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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 167ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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＊125＊
野獣先輩
「だからさぁ、俺言ったじゃないっすか」
野獣先輩
「結婚式なんて無駄だって」
野獣先輩
「ブーケトスとか、ケーキ入刀とか、その他もろもろ！」
野獣先輩
「楽しいのは二人だけじゃねーかよぉ」
野獣先輩
「正直さぁ、結婚式なんて不要だと」
「...田所」
野獣先輩
「何よ」
「お前旅行行くならどこに行きたい？」
野獣先輩
「それ完全にぶっとばすときの台詞じゃねーかよ」
「せっかくティーが結婚式なんて招待してくれたんだ、もう少し祝う姿勢を示せ」
「あいつの知り合いなんてろくな奴いねーし別にいいゾ...」
「そうだな、お前みたいな奴だな」
たくっちスノー
「exe！」
「ティー、お前も式に出ていたか」
たくっちスノー
「まあね、来てくれるとは思わなかったよ」
「メイドウィンの結婚なんて中々無いからな...誘ってくれて感謝する」
野獣先輩
「で、ぶっちゃけ御祝儀何札包んだわけ？」
たくっちスノー
「お前は開幕金かよ！」
ビッグゴールド
「なんだこいつは？」
たくっちスノー
「ボディーガード...みたいなものです」
「これでも長い付き合いだ」
野獣先輩
「いいっすよこの仕事、給料はいいしとりあえず盾になっときゃいいんすから」
「...お前、例の件以来死んだことになってるのによく言えたものだ」
たくっちスノー
「あの時の件、絶対に許さないからな」
野獣先輩
「チッ...ああそうそう、リニュ前があんたの代わりに演説してんぞ」
たくっちスノー
「リニュ前が？なんで？」
「なんでも婿がお前を探していたがたまたまリニュ前と出会って、似ているからと」
たくっちスノー
「似ているっていうか、同一人物なんだけどなぁ...」
...
『えーまぁ、俺なんかが婿に誘っていただいて、言葉なんかも任せられて、誠にありがたいと思ってます』
『んで、まぁ...ここいらの事も調べさせてもらった、差別階級があったのね』
『婿さん、あんたに言うのは酷だが今のままじゃ差別は無くならねぇよ』
リクヤ
「え？」
『そりゃ、人間色々ある、貧乏人にもボンボンにもクズがいる』
『金があるならこっちに寄越せとかいうコジキや、金をぶんどる将軍気取りやら』
『ま、リアルワールドにも居るからなそんなのは』
『メイドウィンは神様だ、だが神様でも生き物の性格は変えられない』
リクヤ
「ならどうしたら...」
『それを考えるのが、あんたの仕事だろ？』
リクヤ
「.....」
『心配するなよ、あんたはこの時空の俺に信頼されてる男だ』
たくっちスノー
「.....」
『おいリニュ後！お前も女とか捕まえろよ！』
たくっちスノー
「大きなお世話だっての！」