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【コラボ】アラビアンナイト外伝「ピースフル」(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 167ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨 
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たくっちスノー
「もういいや!斬れ斬れ!!」

リクヤ
「えーと、こういうのって専用のナイフありますよね?」

たくっちスノー
「あ、自分の刀使う?最近使ってないし」

ビッグゴールド
「いいのか、そんなことにつかって」

たくっちスノー
「いいのいいの、どうせ使わないんだし」

リクヤ
「あ、そういえばメッセージって俺達もなんか言った方がいいんじゃ...」

たくっちスノー
「...ケーキを切りながら答えちまえ!」

リクヤ
「それもそうか!」

たくっちスノー
「はい、まずリクヤから!」

ケーキを切りながらリクヤは話す

リクヤ
「まぁ、父さんの言うとおり俺は建築士一筋で生きていました」

リクヤ
「他の仕事とか、選択や料理の練習はやりたいとは思ったんですけど実行に移したりはしなかったです」

リクヤ
「そんな暇はないって、建築士の事を学び終えてからでもいいって」

リクヤ
「それもそうかと思い、気がつけば建築士だけのまま15歳になってしまったわけで」

リクヤ
「まぁ、これから覚えていけばいいとは思ってますし、ソラミ姫を守っていきたいとも...」

リクヤ
「しかし、最初無関心だった俺がここまでこぎつけたのは、姫の手紙です」

ソラミ
「やっぱり読んでくださったのですね!!」

たくっちスノー
「あれ、ほんとなんて書いてあったの?」

リクヤ
「見せていいですか?」

ソラミ
「んー...ダメです」

たくっちスノー
「なんだよぉ...」

リクヤ
「ま、とにかく思ったんですよ...この人って俺じゃないとダメなんだなって」

リクヤ
「まぁ、そういうわけで...はい」

ソラミ
「はい...私はもう運命を感じていました...」

ソラミ
「何年も前出会ったあの時、リクヤ様を見て私の頭の中はリクヤ様で埋め尽くされました」


ソラミ
「リクヤ様の作った城で」

ソラミ
「リクヤ様の作った部屋で」

ソラミ
「リクヤ様の事を思いながら」

ソラミ
「リクヤ様一色となり毎日を過ごしました...」

ソラミ
「でも、今目の前にリクヤ様がいる...」


ソラミ
「はああ...生きててよかったぁ♥」


ソラミ
「皆さん、私とリクヤ様の愛は不滅です」

ソラミ
「邪魔をするなら...誰であろうと消してあげますからねー」

ソラミ
「私の幸せは誰にも邪魔させない」

ソラミ
「例え神であろうと消します」

たくっちスノー
「...あー、こりゃあのメイドウィンが作っただけはあるわ」

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