完結小説図書館
作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 167ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～ 100～ 110～ 120～ 130～ 140～ 150～ 160～
＊13＊
【SS】
金の語り部
「眠そうな顔をしているな、しばらく休憩を挟もう」
金の語り部は指を鳴らし、町並みから劇場へと場面を戻す
...
「やってるやってる？」
金の語り部
「...お前か」
「なんだ、もう終わってたのか？」
金の語り部
「いや、まだ始まりだけだ...今更来たのか？石動惣一」
石動
「なら良かった！ちょっと語ろうぜ？今回はお客様つきだ」
金の語り部
「客？」
エボルト
「よう！あんたが...」
石動
「待て待て！まだネタバレするのは早いだろ！」
エボルト
「氷室幻徳の正体をバラしたやつとは思えない言葉だな」
金の語り部
「...席、開いているぞ」
エボルト
「どうも」
ロストメイドウィン
「隣いいか？」
石動
「もち！」
...
ロストメイドウィン
「そっちの世界はどうなんだ？」
エボルト
「役目は果たしてきた、今は一時的に地獄巡り中さ！」
石動
「お前の世界、面白いことになってるんだって？」
エボルト
「人間の考えることは面白い、そうだろう？」
金の語り部
「さあな、私は人と接したことが無いのでな」
石動
「おいおいもったいないなぁ、お山の大将決め込んでるからあんなあっさり負けたんだぞ？」
金の語り部
「あれは...」
エボルト
「面白い話を聞かせてるって別世界の俺から聞いたんだが、保証はできるだろうな？」
金の語り部
「ああ」
石動
「やっぱりさ！世界ってあーいうのがあるから面白いんだよ」
ロストメイドウィン
「嫌なメイドウィン多過ぎて正直掃除屋の仕事をサボりたい」
エボルト
「俺がブラックホールの力で手伝ってやろうか？」
ロストメイドウィン
「でもたくっちスノーの野郎が動き出すし...」
金の語り部
「奴は一応過去のお前なのだろう？」
ロストメイドウィン
「そんなもの覚えているわけないだろう...」
石動
「ま、俺達が来る前にどうなったかだけは教えてくれよ」
金の語り部
「手短に話そう、まずは...」
「おーやってるやってる」
エボルト
「新手か？」
石動
「誰こいつ？」
ロストメイドウィン
「お前も知らないのか」
金の語り部
「客か、ちゃんとチケットは買ったか？」
ブルーマ
「値切ってやった」
ロストメイドウィン
「あ、思い出した...こいつポケモン世界のギャングか」
ロストメイドウィン
「流れからしてこれ、悪役オールスターか？」