二次創作小説(新・総合)

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未来の子供達+aによる全然普通じゃねぇ日常2
日時: 2020/11/12 15:56
名前: ゆめひめ (ID: eVWzcu6j)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=27272

任天堂のシュミレーションRPGゲーム【ファイアーエムブレム】シリーズが主のギャグ小説が2スレッド目に突入しちゃって良いのかしら!?


原作の面影はどこ行ったと思うぐらい笑い上戸なルキナちゃん、
そんなルキナちゃんと仲のいいヒーローコンビのウードとシンシア、
ツンデレなツッコミ師のセレナ、
ルキナちゃんに苦労しながらも最近自分もちゃっかり仲間をいじってくるロラン、
異常事態ダークマターを作るデジェル、
可愛く見えてブラックな事をしれっと言うンン、
何かと酷い目に遭うアズール、そのアズール以上に酷い目に遭いすぎて可哀想なブレディ、
ブチ切れたら最強と化す和菓神ノワール、
純粋な良い子のマークくん、そのマークくんと性別だけでなく性格も違う天然どSマークちゃん、そのマークちゃんお気に入りのジェロームさん、
父親の影響か最近何となく地味なシャンブレー・・・
・・・そんなFE覚醒子世代達が(主に)繰り広げるハチャメチャワールド!


新紋章の第七小隊、最新作ifの白夜王国と暗夜王国、コナミの音ゲー【ポップンミュージック】のつぎドカの他にも、サンリオの音ゲー【SHOW BY ROOK!!】とイカした塗りゲー【スプラトゥーン】も加わりますます賑やかに!!


そんな原作の面影はどこ行ったぐらいハチャメチャなFE(?)ワールドを特とご覧あれ!!(何気にコロコロマンガなどにありそうな作品紹介風)
(※前スレについては参照ページをどうぞ)



〜目次〜

「短編」
こんな事がこの小説じゃ日常茶飯事なのだよ >>1-7
ニンドリは時々20日にでるから気を付けろ >>18-23
2017・18年はFEの年待ったなしか? >>31-35
ロマンスは時にビターチョコの様にほろ苦い >>57-63
修羅場は重なって起こると大変だ >>78-87
諦めるな!追加コンテンツというものがある >>104-108
使えない奴ほど愛おしい >>162-166
宇宙一バカなFEだコノヤロー! >>172-176
世の中には意外に知らない行事が山ほどある >>183-190
腹黒もサディストも程々に >>200-206
ウブな奴らには不運と野次馬が付いてくる >>218-228
たまには子供の頃の話をしようか >>236-239
乱闘と感想と繋がりと・・・ >>241
諦めなければトゥメはきっと叶うんだ >>245
RPGは大体最初の目的とそれていく事が多い >>250-256
主人公は他人の知らないところで進化し続ける >>257-266
やり損ねた季節ネタ集 >>270-273
みんな「願いが叶う」って事に弱いよね >>274-277
子世代男子の退屈 >>292-298
駄菓子屋のお菓子の種類は無限大 >>301-305
新シリーズ予告 >>308-309




「長編」
・第3回運動会編
新入りと歓迎と久々に開催されるあれ >>41-51
借り物競争は1つくらい無謀なお題がある >>148-155



・テスト編
テストは一種の大喜利 >>114-119
面白くなければ授業じゃないが、テストは面白くやる余裕なんてない >>126-130
テストは真面目にしないと説教沙汰になるから気を付けて >>136-140



・クラウス編(シリアス注意)
友人の身内ってあんまり印象にない >>284-288
ギャグキャラはそれ相応のシリアスな過去を抱えている >>289-291
兄弟持ちは大体自分と同じ立場の兄弟を欲しがる >>327-331
「勘違いしないで」はツンデレキャラの決まり文句 >>334-337←New!




「ゆめひめ放送局(ラジオ)」
第4回 >>92-95  第5回 >>311-318



※注意※
 ・全体的にキャラ崩壊・イメージ崩壊
 ・世界観?知ったこっちゃないね。
 ・紹介したジャンルのキャラ以外も普通に出てきます
 ・荒らし・中傷・宣伝・他人が見て気分を悪くするコメントはご遠慮下さい。見つけたら即刻削除します


これらの注意を理解してこの小説をお楽しみ下さい。



タグ:ファイアーエムブレム つぎドカ! SB69 スプラトゥーン キャラ崩壊注意 裸族 オリジナル設定あり
開業日:2016/12/10 18:03

プリンセスは諦めない(その3) ( No.374 )
日時: 2024/04/01 00:48
名前: ゆめひめ (ID: 4Xxn38pL)

ヒメ「・・・・・・」キョロキョロ
イイダ「センパイ?」
ルキナ「ヒメ?どうかしました?」
ヒメ「・・・なぁ、ところでこの役不足ってまだまだいるのだよな?」
つばさ「え?は、はい・・・そうですけど・・・」
ヒメ「そこでアタシ思いついたんだけどさ~・・・」






ヒメ「なんならいっそルキナ達も舞台に出てみねぇか?」


ルキナ「え・・・?」










一同「「「「∑エエェェェェェェェェェッ!!!!!?」」」」  ガツンッ






ロラン「い、いきなり何言ってんですか急に!?(ん?今なんか音しました?)」
イイダ「センパイ!?ルキナさん達も舞台に出すなんて、本気で言ってるのですか!?(さっきなんかすごい音が響いたそうな・・・?)」
弓弦エレオノーラ「そうよ!?この人達一般人よ!?コンプレックス的な理由とか大丈夫とか考えないの!?(ところでさっき天井の方から何かぶつかった様な音がした様な・・・気のせいかしら?)」
ニャミ「エリーちゃん、それを言うなら『コンプライアンス』じゃ・・・;」
エレオノーラ「・・・最近はそうとも言うわね;」


まさかの提案に一同は一声に驚きの声をあげる。なんとテンタクルズだけでなく、2人を呼んだルキナ達子世代まで舞台に出そうというのだ。確かについこの話の冒頭でルキナは舞台出演を志していてたが、子世代は皆役者経験のない一般人(未来出身ではあるが)である。そんな事して大丈夫なのかとヒメに問い詰めるが、対するヒメは余裕の表情を語りだした。


ヒメ「いきなりって言ってもアタシらだっていきなり呼ばれた様なもんじゃねーか。それにその様子だと、そっちでもまだまだ代役が集まりそうになってないんだろ?」
霧亜「確かに弥代は舞台当日辺りは別の仕事が入ってるから来れないし・・・」
ニャミ「アッスくんやスマイルさんもノーダメージだったから協力してくれるけど、まだ人手が足りないのは確かだもんね・・・;」
つばさ「あと、その2人と斗馬くんぐらいしか、男の人で生きてる人いないから、男手が欲しいのもあるけど・・・;」
ヒメ「だからだよ。丁度ここには不足の男手の他にも、こんなにも個性的な奴らがいるんだぜ?それに・・・」



ルキナ「?」
ヒメ「こいつら、中々イカしてる良い目をしているぜ?こんな奴らが舞台を盛り上げてくれるってなら、良いスパイスを効かせそうだろ?」



ヒメはルキナ達子世代の個性に目をつけていた。未来から来たイーリスの王女だけでなく中二病剣士、ナンパ好きダンサー、強面僧侶、鎧女子、ヒーロー志望女子、ツンデレ女傭兵、仮面、ウサギ、メガネ魔導士、二重人格、マムクートと(ナレーションもっと良い言い方ねーのか by子世代)、まさに個性という個性がより取り見取りにいる。彼女らが舞台に出てくれば、きっと舞台を盛り上げてくれるとヒメはそうみたのだ。


つばさ「で、でも・・・;ヒメちゃんやルキナさんが良いって言っても、舞子さんがどういうか・・・;」
志摩崎舞子「別に良いんじゃない?」
全員「∑うわあぉっ!!?いたん(かい・ですか)ッ!!?」
舞子「「いたのか」って地味に失礼ね(^ω^#)まぁルキナちゃん達も個性的な人柄の子達が多いから今回の舞台にピッタリだと思うのよ~!」
ヒメ「だろ~?ほらほら、舞子もそう言ってるし、ルキナも出てみねぇか?」
イイダ「センパイ、舞子さん一応社長だという事忘れないでください;」
ルキナ「・・・・・・」


ちょうどそこへフォルトナエンタテイメントの社長である志摩崎舞子もルキナ達にお墨付きを与える。彼女も認めるという事は舞子もヒメ同様にルキナ達の個性に期待していることだろう。2人の後押しを受けたルキナの答えは・・・



ルキナ「・・・ま、良いですよ!」
一同「本当(か・ですか)!?」
ルキナ「はい!丁度キラリスタオーディションの方も舞台の最終公演日より後ですから全然余裕ありますし、ここでの功績があればオーディションにも有利ですし・・・」
霧亜「しれっとライバル増やすようなこと言うわね」



ルキナの答えは「Yes」だ。ここまで言われたら期待に応えないわけにはいけないしルキナ的にもここで結果を残せばこれから受けるキラリスタオーディションにも良い影響が出るかもしれない。


シンシア「はいはーい!わたしも舞台出るのさんせーい!」
ウード「あぁ!ここでこそヒーローの出番ってわけだな!!」
アズール「まぁちょっと恥ずかしいって気もあるけど、上手くいって女の子にモテるきっかけが出来れば悪い話でもないかも・・・!」
セレナ「・・・しょーがないわねぇ!あたしの可愛らしさにかかれば大注目間違いなしよ!ちなみにノワールとブレディはどういうカップルの役をやれば良いわけ?」
ブレノワ「∑(俺・私)ら恋人役前提!?」
デジェル(なんかこのままいてたら私まで巻き込まれそうな・・・;)←逃げようとする
ジェローム「・・・・・・」←デジェルと同じく
シャンブレー「お、俺は目立ちたいとかそんなつもりはないから・・・;」←上2人と同じ
ロラン「待って下さい。あなた達どこに行くつもりですか?(良い笑顔でデジェルとジェロームを捕まえる」ガシッ
ンン「他のみんなも乗り気なのです。ここまで来たからにはみんなで舞台に出るですよ(シャンブレーを捕まえる」ガシッ
デジェル、ジェローム、シャンブレー∑(°ω°;)


動機はともかく、ルキナの出演表明に他の子世代も(一部やる気のない人を無理矢理捕まえつつ)やる気を出す。
これで役者不足問題は解決。後はこのメンバーで舞台成功に向けて練習を始めるのみ・・・!


舞子「よーし!頼れる仲間がたくさん出来たことだし、早速練習を始めるわよー!!」
一同「オーッ!!」


こうして最高の物語を仕上げる為、舞台練習が始まった・・・!



霧亜「・・・・・・」
舞子「霧亜?どうしたの?」
霧亜「さっきあの天井から妙な音がした様な・・・」
舞子「天井から?う~ん、水道管の故障かしらね・・・?」






「痛てて・・・水道管に思いっきりぶつけた・・・;お、おのれ~・・・!こっちを差し置いて何ふざけた事を・・・!!んな事させてたまるかってもんよ・・・!!」



~~~~~~~



ルキナ「それで私達はどの役をやれば良いのですか?」
舞子「ルキナちゃんノリノリね~。そうね、ルキナちゃんは氷とクラシックの国の姫はどうかしら?」
ルキナ「ほぉ、確か設定では月とオペラの国と友好関係あってその姫とも親しいんでしたっけ?」
舞子「そうそう。それで物語の終盤で彼女がキリアを魔王の支配から解放されるきっかけになる重要な人物なのよ。この代役お願いしようとしていた役者さんがスケジュールが合わなくて承諾出来なくなって困ってたところだったから・・・」


早速舞台の練習場へ移動すると早速子世代が担当する役の振り分けをする。ルキナに任された役は氷とクラシックの国の姫。キリアの役と繋がりがあり、彼女を助けようとするつばさとも接することになるというつばさやキリアともかけあいが大事そうな役。


セレナ「ルキナが2人を繋ぐ役ねぇ・・・」ヒソヒソ
アズール「そうだよね・・・あのルキナがねぇ・・・」ヒソヒソ
ルキナ「おい、聞こえてますよ」
舞子「役者ってのはイメージと真逆の事をやってなんぼのもんなのよ!!」
シンシア「そういうもんなの?;」
舞子「そういうもんで良いの!それで他のみんなはね・・・」


子世代に与える役も決まったものでいざ練習開始。
演技というのは簡単そうで覚えるセリフの量やセリフを言う時の動き、それも感情込めて言わなければならないのでこれが意外と難しい。その他にもアクションシーンや歌うシーンも多々あるので体力の疲労も相当なものがある。
大変なのは役者だけではない。舞台を照らす照明や場面を表現する背景などの大道具、キャラクターと役者を一体化させる衣装や舞台を彩るBGMや効果音を鳴らす音響も役者たちを引き立てる為に細かいところにまで気を配らなければならない。




テンタクルズだけでなく、子世代も舞台に出ることに

プリンセスは諦めない(その4) ( No.375 )
日時: 2024/04/01 00:53
名前: ゆめひめ (ID: 4Xxn38pL)



ルキナ「衣装なんですけどこんなのどうです?」
ニャミ「へ~どれどr・・・・」←衣装案を見た途端に言葉を失う
ミミ「わ、わたしは悪くないと思うけど・・・;(苦笑い」
つばさ「ルキナさんのその発想は一体どこから・・・;」
ルキナ「そうですか?この部分とかこの模様とかこだわったんですけどね・・・」
ニャミ「ところでそのプリチャン産のデザインパレットはどこで手に入れたの?」
ルキナ「あぁ、主人公特権です」



ジェローム「音に溢れた世界だと・・・?笑わせるな・・・我が魔王が世界の何もかもを全て無に染めてやろう・・・!」
アッシュ「ジェロームさん・・・魔王役がものすごくハマってるッスね・・・」
スマイル「うん・・・ユーリがやってた時にも引けをとらないレベルダヨ・・・」
アズール「今思ったけど魔王だったらブレディでも良かったんじゃない?」
斗馬「いや、だって仮面ある方が魔王って貫禄も出てるし・・・」
舞子「何よりブレディくんには街の娘や城の侍女など女役をやってもらわないと・・・」
ブレディ「俺はここでも女装役かオイコラ」
ウード(良いなぁ、ジェロームの奴あんなオイシイ役もらえて・・・)←複雑そうな目でジェロームを見ながらアクションの練習中
デジェル「あんた、うらやましい気持ち隠しきれてないわよ」



イイダ「これが舞台で使われる音響スペースですか~!!」←念願の舞台裏設備を見れて目がキラキラ
ロラン(うわぁ・・・DJとしての性がフルスロットルしてますね・・・;)
イイダ「あっ、これって・・・」
霧亜「イイダ?どうかしたの?」
音響の人「それ少し前から調子悪くて・・・」
イイダ「はぁ・・・もしかして、これをこうしたら・・・」カチャカチャ
音響の人「・・・? ∑オォッ!?調子悪い部分が直ってる!?あ、あの、もし良ければ出番がない時はこっちの手伝いも・・・!!」
ロラン、霧亜(少しいじっただけで機械を直しただと・・・!?;)



舞子「良いこと思いついたわ!ンンちゃんの竜に変身する能力を使って竜の神様なんてのを作ってみない!?」
ンン「わたしがですか!?こうして重要な役を持ち掛けられると緊張するのです・・・;」
シャンブレー「へーなんかすごそう役くれたじゃねーかンン!」
エレオノーラ「そうよ!何事もトライしてみないと始まらないわ!ここは大船に乗った気で行きなさいよ!!」
ンン「ん~・・・分かりました!頑張ってみるです!!」



ヒメ「ヘーイ!ポップスだがポップンだが知らんが、アンタみたいなのは(※織部つばささんのプライバシーに関わることなので伏せさせていただきました)」
一同「∑ブッ!?ハハハハハwwwww」
つばさ「∑ちょ!?ヒメちゃん!?それ私がこの間の仕事で起きたハプニングだし見てたの!?」
ヒメ「え?アドリブってこういうことじゃねーの?」
つばさ「いや、間違ってはないけど流石にそれは恥ずかしいから止めよう!?ね!?;」
シンシア「やっぱヒメちゃんのセンス最高なんだけどwwwww」
ルキナ「これDVDにした時NGシーンに使えますよwwww」
つばさ「もー!みんな笑いすぎだってー!!?;;;」



ノワール「皆さ~ん、息抜きにマカロン作ってきましたよ~」
まもり「わぁっ!ありがとうございます!!」
つばさ「じゃあ早速・・・んー!一口食べた瞬間から優しい味わいが口いっぱいにひろがる~!!」
アッシュ「こりゃすごいッス!オレでもここまで美味しく作るの中々難しいッスのに、ノワールさんすごいッスー!!」
ミミ「嬉しいけどなんか複雑な感じもするなぁ(´・ω・`)」
ノワール、ニャミ「あ、あはは・・・;」←かける言葉に困る


しかしそこはみんなで協力すれば良い。テンタクルズも子世代も誘われたからには役者として以外にも様々な事を手伝う。みんなであれやこれや切磋琢磨して裏方の準備も整っていき、子世代たちの演技スキルもメキメキ上昇していく。途中でハプニングも多々あったが同時に場の空気を和ませたりもして一同は日が経つにつれ一体感を増していく。




舞子「テンタクルズとつばさにインタビューしたいって人が来てくれてるわよ~」
ヒメ、ルキナ「インタビューだって!?」
舞子「あ、テンタクルズとつばさに対するインタビューだからルキナちゃんは留守番ね」
ルキナ「」


そして公演日が近づいてきたある日、一同の元にお客さんが。舞台公演を控えた一同の状況や心境を伝えたいと報道陣が取材を申し込んできたのだ。インタビューと聞いて妙にテンションが上がったヒメとを始めとした呼ばれた3人はレポーターの女子アナが待つ部屋にすっ飛んでくる。


女子アナ「あ!テンタクルズさんに皆さん!お待ちしてました!!」
ヒメ「おーあんたがアタシらにインタビューしたいっていう取材陣かー!」
女子アナ「はい!みんなに届けたい!私から届けたい!世界の最新情報を求め、日夜駆け巡るフリーアナウンサー・増子美紗です!!続けて読めば、『マスコミさ』!!」
イイダ(この人どっかで見た事ある様な・・・:)
ヒメ「おーし!じゃあ何でもかんでも聞いてくれよー!!」
イイダ「セ、センパイ少し落ち着いて・・・;」
増子美沙「しゅ、取材陣であるこっちがいうのもなんですが、グイグイ来ますね;」
つばさ「大丈夫です;私達も長いこと一緒にいてこっちももう慣れましたんで;それほどヒメちゃん本人も楽しみにしているってことだよね?;」


流石ヒメちゃん、取材陣にも負けないくらいグイグイくる勢いでインタビューを受ける姿勢を構える(?)。興奮するヒメを少し抑えてから取材は始まった。


増子「で、では早速・・・;いよいよ舞台の公演日が近づいてきましたが、現在皆さんの心境というのは・・・」
ヒメ「そういえばあと1週間近くかー。舞台って初めて出るけど練習の段階でも楽しいんだよなー!」
イイダ「私も演技という普段あんまりやらない事をやることになって緊張しましたが、センパイもいてくれてますし、一緒に舞台に出てくれる皆さんも優しくてとっても和やかな環境で安心してます!舞台の設備とかもお目にかけれて変な話興奮しているっていうか・・・」
つばさ「キリアから音響の人達に助っ人も頼まれてるって聞いてます!それほどイイダさんって機械に強かったんですね~」
増子「へ~織部さんも今までの練習期間の間でテンタクルズさんとも仲良く・・・?」
つばさ「はい!ヒメちゃんもいつも元気で、イイダさんも優しくてこっちも元気になったり励まされてもらってます!ヒメちゃんのアドリブには少しヒヤッと来る時がありますけど;」
イイダ「センパイいつもアドリブシーンで流れのシーンで止めてしまうんですよね;」
ヒメ「あ?なんだよ、面白ければ良いじゃねーか!!」
増子「それは当日にはどんなアドリブが出てくるのか楽しみですね!ところで・・・」









ルキナ
|^ω^)ノシ 私、出てますー!私にも注目して下さーい!!
他子世代数名
|°∀°)v イエーイイエーイ!
o|・ω・) あれ?こっから見える?
<こら!?よしなさい!!
つばさ(る、ルキナちゃん・・・;(・ω・;))←陰からアピールしてる子世代を見て軽く引いてる
増子「・・・あそこの物陰からアピールしてる人達は、同じく舞台に出る方々で?;」
ヒメ「おう!あいつらも中々面白いやつだぜ!!」
イイダ「す、すみませんね;元気すぎる人達で;」
増子「い、いえ!皆さん舞台に対する意気込みが強いってことですよね!!;」



すみません、ルキナ達が少しでも取材陣にアピールしようと物陰からメッチャアピールしています(笑)彼女達はインタビューの邪魔にならない様にしてるのでしょうけど、あんなに人数いて止める人もいて見つけたヒメ以外の一同が若干引いてるんですが;


増子「あ、あの!取材に戻りましょうか!; そういえば最近、謎の集団が公演中の舞台に突如乱入し、舞台の公演が中断になるという事件が相次いでいるのですが・・・」
つばさ「え、そ、そうなんですか!?」
ヒメ「マジか!?そんな奴いるのかよ!?」


何とか話をインタビューに戻そうと女子アナは新たな話題を振る。女子アナが言うには最近公演中の舞台に乱入し騒ぎを起こす不届き者が多発しているという。


イイダ「そういえば私も新聞やニュースで聞いたことあります。この間もマダム・クラウダが公演中の舞台が襲われてしまい、遺憾の言葉をこぼしていましたとか・・・」
つばさ「へ~なんか物騒ですね・・・;」
増子「はい。私達もこの舞台は延期前からよく取り上げていたのを存じているので、そちらの対策の方も準備しているか気になるのですが・・・」
イイダ「はぁ・・・今のところただのいたずらだろうとの事でみんなそこまで気に留めてないみたいですが・・・」
ルキナ「あのー・・・」
増子「ん・・・?∑あっ!?さっき物陰から見てた人!?」
ルキナ「これ参考になるか分かりませんけど、最近なんか物陰から見られてる感じがする時があるんですが・・・」
テンタクルズ、つばさ、増子「∑え!?」


舞台を荒らす不届き者の話は新聞やニュースに載るほど話題になってるそうだが、つばさやヒメの様にこの話で初めて知る者もいるので舞台の関係者もあんまり気に留めてない模様。そんな中さっき物陰で必死にアピールしていたルキナがいつの間にか一同の元に現れる。ルキナが言うには最近何かの視線を感じるとのこと


増子「その話詳しく聞かせてもらっても良いですか!?これから他の舞台も襲われた時に参考になれるかも・・・!!」
ヒメ「オイ!こっちのインタビューだったんじゃねーのかよ!?」
イイダ「センパイ落ち着いて; 私達も舞台の防犯対策になるかもしれませんし・・・」
ルキナ「数日前からの話ですが、最近天井とか床下あたりから誰かに見られてる感じがあって・・・」
つばさ「天井や床下?私はあんまりそんな感じしないんですけどね・・・」
増子「普通に考えるとストーカーって可能性もありますけど、役者さんを狙いに襲ってくる可能性もありますから油断しない方が良いですね・・・」
イイダ「役者といってもルキナさんは代役ですし、代役の人をピンポイントで狙うなんてことあるのでしょうか・・・?」
ルキナ「舐めないで下さいよ!私だってスマブラ参戦してから試合とかで注目されてるんですからね!!」プンプン
つばさ「アピールしている場合かな?;」


聞けばルキナは最近天井や床下から視線を感じてるらしい。そいつらが舞台を襲う輩だと思うが、つばさ達にはその視線は感じないとのこと。ストーカーの可能性もあるが、いつも破天荒な行動しているルキナを狙って何の得になることが思いつかない(得がないとか言うな! byルキナ)


ヒメ「まー出てきやがったらきやがったでアタシらが追い返してやりゃあ良いもんよ!」
ルキナ「そうか、そういえばそうですね!私だけじゃなくテンタクルズのお2人もいますからね!!」
つばさ「う、うん;頼もしいけどあんまり大事になるような事は控えてほしいな;」


しかしそこは武力に自身のあるルキナとヒメ。過去にも強盗をフルボッコにしたり、自分たちに近づいてきた某大根に天誅与えたり、某ザコ世代による駄菓子ロボが襲った時も返り討ちにしてきたんでもし舞台を荒らす輩が現れても自分たちの武力で返り討ちにすれば良い、と日常小説で悪人が現れた時のテンプレート的な方法で対処すると2人は意気込む。


イイダ「せ、センパイたちはともかく・・・私達の方も対策を考えときますので、これから舞台を楽しみにしている人達も安心して見に来てください!」
ヒメ「おうよ!アタシらに任せときな!!」
つばさ「そ、そうだね! ヒメちゃんがそこまで言うなら大丈夫だよね!;」
ルキナ「そうですよ!さっ、質問の続きお願いします!」
増子「はい!強気な決意表明ありがとうございます!!ところであなたはこのままインタビューに参加する気ですか?;」
ルキナ「はい!!」ドヤァ


とまぁ、自分たちがいるから何が起きても大丈夫。と報道陣にも意気込みを表し、一同はこのままインタビューを続けるのだった・・・







「おいおい、これあいつら気づいているんじゃないのか・・・?」
「クッ・・・!いいや!せっかくここまで来たのよ!この作戦は絶対実行してやるんだから・・・!!」




あの女子アナの元になったキャラを知ってる方は恐らく生粋の〇リキュアファンでしょう(笑)

プリンセスは諦めない(その5) ( No.376 )
日時: 2024/04/01 00:59
名前: ゆめひめ (ID: 4Xxn38pL)


そんなこんなで、遂に舞台の当日になりました。

つばさ「∑え!?それまでの間省略するの!?」
ゆめひめ「だってそこまで書くの面倒くさいんだもん()」
エレオノーラ「メタなこと言ってんじゃないわよ」





ザワザワザワザワ・・・・・



ルキナ「なんというか・・・すごい人だかりですね・・・;」
デジェル「テンタクルズやキリアなど、色んな有名人が出るっていうからね・・・」
つばさ「延期もあったし、元々の公演日以上にみんなこの舞台楽しみにしていたもんだから・・・」
イイダ「実際舞台だけでなく、ライブ前もこんな感じなのですよ~」
ルキナ「いや、それにしても・・・;」






ウード、アズール、ブレディ、シンシア、シャンブレー、ロラン、ノワール、ンン「「「「ガクガクブルブルガクガクブルブル」」」」
セレナ「緊張しすぎでしょあんた達;」
アッシュ「急遽出演が決まったとはいえ、皆さんこんな多くの人が見ている中で演技するなんてそりゃ緊張するッスよね;」
ジェローム「お前らは出番までまだ時間あるからまだ余裕持てるだろう。こっちなんかこれから出番なんだぞ」←冷や汗ダラダラ
スマイル「キミこれから出番だよネ~冷静でいようトしてるけど緊張が隠せてないヨ」
ヒメ「おいおい、これから本番だってのにそんなんで大丈夫か?」
デジェル「逆に聞くけどあんたもなんでそこまで堂々としていられるの?」


遂にこの日がやってきた。一同が待ち望んでいたはずなのに、いざ本番となるとそこはやっぱ子世代も俳優業の経験のない未来出身の一般人。代役とはいえ自分たちがこんな大きな舞台に出て大丈夫かと思うと震えや汗の量が尋常ではない程出てくるし止まらない状態になる。


つばさ「大丈夫だよ!私も初めてお芝居するときこんな感じだったし・・・」
斗馬「そうだよなー俺もマスカレイダーに出るのが決まった時の現場入りもまぁまぁビビったもんだったし・・・」
まもり「は、はい!誰だって初めては緊張しますよ!」
つばさ「そう!まずは深呼吸とかして落ち着いて・・・ヒッヒッフーって・・・」
ニャミ「つばさちゃん、それラマーズ法だよ;」
ヒメ「そうだぜ!アタシらもついてるから心配すんなって!!」
エレオノーラ「そうよ、アタシ達もサポートしてあげるんだから、堂々としなさい!」
ミミ「うん!ここまで来たら後は本番をやり遂げるだけだから、みんなで舞台を成功させよう!!」
子世代「み、(みんな・皆さん)・・・!」


そこへ声をかけるのはこれまで数多くの舞台やドラマを演じ、ここまで共に頑張ってきたつばさ達。自分たちも最初は緊張したし、不安で押しつぶされそうにもなったことぐらいある。それにここまで自分たちも舞台を大成功に収める為に努力してきたのはみんな十分に分かっている。後は力を合わせて本番をやり遂げるだけ・・・!仲間の言葉に勇気をもらった子世代は目の色を輝かせ、これから始まる本番に向けて気合をいれる!



ブーーーーーーーーーッ



つばさ「あっ!いよいよ始まりますよ!!」
ミミ「キリアさん!ジェロームさん!スタンバイお願いします!!」


と、子世代一同の準備が整ったところで、丁度開演を告げるブザーが会場中に鳴り響き、舞台の幕が上がる。いよいよ舞台が始まる・・・!はずだったのだが・・・



霧亜「待って?既に舞台に誰かいない・・・?」
全員「ゑ?」
まもり「え?だって最初は月とオペラの国が襲われる所から始まるんじゃ・・・?」
シンシア「裏方の人がうっかり舞台に残っちゃったとか?」
イイダ「舞台の最終チェックが終わってからはみんな舞台からはけたはずですよ?変ですね・・・?」


霧亜はふと、舞台に誰かいるのを目撃した。チェックが終わりこれから始まる舞台には誰もいないはずなのに誰かがいる・・・?舞台の最終チェックは終わったので裏方の人が残っていることもない。役者たちも既に舞台袖に集合している。ならあそこにいる人物は一体誰だという?不信感が募る中、突如その人物にスポットライトが当てられた・・・



パッ!













闇ルキナ「レディ~スエ~~~ンドジェンドルメ~~~~ン♪」
役者一同「∑ファッ!!?」
観客一同「∑ファッ!!?」




BGM:ロケット団 団歌




闇ウード「今か出番はァ!」
闇セレナ「っしゃあ!やったるでー!!」
闇アズール「可愛いぼくちんの出番だよぉ~!!」
闇デジェル(誰がこいつの可愛さ、っての見たいんだが・・・)
闇シャンブレー「ヒャッホー!やっと暴れられるぜー!!」
闇ノワール「全く今まで退屈で仕方なかったですわ!!」
闇ジェローム「おい、お前らもさっさっと登壇せぬか」
闇ロラン「全く、素直に襲えばいいのにわざわざこんな茶番を・・・」
闇ンン(・・・もうセリフ思いつかない)



おい、こいつら例のザコ軍団じゃねーか!!(いい加減闇世代って呼ばんかい!! by闇ルキナ)何が起こったと言うと、闇ルキナは謎に妖艶な舞台衣装でステージの中央を陣取っており、こいつにスポットが当たると同時にセット裏や天井から他の面子も続々と舞台上に出現した。
事前にキャスト変更の告知があったとはいえ、明らかに見覚えのない連中が舞台上に現れたことに観客一同はそりゃ当然の様に困惑しだす。


シュルク「え、な、何あれ・・・?どゆこと・・・?;」
つかさ「え・・・?あれがテンタクルズなの・・・?;」
かがみ「∑いやどう見たって違うじゃない!?ていうか全く知らない奴がいるんだけど!?」
ハンマーブロス「一体誰なんだよ!?お前達!!」



闇ルキナ「誰なんだよ?と言われても・・・」
闇ウード「目立ちたいのが世の情け!」
闇アズール「ぼくちんより目立つのを防ぐためっ!」
闇セレナ「世界のパフォーマンスを独り占め!」
闇デジェル「非情で残忍なエンターテインメントを魅せる!」
闇ジェローム「気高く麗しき敵役!!」

闇ルキナ「ラキナ!!」
闇ウード「アード!!」
闇アズール「イズール♪(ウィンク」
闇デジェル「ルージェ!」
闇セレナ「セレン!」
闇ジェローム「ロジェム・・・!」
闇シャンブレー「シャレン!」
闇ロラン「ルラン・・・」
闇ノワール「ノア!」
闇ンン「ムム・・・!」

闇ノワール「異界で華開く闇世代の私達には!」
闇ロラン「ブラックホール、絶望の結末が待ってるぜ!!」
闇シャンブレー、闇ンン「なーんてなっ!」




闇ルキナ「この舞台は私達闇世代が乗っ取ったわ!!」
観客一同「∑はあぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」



ルキナ、ヒメ「あいつら!?(あのクソザコ軍団・この間の駄菓子クレーマー)じゃ(ないですか・ねーか)!?」
つばさ「え?知り合いですか?」
斗馬「いかにも悪の組織の小物感があるんだけど・・・」
ルキナ「別に親しい知り合いじゃないですけどね?」
デジェル「ていうかヒメ、あなたあのザコ達知ってるの!?」
イイダ「前にイーリスであったラジオ体操にクレーム入れて、駄菓子屋さんの重機で私達を襲ってたんです!」←※『駄菓子屋のお菓子の種類は無限大』参照
シャンブレー「え、何?駄菓子屋の重機って;」




闇世代、舞台にも現れる。

プリンセスは諦めない(その6) ( No.377 )
日時: 2024/04/01 01:05
名前: ゆめひめ (ID: 4Xxn38pL)


突如舞台を陣取ったザコ世代の出現にあいつらを舐め切ってる子世代と、前にダガシくん相手に激闘(?)を繰り広げて顔を知ってるテンタクルズは驚愕する。こんな所にまであいつらが現れるのかとビビったが、このままあいつらに居座れてはここまで頑張ってきた舞台が開催されないままだ。


ヒメ「あいつら、この舞台も占領してやろうってのか・・・!!んなことさせてたまるかってんだよ!!」
イイダ「ちょ!?センパイ待ってください!!」
つばさ「え!?ちょっとヒメちゃん!?」


自分たちの舞台をあんな奴らに邪魔されてたまるか、とヒメはとっさに闇子世代のはびこる舞台に姿を現す!!


ヒメ「オイいつしかのクレーマー軍団!お前ら何やってんだァ!!」
闇ルキナ「んあっ!?あんたはいつしかの安眠妨害イカか!?」
観客「お!?ヒメちゃんだ!!」「イイダちゃんもいるぞ!」「あの分かんねぇ奴追い払ってくれるのか!?」「オォー!やっちゃえやっちゃえ!!」
ヒメ「アタシらの舞台をメチャクチャにしようとしたってそうはいかねぇからな!!」
闇ルキナ「黙らっしゃいチビイカ!私らはあんたらに用はない!用があるのは、お前らじゃ子世代!!」
子世代「はぁ?」


威勢よくヒメが闇世代に啖呵を切ると、闇世代がいうにはこいつらの目当てはテンタクルズではなく子世代らしい。名前を呼ばれた子世代は渋々気味にこいつらの前に行ってやろうと舞台に現れる。


ルキナ「私達になんの用ですか?そんなつるぺたの胸で意味もなく無駄に胸部露出した服着といて!」
闇ルキナ「うっせぇ!舞台に出る服装ってのはこんなもんだろ!あとお前だって同じ様な胸じゃねーか!!」
闇ウード「いやでもあの服装は確かに似合わないよな」
闇セレナ「おぅ、それはよぅ分かるわ」
闇ルキナ「おい何か言ったかお前ら」



(※ちなみに闇ルキナ以外はいつもの恰好です。・・・って、別に言わなくて良いか)



闇ルキナ「とにかくあんたら!!こっちがあんたらを倒すって役目があるってのに何この舞台っていうのに出てんだァ!!」
ルキナ「あー大体話分かりました。どーせそれが悔しくて私らの舞台の邪魔をしよう、ってコトでしょう?」
ヒメ「∑はあぁぁぁっ!?お前らそれだけの為にこんな下らねぇことしてやがるってのかァ!?」
闇セレナ「くだらないことって何やねん!!ウチらはこれが生きがいやっていうのに!」
闇アズール「それもあるけどぼくちんはこのちょー愛らしいスタイルを見せつけて人間共をメロメロに・・・」
妹尾あいこ「おーい今言ったあんたー、あんたの場合メロメロの「メ」どころが「m」の字すら起きようとする気ないと思うでー」←観客の1人&舞台の近くの席から闇アズールにヤジを入れる
闇アズール「おいこっち(客席)側で変なこと言ったの誰だ!?」
シンシア「ブフォwww今言った人ナイスwww」←あいこのヤジの瞬間見ててあいこにグーサインで返事する
アズール「あのさー、僕達はお前ら達の相手するほど暇じゃないんだけど!?」
ジェローム「むしろお前らの相手をする暇あるから私らはこうして舞台の手伝いに参加してるんだが?」
闇ジェローム「黙らんか!だからこうして我らの方からこの舞台で騒ぎを起こそうとしたのだろう!!」
ンン「それだったらせめてバナナの皮で滑らせるとか、耳元でぶつぶつ言ってセリフを惑わすとかそんなんにしてくれます?」
シャンブレー「そーだよ、俺たちせっかくここまで頑張ったのに、そんな感じの迷惑にしてくれないと舞台が台無しになるじゃねーか」
闇ノワール「その舞台を台無しにしたいから私達はこっちを選んだんですのよ!!」
観客「あのカラフルな方達、中々良いこと言うじゃん」「良いぞーこっちも黒くない方を応援するぜー」「どうせならヒメちゃん達と一緒にやっちゃえー!」「そうだそうだ帰れ帰れー!」
観客一同「「「か・え・れー!か・え・れー!か・え・れー!(ry」」」
デジェル「ほーら、観客たちもあんた達に迷惑してるんだからさっさと帰りなさいよ」
闇ルキナ「うっせぇ!ここまでして素直に帰ってたまるか!帰るとしてもお前たちと戦ってからじゃあ!!」


まぁ、読者のみんなも薄々察してる様に闇世代がこの舞台に現れたのはやっぱり子世代の邪魔がしたいとのこと。わざわざそれだけの為にこの舞台を邪魔しようとするなんて子世代はもちろんのこと、テンタクルズや観客までしょーもない動機に呆れ、客席からは帰れコールまで始まる。客席も含めたいつも通りのあしらい方をするも、ここまできて闇世代もあっさり帰る気なんてないみたいだし、話の流れ的にこいつらの相手をしないと舞台が始まらないし、物語も進まない。


ルキナ「良いですよ!相手にしてやりますよ!!どうせすぐ決着つくんですけど!!」
ウード「ていうかお前らあと2人どうしたァ!!」
闇ンン「うっさい!企業秘密よ!!」
ヒメ「おいあんたら、このルキナ達が目当てみてぇだけど今回はこのアタシやイイダもいるし、客席もお前らの味方する気ないからやめた方がいいぜ?(指をボキボキ鳴らす」
イイダ「せ、センパイ良いんですか?あんまり荒らされると舞台にも影響が・・・;」
ノワール「大丈夫ですよ。あいつらイイダさんの思ってる程強くないですし」
セレナ「なんならカップラーメン作ってる間にあいつら倒せるし」
ブレディ「おうよ、もし賠償金必要な事態になってもあいつらに払わせてやりゃあ良いもんだから」
闇デジェル「だから聞こえてるし賠償金ってのも払う気ないし3分でやられる程もろくねーわ!!」
観客「オォーやる気かー!?」「ヒメちゃーん!みんなー頑張れー!」「やっちゃえやっちゃえピーピー!」
ルキナ「ほらほら、観客の皆さんも応援してくれてますし、ここはいっちょ開演前の余興でも披露してやりましょうよ!!」
闇ルキナ「フッ・・・!やっと戦う気になってくれたみたいね・・・!」
闇シャンブレー「おーやっと暴れても良いのかー?待ってましたー!!」
闇ロラン「まぁ、あいつらの準備が出来る時間稼ぎになりゃあ良いもんですし」


というわけで子世代は仕方なく闇世代の相手をする事に。まぁ何かの間違いで闇世代がパワーアップしてたとしても、こっちにはテンタクルズや観客という仲間がついている。開演前の前座として、子世代とテンタクルズの最強タッグは(すぐに勝つだろう)闇世代に立ち向かう!!


ヒメ「よっしゃあ!じゃあ祭りと行くかァ!」
子世代&ヒメ「レッツパーリィィィィィィィ!!!」
闇世代「オラァァァァァァ!!」








ズドドドドドドド!!!




子世代、テンタクルズ、観客「ゑ?」
闇世代「え・・・?」



すぐ終わるバトルが始まろうとしたその瞬間、突如銃弾みたいな音が連発したと思ったら、舞台一同の近くにあるセットの背景がハチの巣にされていた・・・まさかこいつら、今の一瞬でこのセットを・・・?


ルキナ「・・・あんたら珍しくすごいですね;」
闇ルキナ「え?待って;今のは知らないんだけど・・・;」
子世代「え?」
ヒメ「あ?お前らが今の攻撃仕掛けたんじゃねーのかよ?」


珍しく闇世代の実力の進歩に珍しく関心したと思ったら、なんと今の攻撃は闇世代が放ったものではないとのこと。単発弾だったら2スレ目のカキコで扱ってた場面あったけど、マシンガン的な銃だったらこいつらにまともに扱える気がしねーし。でもだったら今の攻撃は一体誰かr・・・



バチンッ!!



一同「∑ファッ!!?」
セレナ「ちょ!?なんで急に照明が消えるのよ!?」
ヒメ「おい!お前らが暴れるから照明壊れたじゃねーかよ!!」
闇アズール「だから今のもぼくちん達じゃないって言ってるだろ!?も~!これじゃあぼくちんの可愛らしさアピールできないじゃんか~!!」
デジェル、ジェローム、ロラン、闇ウード、闇ロラン、闇ンン「『ウザキモさ』の間違いだろ」
闇アズール「あ゛ぁ゛っ!?」
アズール(うわー裏の顔むき出してるなぁー・・・)


と思ったら今度はいきなり舞台上の照明が消えてしまった!?いつもより2人少ない闇世代がまたなんかやらかしたのかと思うけどこれもこいつらのせいではない?



『訳の分からない黒い者どもよ。素人にしては中々素晴らしい混乱を魅せているではないの・・・』
闇ルキナ「え?黒?私ら?」



混乱する中、突如子世代でもそのザコ版でもテンタクルズでも観客でもない謎の声が舞台上に響き渡る。それと同時に消えたはずの照明から突如紫色に光だし、その光が集まる場所にいかにも禍々しい渦が現れた!?


イイダ「な、なんですか!?あの紫の渦は!?」
ルキナ「えぇっ!?あんたらまさか異界から何か悪いやつ召喚する術とか取得したりとか・・・!!」
闇ルキナ「やりたいけどそんな技術ないのに出来るわけないわよ!?こっちだって一体何が起きてるのか・・・!!」
『しかし前座はここまで・・・ここからはメインイベントとして・・・』



ゴオォォォォ!!












グレープ「我らグレープ劇団がこの舞台を恐怖で支配してさしあげよう!!」
全員「「「∑はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」」」





なんとそこへグレープと名乗る謎の仮面の魔女が現れた!!グレープ劇団と名乗る彼女はこの舞台を支配すると宣言しだした!?





今回は闇世代の他にも悪役が登場

プリンセスは諦めない(その7) ( No.378 )
日時: 2024/04/01 01:10
名前: ゆめひめ (ID: 4Xxn38pL)


つばさ「え・・・!?グ、グレープ・・・?え・・・!?」
エレオノーラ「今度は何なのよ!?次から次へと迷惑な奴ばかり出てきて!!」
アッシュ「あいつ、まさか・・・!!」
まもり「アッシュさん、知っているんですか!?」
アッシュ「あいつらッス!前にインタビューの人が言ってた公演中の舞台を狙う集団っていうの!!」
霧亜「なっ、まさかあいつらが前につばさ達がインタビューしたっていう報道陣が言ってた舞台を荒らすっていう・・・!?」
斗馬「マジかよ!?あいつらが!!?」
ニャミ「噂だけかと思ってたけど、本当にいてたなんて・・・!」
スマイル「ボクも知ってるヨ!前にユーリを含めた3人でプライベートで舞台見にいった時、あいつらが現れて公演中止にさせられてたヨ!!」


突然現れたグレープ劇団と名乗る第三者の出現に、舞台袖で見守っていたつばさ達も戸惑いを露にする中、突然アッシュとスマイルが声を荒げる。あいつらが舞台を公演中止においやった劇団・・・!?


ルキナ「グレープ劇団・・・!?何ですかそのちょっと美味しそうな名前の劇団は!!」
イイダ「舞台を恐怖にって・・・まさか、前に取材陣の人達が言ってた公演中の舞台を狙う劇団って・・・!!」
ンン「え!?まさかその話ってこの人達の仕業なのですか!?」
グレープ「その通り!全て我らが悲劇に変えてやったのさ!!」
ヒメ「なんだってェ!テメェなんでそんな事しやがるんだよ!!」
グレープ「ハッピーエンドなんて生ぬるいものは必要ない・・・この世の中にふさわしいのは悲劇!世界の演劇は恐怖と絶望で埋めつくすべきなのだ!!」
一同「∑はあぁぁぁぁぁ!!?」


どうやらこのグレープ劇団たる者らがインタビューのシーンで増子美沙が言ってた舞台を荒らし公演中止に追い込む事態にさせる劇団の犯人らしい・・・これからザコ達への茶番劇が始まるかと思いきや、急なマジの悪人の出現に子世代もテンタクルズも臨戦モードに切り替える!


ヒメ「ざけんじゃねーよ!まだあの駄菓子クレーマーの処理もしてねぇのに、せっかくみんなで作った舞台をオメェらのせいでさらに台無しにされてたまるかってんだよ!!」
ルキナ「そうですよ!!こんな所で私の女優業への道の第一歩を邪魔させてたまるかですよ!!」
グレープ「ほぉ・・・我らの悲劇の演出を妨げるつもりか・・・?」
ヒメ「当たり前だろ!!お前らが出てきても追い返してやるってインタビューの奴らにも約束してんだよ!!」
ルキナ「えぇ!劇団という割にはあの人以外の人達が見当たらないですし、あのザコ達と一緒に早々に片づけてやりますよ!!」
グレープ「面白い・・・!」





グレープ「ならばその威勢をこの者共の前で打ち砕き、舞台を絶望の悲鳴で満たしてやろう!!」バッ
ドゥーケs「ウイィー!!」
子世代、テンタクルズ「!?」
ルキナ「うおっ!?団員他にもいたのですか!!」




グレープは突如舞台上に大量のドゥーケという戦隊の下っ端みたいな変な敵たちを召喚しだした!


ヒメ「おっ、やる気か?だったら即刻ぶっ飛ばしてやるぜ!!(E、マニューバー」
イイダ「∑あれっ!?センパイいつのまにマニューバーを・・・!?」
ヒメ「こういう事もあろうかと隠し持ってたんだよ」
イイダ「は、はぁ・・・;」
ミミ「ルキナちゃーん!良かったらこれも使ってー!(舞台袖から武器になりそうなのを投げ込む」
ルキナ「(パシッ)おっ、これアクション稽古で使った棒とかじゃないですか!ナイスです!!」
アズール「これがあればまともに戦えそうだね!」


敵の出現に武器を用意が出来ると一同はドゥーケを倒すため、一斉にかけだした!


ヒメ「おりゃあっと!」
ルキナ「はいっ!」
ウード「この漆黒のウードの必殺剣が受けられるか!」
セレナ「セリフだけでも舞台っぽさ残そうとするわね・・・えいっ!」
アズール「せっかく来たみんなを怖がらせるなんてダメだから!!」
デジェル「いつもの武器じゃないから本調子が出せないけど、何もないよりはまだマシだから・・・!」
ジェローム「ていっ!!」
ドゥーケs「キィッ!?」


武器を手にした一同は得意のマニューバー捌きや得意の戦い方でドゥーケを蹴散らす!対するドゥーケの方は子世代やヒメ達が想定以上の実力の持ち主だったのを知らず、意外にも攻撃を受けてはあっさり倒れる


セレナ「あれ?意外とあっさりやられたわね?」
デジェル「本当だわ。全く、こんな手ごたえのないなんて舐められたm・・・」
ブレディ「・・・!?おい、ちょっと待て!今やられた奴らが・・・!」
一同「え!?」
ドゥーケ「クケケケ・・・!」


意外とあっさりやられて案外弱いのか?と思ったのも束の間、なんとやられたはずのドゥーケが紫のオーラを発しながら生き返ったかの様に再び起き上がったのだ!?


グレープ「お前たちのそんな生ぬるい攻撃なんてこいつらに効かぬ・・・こいつらはキラメキの力以外では決してやられんのだ!」
シンシア「キラメキ・・・?キラメイジャーでも呼んでくれば良いの!?」
セレナ「そういう事じゃないでしょ!?要するにこいつらにあたし達のいつもの戦い方じゃ倒せないってこと・・・!?」
ジェローム「またやっかいな特性を持ちやがって・・・」


グレープがいうには様はこいつらは「キラメキ」の力が無ければいくら攻撃を与えても倒すことが出来ず、いくらダウンさせてもすぐに復活してしまうという・・・
実力は弱くても特定の攻撃でないと不死身で完全に倒せないと、自分たちの攻撃力ではどうにもならない・・・


ドゥーケ「ウウェウェー!」
阿久瀬錠「∑えっ!?な、なんですか!?」←観客の1人でドゥーケに襲われる
ンン「皆さん!あいつ客席にも現れてるのです!?」
ヒメ「はぁっ!?あいつら・・・!」


なんて思ってる間にもドゥーケの奴らは増え、客席にまでその魔の手を呼び寄せていた!?助けに行こうにもいくら攻撃を与えても今の自分たちでは完全に倒せない中、どうやってあいつらを止めれば良いのかと思う中・・・


イイダ「センパイ!ここは私が・・・えいっ!」
ノワール「私も・・・はぁっ!」
ヒメ「おっ?なんだぁ!?」



ヒュッ ヒュッ
バシャ! バシャ!



そこへ現れたのは簡単な感じで出来た弓っぽいブキを構えたイイダとノワール。2人が小さいクイックボムを弾替わりに弓を放つと2つのクイックボムは観客を襲うドゥーケの目に命中し、破裂したインクでドゥーケの視界を濁す!


ドゥーケ「∑ゲッ!?」
シャンブレー「あいつ・・・もしかして視界を防がれて・・・?」
ロラン「そうですか!倒せなくてもあんな風に攻撃する手立てを防げば被害がひろがることは少なくなるんですね!」
イイダ「舞台に転がってたものと持ってたミニサイズクイックボムで簡易のストリンガーを作ってみました!」」
ヒメ「マジか!イイダやるじゃん!」
錠「た、助かった・・・;」


確かにイイダの言う通り、完全に倒せなくてもあいつらが攻撃しに行こうとする気をなくせばなんとかなりそう・・・そうと分かったルキナ達も自分たちがやるべき攻撃手段を帰る!


ルキナ「だったら私達のやるべきことはこういう事ですね!(近くに転がってる小石を目に投げつける」
ヒメ「あいつらの目を狙えば良いってコトだな!よっしゃあぁぁ!」バシュバシュ
ドゥーケ「ギィー!?」
デジェル「なるほどね・・・でりゃあぁぁぁ!!(目つぶし攻撃を仕掛ける」
ウード「∑マジの目つぶし攻撃!?」
ドゥーケ「∑ギャー!?」
ンン「良いこと思いついたのです!ちょっとこれ借ります!(緞帳の幕の1つをはぎとる」
シンシア「緞帳の幕を?何に使うの?」
ンン「シャンブレー!これを!(幕の端をシャンブレーに向けて投げる」
シャンブレー「え?これ掴めば良いのか?」
ドゥーケs「ウィ?」
ンン「せーの!えいっ!(自分とシャンブレーの間にいるドゥーケ達を緞帳で覆いかぶせる」バサァ
シャンブレー「え、こ、こうか!?」
ドゥーケs「∑ウェー!?」
ロラン「(あぁなるほど・・・!あの幕を被せて動きを封じるのですね!)よろしければこれを重しに」つスピーカー
ンン「おぉ、ナイスです!」
イイダ「客席にいる奴らは私達に任せてください!」
ノワール「手作りとはいえ、戦えるものがあれば私も頑張れるわ・・・!」
観客「オォー!」



子世代&テンタクルズVSグレープ劇団


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