*:..。o○ 恋色CHANGE ○o。..:* 作者/柚(★`o口o*)  ◆IHLbs/YhoA

高校生で初恋っておかしいかな―――?


でも 「運命の人に出会ったのが少し遅かった」ってだけなら


おかしくないよね―――?


でも その恋が願わない場合だってあるのかな―――?


初めての恋だから何にも知らないけど 一つだけ解る事がある

 
 そ の 人 を 思 い 続 け る 事 は 必 ず で き る ―――――― 。

*Story1*



いつも決まってこの時間。7時ぴったりに 大音量の目覚まし時計なる


私はいつもの様にベットから降りて制服に着替えた


いつもいつも 同じ事の繰り返しだったけど 昨日から変わった。


一年前。隣に引っ越してきた同じクラスの男子に恋をしたから。


「おはよう!今日は朝ごはん自分で作るからまだ寝てていいよ」


両親に伝えると 階段を駆け下りてキッチンに向かった。


ゆっくりと慣れた手つきで簡単に朝食を作って


急いでご飯を食べて 家を出た。


外に出ると両親の分作った朝食の匂いがほんのり匂った。


「おはよう!一緒に学校いこうぜ?」


声をかけてきたのは 去年隣に引っ越してきた


【恩田 純】


私の初恋の人。昨日恋したばっかりだけど 誰よりも純の事は知っている自信がある。


「純。昨日の宿題全部できた?」


私はそっと純に話しかけた。


純は照れくさそうな笑みを浮かべて


「実は解らない所があって・・・。美希教えて?」


と 言ってきた。純の優しい声を聞くと急に心臓が高鳴った。


どきどきした気持ちが治まらないまま。純とゆっくり学校へ向かった。


純とは席が隣でよく話していた。だけど 昨日恋をしてしまったせいで今日は中々うまく話せなかった。


気が付いたら顔が熱くて顔は少し赤くなっていた。


「美希。顔赤いけど大丈夫・・・?」


また優しい純の声。余計にどきどきして気が遠くにいくようで。


でも 純と一緒にいたかったから。


「大丈夫!!熱いだけだよ。」


と 嘘を付いた。ずっと純の事を思っていると。


気づいたら授業は終わり。部活にいく時間になっていた。