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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 167ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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＊128＊
たくっちスノー
「あ、イクサー1さん」
イクサー1
「あっ、たくっちスノー...妹たちを見かけませんでしたか？」
たくっちスノー
「いや、みてないけど」
イクサー1
「そうですか...二人とも一体どこに...」
たくっちスノー
「うーん、3さんの事だからまたあっちこっち飛び回ってると思いますけど...」
イクサー1
「そうですね...」
「あっ、たくっちスノーさん！」
たくっちスノー
「アイアンカース二世！」
イクサー1
「どうしましたアイアンカース二世」
「やめてよ二人して！オフの時くらいは渚って呼んで！」
たくっちスノー
「すんません渚さん、メイドウィンに関してなら一足遅かったですよ」
「そうみたいね...ていうか、メカ系じゃなかったし」
たくっちスノー
「ならなんでそんな格好で？」
「出来る限り正体を隠しておきたいからね...一応ヒーローやってるしお約束みたいなものじゃない？」
イクサー1
「...アイアンカース二世」ﾎﾞｿｯ
「やめてってば！」
たくっちスノー
「ははは...ロボット学園の皆は？」
「呼びたかったけど無理ね...あまりにもミスマッチすぎるわ」
たくっちスノー
「確かになぁ、んじゃ写真は撮っておこうよ」
「そうね、カメラ取ってくるわ」
たくっちスノー
「いってらっしゃーい」
...
ビッグゴールド
「王城の警備が厚いな」
ビッグゴールド
「機能を変え...む、カイドウ・リクヤの奴パスワードを変えたか、しっかりしている」
イクサー1
「ビッグゴールド」
ビッグゴールド
「イクサー1か、加納渚のそばにいなくていいのか」
イクサー1
「ええ...まさか、貴女とこんなところで会うとは思いませんでしたが」
ビッグゴールド
「私もな」
ビッグゴールド
「新たなメイドウィンの誕生だ、敵味方を忘れて祝福するがいい」
イクサー1
「しかし...大丈夫なのでしょうか、たくっちスノーに聞いたところ彼は...」
ビッグゴールド
「昔と今は違う、主人公とは一秒ごとに成長していくものだ」
ビッグゴールド
「何より今の奴には十数人の主人公の記憶が入っている、心構えなら充分だろう」
イクサー1
「はあ...それで、いいのでしょうか？」
ビッグゴールド
「結果的にはいい」
ビッグゴールド
「男(リクヤ)も覚悟を決め、女(ソラミ)も喜んだ」
ビッグゴールド
「この物語に不満があるというのなら語り部である私が聞いてやるぞ？」