔されず遊んで暮らすんだ!!それの何が悪い!?」
black
「子供だってただ遊んでるだけじゃないがな」
メタルポリタン
「なら、何故デパートを襲った、俺たちオモチャの世界を...」
石動
「エストパルクが革命を起こしたがっていたから、俺はそれに荷担しただけだ」
メタルポリタン
「荷担しただけ?」
石動
「そう、エストパルクはあの世界に怒りを感じていたのは分かってるだろう、最悪自身を道連れに世界を変えようとした、俺はそれの手助けをしてやっただけさ」
ザンシャイン
「だからと言って...!!」
石動
「オモチャの世界なんてデパートに1つはあるんだからいいじゃないか一個くらい」
石動
「ま、俺自身エストパルクの設定が欲しかったからな...最後に、何故イクサー1とイクサー3をここに送り出したか、だな」
石動
「お前達が計画を遂行する上で邪魔だったからだ」
- Re: スーパーダメタル英雄嘆 ( No.133 )
- 日時: 2018/05/27 15:32
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
石動
「たくっちスノー、これ知ってるだろぉ?」
石動はポケットから石で出来た装置を取り出す
たくっちスノー
「...ハザードトリガー?」
メタルポリタン
「なんだそれは」
たくっちスノー
「別世界のヒーローのアイテムです」
石動
「そう、こいつを使えば通常の何倍もの力を得られるが、長時間使えば神経を支配され目に映るもの全てを破壊する、恐ろし~い兵器だ」
たくっちスノー
「あんたが渡したくせに...」
石動
「そういやあっちだとそうだったな...で、これはその上位版『エボルトリガー』だ」
イクサー1
「エボルトリガー...」
石動
「エボルトリガーはこの通り今は使えない、原作を見たところ人間を越える程の力を山ほど注がなきゃならない」
石動
「だから俺は、別世界の戦士達の設定を集め、エボルトリガーを覚醒させる事を目的にした」
石動
「エボルトリガーなら、お前にも勝てるからな」
たくっちスノー
「確かに...マガイモノはキャラクターに弱いという相性の都合で勝てる見込みはないが...それとイクサー達と何の繋がりが!」
石動
「言っただろ?邪魔だって」
イクサー1
「...まさか、貴方の狙いは私達ではなく」
イクサー3
「あたし達の世界!」
石動
「その通り!」
石動
「イクサーロボ、ネオスゴールド、クトゥルフ...それにシンクロ」
石動
「お前達の世界は色々と興味深いが、全部解析するにはどうしても時間がかかる」
石動
「怪しんだあんたが、俺を倒しにくるだろうと思ってな」
石動
「だから、邪魔されないように遠くの世界に追い出してしまおうと計画した」
石動
「エストパルクに会うために座標を固定していたオモチャの世界にな」
イクサー1
「.....なるほど」
イクサー3
「えっ、それって...もう手遅れ!?」
石動
「ビーンゴ!お前達の世界はとっくに解析済みだ!エボルトリガーに使えそうな設定をぶちこんである!」
black
「ちっ...もう少し早く気付いていれば...」
石動
「つまり、俺の計画は成功した、といっていいだろう...後は富男に任せるかね」
富男
「...お前は?」
石動
「え?」
富男
「やって、くれるよな?」
石動
「...はいはい、せっかく引き受けた仕事だ、ギャラは1割くらい寄越せよな」
【ビッグゴールド!ライダーシステム!evolution!!】
【Are you ready?】
石動
「変身!」
【エボルゴールド!!ハッハッハッハッハ!!】
エボル
『さて、最終決戦といこうか!!』
メタルポリタン
「お前達だけは...絶対に許さん!!」
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