二次創作小説(新・総合)

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未来の子供達+aによる全然普通じゃねぇ日常2
日時: 2020/11/12 15:56
名前: ゆめひめ (ID: eVWzcu6j)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=27272

任天堂のシュミレーションRPGゲーム【ファイアーエムブレム】シリーズが主のギャグ小説が2スレッド目に突入しちゃって良いのかしら!?


原作の面影はどこ行ったと思うぐらい笑い上戸なルキナちゃん、
そんなルキナちゃんと仲のいいヒーローコンビのウードとシンシア、
ツンデレなツッコミ師のセレナ、
ルキナちゃんに苦労しながらも最近自分もちゃっかり仲間をいじってくるロラン、
異常事態ダークマターを作るデジェル、
可愛く見えてブラックな事をしれっと言うンン、
何かと酷い目に遭うアズール、そのアズール以上に酷い目に遭いすぎて可哀想なブレディ、
ブチ切れたら最強と化す和菓神ノワール、
純粋な良い子のマークくん、そのマークくんと性別だけでなく性格も違う天然どSマークちゃん、そのマークちゃんお気に入りのジェロームさん、
父親の影響か最近何となく地味なシャンブレー・・・
・・・そんなFE覚醒子世代達が(主に)繰り広げるハチャメチャワールド!


新紋章の第七小隊、最新作ifの白夜王国と暗夜王国、コナミの音ゲー【ポップンミュージック】のつぎドカの他にも、サンリオの音ゲー【SHOW BY ROOK!!】とイカした塗りゲー【スプラトゥーン】も加わりますます賑やかに!!


そんな原作の面影はどこ行ったぐらいハチャメチャなFE(?)ワールドを特とご覧あれ!!(何気にコロコロマンガなどにありそうな作品紹介風)
(※前スレについては参照ページをどうぞ)



〜目次〜

「短編」
こんな事がこの小説じゃ日常茶飯事なのだよ >>1-7
ニンドリは時々20日にでるから気を付けろ >>18-23
2017・18年はFEの年待ったなしか? >>31-35
ロマンスは時にビターチョコの様にほろ苦い >>57-63
修羅場は重なって起こると大変だ >>78-87
諦めるな!追加コンテンツというものがある >>104-108
使えない奴ほど愛おしい >>162-166
宇宙一バカなFEだコノヤロー! >>172-176
世の中には意外に知らない行事が山ほどある >>183-190
腹黒もサディストも程々に >>200-206
ウブな奴らには不運と野次馬が付いてくる >>218-228
たまには子供の頃の話をしようか >>236-239
乱闘と感想と繋がりと・・・ >>241
諦めなければトゥメはきっと叶うんだ >>245
RPGは大体最初の目的とそれていく事が多い >>250-256
主人公は他人の知らないところで進化し続ける >>257-266
やり損ねた季節ネタ集 >>270-273
みんな「願いが叶う」って事に弱いよね >>274-277
子世代男子の退屈 >>292-298
駄菓子屋のお菓子の種類は無限大 >>301-305
新シリーズ予告 >>308-309




「長編」
・第3回運動会編
新入りと歓迎と久々に開催されるあれ >>41-51
借り物競争は1つくらい無謀なお題がある >>148-155



・テスト編
テストは一種の大喜利 >>114-119
面白くなければ授業じゃないが、テストは面白くやる余裕なんてない >>126-130
テストは真面目にしないと説教沙汰になるから気を付けて >>136-140



・クラウス編(シリアス注意)
友人の身内ってあんまり印象にない >>284-288
ギャグキャラはそれ相応のシリアスな過去を抱えている >>289-291
兄弟持ちは大体自分と同じ立場の兄弟を欲しがる >>327-331
「勘違いしないで」はツンデレキャラの決まり文句 >>334-337←New!




「ゆめひめ放送局(ラジオ)」
第4回 >>92-95  第5回 >>311-318



※注意※
 ・全体的にキャラ崩壊・イメージ崩壊
 ・世界観?知ったこっちゃないね。
 ・紹介したジャンルのキャラ以外も普通に出てきます
 ・荒らし・中傷・宣伝・他人が見て気分を悪くするコメントはご遠慮下さい。見つけたら即刻削除します


これらの注意を理解してこの小説をお楽しみ下さい。



タグ:ファイアーエムブレム つぎドカ! SB69 スプラトゥーン キャラ崩壊注意 裸族 オリジナル設定あり
開業日:2016/12/10 18:03

Re: 未来の子供達+aによる全然普通じゃねぇ日常2 ( No.234 )
日時: 2018/04/08 22:22
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)

こちらではお久しぶりです、4月最初の一週間の仕事が死ぬほど忙しくて軽く死にかけた抜間さんですー。仕事柄この時期が一番忙しいのは仕方ないとはいえ辛かった……せっかくのコラボ小説なのに多忙だった故にめっちゃ感想が遅れてごめんなさい;

さて、そんな作者の愚痴はともかく今回はいよいよ100回記念&うちサイドとのコラボでしたね!!行き先はデートの定番遊園地ということですが、何気にメインキャラ以外にも見覚えのある方々が……やっぱり100回記念だからゆめひめサイドはお祭りムードだなぁ。
さてさて、そんなお祭り騒ぎの中始まった肝心のダブルデートの様子は……ってこれやばくないですかwwwもはやノマカプ展開に萌えればいいのかギャグに笑えばいいのかわからないんですがwww(誉め言葉)まず尾行組は初っぱなから歪みないなwww欲望丸出しで尾行する4人に巻き込まれたデジェルとアズールが可哀想なんですがwwwしかも尾行組だけじゃなくてうちのクソガキトリオ+そっちのルキナもやばい出会いすぎて完全に化学反応起こす奴なんですがwwwとりあえず、お化け屋敷でトラウマ刻まれたブレノワはドンマイだ、うん;

寺坂「オイ、あのクソガキ達何やらかしてんだよ!?しかもやってる事がエグくねーか!?」
茅野「いや、カルマ君ならやりかねないよ。だって公式でも、夏祭りのくじ引きの屋台のインチキを暴いてそれをネタに屋台の人をゆすってたもん;」
神童「どっちにしろ、万全に対策をしてカップル達を守ったウードさん達はGJだな……巻き込まれたクロムさん達にとってはたまったものじゃないだろうが;というか、お化け屋敷ェ……」
天馬「あのお化け屋敷凄く怖かった…メルヘンな見た目に騙されたよぉぉ…(´;ω;`)ガクガクブルブル」←なにも知らずにうっかりお化け屋敷に入ってしまった


そしてお化け屋敷にやられたブレノワの回復を待ちながらの昔話ですね。こうして聞いてみると、なんだかんだでも子世代はお互いを大切に思ってるんだってのが伝わってきますね。特に小さい頃からみんなのお姉さんだったセレナは色んな想いを背負って仲間を見守ってきたとなると、そりゃあブレノワに対しても過保護になるよね…。
……しかしそんなしんみりタイムも容赦なくぶち壊す裸族ステージの破壊力よwwwまずステージに集まった裸族ファンの数くっそ多いなwwwしかも女の子裸族が足りなかったからってゴーグル君に女装させるなよwwwいや確かにうちもゆめひめサイドも女性裸族は一人ずつしかいないけどwwwそしてデートの尾行が普通にバレていたとかなんという死亡フラグですか?まあ、みんな纏めて勇者&魔王による粛清ルートよりはお土産代自腹ルートの方がまだ平和ですわな;そしてラストのブレノワはお前ら永遠に爆発しろおおおぉぉぉーー!!!(突然のNL展開に発狂)

カルマ「いやー、あの裸族ステージは最高だったよwwwまさかゴーオンジャーの裸族ソング披露した後に本家まで現れるなんてさwwwでも、まさかアイスのハプニングで間一髪デート組があの現場に来なかったのはすごいミラクルだよねー」
ブラピ「そーそー、ゲテモノアイスでダウンして休んでいる間に危機を逃れるなんてなwwwこういうのを怪我の巧妙っつーんだろうなwww」
渚「君達は笑わないでくれないかな?(#^ω^)」
マリオ「まさか尾行が普通にあいつにバレていたとはな……みんなで分割したとはいえ、お土産代エグかったなー;」
ピーチ「彼の鋭さを甘く見ていたかもね;まあ、手痛い出費ではあったけどカップル達をたくさん拝めたから悔いはないわ!」
抜間さん「いやー、マークちゃん経由でブレノワの美味しいシーンが見られた上にあっちの子世代からうちのリンゼルのラブラブショットを貰えるなんてwwwこれだけでも1日園長をやった甲斐があるってものだよwww」
ルフレ「作者、テメーもそろそろ反省しろ!!(#^ω^)」


いやー、素晴らしい萌えとギャグをありがとうございました!長らく作者やってますがやっぱりこうしてコラボされるのはお互いのキャラの魅力が存分に発揮されていいものですね。また機会があったらぜひコラボしてやってください。
それから最後になってしまいましたが、100回記念おめでとうございます!これからもお互いに執筆頑張っていきましょうね!



PS、キャラの性格や口調についてはあれでおおむね大丈夫ですよ。ただ、うちのリンクはゼルダに対しても敬語は使いませんし呼び方も普通に「ゼルダ」と呼んでます。こちらの説明不足でしたね……それについてはすいませんでした;
PSその2(YUMAさんへ)、月刊MAPPAの内容についてはそのうち何かの機会で詳しく解説したいなーと考えてます。まあ、多分ろくでもない内容でしょうけどねwww

Re: 未来の子供達+aによる全然普通じゃねぇ日常2 ( No.235 )
日時: 2018/04/20 22:22
名前: ゆめひめ (ID: Lay1j2X4)

>抜間さん
こちらこそコラボのお相手なのにコメント返信が遅くなってすみませんでしたぁぁぁぁぁぁぁ!!!OTL うちも最近忙しかったので・・・;
お待たせしましたコラボは100回記念という事で、初登場や久々の登場など、いろんなキャラ大集合という形でモブにいろんなキャラを出していきました。この盛り上がりは我ながらまさにお祭り騒ぎですね~

なのに肝心の内容はカオスの巣窟ですwwwwwwそうです、クソガキ連合のあのシーンはカルマのそのゆすりのシーンから考えたんですよwwwwwwwそんな対クソガキ連合対策の為だけに動かされたクロムも遊園地側に頼むの大変だったでしょうね(笑)あ、天馬もあの遊園地の洗礼を受けてしまったか・・・;
しかし、あの3人がそこまでするのも、小さい頃からの付き合いであるからこその心配からであり、特に1番しっかり者であったセレナは小さい頃からの積み重ねがあると過保護になってしまうのも仕方ないかもしれません・・・

っていうしんみりムードも裸族は容赦なくぶち壊しますよwwwwwww女装してまで日朝ファンにケンカ売る裸族ソングを披露したり、本家戦隊までお仕置きに駆けつけるほどになるほどやりたい放題ですwwwwww肝心のカップル組はアイス屋のハプニングのおかげで辛くも逃れましたけどね;
そしてデートの最後は尾行組はそちらのリンクにバレたりやっときた今回のメインのブレノワはクソガキ連合withマークちゃんにぶち壊しにされたりと、最後の最後までうちの小説でしたwwwwwって、ブレノワシーンに抜間さんが発狂したwwwwwww

ともあれ、99回のワンシーンに続き、今回のコラボもありがとうございました!!
あと、リンクのゼルダに対しての口調も訂正しておきました;
これからもよろしくお願いいたします!!

たまには子供の頃の話をしようか(その1) ( No.236 )
日時: 2018/05/04 16:49
名前: ゆめひめ (ID: Lay1j2X4)

Twitterをやってる人はご存じかもしれませんが、以前Twitterで行ったアンケートで1番多く票をもらった5人の昔話を書きました。
いつもと違うほっこり系なお話で前回の後日談的な感じでどうぞ。





ウード「なぁなぁ・・・みんな、起きなよ・・・!」
アズール「・・・?」
セレナ「うん・・・何よ・・・?」


それは5人が小さい頃・・・幼い5人はよく一緒に遊んだりしていて、イーリス城に寝泊まりする事もよくあったのだが、その日の夜中、ウードは一緒に寝ていた4人を起こしたのだった


アズール「どうしたのウード・・・?まだ夜中だよ・・・?」
ウード「あのさ、これからみんなで星を見に行かないか!?」
アズール、セレナ、ブレディ、ノワール「え・・・?」





『たまには子供の頃の話をしようか』





ウード「おれの母さんから聞いたんだけどさ、今日ってすっごく星がきれいに見えるんだって!だからみんなで見に行こうと思って・・・」
セレナ「あんたそんなことであたし達を起こすんじゃないわよ!今、夜中の1時よ!?そんなのあんた1人で行けばいいじゃないの!!」
ウード「良いじゃねーかよー、見に行くならみんなといっしょに見たいんだし・・・あ、お前達お手洗いとか大丈夫か?」
アズール「へっ?う、うん・・・今は大丈夫かな・・・?;」
ブレディ「・・・・・・」コクッ
ノワール「わ、わたしも大丈夫だけど・・・ね、ねぇウード、ここはどこ・・・?どうしてこっちに行くの・・・?;」
ウード「ここはこっそり作った外に出るひみつの道。ふつうに外に出ようとしても、おれの父さんやクロムおじさんや兵士達に見つかったら星を見に行けないじゃん?」
セレナ「こんな夜中に外に行こうとしたらおこられるのは当然じゃないの!」
アズール「お、おばけとかでないよね・・・?;」
ノワール「ひっ・・・!お、おばけ・・・!?」
ブレディ「・・・!」ギュッ・・・
ウード「大丈夫だよ!大丈夫だからそんなにこわがるなよ~;」


急なことで不機嫌なセレナ、戸惑うアズールとノワール、ずっとウードにくっつきっぱなしのブレディ、4人は感情は違いつつもウードについて行く。ウードが作った隠し通路を通じて城の外に出ると、5人は丘の方へ向かって行く。しかし5人がどんなに歩いても中々丘の上にはたどり着かない。


アズール「ねぇウード~いつまで歩くの~・・・?もうけっこう歩いたよぉ~・・・;」
ウード「まだもう少しはかかると思うかな?この丘の上が1番きれいに見える場所なんだけど・・・」
ノワール「ほ、本当に大丈夫なの・・・?;」
ウード「う~ん・・・こっちで合ってるはずなんだけど・・・おかしいな・・・?」
セレナ「ちょっと!まさかまた迷ったっていうの!?もう!なに考えてるのよあんたっていうのは!!あんたこの間も森で道に迷ったの覚えてないの!?」
ウード「うおっ!?お、おい、落ち着けって・・・!;」
セレナ「あの時もあんたが「この森の中に四つ葉のクローバーがある」って言って見つからなくて帰り道が分からなくなったじゃない!!あの時もアズールはころんでけがするわ、ノワールとブレディはあたし達とはぐれちゃうわ、さんざんだったじゃないの!!」


中々丘の上にたどり着かない事にアズールとノワールの不安はますます募っていき、ずっと不機嫌であったセレナの不満が爆発し、前にも起きた同じことと共にウードに言い詰める。


セレナ「あんたは前からずっとずっと何も考えないでしっちゃかめっちゃかするもんだからみんなにめいわくかけるのがわからないの!?さっきのだってさんざん迷ったうえ、クローバーも見つからなかったし・・・!!」
ノワール「せ、セレナ・・・;」
アズール「あ、あぅ・・・;」
ブレディ「・・・・・てよ・・・」
ウード「そ、そりゃあの時はめいわくかけてわるかったよ・・・;で、でもこんどはちゃんと迷わないようにしたんだって・・・!」
セレナ「だったらなんでまた迷っちゃうのよ!?ホントあんたは何でもかんでもあとさき考えずにみんなをまきこんでつっぱしるもんだから、そんなんだからみんなにめいわくするがかかるのよ!!」
ブレディ「セレ!やめてよ!!」
セレナ「!?」
ノワール「ひっ!?」




5人の小さい頃の思い出 感想・まだ

たまには子供の頃の話をしようか(その2) ( No.237 )
日時: 2018/05/04 16:51
名前: ゆめひめ (ID: Lay1j2X4)

自分を含める4人を巻き込んだ上、道に迷ったことにセレナの怒りは治まらない。ウードもアズールもノワールもたじたじになる中、ひときわ大きな声を上げて彼女を止めたのはブレディだった。今まで大人しくしていた彼が突然大声を上げたことに、呼ばれたセレナだけでなく、他の3人もビックリする。


アズール「ぶ、ブレディ・・・?」
ブレディ「ウ、ウーはおれたちのためだと思って・・・!ウーだって、危ないことが起きないように、こう・・・いろいろ、か、かんがえてたんだよ・・・!」
セレナ「う、うぅ・・・;」
ブレディ「ウ、ウーだって・・・ウーだって、めいわくになるづもりなんてぜんぜんないんだし・・・だ、だから・・・ぐすっ、ウーの゛こと、わるぐいわな゛いでよ・・・!!うっ、ぐっ、ぐずっ・・・」
ウード「あ、あ~・・・おれのことは大丈夫だからさ、も、もう泣くなよ・・・;」
セレナ「あぁもう・・・;ごめん、あたしがわるかったわよ・・・ついあの時の思い出してカッとなっちゃたから・・・;」
アズール「せ、セレナもわるくないよ・・・セレナもぼくたちの心配をしておこったんだよね?」
セレナ「うぅっ・・・べ、別に!ウードがまた変なことをしないかどうかが不安だったんだから・・・!!」
ウード「え~?そこまで言われるー?;」
ノワール「セ、セレナもそこまで心配してたのよね・・・?ほ、ほら、ブレディもセレナがごめんなさいしてくれたから、泣かないで・・・」
ブレディ「ひっぐ・・・うぅっ・・・泣いでないっ・・・・・ん?」
ノワール「ブレディ?どうしたの・・・?」
ブレディ「あれ・・・あかいの・・・なに・・・?」
ウード、アズール、セレナ、ノワール「え?」


泣いてまでウードのことをかばうことを言うブレディに今までウードに怒っていたセレナもその様子に自分の怒りすぎを認め、ブレディに謝る。すると涙をぬぐったブレディの目に、赤いひものようなものが巻かれた木が映る。その木を見たウードは嬉しそうな表情になる。


ウード「あーっ!あれだよ!あれを丘の上までの目印にしたんだよ!!」
アズール「あっ!あれなら暗いところでもわかりやすいよ~!」
セレナ「ちゃんと考えてたのね・・・」
ウード「ほら、道も分かったから行こう!ブレディ、ノワール、つかれたんだったらおれがおんぶしてあげるからな!!」
ブレディ「う、うん・・・」
ノワール「あ、ありがとう、ウード・・・」
セレナ「いくらなんでも2人はできないでしょ;どっちか1人にしなさいよ・・・;」



~~~~~~~



それから5人は少し時間をかけつつも、赤い目印を頼りに丘の上までやって来たのだった(丘に着いた頃、ブレディはウードに、ノワールはセレナにおんぶされてたことを記しておく)


ウード「とうちゃーく!」
アズール「ふえぇ~;歩きつかれたよ~・・・;」
セレナ「もー2人も起きなさいよー;丘の上に着いたわよー」
ブレディ「むにゃ・・・・・んぅ?もう、着いたの・・・?」
ノワール「すー・・・すー・・・」
アズール「ノワール、起きて。丘の上着いたよ」
ノワール「んんぅ・・・むにゅぅ・・・・・うぅ?あれ?おほしさまは・・・?」
ウード「・・・あっ!もう流れてるよ!!」
セレナ「えっ?流れてるって・・・・・ん?」
セレナ、アズール、ブレディ、ノワール「あぁっ!!」


「流れている」という言葉に一瞬どういう事なのか頭にハテナを思い浮かべるも、4人は星明りを感じて空を見上げてみると・・・





そこには数えきれないぐらいの流れ星が夜空一面に降り注いでいたのだった・・・!





アズール「すごーい!!流れ星がいっぱいだー!!」
セレナ「すってきー!!すっごくきれいだわー!!」
ウード「行く時におれ1人で行けって言ってたのに?」ニヤニヤ
セレナ「う゛っ; こ、こんなすてきなの見れるなんて思ってなかったのよ!!;」
ノワール「すてき・・・きれいね・・・!」
ブレディ「うん・・・!」
ウード「母さんがおしえてくれたんだ。こんな夜のことを「りゅうせいぐん」って言ってさ、今日みたいに流れ星がいっぱいふるんだって」
アズール「へぇ~そうなんだ・・・あっ、すごい!まただよ!!」
ウード「だろ?めったに見れないっていうからさ、みんなでこれを見たかったんだよ」
セレナ「そうだったの・・・だけど本当にきれいだわ・・・!」
ブレディ「うん・・・きれいだね・・・・・くすん・・・」
セレナ「・・・ん?ちょっと!?あんたなんで泣いているのよ!?」
ノワール「ブ、ブレディどうしたの・・・!?どこかいたいの・・・!?」
ブレディ「う、ううん、ちがう・・・本当にすっごくきれいだから・・・なんだか・・・うっ、ううっ・・・ぐすっ・・・」
ウード「なんだ、かんどうして泣いてたのかよ~;」
セレナ「も、もう!ビックリさせないでよ!!あせったじゃないの!!」
ノワール「そ、そうなんだ・・・よかった・・・くすん・・・」
アズール「あわわ、ノワールも泣かないで・・・;」


目に映る星の美しい姿に、今まで怒っていたセレナも怒りが静まり、怯えていたアズールとノワールも笑みを浮かべ、ブレディは星のあまりの美しさに涙を流していた。ウードはこの美しい光景を他の4人と共に見たいと思い、真夜中に4人を起こしてこの場所に向かったのである。
5人が空一面に広がる流れ星――流星群を眺めていると、セレナが口を開く。




感想・まだ

たまには子供の頃の話をしようか(その3) ( No.238 )
日時: 2018/05/04 16:54
名前: ゆめひめ (ID: Lay1j2X4)

セレナ「そういえばあたし、母さんから聞いたことあるわ!ながれ星に3回おねがいすると、おねがいがかなうんだって」
ブレディ「えっ、そうなの・・・?」
アズール「えっ!え、えっと・・・こわがりをなくしたい、もっとつよくなりたい、えっと、それから・・・!」
ウード「・・・アズール・・・それ、3つねがいごとをするんじゃなくて、同じお願いを3回するんだよ・・・?;」
アズール「えっとえっと・・・・・って、え?Σえぇー!?そうだったのー!?それはやくいってよー!!恥ずかしいよー!!///;」
セレナ「ふつうはそれわかるでしょ・・・;」


セレナの話を勘違いしていたアズールに対し、セレナは呆れ、ウードは相変わらず笑って流していたが、ノワールはアズールの願い事に対して何かが引っかかる。


ノワール「でもアズール、こわがりをなくしたいやもっとつよくなりたいって・・・」
アズール「うぅっ・・・だ、だってぼく、ウードやセレナと違ってつよくないし、かっこよくないんだもん・・・ノワールとブレディだって、いっつもウードやセレナに頼りっぱなしだし・・・」
セレナ「あんた・・・」
ウード「アズール・・・」


アズールの願いには自分と周りに関係していた。明るくてみんなのリーダー的な存在のウードと怒りっぽいけどしっかり者のセレナと違い、すぐ赤くなったりおどおどしてたり泣いていたりと、むしろブレディとノワールと同じくウードとセレナに助けられる事が多い事で自分が頼りないと思われてる事に不安を感じていたのであったのだ・・・


アズール「ぼくだって、2人より1こ上のお兄ちゃんなのに、ウードとセレナにもめいわくかけちゃうことばかりで・・・こんなんじゃ2人にわるいから・・・」
ノワール「そんなことないよ!!」
アズール「えっ・・・?」


自分の頼りなさを1人寂しく呟くアズールに対し、ノワールは彼に言葉をかける。


ノワール「ア、アズールだってとってもやさしいよ!!この前だってわたしとブレディが入院した時におりづるおってくれたし、ブレディがぬいぐるみなくしちゃった時だって、いっしょに探してくれたんだし、さっきだってねむっちゃってたわたしを起こしてくれたもん!!」
アズール「ノワール・・・」
ノワール「わ、わたし、そんなやさしいアズールのこと、とってもとってもすてきなお兄ちゃんだと思ってるよ!!」
ブレディ「お、おれも・・・やさしいアズ、だいすき・・・」ギュッ・・・
アズール「ふ、2人とも・・・・・・ふ、ふぇぇ~ん!あ、ありがとうぅ~!」
セレナ「あーもー、アズールまで泣きだして・・・;」
ウード「あはは、やっぱりみんな泣き虫だな~」


たとえ気弱で頼りないと思われても、2人には小さなところで優しくしている。2人にとっては頼りになる3人の1人である。2人に優しい言葉をもらった事にアズールも泣きだす。その光景に頼れる2人はまた呆れ、また笑っているのであった。
ふと空を見上げると、あれだけあった流れ星もだんだん少なくなってきた。


セレナ「星が・・・少なくなってきたわ・・・」
ウード「りゅうせいぐんももう終わりか~・・・じゃあおれたちもそろそろもどろっか」
アズール「えぇ~もっと見ていたいよ~・・・」
セレナ「何いってるのよ!そろそろかえらないとリズさんたちが起きてたらおこられちゃうでしょ?」
アズール「うぅ~・・・;」
ブレディ「あっ、ね、ねぇ・・・おれも何かおねがいしてもいい・・・?」
ウード「えっ?何かって、おほしさまにか?」
ブレディ「うん・・・」
ノワール「あっ、わ、わたしも・・・」
セレナ「も~いいけどあんたたちそういうのは先におねがいしときなさいよー!」
ウード「さっきのアズールでわすれちゃってたか」
アズール「ウ、ウードッ!///;」
ウード「あはは、わるいわるい。ほら2人もおねがいしてもいいからな」
ブレディ「わぁっ、ありがとう・・・!」
ノワール「ご、ごめんなさいね・・・わたしたちのわがままきいてくれて・・・」
ウード「まぁまぁ、いいってことよ!」


流星群が終わりに近づいたと気づくと自分達もそろそろ帰ろうとする。しかしその前に流れ星が全てなくなる前に自分達も流れ星に願い事をしたいらしい。ウードは2人の申し出に了解させたのであった。


セレナ「も~ホントあの2人は子供っぽいわね~・・・」
アズール「でも・・・ちょっぴりこわかったけど、こんな事もいいよね・・・」
セレナ「・・・えぇ、そうね・・・い、言っておくけど、ホントたまになんだからね!」
アズール「また見に行きたいなぁ・・・」
ウード「あぁ、そうだな・・・」





ウード「またこんな星が見れるときが来たら、みんなで見に行こうな・・・!」









それから時は流れて・・・ 感想・まだ


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