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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 167ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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＊108＊
零代目
「中は暗いな」
ビッグゴールド
「遺跡だからな」
リーン
「俺確かライト機能ついてるよ！」
たくっちスノー
「じゃあ、緑風を先頭にしてあいつを探そう...リクヤ達は自分と黄葉の間に挟もう」
リクヤ
「すいません...」
黄葉
「気にするな、お前達は一般人だ、もう少し戦士に頼ってもいい」
ビッグゴールド
「イクサー1、イクサー2、何かあったら頼むぞ」
イクサー1
「...はぁ」
イクサー2
「お母様の操作でなんとかなりませんこと？」
ビッグゴールド
「ダメだ、出来ることが多すぎて把握し切れない」
ビッグゴールド
「ボタンが10000個もある万能装置を触っている気分だ」
零代目
「天気を操作したり商品の売れ筋を決めたり特定の人物の未来を操作も出来るからな」
リーン
「その装置に唯一存在しないもの、それは『出来ない事』なんだね！」
たくっちスノー
「まぁ使おうって気にならないと使わないボタンが9900個はあるんだけどね」
リクヤ
「へぇ...まさか、ソラミ姫との結婚もメイドウィンの権限を使ったのかな？」
たくっちスノー
「だろうね」
零代目
「時空が上手くプログラムしているからな、メイドウィンがチートコードを発行しない限りは」
ロストメイドウィン
「いわばメイドウィンは時空というシミュレーションゲームのチーターという...」
リクヤ
「？？？」
イクサー2
「時代に合わせた言葉を喋れ」
ロストメイドウィン
「この時代の例えかたとかさっぱりなんだよな」
零代目
「そんなことはいい、とにかくあいつは卑怯者とだけ知っていればな」
零代目
「見ず知らずの男が王族と結婚なんてほぼ不可能...だからな」
リーン
「おっ！！」
たくっちスノー
「どうした緑風」
リーン
「廊下になんか落ちてる！！」
リーンは床に落ちていたものを拾いあげる
ミラー
「なんだこれ？」
ハマー
「なんか...オオカミ？キツネ？みたいな何かだな」
たくっちスノー
「...こ、これって！！」
零代目
「ほう、まさかここにこんなものがあるとはな」
たくっちスノー
「でも、なんでこの世界にこんなものが...！！」
リクヤ
「えっ、なんですかこれ！？」
ビッグゴールド
「たくっちスノー、今は奴のことに集中しろ」
たくっちスノー
「...わかったよ、緑風、床に置いておけ」
リーン
「えー？」