二次創作小説(新・総合)

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未来の子供達+aによる全然普通じゃねぇ日常2
日時: 2020/11/12 15:56
名前: ゆめひめ (ID: eVWzcu6j)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=27272

任天堂のシュミレーションRPGゲーム【ファイアーエムブレム】シリーズが主のギャグ小説が2スレッド目に突入しちゃって良いのかしら!?


原作の面影はどこ行ったと思うぐらい笑い上戸なルキナちゃん、
そんなルキナちゃんと仲のいいヒーローコンビのウードとシンシア、
ツンデレなツッコミ師のセレナ、
ルキナちゃんに苦労しながらも最近自分もちゃっかり仲間をいじってくるロラン、
異常事態ダークマターを作るデジェル、
可愛く見えてブラックな事をしれっと言うンン、
何かと酷い目に遭うアズール、そのアズール以上に酷い目に遭いすぎて可哀想なブレディ、
ブチ切れたら最強と化す和菓神ノワール、
純粋な良い子のマークくん、そのマークくんと性別だけでなく性格も違う天然どSマークちゃん、そのマークちゃんお気に入りのジェロームさん、
父親の影響か最近何となく地味なシャンブレー・・・
・・・そんなFE覚醒子世代達が(主に)繰り広げるハチャメチャワールド!


新紋章の第七小隊、最新作ifの白夜王国と暗夜王国、コナミの音ゲー【ポップンミュージック】のつぎドカの他にも、サンリオの音ゲー【SHOW BY ROOK!!】とイカした塗りゲー【スプラトゥーン】も加わりますます賑やかに!!


そんな原作の面影はどこ行ったぐらいハチャメチャなFE(?)ワールドを特とご覧あれ!!(何気にコロコロマンガなどにありそうな作品紹介風)
(※前スレについては参照ページをどうぞ)



〜目次〜

「短編」
こんな事がこの小説じゃ日常茶飯事なのだよ >>1-7
ニンドリは時々20日にでるから気を付けろ >>18-23
2017・18年はFEの年待ったなしか? >>31-35
ロマンスは時にビターチョコの様にほろ苦い >>57-63
修羅場は重なって起こると大変だ >>78-87
諦めるな!追加コンテンツというものがある >>104-108
使えない奴ほど愛おしい >>162-166
宇宙一バカなFEだコノヤロー! >>172-176
世の中には意外に知らない行事が山ほどある >>183-190
腹黒もサディストも程々に >>200-206
ウブな奴らには不運と野次馬が付いてくる >>218-228
たまには子供の頃の話をしようか >>236-239
乱闘と感想と繋がりと・・・ >>241
諦めなければトゥメはきっと叶うんだ >>245
RPGは大体最初の目的とそれていく事が多い >>250-256
主人公は他人の知らないところで進化し続ける >>257-266
やり損ねた季節ネタ集 >>270-273
みんな「願いが叶う」って事に弱いよね >>274-277
子世代男子の退屈 >>292-298
駄菓子屋のお菓子の種類は無限大 >>301-305
新シリーズ予告 >>308-309




「長編」
・第3回運動会編
新入りと歓迎と久々に開催されるあれ >>41-51
借り物競争は1つくらい無謀なお題がある >>148-155



・テスト編
テストは一種の大喜利 >>114-119
面白くなければ授業じゃないが、テストは面白くやる余裕なんてない >>126-130
テストは真面目にしないと説教沙汰になるから気を付けて >>136-140



・クラウス編(シリアス注意)
友人の身内ってあんまり印象にない >>284-288
ギャグキャラはそれ相応のシリアスな過去を抱えている >>289-291
兄弟持ちは大体自分と同じ立場の兄弟を欲しがる >>327-331
「勘違いしないで」はツンデレキャラの決まり文句 >>334-337←New!




「ゆめひめ放送局(ラジオ)」
第4回 >>92-95  第5回 >>311-318



※注意※
 ・全体的にキャラ崩壊・イメージ崩壊
 ・世界観?知ったこっちゃないね。
 ・紹介したジャンルのキャラ以外も普通に出てきます
 ・荒らし・中傷・宣伝・他人が見て気分を悪くするコメントはご遠慮下さい。見つけたら即刻削除します


これらの注意を理解してこの小説をお楽しみ下さい。



タグ:ファイアーエムブレム つぎドカ! SB69 スプラトゥーン キャラ崩壊注意 裸族 オリジナル設定あり
開業日:2016/12/10 18:03

修羅場は重なって起こると大変だ(その2) ( No.79 )
日時: 2017/04/03 15:17
名前: ゆめひめ (ID: iH8DsO3F)

本編スタート!



マーク(男)(そ〜っ・・・)
ルキナ「マークー?つまみ食いはダメですよ〜?そのお菓子は今日のパーティで出すんでそれまで我慢して下さいね?」
マーク(男)「ひゃあ〜」




『修羅場は重なって起こると大変だ』




今日の子世代邸はいつも以上に賑やかだった。なぜなら今日は前スレの【全然FEじゃねぇ日常】の設立の日。つまりあれから数えていて今日で小説設立3周年なのだ。という訳で子世代一同は現在、3周年パーティの準備で大忙しなのである。


ウード「しっかしこの小説も3周年か〜時が流れるのは早いもんだな〜」
ンン「作者はこの設立日に「なんでエイプリルフールが明けてすぐのこの日に設立したんだろ」って少し後悔していますけど」
シャンブレー「あぁ、こういう○周年記念のネタ書くためか・・・」
ロラン「しかし逆にいえば「さて、ここからホントの話です。なんとこの小説が○周年を迎えました!」っていう話が出来るじゃないですか」
ジェローム「それ、3周年になった今で出来る話か・・・?」




シンシア「マーク、さっきいなくなったと思ってたらつまみ食いしようとしたね〜?」
マーク(男)「む〜、ルキナさん早速言いふらして・・・」
マーク(女)「まぁまぁ、それほど今日のパーティが楽しみだって事ですよ!」
セレナ「あんた達ーおしゃべりは良いけどケーキの飾り付けも忘れるんじゃないわよー」


そんな中、台所では料理が得意な人達が3周年記念のケーキを作っていた。そのケーキはかなり高く、デコレーションもウエディングケーキ顔負けの派手な仕上がりになる。そんな中でアズールはフルーツを持って台所にやって来る。


アズール「みんな〜飾り付けのフルーツ持ってきたよ〜」
シンシア「あ!アズールありがとー!!」
セレナ「あら?そういえばあんた、マークス王子に呼び出されてなかったっけ?」
アズール「うん、そろそろ行くところ。けど結構時間かかりそうだから、パーリィの時間までに帰ってこれるか分からないんだ・・・;」
マーク(男)「そうですか・・・大変ですね〜・・・;」
アズール「あはは・・・;もし戻ってこなかったら勝手に始めてても大丈夫だから;あ、そうだ!セレナに渡したいものがあったんだ」
セレナ「え?」


アズールはポケットから何か取りだしたと思うと、彼の手には星型の髪飾りが2つあったのだ。


セレナ「髪飾り・・・?」
アズール「これ、前に買い物行った時にセレナに似合いそうだと思って買ったんだ。折角のパーティだし本番では可愛くしておかなきゃね」
セレナ「あ、あたしの為に・・・?・・・も、もう!そういうのは買った時にすぐに渡しなさいよ!!ホントあんたもどんくさいのだから・・・!(とか言いつつも髪飾りを受け取る」
アズール「え?えぇ・・・;」
シンシア「もーセレナったら相変わらず素直じゃないんだからーwww」
セレナ「う、うっさい!!」


しかしセレナは彼氏からのプレゼントだというのに、本当は嬉しいのにいつもの素直じゃない態度が出てしまう。全く、最近NL厨キャラとなりつつあるのに、シンシアの言う通り自分の場合となるとホント素直じゃなくなるのだから(笑)そんな光景をずっと黙って見ていたマークちゃんは・・・


マーク(女)(セレナさんったら、よくノワールさんの恋を応援してますのに肝心のセレナさん自身もいざとなるとツンツンな所が出てしまうんですよね〜・・・よ〜し!ここはマークちゃんがひと肌脱ぎますか!!)



〜〜〜〜〜〜〜



マーク(男)「一体どうしたのですか?」
マーク(女)「大したことじゃないんです。このお手紙をさっき台所にいたツインテールの彼女さんにアズールさんからの手紙って事で渡してほしいんですよ」


数分後、マーク(女)はある部屋にマーク(男)を呼び出した。彼女が呼んだのはセレナにアズールからという手紙を渡してほしいという。だが差出人を偽って手紙を渡してはいけないとマーク(男)は反対するが・・・


マーク(男)「マーク、嘘はいけませんよ〜!」
マーク(女)「はい、お礼に500円あげますよ〜」
マーク(男)「わーい!任せてくださーい!!」


マークくん、完全にお金で釣られちゃってるのですが;500円もらってご満悦のマークくんは手紙を受け取り、マークちゃんの策略に向かって行くのだった・・・


マーク(女)(うふふ♪セレナさん、あの手紙をもらって読んだらビックリするのでしょうね〜♪)




今日のマークちゃんは何を企む・・・? 感想・まだ

修羅場は重なって起こると大変だ(その3) ( No.80 )
日時: 2017/04/03 15:26
名前: ゆめひめ (ID: iH8DsO3F)

マーク(男)「♪〜」


さて、500円で釣られてマーク(女)の頼み事を頼まれたマーク(男)はマーク(女)の言う彼女に手紙を渡そうとリビングに行く。








マーク(男)「シンシアさーん!お手紙ですよー!!」
シンシア「ん?手紙?ところで差出人が書かれてないけど誰から?」
マーク(男)「シンシアさんですからホントの事を言いますね。それマーク(女)が書いたのですよ」




って違ぁぁぁぁぁう!!!シンシアじゃなぁぁぁぁい!!いや、確かにシンシアもさっき台所にいたし、シンシアもセレナもツインテールだけど(違うところと言ったらツインテールの長さ。長いツインテールの子だと言えば良かったか・・・;いや、それ以前にマーク(女)なぜ出す相手の名前を言わなかった)!!おまけに正直な事話しちゃってますし!!
さて、間違って手紙を受け取ったシンシアは手紙を読んでみる事に。


シンシア「(え〜っと何々?「ずっと前から秘かにあなたの事を愛してました。家の中のあなたを見る度、胸が熱くなります。もうあなたなしではいられません。あなたを愛する者より」・・・)・・・うっひゃあ〜」
マーク(男)「? 何て書かれてたのですか?」
シンシア「簡単にまとめるとこれマーク(女)がわたしを愛してるって内容だね」
マーク(男)「うっひゃあ〜(意味も分からず反応する」


どうやら手紙の内容はラブレターだったようだ。マーク(女)の思惑ではアズールからの手紙だと思ったセレナがラブレターをもらった反応にドキドキしてNL好きな皆さんが喜ぶような展開になる・・・はずだったが、マークがシンシアの手に渡してしまって、マーク(男)の言葉を合わせると「マーク(女)がシンシアを愛してる」という内容になってしまった・・・;


マーク(男)「で、シンシアさんはマーク(女)の事は好きなんですか?」
シンシア「ん〜まぁ、友達って事では好きってことかな?でも大丈夫!わたしが1番好きなのはマーク(男)だけだから!!」←マーク男とカップル
マーク(男)「そうですか!僕もシンシアさん大好きです〜!!あ、僕飾り付け頼まれてましたんで行ってきますね!!(その場から去る」
シンシア「うん!・・・にしてもマーク(女)も可愛いことするもんだなぁ〜」
シャンブレー「シンシアー、ちょっと良いか?」
シンシア(Σうぉっと;)


意外にもラブレターを「友達として好き」って事ですんなり受け入れたシンシア。そこにマーク(男)と入れ替わりでシャンブレーがやってくる。友達としてだという事を理解しているとはいえ、ラブレターを人に見られるのは少し抵抗が生じる。シンシアはとっさにラブレターを近くに隠す。


シンシア「どうかしたの?」
シャンブレー「救急箱ここになかったか?いや、ブレディが外に仕掛けた泥棒対策の地雷に引っ掛かって・・・;」
シンシア「ちょwwwwまたブレディがwwwwつかあれ仕掛けたのわたしなんだけどwww」
シャンブレー「お前かよ;同じ場所で作業してたけど俺マジで引っ掛からなくて良かった・・・;」
シンシア「あぁ、救急箱だったら他の部屋にあったはずだから探してくるね〜!」


2スレ目のプロローグでの様子の中で書ききれていなかったが、子世代邸は豪邸故、泥棒対策として外に色々と罠が仕掛けられてる。どうやらその罠の1つに外で作業していたブレディが引っ掛かってしまったようだ・・・;つか、その罠仕掛けたのシンシアかよwwwwしかも地雷って地味にえげつないな!?(まぁ、他にも彼女と同じギャグカオス組のルキナやウード、先ほどの天然どSマーク(女)、知性派のロランやンンなど、もっとえげつない人のもあるからそれに比べば・・・;)
自分の作った罠でけが人(地雷でけがどころじゃない)が出た事にシンシアは救急箱を探しに行く。そこで入れ替わりでやって来たのはデジェルだ。


デジェル「シャンブレー、バルーンに使うヘリウムガスまだなかった?」
シャンブレー「ヘリウムガス?あ〜確かロランが倉庫にあるって言ってたな。もしかして足りなくなったのか?」
デジェル「えぇ、それでウードやルキナが「足りないなら水素で代用すりゃ良いじゃん」って言ったけど、その水素入り風船が何故か近くにあったバーナーに引火してその近くにいたブレディが・・・;」
シャンブレー「Σ巻き込まれたのか!!?俺マジでそこにいなくて良かった!!(滝汗」
デジェル「で、やっぱり普通のにしようとヘリウムガスあるか確認しようとしてきたのだけど・・・;」
シャンブレー「あ〜俺が確認してくる。このままあそこ戻ったらなんか巻き込まれそうだし;」
デジェル「え、えぇ;頼んだわ;」


多分今の状況を考えると、外にいるのは最低でも水素入り風船を作ったバカ2人と地雷に加えて水素爆発に巻き込まれたガチ不憫の奴・・・;今戻ると危険と察した怖がりタグエルはすぐさまヘリウムガスの確認に行く。にしてもシャンブレー、お前さっきから危ない目から回避して運が良いな・・・;


ガッ


シャンブレー「あいてっ」ハラリ
デジェル「?」


するとシャンブレーは近くの棚にぶつかる。本人は気にせずそのまま倉庫に向かうが、棚から1枚の紙が落ちる。それを見かけたデジェルはその紙を拾うが・・・








デジェルが拾ったもの:さっきシンシアが隠したマーク(女)のラブレター




ってうぉぉぉいっ!!?それマーク(女)のラブレターじゃねーか!!?そんなとこに隠してたのかよ!?で、手紙を拾ったデジェルはというと・・・


デジェル(あなたを見る度、胸が熱くなります・・・あなたなしではいられません・・・)












デジェル(ウソでしょ・・・!?シャンブレーが私の事を・・・!?)





なんてこった!あのラブレターでデジェルが勘違いを起こしたんですけどぉぉぉぉ!!?



ウソでしょ!?(某ネコピーチ風) 感想・まだ

修羅場は重なって起こると大変だ(その4) ( No.81 )
日時: 2017/04/03 15:31
名前: ゆめひめ (ID: iH8DsO3F)

手紙を見たデジェルは驚きの余りに頭の中が真っ白になる。一部のカップルはあんまり触れてないんで覚えてない人もいるかもしれませんが、うちのデジェルはウードとカップルであり、シャンブレーもンンとカップルです。まさかの告白に百戦錬磨の彼女でもどうすれば良いのか分からず困惑する。と、そんな彼女の元に本命の人物がやって来る。


ウード「おーいデジェルーいるかー?」
デジェルΣ(・ω・;)


今の手紙を本命の人物に見せるのは流石にまずい。デジェルはとっさの判断で近くの本の下に隠し、何とか平常を保ち彼に接する。


デジェル「な、何なのよ?」
ウード「あぁ、ヘリウムガス新しいのあったってよ」
デジェル「あぁそうなの。あいつ今倉庫に行ってるから伝えとくわ」タタタ・・・
ウード「おー」




ガチャ



ノワール「ウード、ちょっと良いかな・・・?」


そこへデジェルと入れ替わりでやって来たのはノワールだ。彼女は手元にチョコケーキを持っている。


ウード「お〜どうした?フォンダンショコラはどうなった?」
ノワール「それが火加減を間違えちゃったみたいで中のチョコも固まってしまって・・・;」
ウード「ありゃー;まっ、気にするなよ。料理得意な奴でも失敗はあるし、それガトーショコラだって皆に言っておくから」
ノワール「う、うん・・・」
ウード「あ、そうだ。さっき買い物頼まれたからちょっと付き合ってくれないか?俺、庭の片づけ終わったらすぐ準備するから。あ、メモはあっちのテーブルに置いてあるから確認しておいてくれ」
ノワール「分かったわ」


料理スキルが☆5の彼女でも料理の失敗はある。それは幼なじみである彼もよく分かっている。ウードはノワールを励ますと先ほど水素風船の惨劇を受けた庭を片付けに行く。一方ノワールはウードの言うメモを探そうとテーブルに向かう。そしてノワールは1枚の紙きれを見つける。







ノワールが手に取ったもの:さっきデジェルが隠したマーク(女)のラブレター




Σってうおぉい!?それとちゃう!!つかなんでよりによってそれを見つけた!?ん?ちょっと待て、さっきのデジェルであぁなったって事は、まさか・・・;








ノワール(待って、ウードが私の事を・・・!?嬉しいけどこんなのブレディやセレナやアズールが知ったらとんでもない事になるわよ・・・!?)





やっぱり!!ノワールも勘違いしちゃったんですけど!?しかも彼女の場合は幼なじみってのもあるからバレたら余計えらい事になるんですけど!?


ノワール(あ、でもウードはifの世界にも登場しているし、上手くいけば孫の顔も見せられるかも・・・)


お前、心配する所はそこかい。まぁウードやアズールはifにて2人の子供が出来るんだよな・・・;
と、今度は・・・


ブレディ「うぅっ、酷い目に遭ったもんだぜ・・・;」


シンシアの地雷仕掛けと水素風船の被害に遭った本命の強面僧侶がやって来た。にしてもお前良く無事だったな・・・;


ノワール「大丈夫なの・・・;」
ブレディ「おう・・・;シンシアが手当てしてくれたから良かったものの・・・;あいつら・・・!」
ノワール(怒ってるわね・・・;けどブレディにこれを見せたらまずいわ!)


この状況でラブレターを見られてしまってはブレディがショックを受けるのは目に見える。ノワールはラブレターをさっきの本に戻すが、その挙動不審さにブレディに怪しまれる。


ブレディ「? どうしたんだ?」
ノワール「へっ!?い、いや、なんでもないわ!;」
ブレディ「ん?その本・・・?」
ノワール「あぁ!ンンから借りていたの!そろそろ返さないとって思って・・・!;」
ウード「おーい、庭の片づけ終わったぞー・・・って、おーブレディ、生きていたか」
ブレディ「生きていたかってどういうことだオイコラ元凶の1人が(^ω^#)」


そこに庭の片づけを終えたウードが戻って来る。


ノワール(ウード・・・もしかして私と2人きりになりたいの・・・?)
ブレディ「けどなんでここにいるんだ?」
ウード「あ〜ロランからチョコの買い出しを頼まれてな、折角だしノワールにも付き合ってほしくてな。ノワールならお菓子について詳しそうだし・・・」
ブレディ「別にメモがあるんだろ?メモ通りの奴を買ってくれば良いんじゃねーのか?そんなこだわらなくても良いだろ?」
ノワール「こだわるわよ!?すごく!!」
ウード、ブレディ「Σえっ?;」
ノワール「あっ、違うの;こっちの話;私も準備してくる!!」


今の言葉と共にノワールは足早に退場する。


ブレディ「ど、どうしたんだ?ノワールの奴・・・?」
ウード「さぁ・・・?料理スキル高いし、多分あいつにもこだわりってのがあるんだろうな・・・;」
ブレディ「あぁ、だからか・・・なんか悪い事言っちまったな・・・;」←料理スキル☆2(ただし紅茶は☆5)
ウード「お菓子作りはあいつの十八番(おはこ)だし、買い出しのチョコもこだわりたいんだろうな・・・;」
ンン「買い物ですか?それでしたらついでに今月のちゃおも買ってきてくれないですか?」


そこに今度はンンとマーク(男)の2人がやって来た。買い物に行くと聞いてついでにちゃおも買ってほしいと頼んできたのだ。


ウード「お前なぁ、そういうもんは自分で買って来いっていつも言われてるだろ?」
マーク(男)「お金ならありますよ〜!500円!!」
ンン「残りの10円台は自分で払って下さい」
ウード「だが断る。俺は行くからな〜」
ブレディ「あっ、おい!あ、これノワールが返してだってよ」


そう言って本をンンに渡すと2人はこの場を後にする。一方受け取った側のンンは本の確認をしようとページをめくる。すると本の中から1枚の紙が落ちr・・・ん?あれ、たしかその紙って・・・;








落ちたもの:さっきノワールが隠したマーク(女)のラブレター




やっぱり!!それあのラブレターじゃねーか!?あぁ、そう言ってる間にもンンがそのラブレターを拾ってしまう;まさかこれって・・・;









ンン(あなたなしではいられない・・・という事はブレディはわたしの事が好きなんですか!?んな事言われてもわたしにはシャンブレーがいm・・・あ、でもブレディって確かマリアベルさんとリヒトさんの子供ですよね・・・?2人共貴族出身ですから玉の輿というのも良いですね・・・!!)




やっぱンンも勘違いしちゃったんですけど!!しかもなんか様子を見ると完全に本気にしてるみたいなんですけど!?完全に玉の輿目的になっちゃってない!?シャンブレーが聞いたら泣くぞ・・・;




なんかどんどん勘違いしていくのですが・・・; 感想・まだ

修羅場は重なって起こると大変だ(その5) ( No.82 )
日時: 2017/04/03 15:34
名前: ゆめひめ (ID: iH8DsO3F)

ンン(こうしてはいられません!マリアベルさん達に認められる様な女性になるように今から努力しませんと!!)
マーク(男)「ンンさんやけに気合入ってますねー」


完全に嫁に入る気満々のンンはパーティに向けておめかししようと部屋に走る!一方、意味を分かってないマーク(男)はラブレターをそっとテーブルの上に戻した。


ブレディ「テーブルの上にメモがあるんだな?」


その直後にブレディが再びやって来る。ノワールに頼まれて買い物のメモを取りに来たようだ。で、メモを見つけたブレディは手に取r・・・






ブレディが手に取ったもの:さっきマーク(男)がそっと戻したマーク(女)のラブレター




ってメモじゃねぇぇぇぇぇ!!?お前何恋人と同じ間違いしてんだよオイ!?ん?おい、これ恋人と同じ間違いをしたって事はあのラブレターの中身を見てしまうって事だよね?まさかこの流れって・・・;


ブレディ(ん?なんか中身が・・・ずっと前から秘かにあなたの事を愛してました・・・)









ブレディ(ウ、ウソだろ・・・!?ノワールが浮気してるだと・・・!?ま、まさか相手はウードなのか!!?)




やっぱこいつも勘違い起こしてますよ畜生!!しかも勘違いの内容が修羅場すぎるんですが!?ブレディ、お前がヘタレなのはよく分かるかどうしてそんな発想が生まれるんだよ!?


ブレディ(し、信じられねぇ・・・!?)
マーク(男)(はい、僕もです)←分かってない。つかこいつが元凶
ウード「ブレディー?いつまで探しているんだー?」


そこにブレディを呼びにウードとノワールの2人とたまたま通りかかったシャンブレーがやって来た。丁度探していた人物が来た事に、手紙を元にあった場所に戻すと意を決したブレディは真剣な顔で聞きだす。うわぁ、完全に修羅場スレスレの空気だよ・・・;


ブレディ「(こうなったら俺自ら真偽をはっきりさせねぇと・・・!)・・・なぁ、もう一度確認するけどウードがノワールとチョコの買い物に行くんだよな?」
ウード「何言っているんだ?確かにそうだけど・・・」
ノワール(ブレディ・・・まさかあのラブレターの事気づいたの・・・?)


おい、ただ買い物に行くだけなのに事情聴取みたいな雰囲気になっているのですが。ノワールの方も不安そうな顔してるし・・・;すると・・・


シャンブレー「なんだ、買い物か?それぐらいだったら俺が行っても良いぞ?ジェロームがウードに頼みたい事があったって言ってたし・・・」
ウード「え?そうなのか?」
ブレディ(なっ・・・!?シャンブレーまで出てきやがった・・・!?まさか浮気してるのはシャンブレーなのか・・・!?)


そこにシャンブレーが入って来た事でブレディの疑いの目はシャンブレーにまで向けられてしまいました;気づかぬうちに2人が災難に巻き込まれていく中・・・



デジェル「何かあったの?」
シャンブレー「あっ、デジェル!丁度良かったな。今からチョコの買い物に行くらしいけど一緒に行くか?」
デジェル「(う゛っ;ウードも見てる中でそんな真似は・・・;)せっかくだけど遠慮するわ。こっちもルキナとバルーンの準備してるところだし・・・;」
シャンブレー「お?そうなのか?」
デジェル「あ、チョコならちょうどさっきアンナ商会からチョコのカタログが届いてたわよ」


同じくラブレターで気がぐらついてるデジェルがやって来る。ラブレターのせいで好意を向けられていると勘違いしているシャンブレーから誘われるも、本命の彼を目の前に受け入れられないと誘いを断る。


ノワール「そ、そうだわ!買いに行かなくてもそのカタログで注文すれば良いじゃない!!;」
ウード「おーしかも都合よく今なら即日届けで割引もつくみたいだって」
ブレディ「ほぉ、だったらそれを注文すればお前らも他にやる事が出来て都合が良いだろうな(とりあえず買い物の件はなんとかなりそうだが、怪しい奴が2人に増えちまった・・・!)」


おい、はたから見ればチョコをカタログで注文しよう的な感じの雰囲気なのに、内心はラブレターの問題を穏便に解決する方法を悩んでいたり、恋人の浮気相手を調査したり、何にも知らずにパーリィの準備をしてたりもうぐちゃぐちゃなんだよな・・・;何なのこの状況・・・;


ノワール「丁度メモのチョコもカタログに載っているみたいだし・・・!」
ブレディ「(こうなりゃダメ元でも、ノワールに直接聞いてみるしか・・・!)そうだな。ところでノワール、ちょっとはなs・・・」











ンン「ブレディ〜これどうですか〜?(ヴィクトリアス風の髪型とドレス姿で登場」
ブレディ、デジェル、シャンブレー、ノワール「!!!?”;・´、゜・”:`。(°ε°)」
ウード「ぶっふぉwwwwンンいきなりどうしたwwwww」





すみません、ブレディが意を決してノワールにラブレターの事を聞き出そうとしたらSB69の闇の女王を意識させたスタイルでンンがやってきたのですが。
彼女もまたラブレターのせいで勘違いを起こし、玉の輿に乗る気満々である彼女はどうやら彼の気をひこうとメイクアップしたようだ・・・;


ブレディ、シャンブレー( °д°)ポカーン・・・
ノワール「ね、ねぇンン、どうしたのその格好・・・;(ブレディもラブレターの事を感づいていたら大変な事になりそうだわ・・・!この手紙、何とかしないと・・・!)」
ンン「いや〜パーリィに向けておめかししようと思いまして。セレナ達ももうその準備になってますよ?(彼の目をひくには見た目が肝心だといいますからね・・・それにこうやってさりげなくアピールしないとラブレターの事をノワールに感づかれてしまいますし・・・)」
デジェル「いや、パーティの服を考えるのは別にいいけど、流石にその格好は逆にみんな引くからよした方が良いと思うわ・・・;」
ウード「あと中の人的にお前じゃなくてマーク(女)やカミラがやるべきだと思うから」
ンン「え?そうですか?」


だがあまりのインパクトに結果は茫然としているだけに・・・;そのうえその格好はヤバいからよした方が良いと言われる結果に・・・;まぁ、その格好じゃ気をひくよりインパクトの方が印象に残りやすいのは分かりますが・・・;おいウード、ツッコむところはそこか。まぁ確かにヴィクトリアスの声は沢城みゆきさんがやってましたけど。




何この泥沼状況 感想・まだ

修羅場は重なって起こると大変だ(その6) ( No.83 )
日時: 2017/04/03 15:45
名前: ゆめひめ (ID: iH8DsO3F)



シンシア「・・・っていう事があったの〜」
セレナ「うわ・・・;あの子ホント一体何するか分からないから・・・;」


一方、場所は変わってセレナの部屋。さっき間違ってラブレターを受け取ったシンシアは本来そのラブレターのターゲットになるはずだったセレナにパーティに向けてヘアスタイルと整えてもらいながらラブレターの事を喋っていた。


セレナ「女の子同士でラブレター書くなんて何考えてるのよ・・・;あの子ラブレターっていうのを分かってるの!?一発バシッと言ってやるわ!!」
シンシア「セレナ、いくらあんたが最近NL厨に目覚めてきたとはいえ、相手は一応純粋組だよ;なるべく言葉を選んで喋ってね;」
セレナ「うるさいわね・・・はい、髪整えたわよ」
シンシア「サンキュー!じゃ衣装選んでくるー!!」


髪型のセット終えたシンシアはお礼と言って衣装選びの為部屋を出る。そこに入れ替わりの様に元凶であるマーク(女)がやって来た。セレナはそれを見計らっていたかの様にマーク(女)に自分の元に来るよう言いかける。


マーク(女)「セレナさ〜ん、衣装選びに向かわなくて良いんですか〜?」
セレナ「あぁマーク、いいところに来たわね。ちょっと話があるからここ座ってくれる?」
マーク(女)「? はーい」
セレナ「えっとね・・・マーク、誰かを好きになるっていうのは別に悪くはないわ。けどね、こういう事はもっと言葉を考えた方が良いのよ?」
マーク(女)「・・・?」
セレナ「確かにあんたはその人を好きと思っているかもしれない。けどあたし達は他にも好きな人というのはいるものなのよ?もちろんあんたにもそういう人はいるはずだけども、もっとそういう人の関係っていうのを考えて欲しいわ」
マーク(女)「・・・」
セレナ「さて、あたしが言いたいのは以上よ。今の言葉ちゃんと考えるのよ?」


話を終えたセレナはそのまま部屋を後にする。今の話を聞いてマークちゃんは・・・


マーク(女)(好きな人に、人の関係ですか・・・)










マーク(女)(もしかしてセレナさん、あのラブレターでマークちゃんに惚れちゃったんですか!!?)



どうしてそうなる!!?セレナが言ってる事は、要は「友達として「好きだ」というのは悪くないが、受け取り次第では恋愛的な意味になってしまう」って事なのに何故そんな結論が出たってんだ!!大体あんたら同性でしょうが!!つーかラブレター書いた元凶までもが何勘違いを起こしているんだよ!!?




〜〜〜〜〜〜〜



ルキナ「皆さん、そろそろパーティの準備が整いますよ〜!」


そうこうしてる間にパーティの時間が近づいてくる。リビングはバルーンやガーランドやペーパーフラワーなどで華やかになり、子世代の衣装もおしゃれな服やドレスを身にまとうが、こいつらの一部はあのラブレターが原因でギクシャク状態なんですよね・・・;


シャンブレー「しっかし、我ながらすごい派手になってるなー・・・;」
ノワール「・・・・・・;」
シャンブレー「ん?どうしたんだノワール?まさか体調でも悪いのか?」
ノワール「・・・あ、あのねシャンブレー!ちょっと相談したい事があって・・・!この話ブレディやセレナが知ったらショックを受けるから・・・!!」
シャンブレー「? 俺で良かったら聞いてやるよ?」
ノワール「あ、ありがとう・・・;」


そのギクシャクしている人々の1人であるノワールはあのラブレターの事を思い切ってシャンブレーに相談してきた。


ノワール「え、えっと・・・その・・・あ、あのね、知り合いや友達だと思っていても、ずっと一緒にいてると友情以上の関係になるって事もあるよね・・・?」
シャンブレー「・・・・・・」フムフム
ノワール「で、でも付き合っていなかったら悪くないかもしれないけど・・・えぇっと、何て言えばいいんだろ・・・;」
シャンブレー「・・・俺、難しい事はよく分からないけど、そういうのって自分の本当の事を思えば良いんじゃないのか?」
ノワール「え、そ、そうかな・・・?」


中々上手く喋る事が出来ずノワールはますます不安になって来る。そんな不安な気持ちをシャンブレーは何となく察しており、自分が思う事を困惑しているノワールに話す。上手く伝える事が出来なくても、ノワールの感情はシャンブレーに・・・










シャンブレー(ちょっと待て!?それって要するにノワールは俺に恋してるって事なのか!?いや、嬉しいけどこんな事ブレディやセレナやンンにバレたら俺絶対に絶滅させられるー!!?)





伝わってねぇぇぇぇぇ(涙目)!!!何でお前も勘違いしてるんだよ!!?てかお前が恐れるのはバレてしまった後の方かよ!!確かにそのメンバーの他にも幼なじみのアズールとウードや母親たち(特にベルベットとノノとマリアベルとサーリャ)も怒って完全にボコボコにされるのはナレーションの俺でも目に見えますけど!!
って!!そんな事言ってる間にブレディがやって来たんですけど!!?


ブレディ「お前ら何してんだ!?」
シャンブレー「Σえ゛っ!?あっ、いや!ノワールが体調悪いって聞いて脈測っていて!!大丈夫!!どこも悪くねぇから!!;」
ノワール「えぇ!そうよ!!私ちょっとお水もらってくる!!;(逃げる様に去っていく」
ブレディ「そ、そうか・・・(やっぱりノワールはシャンブレーの奴と・・・!?冗談だよな・・・!?)」
シャンブレー「お、おぅ;(あっぶねー!?何とか誤魔化したけど下手したら絶滅するところだった・・・;)」
ブレディ、シャンブレー「は、ははは・・・;」


その場はとりあえず誤魔化したものの時すでに遅し。あぁ、どんどん修羅場が重くなってくる・・・;






勘違いが拡散していく・・・; 感想・まだ


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